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年の瀬百景~上野鈴本演芸場 [見る]

年の瀬百景~上野鈴本演芸場

きょうは東京消防庁の新春出初め式、楽しみな式守錦太夫です。
今年はちょうど連休と重なったので、相当の人出が予想されます。
見に行きたいことこの上ないのですが、きょうは2セット勤務の遅番予定で、行けません。
いつか、出初め式デートをしたいなあと思うのですが、行ってくれる女子はいないかなあ。
盛り上がると思うんだけど・・。

2017年の暮れの模様の続きです。
年の瀬になると聴きたくなるのが落語の席。
20180106鈴本1.jpg
ここ数年、上野・鈴本演芸場では、暮れの夜席で、
たっぷり芝浜を聴く会が催されているのですが、
今年は少しだけマイナーチェンジして、
「年の瀬に聴く 芝浜と柳田格之進」でありました。
20180106鈴本2.jpg
人情噺、それも歳末でないと聴くことができない噺を、演者が日替わりでやる企画。
私が行った日は、柳家さん喬師匠の「柳田格之進」でした。
会場に入ったのは19時ちょっと前、中ドリの師匠のちょこっと前というあたり。
寄席は途中入場もできるので、時間があればひょっこり聞けます。

この日の中ドリは、講談師の宝井琴調先生。
赤穂浪士と忠臣蔵の一席でありました。
講談というのはなかなか聞く機会がないのですが、この日はかなりすんなり入ってきた。
兄弟の情を存分に語り、半分くらいの入りのお客さんが、
どんどん引き寄せられてくるのが、見事でありました。
鈴本では、この講談の先生をよく登場させるので、席亭(興行主)が好きなんだろうな。
落語とはまた違った、話芸の楽しさでありました。

中入り後の「食いつき」は、漫才のホンキートンク。
寄席を中心に活動しているけれど、寄席の空気を邪魔しない、見事な芸です。
若手と呼ばれる漫才グループが何組かいるけど、どの人たちもいい味出している。
テレビに出る「芸人」の芸とは全く別物の、立派な話芸であります。

そのあとは、三遊亭歌奴の落語。
この人、相撲が好きで有名で、東京場所の向正面花道に、たまに写り込む師匠です。
横綱が人情相撲で負けてやる「佐野山」からの一席。
八百長相撲とは一線を画した、いい噺なんですが、
昨今の相撲不祥事の最中ゆえ、なかなか取り上げるのは難しいかも。
でも歌奴は、相撲好きゆえ行司や呼出しの所作も熟知していて、
相撲好きにはたまらない一席。
相撲仲間と一緒に聴きたい話であります。

トリの師匠の前の「ひざ」は、紙切りの林家正楽師匠が代演になり、奇術のダーク広和さん。
奇術はキライじゃないんだけど、一生懸命見ないとならない芸ゆえ、
少し疲れちゃうのであります。
あと、タネがどうなっているのかを探るように見てしまうのも、なんか疲れる一因かも。
神楽とか、紙切りとかだと、気楽に見ていられるので好きです。

で、トリは柳家さん喬師匠の「柳田格之進」。
20180106さん喬.jpg
実直なお侍さんが、商家の旦那と知り合い、碁を打つ。
無駄なことを語らず、ただただ碁を打つ音だけが響く、それだけの関係。
ある日、商家の離れで碁を打って帰ったあと、50両が無くなる。
番頭が「柳田さまがお持ち帰りになったのでは」と疑うも、
旦那は「そんな事をするようなお方ではない」として、番頭を諌める。
モヤモヤした番頭は、柳田の家に行き、それとなく50両のことを聞くと、
清廉で実直な柳田は、自分にかけられた嫌疑を解消するために、
娘を吉原に売り、その手付で50両を用意し、番頭に手渡し、江戸を去る。

暮れにすす払いをしていた小僧が、無くなったと思っていた50両が出てきたと言い、
旦那は店の若い衆を集めて、柳田の行方を探すように命ずると、
番頭がたまたま、柳田を見つける。
別の藩主のもとで、お付きの家来になっていた柳田だが、
吉原に売られた娘を買い戻すも、心身が病んでしまい、
黒髪が真っ白になり、部屋に閉じこもり、涙に明け暮れる日々だという。
無実の自分に嫌疑をかけた、旦那と番頭への沙汰は、翌朝に出すとして、
番頭を帰す。

武士への非礼を、命を持って償おうとする旦那と番頭は、
眠れぬ夜を過ぎ、明朝、柳田の訪問を受ける。
旦那と番頭が、相手をかばい、自らの首を差し出すと言い張る。
その光景にいたく感動した柳田は、懐の刀を抜くと、首を斬るのではなく、碁盤を見事に切る。
そして、不問に処すという、人情噺であります。

さん喬師匠の、淡々とした語り、そして音というところに着目して、
碁を打つ音、風のきしむ音、ハラハラと泣く声。
旦那の、番頭への叱責の鋭さなど。
お客さんが唾液を飲み込む音すら、はばかられるような緊張感。
そして、立場を超えた友情、互いをかばい合う師弟愛に、
いつしか、鼻をすする音と、ハンカチを目に当てる仕草だけが、鈴本の客席に漂います。

世知辛い世の中、そして慌ただしい歳末。
人情に飢えた社会で、それでも人を許すことの尊さを存分に聴く一席。
跳ね太鼓が流れる中、多くのお客さんは客席を立ちあがることができませんでした。
眼からこぼれたものを、ハンカチにある程度吸わせないと帰れない。
そんな温かみを感じる、師走の夜でした。

深いこと考えずに、大笑いする席もいいけど、
こうして、人の情けを話芸で浸れる時間も好きです。
だから寄席って楽しいなあと思うのであります。

帰りに北千住の大はしさん経由で、2日連続で武里のブラッディマリーさん。
ブラッディのバーテンダーさんには、落語好きの方がいて、この高座のことを話したくて、
連日の訪店をしちゃいました。
帰宅は終電、そして私の体調はよりひどくなってきたのであります(笑)

年の瀬のネタはまだ続く。




タグ:落語 上野
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九州弾丸ツアーの「相撲」について(後編) [見る]

九州弾丸ツアーの「相撲」について(後編)

