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ワカコ酒第152夜、「サバの煮付け」 [ワカコ酒]

ワカコ酒第152夜、「サバの煮付け」


新久千映さんの作品「ワカコ酒6巻」のタイトルを紹介しながら、私のコメントを挟む企画。

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本日朝の10時から、大相撲9月場所のチケットの一般発売がはじまります。
おそらく大チケット争奪戦が必至の情勢です。
この記事がアップされる頃には、全席種完売となっている可能性が高いです。
ところが私、すでに最速先行予約などで、この9月場所のチケットをすでにゲットしました!
毎場所恒例の3日目、12日目と、千秋楽の3日間を押さえました。
ラッキー!ということで9月は多忙月間が確定しましたので、8月に余裕ある生活を求めたいと思います。


「ワカコ酒」とは、OLさんの村崎ワカコ(26)が醸し出す、酒場礼賛コミックスであります。
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第6巻第152夜は「サバの煮付け」。
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今宵は昔ながらの定食屋さんに入ったワカコ。
ビールと頼んだら、瓶ビールが出てきて嬉しい。
壁面に書かれているお品書きは定食ばかり、すべからく定食。
おかずは――、ガラス張りのショーケースに入っているのか。
サンプル陳列じゃなくて、できたのが並んでいる。
おひたしに冷奴、サバの煮たのもある。
「サバください」って言うと、レンジでチンしてくれて、ラップをはがして供される。
バサッと身の部分から頂きます。
塩焼きだったら冷酒を頂くんだけど、じっくり煮付けられた甘辛い味。
ビールでチビチビ飲める、稀有な魚料理。
そしてお楽しみは、やはり脂の乗った腹の方。
うーん、美味しい。

どやどやと仕事終わりのサラリーマンさんが入ってきた。
めいめいがショーケースから好きなものを取り出して、勝手にチンしている。
お店が忙しい時はセルフなのね。
家に帰った気分で、一杯やっているのかな?

【シキモリ酒】

サバの煮付けの話ですが、
やっぱりこの定食屋さんの雰囲気で飲めることを最初に触れないわけにはいかないでしょう。
下町の、アーケードの一角によくある、昔ながらの食堂的な定食屋さん。

だいたい、店に入る前のショーウィンドーには、各種のサンプルが鎮座。
そしてビールやバヤリースオレンジの瓶、もしかしたらレモン水とかクリームソーダまでがあるかも。
店内は、4人くらいがかけられるテーブルとイスが数組。
奥には厨房があり、手前にショーケース。
その中には、小鉢から焼き物から煮物が所狭しと並んでいて、おのおのラップで包まれている。
オーダーすると、おもむろに近くの電子レンジで温めてくれるシステム。
揚げものとか刺身などは、頼むと奥の厨房から作られる。

厨房には大旦那と若旦那。
手前のホール担当が、おかみさんと長年働くパートのおばちゃん。
ほぼお客さんは常連さんで、勝手知っているので、
入ってくるなり自分でビールを冷蔵庫から取り出し、座って壁のテレビを眺めている。
あるいは、スポーツ新聞や週刊誌を読み出す感じ。

――こういうお店が家の近くにあったら、さぞ通っちゃうだろうなと思いつつ、
逆に近くにないから新鮮でもあるなあって思うわけであります。
定食を自分でカスタマイズできるという意味では、カフェテリア方式でありまして、
よくガテン系のお客さんの多い労働者の街とか、市場関係者が多い地域には必ずありますよね。

実は私、こういうお店は大好きなんですけど、ダメなんです(笑)
なんか日本語が破たんしているようですが、言わんとしていることはこういう意味。

つまり、カフェテリア方式は、自分で組み立てられるかわりに、
食べたいものを際限なく取っちゃうことができるシステム。
決まった定食だったら、その範囲で楽しめますが、
「なめこおろし、美味しそうだな」とか「今日は肌寒いから温奴も」なんて言い出すと、
自分のトレーの上が大変なことになってしまうのです。

これは、朝食バイキングのあるホテルなんかも同様。
お好みで和食・洋食どちらでもなんてあろうことなら、
アジの開きにクロワッサンにスクランブルエッグに納豆に、
味噌汁にオレンジジュースに、お粥に――なんて、
悪しき和洋折衷になり、必然的に食べ過ぎになってしまうのです。
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こうなると、このシステムで自制心が働くのを期待するのは無理。
この際、決まったメニューの方がどれだけ悩ましくないかと思うわけであります。

このカフェテリア式って、私が高校時代にスキーに行って、
スキー場のレストランがこのシステムになったのが最初のような気がします。
サラダのコーナーから軽食、麺類やカレーなど、最後にデザートとビール(高校生だよ!)。
ここで思いのままにトレーに乗せたら、3人分くらいの量目になっちゃったっていうことがありました。
サンシャインシティーの横かなんかにあったレストランも、記憶があるんだけど、
そこが最初かな?それともスキー場かな?っていう感じです。

いずれにしても、その和食版というべき、下町の定食屋さん飲みは、あこがれでもあります。
そういうお店を専門に乗せた本も持っていますが、
最近は後継者の問題もあって、閉店が多いみたい。
なんか残ってほしいタイプのお店ですよね。

標題のサバの煮付けについても、さらりと触れましょう。
サバって、好き嫌いがはっきり分かれます。
私のように好きな人にとっては、焼き鮭なんかよりもずっとプライオリティが高いアイテム。
ダメな人は、じんましんが出ちゃうとか、皮の紋様がだめだとかという、
どちらかというとアレルギー的な諸問題でNG食品になっているようです。
サバをじっくり煮ると、小骨までほとんど食べられちゃうし、なによりもトロっとした皮と、
ふくよかな身のコントラストが絶品です。
独特の魚臭さが、サバの場合は芳香に感じる。
これくらい、品がない方がサバらしくていいなと思います。

これが鯛だったり、マグロだったりではダメなんだ。
下町に似合う魚って、やっぱりあるんですよね。

ちなみに、居酒屋さんの中で、カフェテリア方式の元祖というべきお店は、
名古屋の大甚さん。
ここで飲めたらいいなって思うのですが、私、名古屋って行ったことないのです(涙)
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タグ:ワカコ酒
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