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ワカコ酒第153夜、「魚の子炊き」 [ワカコ酒]

ワカコ酒第153夜、「魚の子炊き」


新久千映さんの作品「ワカコ酒6巻」のタイトルを紹介しながら、私のコメントを挟む企画。

20161202ワカコ酒第6巻.jpg

記事アップ時間が遅くなり失礼しました。
急に飲み2連チャンを入れてしまい、連日ほぼ終電帰りで、記事を書く時間が確保できませんでした。
飲んで帰ると、文章を書こうという思考がゼロになってしまいます。
そうならないように、記事の貯金を作っておけばいいのですけど、なかなかね。


「ワカコ酒」とは、OLさんの村崎ワカコ(26)が醸し出す、酒場礼賛コミックスであります。
20130701ワカコ酒2.jpg

第6巻第153夜は「魚の子炊き」。
20170812魚の子炊き.jpg


きょうはワカコ、商業ビルの中にある大衆食堂にやってきました。
早い時間から、にぎわう店内。
安価なお酒に、あらゆる魚介メニューが揃う。
いろいろ誘ってくるようなアイテムだけど、今夜はどこか庶民的な肴でゆっくりやりたい。
熱燗に、ふっくら魚の子炊き。
そう、魚卵を煮付けたもの。
イクラやタラコではなくても味わえる。
まずは熱燗、お口はあたたまった。
そして魚の子、汁に浸っているところから。
甘さは控えめでシンプルな味付け。
でもふわふわで、とてもやさしい味だ。
小さな卵が、所狭しと集まっている断面。
なんとも面白し。
魚卵から海の香りをもらい、熱燗でフタをする。
体の中で広がるあったか空間。
ゆったり楽しめる今宵。

【シキモリ酒】

魚卵と言えば、痛風の皆さんが厳禁な食材。
気の毒ですよね、一緒に飲んでいて。
「好きなんだけどねえ、食べちゃいけないんだ」っていうのは。
ありがたいことに、私はその手の疾患が皆無なので、
見境なくバンバン食しちゃいます。

その魚卵を煮たものを「魚の子炊き」と称するのは今回初めて知りました。
たらこ煮とか、カズノコ煮などと、特定商品名を冠しないから、
なんの魚卵なのか名乗らなくてもいいのですね。
ただ「あら煮」としか書いていないと、いろいろな魚が入ってくるので、
なんだか遺跡発掘作業をしているようで、楽しいです。

ワカコは熱燗をご所望でしたが、魚卵の煮たものは、やっぱりお酒がいいですね。
独特の魚の香りに、日本酒との相性は抜群です。
これがワインとかじゃやっぱり違うだろうし、ウィスキーとも合いません。
和の食中酒としての日本酒は、この手のお肴の邪魔をしませんからね。

こういうアイテムは、お店の手間のかけ方次第で、美味しくもまずくもなるもの。
だいたい、チェーン店ではアイテムにないですよね。
原価も限りなく安く、それでいてお店のレベルを知ることができます。
また、作り置きしてタッパーに入れて保存することもできるから、
クイックメニューとしてもいいですよね。
(オーダーが入ってから、それを盛って出せばいいんだもん)

でも人間は、これほどまでに多量のたまごを食して悦にいっているのですから、
なんとも罪作りな存在なのです。
こんなことを、パンダでやってごらんなさい。
上野動物園の周辺の商店街の皆さんから、銃殺刑で命を奪われます。
もっともパンダは、卵からふ化するんじゃないんですけど(笑)

ワカコが今回訪れたお店は、デパートに入っている大衆食堂なのですが、
これに似た雰囲気で、地域の再開発でテナントの一部になった大衆居酒屋さんなども、
面白い風情があります。
なんか異質で、でもその異質さをまた楽しんでいるようなお客さんたち。
現代における長屋の新しい景色だと思えば、
それもまた一興かもしれません。

その昔、渋谷の109の中に正統派のバーがありまして、
何度か通ったのでありますが、
109の入り口と言えば、ギャル系を代表とする今風の女性のたまり場。
そこに、オヤジがきょろきょろしながら入っていき、そのままエスカレーターをあがって、
プリクラが乱立するフロアの奥に、申し訳なさ気に営業していたバーに行くのは、
かなりの勇気が必要でした。
でも、あのポップな店内とは思えない、静かな店内のギャップは楽しかったなあ。
その後、お店は移転し、そこの名バーマンだった方は引退されました。

まさに「真夏の夜の夢」だったのかもしれません。

タグ:ワカコ酒
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