写真だらけになってしまった、九州場所千秋楽の模様の続き。
きのうの記事は、表彰式の途中までで、観戦していたマス席から移動します。

同行者とマス席をあとにし、なぜか場内の一番上の席へ。
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この上には、仮設のNHK実況席があるのです。
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この日の解説は、北の富士勝昭さん、その出待ちをしようという(笑)
このために、同行者は北の富士さんが以前出した、シングルレコードを持ってきていて、
そこにサインをしてもらうんだと息巻いている。
で、出てきて、最初に私の色紙(同行者からもらう)にサイン。
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そのあと、そのシングルレコードを差し出す同行者。
北の富士さんがなにかしらの反応を示すかと思ったら、まさに肩すかしで無反応。
でもサインはしてくれましたよ。
北の富士さんとは裏腹に、周囲の相撲ファンがやんやの喝采で、
「すごいのを持ってきましたね」など、そこでウケるんかい!っていう感じ。
高そうなジャケットを着ていた北の富士さんを、階段の上から激写。
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続いて土俵周辺に降りて、三賞の表彰式
隠岐の海関。
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もう涙も乾いた、安美錦関。
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所沢出身の北勝富士関。
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貴景勝関の写真は漏れました、そのかわり浦風親方と式秀親方
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そして千秋楽に行われる神事「神送りの儀式」で、三本締め。
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撤収準備のインタビュールームで、勝手にインタビュアー気取りの式守。
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元朝赤龍の錦島親方と写真を撮らせてもらう式守。
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福岡の優勝パレードは、自衛隊音楽隊の先導がある。
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両国国技館だと、こういうのはないから、いいなあって思いますね。
まさにパレードっていう感じだもの。
そして、ブレブレの写真で恐縮ですが、蒼国来関を旗手に、優勝の白鵬関であります。
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とまあ、盛りだくさんも盛りだくさんでありました、千秋楽観戦でありました。
で、このあといろいろな動きがありまして、
人間関係もややこしくなりますので、整理してお伝えします。
(人間関係がもつれているというわけではなくて、登場人物が多い)

一緒に見ていた同行者Aと私、そして相撲とは関係なく九州に遊びに来ていた、
飲み仲間Cと3人で、天神に流れて飲みに行きました(すでに記事化しています)。
同行者Bと、別の席で見ていた相撲仲間Dは、浅香山部屋(元魁皇)のパーティに流れて行きました。
同行者A・B、飲み仲間C、相撲仲間Dと私は最終的に合流し、
もつ鍋でも食べに行こうかということになっていたのですが、ここからまさかの展開。

相撲仲間のDと一緒にいた、同じく相撲仲間E(アメリカ人)がお金持ちさんで、
力士と一緒に飲みたいということになり、
同行者Bと相撲仲間Dの、共通の友人F(女子)も誘い込みました。
このFのことを大好きと公言している、幕内力士Gがいて、
Fが来るなら一緒に飲もうという。
幕内力士Gには、付け人Hと、Hの福岡での女性友だちIもいて、
アメリカ人Eの友人のJ・Kも一緒になりまして、
私も含めて総勢12名という大所帯で、30分7000円というパーティルームで、
カラオケとダーツという、大変にハイソな飲み会が始まった次第であります。

力士Gは、ほとんどアルコールを飲めないのですが、あとの面々が揃いもそろって酒豪ぞろい。
よって、ワインがボトルでどんどんあくのですが、タニマチであるアメリカ人Eが、
「自分が払うから、心配しなくていい」と公言しているので、まあやりたい放題。
酒を浴びるほど飲み、恋ダンスを踊り、テキーラをかっ喰らい、
ものすごい福岡の夜を繰り広げました。

自分はホテルのチェックインのために、25時30分で離脱したものの、
26時30分過ぎまで、酒池肉林の宴は続いた模様。
しかし私たちが相談し、この日の参加した力士の名前などは、
SNSなどに公開しないとする「忖度」をしまして(笑)、すべて非公開とさせていただきます。
まあ、諸般の情勢もありますからね。
ギリギリの写真を、一枚だけ掲載で、お茶を濁しておきましょう。
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ちなみにホテルに戻った私、ほうほうの体でシャワーを浴びて、
そのままベッドに倒れ込みまして、朝まで目が覚めませんでした。
他の面々も、同様でして、おかげで翌朝に食事に行くために待ち合わせたのですが、
全員が二日酔いで土気色だったという次第。
なんともまあ、ステキな事態でありました(爆)

でもねえ、本当に楽しかった弾丸ツアーでした。
同行者たちは、そのあとも阿蘇に行った人や、小倉に行った人、直方に行った人など、
みんながバラバラの九州観光をしたみたい。
私だけ、月曜の昼過ぎの飛行機で戻って、夕方から仕事に復帰したのであります。




タグ:相撲 福岡
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九州弾丸ツアーの「相撲」について(前編) [見る]

九州弾丸ツアーの「相撲」について(前編)

先週から鼻水と咳に悩まされております、式守錦太夫です。
先週の日曜日に地元で飲んでいたら、旧知の知り合いから連絡をもらい、
最終的に3時近くまでカラオケに興じていたら、風邪をひきました(笑)
自業自得というものであります。

もはや2週間も前のことですが、大相撲福岡場所を見に行ってきた、
その肝心な相撲レポートがまだ書けていませんでしたので、やっとそこを書きます。
のちのちに問題になっちゃった、白鵬関のバンザイもやってきましたよ!
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福岡国際センター。
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普段行き慣れている両国とは違い、まさに「体育館」という感じ。
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マス席は建築現場の足場でできている「仮設席」。

力士の出入りや、スタッフさんの控室のそばまで、観客が見に行けるので、
マス席での観戦そっちのけで、いろいろ館内探検に余念なし。
NHKのアナウンサー控室兼、インタビュールーム。
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大砂嵐関と千代の国関が、取組前に体を慣らしているところ。
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協会ご挨拶で、ところどころで言葉に詰まる八角理事長。
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場内から「がんばれ」とか「理事長しっかり」という声が飛ぶ。
しかし私などは「きのう、寝ずに考えた文章をしっかり読め~」とヤジを飛ばし、
隣のマス席のご主人に大笑いされておりました。

同行者が、十両優勝をした蒼国来関と写真を撮りたいと、連れだって控室周辺へ。
おかげで、幕内土俵入りなどを一切見ておりません(笑)
「しまなみ親方」こと、NHK吉田賢アナウンサー。
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あの騒動のきっかけになった、鳥取の現場に同席していたという、石浦関。
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幕下優勝の、栃飛龍関。
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走る、元高見盛の振分親方。
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行司の木村秋治朗。
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40代式守伊之助、埼玉県越谷市在住だったということを先日知りました。
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元琴欧洲の鳴門親方、まだ若いファンに気軽に声をかける。
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十両優勝の蒼国来関とカメラウーマンの同行者、不肖私が撮影。
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蒼国来関中国内モンゴル自治区出身で、
野球賭博問題で、長い裁判闘争の末に地位と名誉回復が図られ、私も同行者も大ファン。
だから、十両優勝は純粋に嬉しい。

この日の最大の盛り上がりは、幕内最年長力士の安美錦関が、
この取組に勝てば勝ち越しと三賞受賞。
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めでたく勝ちまして、このあと男泣きのインタビューがありました。
(インタビューはさすがに館内では流れないので、あとで録画で見ました)

千秋楽の幕内残り三番になると行われる「これより三役」。
最初の3人は慣れた人たちゆえ、安心して見ていられる。
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ただ後半の3人、特に扇の要になる逸ノ城関が、全然場馴れしていなくて、チグハグ。
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私たちの周囲ではみんな苦笑でありました。

