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まだまだ世の中は捨てたものじゃない [間接的に考える]

まだまだ世の中は捨てたものじゃない

おとそ気分も抜けて、きょうから実生活が始まった方が多いのではないでしょうか。
式守錦太夫です。
きのうは久々の雨降りで、空気が潤ってよかったです。

世間では成人式が週末に行われました。
私の仕事場でも、1名が成人式に該当。
式当日、昼間に晴着を見せに来てくれまして、
一緒に写真に納まったのですが、完全に父と娘という構図でした(涙)

例年だと、混乱する成人式だとか、交通事故だとかの話題が、
成人の日の社会派ニュースに取り上げられるところです。
震災被災地の、厳粛な成人式もまたいいハナシとして報じられます。
ですが、週末は晴れ着をめぐる、驚きのニュースが駆け巡りました。
20180109はれのひ.jpg
(はれのひHPから、いまは閲覧できません)

レンタル振袖の会社が、成人式当日に営業所を閉鎖。
そこでオーダーしていた百数十名の人が、晴れ着を着ることができない事態になりました。
世間ではまるっきりない話ではない、いわゆる「自転車操業で資金ショート」の事例。
旅行会社や資産投資会社では、さんざん起きているものです。
それが、新たな門出の日に起きちゃったことで、報道にも火がついたようですね。

この手の商法による被害者というのは、共通のものがあって、
前金で払ってしまう割には、うさん臭さを感じても直前までアクションを起こさないというもの。
例えばご近所づきあいをしているところであれば、
近所の評判もあるでしょうし、だいたいは前金で全額というのはありません。
せいぜい内金を入れて、あとは後日払い。
破格の安さと、ネットの盲点でもあります。

私などは、この手の嗅覚にかなり敏感で、
少しでも胡散臭さを感じるところは、だいたいその後に破たんしていることが多い。
ネットでぽちっとする癖もないし、だいたい買い物自体をあまりしないので、
そういう被害にあわない自信があります。
でも、やっぱり多いんだろうな、世間的には。

自分も商売人ゆえ、適正価格とか正しい商慣習を大事にしたいから、
安ければ何でもいいとか、異様に前金を要求するなどにはなりません。
あと、やっぱり信用が一番なので、なにかを買うのなら、
多少高くても気心知れたお店で購入したいと思います。
レンタルということだったら、一昨年までスキーのブーツだけを利用していましたが、
毎回同じところのショップでお願いしていました。
なによりも安心だもの。

今回の晴れ着レンタルですが、あとで被害者に聞くとやはり、
契約してからのケアがほぼなく、あとは当日お待ちしていますというものだったみたい。
大金を払って、一回コッキリの晴れの場にしては、お粗末な対応だったようです。
でも案外、最近はそんなものなのかな。

でも、そんなすさんだ会社の一方で、
被害にあった人があまりに哀れだと、同業者や行政が、
着物と人員を確保して、採算度外視で成人を式典に送り出したという報道もありました。
また、資金ショートしたレンタル会社の福岡事業所だけは、
社長との連絡も取れずスタッフも無給状態なのに、
新成人が気の毒だと営業を継続したとのこと。
まだまだこの社会って、捨てたもんじゃないなって思いました。

詐欺にあうというのは、多少なりとも被害者にも落ち度があるもの。
ましてや、成人になる人にとっては、本当に高い勉強料です。
でも、困っている人に無償の援助をする、そのことを合わせて経験できた。
これって、なによりの「成人の門出」にふさわしいと思いました。
必要以上に疑心暗鬼になることはありませんが、
魑魅魍魎とした社会を知るきっかけとともに、
それを拾う神もまたいるのも事実です。

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