白鵬への表彰式、傷心の伊勢ヶ浜親方から。
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内閣総理大臣杯は、九州選出の副総理・麻生太郎がまさかの和装で登場。
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福岡放送局の戸部真輔アナウンサーによる優勝インタビュー、最初に場内音声が出ずに困惑している。
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で、そのあとにくだんの、物議を醸したバンザイがあったのですが、
場内はそんなにヘンな空気にならず、みんな喜んでバンザイしていました。

隣のマス席に座っていらした、紳士と淑女3名さん、訛りの感じだと地元の方みたい。
相撲観戦はおそらく初めてらしかったんだけど、いろいろ力士の話をしていたら、
「皆さんはもしかして東京からですか?」とご下問。
そうですよと言うと「やっぱり、私たちとは次元の違う話をしていらっしゃるから」とのこと。
まあ、私たちのマニアックな話は、まともじゃないからなあ。
せっかくだから、お隣さんの集合写真を撮ってあげまして、すごく感謝されました。
普段あまり誉めない同行者も「キンダユウさん、いいことしたね」だって。


あまりに写真が多くなってしまったので、後半は明日の記事をご覧ください。


タグ:相撲 福岡
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きょうの料理の特番(生放送)の、破壊力がすさまじかった件 [見る]

きょうの料理の特番(生放送)の、破壊力がすさまじかった件

大変な試合で、日本シリーズ第6戦は福岡ソフトバンクホークスのサヨナラ勝ちとなり、
優勝を納めました。
おめでとうございました。
ヤフオクドームに舞う紙吹雪が、想定を圧倒的に超えて、選手が見えなくなったのは失笑でしたね。
横浜DeNAもいいチームでした。
でも来季こそ、井口マリーンズが3位からの下剋上を狙えると思います(笑)

3連休も終わりの日、私はもうひと踏ん張りしないと、仕事爆裂が終わりません。
きのうもおとといも、2セット勤務遅番だったので、途中で中休みを取る生活でありました。
そんな中、たまたまテレビをつけたのがEテレ。
そしたら、信じられないほどの破壊力を持った番組に遭遇し、
仮眠を取る時間を削って食い入って見ちゃいました。

今年、放送開始から60年を迎えたという「NHKきょうの料理」
その60周年を記念した「きょうの料理伝説60」という1時間番組。
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昨年あたりから、このきょうの料理の「生放送」をたびたびやっているんだけど、
そのスペシャル版で、この日はなんと60分間の完全生放送。
そして、なにをどう考えても、ハプニングしか起きなさそうな出演者(笑)

司会の後藤繁榮と柘植恵美。
後藤さんはすでにNHKの嘱託扱いなんだけど、番組の「迷」司会者。
進行に関係なく、ダジャレをぶっこんでくるので、微妙な雰囲気になることしばし。

料理人からは、平野レミと土井善晴。
段取りを段取りと思わない2人(笑)

ゲストの藤井隆と小倉優子(ゆうこりん)が、不思議とまともに見える、そんな陣容であります。
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60個の伝説を紹介しながら、もっともリクエストの多かった料理を生で調理するという企画。
そこに、NHKの敷地内で行われている文化祭の中継を交えて、
あまりの盛りだくさんぶりに、絶対に60分で終わらないような気がしてなりません。
(実際、HPでは終わらなくてもいいように、伝説の後半はすでにアップされていました=笑)

生調理も大騒動でして、自由奔放な平野レミが、トマト炒めを豪快な調理を行った結果、
わちゃわちゃした展開になりまして、
初っぱなから熱湯に肉をぶっこんだときに、その熱湯がゆうこりんの腕にかかるという大惨事。
本来取り繕うはずの後藤さんが、ツイッターの投稿を絶妙な間で読み続け、
フォローを藤井隆が行うという体たらく。

お約束の、にんにくをつぶすのはボウルの底に叩きつける「芸」では、
視聴者からの投稿で「子どもがおっかながって泣いています」とか、
「1歳の子どもがテレビから離れません」などの通報まで(爆)
あげく「買い物に行こうと思ったけど、番組が終わるまでやめときます」など、
手に汗にぎる展開になってしまいました。

平野レミがトマトの汁を鍋から皿に移し、また元に戻すなどの不穏な動きの結果、
めでたくおおいにこぼし、これまたゆうこりんと藤井隆が放送に見えないように拭くという、
もはや学芸会並みの番組は、どんなお笑い番組よりも面白かったです。

あげく、土井善晴の料理に至っては「塩むすび」という、
もはや料理なんだか「サラメシ」なんだかわからないもので、
完成前に、平野レミがあらかじめ作ってあったデコレ用の塩むすびを、オフでつまみ食い。
フロアディレクターが見切れっぱなしという、
放送の専門学生でもやらないような番組でありました。

でも、過去のきょうの料理から、帝国ホテルの村上信夫とか、
土井先生のお父さん・土井勝とか、
陳建民とかの文化遺産的な放送を見ることもできました。
グッチ裕三のエンタメショーや、平野レミの大替え歌大会。
そしてなんといっても、後藤さんのダジャレ祭りなど、
もはやEテレでこっそりやるのではなく、総合のゴールデン枠でも十分通用する豪華さ。
なによりも、わちゃわちゃ感が秀逸なものでありました。

「妖精」と名付けられている、番組には映らない調理助手さんの、
数十分煮込んだ鍋などを絶妙なタイミングで差し替える技術も紹介され、
あげくその妖精さんたちもみんなで出演しちゃう、大感謝祭的な盛り上がり。
脚色なく、60分間、腹を抱えて笑える番組でありました。

これは何としても皆さん!ぜひ再放送を見てくださいっ!
11月12日(日)午前0時25分から(11日の深夜です)とのアナウンスです。
いろいろと悩みを抱えている人は、この番組を見るときっと、忘れてしまいそうです。
こりゃ録画して、もう一回見ないといけません!






タグ:テレビ番組
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10月21日にプラネタリウムの投影会をやります! [見る]

10月21日にプラネタリウムの投影会をやります!

クライマックスシリーズも2ndステージになり、衆院選も終盤に差しかかってきています。
そんな中、式守のもっぱらの生活主体は、やはり残念ながら仕事と飲みなのですが・・。
(飲みはどんな状況下でも継続中です、これがないと死んでしまう)
しかし先月から、注力してきたものが、以前から行っていたプラネタリウムであります。

以前からの読者さまですとご承知でしょうが、
大宮にある「さいたま市宇宙劇場」で活動している
「さいたまプラネタリウムクリエイト」の構成員として、
今年度にリニューアルしたデジタルプラネタリウムで、市民の時間イベントを行っています。
そこで行われる、10月21日投影会は、私は久々のメインスタッフであります。

以前はメンバーのほぼ全員参加形式だったのですが、
いまは投影会ごとにユニットを組んで、メインが数名、あとはサポートに回るという体制。
最近はずっと後方支援隊だったのですが、めでたく今回、音響担当になりました。
合わせて、劇中で使用するすべての音楽の選曲も担当となり、
9月からたびたび、劇場でのリハーサルなどに参加してきました。
(そのこともあって、ブログの更新が滞るようになったのも遠因)

プラネタリウムの機器がが一新したのに合わせて、音響設備も最新式となり、
7・1チャンネルのスピーカーに、48チャンネルの音源を操るコンソールも導入されました。
20171018音響卓.jpg
メンバーの中で、音響卓をいじくれる人があまりいなくて、
私はもともと音楽が好きだということもあって、
多少の操作ができるから、選ばれたということもあります。
(実はそんなに難しくないんですけど、メンバーはプラネタリウムの操作に注力していますので)

今回は、父と娘が酒を酌み交わしながら、月見ならぬ「星見」で一杯というストーリー。
選曲担当とのことなので、
よっぽど「吉田類の酒場放浪記」のオープニングテーマにでもしちゃおうと思いましたが(笑)、
せっかくの機会ゆえ、脚本をもとに私のライブラリーから選んだもので、格調高い番組となりました。
普通の選曲ではなく、どの曲もアレンジが加えられたものを選びましたので、
聴いたことがあっても「あれ?なんかバージョンが違うぞ」みたいな、
サプライズをちりばめています。
恒例の新旧洋邦を問わず、なんかいいなって思ってくださるようなセレクトをしました。

キャストの2名、プラネタリウム操作の女性、そして音響全般の私の4名が、
今回はホール最上部のコンソール卓に陣取り、
60分の優雅な投影を行います。
総選挙投開票前日、そして気候も安定しない週末になりそうですが、
財布に優しい「無料投影会」ですので、お時間がございましたら、どうぞお越しくださいませ。

以下に告知させていただきます。

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さいたまプラネタリウムクリエイト(SPC)第24回投影会
「星見で一杯」
日時:2017年10月21日(土)18時から60分間
場所:さいたま市宇宙劇場(JR大宮駅西口徒歩3分)
入場料:無料
※16時40分から配布の入場整理券をご用意ください
※開場は17時45分、18時になると入場できなくなります
20171018第24回投影会.jpg

式守は、メインスタッフなので、今回は受付対応の時間が限られていると思われます。
ですが、ホール最上部におりますので、お気軽にお声がけ下さい。
終演後は出口でお見送りを行います。
詳しくは、さいたまプラネタリウムクリエイトのHPをご覧ください。
http://saipla.main.jp/

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9月4日、警視庁イーグルスの試合を見てきました 水道橋 [見る]

9月4日(月)、警視庁イーグルスの試合を見てきました 水道橋

今年のシルバーウィークは、曜日まわりがあまりご利益がないようです。
式守錦太夫です、私にとってはあまり、この連休は関係ありません。
相撲の場所中でもあるので、基本的にはかわりません。
相撲関係者でもないのに、相撲開催中は何かと忙しくなります。
不思議ですね。

昨日記したプラネタリウムの投影会を終えて、天国のお酒を飲んで帰ったら、
仕事場での簡単なトラブルが起きていて、翌日からトラブルシュートをすることに。
連日、フォロー仕事が入る予定で、遅番とか深夜2時までの超遅番が連日になりました。
なんかこういうときって、モヤモヤ感が増してしまうので、精神衛生上よくありません。

今日の記事の日も、日中までの仕事のあと、今度は深夜10時からの勤務という2セット。
中抜けした時間を有効に使おうと、出かけてきました。
さすがに深夜10時に戻るのは難しいので、1時間の遅刻を手配してでしたが。

8月最終週から、アメフットのリーグ戦がスタートしています。
アメフットは来年1月3日の「ライスボウル」を目指してのリーグを
社会人、学生がともに約4か月をかけて戦っていきます。
ここ数年、毎年見に来ている「警視庁イーグルス」の試合がこの日設定されていました。

社会人アメフット「Xリーグ」公式戦第1節は、東京・水道橋の東京ドーム。
東京ガスクリエイターズと警視庁イーグルス、ともに東京がホームのチーム同士です。
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警視庁イーグルスは、江東区にある第9機動隊のアメフットチーム。
警視庁機動隊は士気高揚の一環として、機動隊ごとにスポーツチームがありますが、
このアメフットチームだけ、1部リーグに所属しているのです。
とはいえ、公務優先なので、所属している全選手が出場できない環境。
よって、強豪ぞろいの1部リーグではなかなか勝てませんが、その逆境に挑む姿に、
毎回なにか得るものを感じずにはいられません。

お客さんはほとんどが、警視庁関係者なのですが、
最近はそのチーム事情を知っていて応援したいという、一般のお客さんも多い。
過去には機動隊の特殊車両の体験乗車会や、警視総監の視閲なども行いましたが、
今年の目玉はなんといっても「チアリーディングチームの招へい」です。
これまで、イーグルスの試合には応援の華、チアがいないのが当たり前の光景。
無骨な機動隊に、チアという思想は皆無でした。
ところが何を勘違いしたのか、女子大のチアと応援の協定を締結したそうで、
この日はなんとそのお披露目会(笑)
ピーポ君も加わり、なんか華やかであります。
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なんとか、お客さんに喜んでもらおうという感じが如実に表れる、ウェルカムゲート。
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9機の隊旗と、イーグルスのチーム旗を振る機動隊関係者。
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Tシャツはチーム色のピンクだけど、ズボンはおそらく出動服だったのは見逃しませんよ(笑)
このチーム旗。
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9th RIOT SQUADという英語表記が、なにげにカッコいい。
ライオット・スクオッドって訳するんですね、機動隊って。

今年からチームのユニを変えたイーグルス。
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いいなって思うのは、背番号の上が、これまでのから、漢字表記の「警視庁」になったこと。
アメフットは個々の選手よりもチームにどれだけ献身的になれるかが大事な競技なので、
選手名よりも、チーム名を背負う方が個人的には好きです。

いろいろ突っ込みどころが満載だった試合ですので、特筆点だけ。
まずは、チームの入場シーン。
普通だと、キャプテンを先頭にグラウンドに駆け込んで聞くるのが一般的ですが、
このチームはさすが9機と言わしめる、大爆笑の入場でした。

まずはキャプテンだけが先頭で登場し、直立不動の姿勢。
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3列縦隊で居並ぶ選手たち。
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素早く今度は3列横隊に、これはまさか・・。
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キャプテンというよりも、部隊長の指示が高らかと声を上げ、
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――密集隊形で暴徒に対峙する、基本の警備訓練の様子。
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選手の手は、大楯を持っているという体のようです。
この年頭視閲式の写真と同じでしょ(笑)
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そして、歓声をあげて走り出す光景。
IMG_6961.JPG
こんな入場シーンは、数百試合を観戦してきた中ではじめてです!

場内、特に警視庁サイドは大盛り上がりでした。
ちなみに、この動画をリーグサイトではしっかりアップしていましたけどね(笑)
https://www.facebook.com/xl1996/videos/1814687621875971/

試合はやはり、東京ガスペースの展開。
IMG_6978.JPG
まあ、地力が違いますから、やむを得ないかなと思います。
順調に前進し、点数を重ねる東京ガスに対して、警視庁は1stダウンも取れません。
タイムアウト中に、選手に給水をするチームマネージャー。
IMG_6983.JPG
大柄な選手たちに対して、あまりにミニチュアなマネージャーのコントラストが笑えます。

この試合、最大の見せ場が、前半の最後におきました。
東京ガスが攻め入ってきてのパスプレーを、警視庁がインターセプト。
アメフットではパスを奪取すると、攻守が交代になります。
野球でいうところの、守備の最中に、いきなり自分たちが攻撃をはじめるようなもの。
東京ガスの守備陣は浮足立っているところに、
警視庁は最初のプレーでこの日初めてのダウン更新をします。
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そしてその次のプレー、私はスタンドからその模様を今でもはっきりと覚えています。
ボールを持ったQBは左へロール、左のWRが右サイドへ動いてラテラルパス。
そのラテラルパスを捕ったWRが、
1人だけ守備陣の後方に駆け抜けた右WRへのフォワードパス。
守備の裏を完全にかいた奇襲プレー「フリーフリッカー」が見事に決まり、
60ヤード越えのタッチダウンパスでありました!

このプレーはトリックプレーで、1試合で1回使うかどうかというもの。
事前の練習も必要だし、奇襲ゆえうまく決まるかわからないけど、
ナマで見ていて、こんなに芸術的に決まったのは初めてでした。
私もそうですが、お客さんは総立ちで大歓声。

実を言うと、この試合で警視庁が得点をあげたのはこのプレーだけ。
でも、この一瞬があるからどんなスポーツのどんな試合にも感動があります。
勝ち試合だけを見たいなら強いチームを応援すればいいのでしょう。
でも私は根っからの「判官びいき」。
この武骨なチームの、真摯なプレーがすくわれる瞬間。
やっぱりいいなって純粋に思いますね。

トータルスコアは6-32で敗戦。
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両チームの主将・副将たちが、互いのサイドラインに挨拶に行くシーン。
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駆けつけたお客さんに、感謝の念をコメントするチーム関係者。
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このほとんどが、警視庁関係者だと思われる、素敵な観客席(笑)
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カラダを休める時間にあてても良かったけど、
無理してこの試合を見に来て、良かったなあ。
やっぱり精神の充実っていうのは、こういう無茶な時間の使い方でも、
なんとかなるってものだなと思いました。

戻って仕事があるので、この日は試合観戦中のビールは3本だけにして、
まっすぐに仕事場に戻りました(汗)
って、やっぱり飲んじゃうんかい(笑)

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6月14日 甥っ子祭りのあとに見た夢 [見る]

6月14日(水) 甥っ子祭りのあとに見た夢

新しい1週間の始まりです、式守錦太夫です。
今週で6月も終わり、2017年も折り返しをむかえますね。
きょう、大相撲名古屋場所の番付発表でした。
相撲界も、新たなシーズンに向けて、走り出しています。
きょうは夜、ワインを飲みに行くつもりでいますが、
時間との兼ね合いでどこに行くのかがまだ決まっていません。
行きたいお店がすべからく定休日という不運もかななりまして・・。

2週も前の話になりますが、指圧師でもある親戚の、定例の訪問日。
家族みんなを寄ってたかって、指圧の施術でもみほぐしてくれます。
もういい年齢なのだから、こんなにこき使っちゃ申し訳ないと思うのですが。

久々に甥っ子たちも、時間差で登場。
最初にいたのは、保育園から帰ってきた甥っ子2号。
いまだ幼い年長さんであります。
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体幹が曲がっているんじゃないかなと思わせる、気をつけ!のポーズ。
しかし部屋が汚いな。

直前に私が業務用スーパーで買ってきた、業務用のお漬け物を、
カラダの上に並べて、寝っころがした写真。
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100点満点のリアクション、ありがとうございます(笑)

最近、自転車乗りの練習をしているという甥っ子2号。
手持無沙汰にしているので、私が新しいゲームを考えて遊び始めました。
そのゲームが「ジャンケン、乳首の場所当てゲーム!」っていうもの。
じゃんけんで勝った方が、負けた人の乳首の場所を当てるという、
おおよそ間がもたなくなるような遊びで、周囲の大人たちは呆れ顔で見ています。
甥っ子2号はヤル気満々なので、ここでもからかってみる。
「最初はグー」っていうところを「最初はパー」で、私が全部勝っちゃう。
そしたら、泣いて怒っていました(笑)

あっという間に間がもたなくなったので、今度は「ジャンケン、おへその場所当てゲーム」になり、
その部位がどんどん下品な場所に派生していくという、おおよそバカバカしい展開に。
「お願いだから、保育園でこのゲームはやらないで」と、妹である彼の母は懇願していました。
ロクなことを教えない、ダメ叔父さんの例示です。

部活から帰ってきた甥っ子1号は、なんとめでたく中2。
多少声変わりも始まり、背も伸びてきたよう。
彼が指圧の施術をしているところに、先ほどの漬物を乗せて写真撮影。
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なんだか、棺に入っている人みたいな画になってしまいました(汗)
目が半開きなんだもの(笑)


そんなこんなで、大騒動の日の夜に見た夢。
これがまた不思議なシチュエーションだったんですね。

私、クラシックコンサートの舞台監督の補助をしているという体で、
ステージの奥に鎮座していました。
まったく実生活と縁遠い状況です(笑)

この日の指揮者は大友直人さん。
20170626大友直人.jpg
気鋭の指揮者さんですが、実はこの方、
私の知り合いのピアニストさんの桐朋音大時代の同級生。
大友直人さんと、これまた気鋭のヴァイオリニスト「古澤巌」さんと、
20170626古澤巌.jpg
そのピアニストさんは、
3人ともクラスも一緒で、彼らをクン付けで呼べるのには驚きましたけど。

そんなことが深層心理で働いたんでしょうか、その大友さんが指揮台で指揮をしている時に、
いきなり倒れてしまいました。
演奏を中断させるのかと思いきや、コンサートマスターが立ち上がって、演奏を続行。
で、倒れている大友さんを私たちステージスタッフが駆けつけて、
ステージの袖に引っ張り込みます。
そのとき、管弦楽の人の囁きが聞こえてきて、
「大友さんが倒れちゃったら、私たちの楽団も解散よね」とか、
「ギャラどうなっちゃうのかしら」など、下世話な会話。
演奏中だぜ、おい。

舞台のそでで、大友さんはすでに虫の息。
っていうか、息を吸うばかりで、呼気が感じられないとても危険な呼吸をしています。
私が急いで、彼の蝶ネクタイを外し、ワイシャツのボタンを緩め、
カラダを横向きにして、呼吸を楽にさせる体位を取らせました。
これは今春、救急救命講習で学んだこと、夢では実施できました!

別の女性のスタッフに、急いで救急車を要請するように言うも、
彼女は「なんで私がこんなことをしなくちゃいけないの」と、えらく非協力的。
私は大友さんを抱えて身動きできないので、じゃあ電話を貸せって言って、
119番通報をしていました。
自呼吸あるも、シャイネストック現象多発!」などと、
なぜか専門用語で状況説明をしています。
シャイネストックとは、俗に最期の呼吸と言われる現象。
これはある本で、その言葉を知っていたのですが、その本自体、何年も読んでいません。
深層心理って、すごいなあと、いま思うくらい。

で、救急要請をしているのですが、最終的に現場を説明するときになって、
ここは劇場なんだけど、ステージの袖ってどう説明すればいいんだ?
もしかして、住所だけを言ったら、普通にエントランスに来ちゃうから、
バックステージに救急車をつけてもらった方がいいんだけど・・と思っているところで、
夢から覚めました。

まあ、勝手に登場人物にしてしまった大友さんには、実に申し訳ないのですが(笑)、
すごく前のエピソードが、ひょっこりと出てくる夢が多く、
心理の引き出しって、面白いなあと思いました。

でも、絶対に経験したくない夢だったなあ。

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NHK「笑う洋楽展」が相変わらずオモシロイ [見る]

NHK「笑う洋楽展」が相変わらずオモシロイ

NHKBSプレミアムで、細々と続いているNHKらしからぬ問題作品「笑う洋楽展」
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最近、とみに敬愛するようになってしまった「みうらじゅん」さん
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ソラミミストの「安齋肇」さん
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この2人が繰り広げる、洋楽のミュージックビデオを見てただただ文句を言い合うだけの番組。
これで、カテゴライズが「音楽番組」になっているけど、
途中でほとんど楽曲が聞こえなくなり、みうらじゅんの掛け声と安齋肇の「ひひひ」という笑い声しか流れてこない、不思議な番組です。

以前もこの番組の破壊力を書きましたが、ここ数週、スマッシュヒットが連発。
きょう記事化する前の週のテーマは「自動翻訳スペシャル」で、
洋楽を、ヘンな訳しかたをする自動翻訳機にかけて、テロップ化して、これまた大爆笑。
♪シャウト! シャウト!を「大声!大声!」って直訳したりと、ドイヒーワールドを炸裂していました。
で、この週は、これまた破壊力のあるテーマ。
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「降る降る」というのは、いろんなものを上から降らせる演出に定評がある1970年代のイギリスのテレビ番組での演奏を集めたもの。
だから、ミュージックビデオというより、音楽番組の素材を見るだけであります。
ところが、このきわめて普通な企画を、この2人の手にかかると、大爆笑のネタになるんだから大したもんだ。

5つの曲を紹介するんだけど、3曲目がこの日の全ての笑いをかっさらっていきました。
たしかに他の曲も面白かったけど、3曲目の比ではありません。

ちなみに1曲目は、ドリフターズの「キャン・アイ・テイク・ユー・ホーム・リトル・ガール」
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50年代前半にニューヨークで結成された伝説のコーラスグループであって、
「ダメだこりゃ、次行ってみよう」のドリフターズじゃありません。
これは、色とりどりの紙吹雪が舞う演出。
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ところが、その紙吹雪が舞い過ぎて、ヴォーカルの人が笑い出しちゃって、途中で何度も頭に積もった紙吹雪を落とします。
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ちなみに2人の会話は、
「普通だったら撮り直しだよ」
「集中豪雨だな」
「ヴォーカルのおじさん、チョコバナナみたい」
「コント番組だったら、最後に降らせた奴まで落ちてくる」など酷評。

2曲目は、ポール・ニコラス「グランマズ・パーティー」。
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色とりどりの風船と紙テープが飛んでくる演出。
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写真だとキレイですが、相当会場からはこの紙テープがまともにぶち当たっていました。

4曲目、ロキシー・ミュージック「恋はドラッグ」
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これはシャボン玉の演出。
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みうらじゅんは「この程度じゃ、チャンネルかえちゃうな」と一刀両断。

5曲目、クリス・ファーロウ「アウト・オブ・タイム」。
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量目の多いドライアイスでの演出。
まだ大したことのない序盤。
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でも終盤、まさに風向きが変わり「救出してやれ」
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おそらくは、このイギリスの番組には伝説の演出家がいて、
なにかしら降らせることに固執していると思われます。
「この番組、『降らしでSHOW』っていうんだよ」
「ウリにしてんだ」など、大はしゃぎの2人。

で、飛ばした3曲目がやはり最終的に最優秀に選ばれたのですが、
オシビサ「サンシャイン・デイ」。
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事前のリサーチによる文言には、
「大量の紙吹雪がメンバーに降りかかる」と、まるでホラー映画の宣伝のような文章。

で、真っ先に出てきたこのシーンで、すでに2人のコメントは頂点に達します。
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「うわっ、洪水だよ」
「土のうを用意しろ」
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「事故だよ」
「梅沢登美男さんだったら怒り出すぞ」
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「降り方にムラがあり過ぎる」
――とまあ、言いたい放題ですが、映像もたしかに事故寸前の破壊力。

このあとも、限度をとっくに超越した降らせっぷり。
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これを見てみうらじゅんは「傘地蔵だな」
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よく見てほしいだけどこの写真。
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歌いながら、紙吹雪を食べちゃっているし、ボンゴの皮の上に積もっている(笑)

あげくにこのシーン。
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「踊りながら、持ち場を逃げているよ!」
――などと、涙を流してコメントをしていました。

でもこの5曲に共通なのは、日本ではあまり有名にならなかったということ。
もはや、有名とか無名とか、売れたとか売れなかったというのに関係なく、
いかにこの2人がいじりやすい楽曲(パフォーマンス)なのかということだけが、
この番組に取り上げられるのでありましょう。

ああ、40年以上前とはいえ、斬新な番組があったんだなあ。
ひょうきんベストテンよりも、ひどかった。
でも、この番組を一緒に見ていたうちの母(71)は、
「紅白の北島三郎が出るかな」と言っていました。
わからなくもないくらいの、紙吹雪の量でしたが、
ザンネン!この番組は「笑う洋楽展」なので、エントリー資格がないんだな(爆)



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三谷幸喜のエッセイを読んでほくそ笑んだ [見る]

三谷幸喜のエッセイを読んでほくそ笑んだ

梅雨らしからぬ日々ですが、いかがお過ごしでしょうか。
式守錦太夫です。
本来、雨が降る時期には、しっかりと雨が降ってほしいなと思う反面、
この空梅雨を幸いとばかり、屋根のないところで楽しめるものをいろいろ考えますよね。
そんな式守、本日はなんとステキなお誘いを頂き、隅田川で屋形船を乗ることに。
涼を探すというよりは、もしかしたら川からの風は少し寒いかも。
水辺は好きですので、楽しい時間を過ごせたらいいな。
その模様は、かなりネタが立て込んでいるので、もしかしたら6月終わりころになっちゃうかもです。

ちょこっと前の新聞記事に、三谷幸喜のエッセイが掲載されていました。
朝日新聞の夕刊「三谷幸喜のありふれた生活」
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この日のテーマは「たまご料理に心乱れて」。
このエッセイが秀逸というよりも、まさに「あるある」ネタなので、
ニヤニヤしながら読んでしまったのであります。
全文を記載してしまうのもなんなので、抜粋してご紹介。

--------------------
「たまご料理に心乱れて」

近所のカフェでモーニングを頼んだ時のこと。
僕は目玉焼きとサラダがついたトーストのセットを頼んだんだけど、
目の前に現れたのは、スクランブルエッグ。
この注文とは違ったものが出てきちゃった場合の、ベストの対処が難しい。

ストレートに「あのう、僕が頼んだのは目玉焼きなんですけど」と言えばいいけど、
僕は真からの「ええかっこうしい」なので、その言い方を邪魔する何かがある。
まず、女性店員に「どっちでもいいじゃない、この人ずいぶん細かい所にこだわるのね」と
思われたらどうしよう。
目玉焼きを頼んで、鮭のちゃんちゃん焼きがでてきたら、遠慮なくクレームをつけるけど、
同じ金額で同じたまご料理、それで文句をつけるのが、えらく格好悪い気がする。
五十を過ぎたいいオトナが言うことかな。

さらに、無類の目玉焼き好きに思われたらという恐怖心も加わる。
そんなに目玉焼きを食べたい心境でもなかったけど、少しでもカロリーの低いものと思って、
たまたま頼んだだけのことだ。
スクランブルだって嫌いじゃないし、もしかしたら目玉焼きよりも好きかもしれない。
そんな自分が目玉焼きごときでわざわざ恥をかく必要がどこにあるのか。

結局僕は店員さんになにも告げず、黙ってスクランブルを受け入れた。
驚くほどに美味しいスクランブルエッグだった。
しかし食べながら(もし他のお客さんが頼んだものだったら)という思いがよぎる。
「失礼いたしました、これはあちらのお客さんのものでございました」などと言われたら、
無類のスクランブル好きと思われてしまうじゃないか。

だが周囲を見渡しても、目玉焼きを前に途方に暮れているお客さんはいない。
どうやらその可能性はなさそうだ。
でも、食事を終えて気になるのは、オーダー間違えをした女性店員の今後。
おそらくは20代前半、まだまだこれからの人だし、一言注意をしておくべきかも。
そして、店を出ていくときに、僕は嫌味にならないように注意しながら彼女に告げた。

「本当はね、僕が注文したのは目玉焼きで、スクランブルエッグじゃなかったんです」。

彼女は目を丸くして僕を見つめた。
「でも、美味しかったですけどね」と一言残して、僕は店を立ち去った。

どうでしょう。
自分でいうのもなんだけど、これって最高の対応ではないだろうか。
実に大人になった気分である。

ただし、いささか緊張してしまったので、実際は
「おい・・、美味しかったですけどね」と「おい」が二回になってしまった。
格好悪いのもほどがある。

-------------------------
このミスオーダーに対する、カッコいい大人の対処というのは、
いつの時代も悩みの種なのであります。
三谷幸喜は、見た目にもやはり小市民的であるがゆえ、
この頃合いが実に面白いですね。
初期の村上春樹のエッセイ的な、凡人の悩みで満たされています。

彼はまず、同じたまご料理なのに、間違えを指摘することの是非を悶々としていました。
文中にあるように、鮭のちゃんちゃん焼きが出てきたら、たしかにすぐに言った方がいいでしょう。
このアイテムのセレクトも秀逸ですよね。
カフェで出てくるはずのないシロモノですから(笑)

次に、三谷幸喜という多少ミステリアスな人が、
無類の目玉焼き好きだと思われることに躊躇しました。
脚本家や演出家として名声を挙げた人が、
そんな変わった「癖」を持っていると思われるのもどうかなと。

食べたら食べたで、この取り違えで逆に途方に暮れている人がいないか、心配します。
彼は間違えを受け入れる気持ちはあるものの、逆の立場の人で、
なにがなんでもスクランブルを食べたいと思っていたのに、目玉焼きが出てきていたら、
そりゃ途方に暮れるでしょうね。

で、最後に若い店員さんに一言、嫌味にならないように告げたことを、
極上の対応だったと、自画自賛する、これまた小市民の矜持。
でも、彼特有のオチとして、緊張して言葉がうまく出てこなかったのが、カッコ悪いとしてサゲています。

この感覚は、Mr.ビーンなんかも同様。
ビーンは精神年齢が5歳なんだけど、周囲をやたらと気にして、
ジェントルマンを気取るのですが、結果的にはうまく行かなくてカッコ悪くなっちゃう。
そこに、自分たちもそういう状況ってあるよねって思うから、爆笑しちゃうと思うのです。
三谷幸喜が果たして、それを目指しているのかわかりませんけどね。

さて、自分が同じ状況になったらどうしましょうという問題。
まず私が絶対にやらない対応は、店員さんを怒鳴りつけて変えさせること。
でも、こういう輩は最近多いですよ。
カッコ悪いというよりも、ある意味での疾患なのかなと、気の毒にすら思えます。

で、おそらくは三谷幸喜同様の対応になりそうですね。
つまり、そこでミスを指摘して「ケツの小さい奴だ」と思われるんだったら、
別にいいじゃん的なことです。

でも以前、一度だけ、ミスオーダーで指摘したことがあります。
どうにもピザが食べたくなり、近所のファミレスでオーダーした時のこと。
供されたのはドリアでありました。
ピザがどう巡り巡ってドリアになっちゃったのかわかりませんが、
私、ピザのチーズは食せるんだけど、ドリアとかグラタンのチーズは不得手。
(この偏食遍歴を説明するのも難しいんですけど・・)
つまり、供されたドリアを前に、まさに「途方に暮れていた」わけであります。

店員さんを呼んで、頼んだのとは違うものが出てきたんですけどと言うと、
大変失礼しましたと言って、こともあろうに今度はグラタンが供されてきました。
ピザというオーダーはどこへ行ってしまったのでしょう(笑)
そこで、先ほどの店員さんを再度呼び、メニューの写真を見せて、
「たぶん私は、これを最初から頼んでいるんですけどね」とすまなさそうに言いました。
店員さんも事の重大さにやっと気がついたようで、別の人まで出てきて詫びられちゃう始末。
で、念願のピザをやっと食せたのであります。

お会計の際に、なお一悶着。
平身低頭の店員さんは、お代は結構でございますというのです。
私は、施しをしてもらってお代を払わないなんてことはできない性質。
っていうか、資本主義の原則では(共産主義でも同様でしょうが)、
果実に対して対価を払うものですよね。
私、静かにこう言いました。
「私は全然気にしておりませんし、ピザは美味しく頂きましたので、
普通にお金を支払いたいと思いますから、きちんと請求してくださいね」
ね!これぞオトナの矜持じゃない

で、いまやっと思いました。
三谷幸喜エッセイを面白いなあって思ったのは、
自分の生きざまに似ているからだと。
ということはやはり、私も三谷幸喜同様、小市民の域を越せないのでありましょう。

でも、カフェで鮭のちゃんちゃん焼きが出てきたら、驚くよね(爆)
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【閲覧注意】6月5日、オリエント工業40周年記念展「今と昔の愛人形」を見る 渋谷 [見る]

【閲覧注意】6月5日(月)、オリエント工業40周年記念展「今と昔の愛人形」を見る 渋谷

【式守錦太夫からの重大なご注意】
本日の記事については、性的な表現や一部写真があることをあらかじめご承知おきください。
芸術性を重視しておりますが、嫌悪に思う方もいらっしゃると思いますので、
そのような方は本日の記事はお読みならないことをお奨めします。
記事にある写真はすべて、許可された「人形」の写真で、一部加工しております。

-----------------------
この日、とても興味深かった展示会を見に、渋谷に行ってきました。
勤務が朝までだったので、とにかく眠っていけるように、最寄駅から渋谷まで、
乗り換えなしの90分間、電車に揺られる道中。
真っ昼間(といっても15時過ぎ)の渋谷はまだ、壊れていませんでした。
(この街の夜は、とにかく人の数が多すぎて、どうにも好きになれません)

文化村の東急の奥、この辺は以前、スパが爆発したところだなあと思いつつ、
目指すギャラリーは、以前行ったことのあるクラフトビールのお店の上階でした。
「アツコバルー」という名のギャラリー、そこで開催されているのは、
オリエント工業40周年記念展という冠がつく、
「今と昔の愛人形」であります(本日11日まで開催)。

【写真注意、性的な表現があります】

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そうです、いわゆる「ラブドール」の代表的企業、オリエント工業の技術を
余すことなく展示してある企画展であります。

ラブドール(以下LDと呼称します)は、その昔「ダッチワイフ」とも呼ばれた、
主に男性の性的な欲求を満たすために作られた成人玩具のこと。
しかし最近は、その精巧にして精密な人形に対して、芸術性を感じる人も多く、
この企画展は朝日新聞の文化面でも取り上げられるほどであります。
写真家の篠山紀信が、全編LDだけの写真集も発刊しました。

私はこのLDについて、そりゃ男性ですからスケベ根性で当初は見ておりました。
みうらじゅんの展覧会で、みうらじゅんがトークをするフィルムを見ると、
彼が所持しているLDと一緒に登場し、会場が大爆笑だったのが興味の持ち始め。
そのあと、飲み仲間さんが昨年、このLDの展示会を見に行ったとのことで、
このオリエント工業のHPを見て、あまりの精巧なものに驚愕したのを覚えています。
(このHPも成人認証が必要です)

約2週間の会期とのことで、時間を繰り合わせたこの日に行ったというわけ。
入場料1000円が高いと思うか安いと思うかは人それぞれです。

入場時に受付の女性から、丁寧に以下の注意点がありました。
・作品には手を触れないでほしいが、1つだけさわれるのがあります
・写真は、篠山紀信が撮影した2枚以外は撮影自由です
まさか撮影できるとは思っていなかったので、驚きました。

室内はそれほど広くないのですが、所狭しと作品が並べられ、
またお客さんがそれなりにいて、多少込み合っていると思われます。
まずは、妖艶なる作品を見る前に、壁面にあったLDの変遷をじっくり読みました。
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オリエント工業の社長のあいさつ。
でもこの文章の中に、徹底的なユーザー重視の姿勢が述べられていて、
企業としてのあり方に、少し感動しました。

この辺のは創成期のころ、いわゆるダッチワイフであります。
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それがここまで進化します。
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まるで本物の女性と見まごうばかり。

お客さんですが、半分以上が女性、そしてそのほとんどが20代とおぼしき人たち。
エロスとしての視点ではなく、純粋にきれいとか精密だという観点で見に来ているようです。
一眼レフの大きなカメラを持って、写真撮影にいそしむ女性もいました。
で、これは私見ですが、精密なLDと、実物の女性が混沌としている会場は、
どこまでがドールで、どこからが人間なのか、その領域がこんがらがる、不思議な感覚に陥りました。
おそらくは、主催者の意図だと思うのですが、そのカオスチックな感覚が面白かった。
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これは、LDの顔の部分、ここにウィッグなどを施していきます。
モデルになる人がいるとのことですが、まるで本物でしょ。
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笑顔じゃないところが、いいですね。
この顔面に、ボディを取り付けて、下着を着せるとこんな感じ。
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オリエント工業の社員とおぼしき、デザイナーの人が数名、説明員としていまして、
そのいずれも若い男女が、自分のworksを卑下することなく、
きちんと説明しているのは好感を持ちました。
性的な玩具を作っているというのではなく、
いかに実物に近いものを追求するかという姿勢は、
淫靡なのを感じませんでしたね。

展示場の真ん中に、一体の黒髪のLDがありまして、それが唯一触れられるもの
そこには若い女性が説明員として立っていて、私たちに触れるのを奨めてくれました。
ウェットティッシュで手を消毒しているときに、触る上での注意がありました。
といっても、ヘンな注意ではなく、これはあくまで展示物ゆえ、
実物よりも固く作られている部位があるなど。
たしかに、ふくらはぎは固くないと自立できないし、
顔や胸は、その表情や形が変わってしまいますものね。
(本物も経年劣化したらアフターサービスでケアしてくれるそうです)

そりゃ男としては、触れるLDだったら真っ先に触りたい部位があります(笑)
でも、公衆の面前で、それも若い女性の説明員の前でいきなりそこを触る勇気もなし(爆)
ですから最初に触ったのは指
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これが爪まで、まるで実物というもので、ここにまず驚きました。
ふくよかでほどよい柔軟性のある顔や腕、足などを触り、
最終的に胸や耳や下腹部などの「敏感な部位」へ。
本当にスケベ心を抜きに、実物の女性と見まごうものです。
髪の毛や体毛ですら、人毛を元に作ったとのことでありました。
これで一体が80万円くらいというのは、さて安いのかどうか。

写真として、弊ブログに掲載できるギリギリのものを出してみますが、
一応修正してはありますが、ご覧になるかどうかは、読者さまのご意志でお決めください。

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男性の求める理想の女性像をただ具現化しているだけとの批判もあるでしょう。
リアルに作っているのは、性的玩具だからだという声もあると思います。
でも、それらを全部目をつぶって、ここまで人間の姿カタチに近いものを作れるという、
その技術力には正直驚かされます。
そしてその技術の変遷は、ユーザーの改良してほしいという切実な声を、
リーディングメーカーとして真摯に受け止めた結果だとするならば、
絶えず挑戦をし続けてきている会社=オリエント工業だと思いました。

狭い展示室内で、40分ほどじっくりと鑑賞しましたが、
さまざまな物事に驚きの連続でした。
それは、展示品しかり、企業理念しかり、お客さんの層しかりです。
これで1000円という入場料は、私には妥当な金額だと思いました。

さて、この日はこのあとも長く、渋谷と森下で飲みであります。
その模様はあす以降の記事にてご覧いただけます。


タグ:芸術 渋谷
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