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ワカコ酒第147夜、「レバカツ」 [ワカコ酒]

ワカコ酒第147夜、「レバカツ」


新久千映さんの作品「ワカコ酒6巻」のタイトルを紹介しながら、私のコメントを挟む企画。

20161202ワカコ酒第6巻.jpg

きのうの夕方の天候の急変に驚いた、式守錦太夫です。
春の雷はなんかちょっと怖いですね。
さだまさしの「春雷」という曲がありますが、これをライブで演奏すると、
打楽器とマリンバの激しい打ち鳴らしが見られます。
彼の曲はしみじみと静かに聴くと思ったら大間違い。
結構、激しい曲調もあるんですね、


「ワカコ酒」とは、OLさんの村崎ワカコ(26)が醸し出す、酒場礼賛コミックスであります。
20130701ワカコ酒2.jpg

第6巻第147夜は「レバカツ」。
20170404レバカツ.png


仕事が忙しかったこの日、お茶も水も我慢して、ためてためて――からのビール!
本当は良くないとわかっているけど、やっぱりたまにはやってみたい。
これが無けりゃ、何のために仕事をやっているのか、わからないよ~。
頑張った自分に、わかりやすい自分へのご褒美は、元気が出るレバカツ!
とんかつ一枚食べるっていうと躊躇するけど、
レバーだったらおつまみとしてのクセもスタミナも、申し分ない。
こういうのはまず塩で・・と思っていた時期もあるけど、
強い味と強い味ってことで、一周まわってソースが合うと思うんだ。
揚げて食べやすくなってるけど、風味が消えることなくギュッと閉じ込められていて、
カラダ中をめぐるこの香り、口が待ってるビール。


【シキモリ酒】

お茶も水も我慢して、この一杯のために!っていう、
ケナゲな気持ちですがる一杯目のビールの美味しさ。
うんうん、そうだよね、そうだったよね。
以前はよくこういう飲み方をしていました。
特に蒸し暑い時期は、やってたなあ。

でも、最近はやらなくなりました。
というのも、こういう飲み方をすると、最初の一杯目が、
ビールの味がしなくて、全部が喉の奥に落ちて行ってしまうから。
砂漠に水をまいているようで、なんだかもったいない。
まず一口を含み、口から奥の五臓に「これからビールを流し入れますよ~」という回覧板をまわしてから、
おもむろに頂くようにしています。
まあ、感覚の問題かもしれませんけどね。

で、レバカツです。
作者はどうやら、レバーの香りを「クセ」と表していることから、
イマイチ、レバーを得意としていないんじゃないかなと思います。
私は逆に、昨今の上品すぎるレバーに違和感を覚えていまして、
レバーっていうのはもともと安価なもので、
もっと下品なアイテムだと思うのですよね。
だから、レバー揚げちゃったの?っていうくらいの方が、
美味しいなと思ったりします。

血液を濃くしてくれるレバーですが、
たしかに献血のあとに飲みに行くと、そういう気持ちになって、
レバーのステーキとかを頼んじゃったりする。
やっぱり、カラダが欲するときというのは正直であります。

下町などでは、子どものおやつ代わりに一枚数十円の、
レバーを薄く切り、それを叩いて伸ばし、端を串に刺して揚げるものを、
売っていますよね。
角打ちでもない、いわゆるお肉屋さんの軒先で食べるものが、
どうしてこうも美味なのか。
そして、道行く人が好奇と侮蔑の視線を送ってきますが、
あれはあながちディスるためではなく、ウラヤマシイなという「羨望」の眼差しだったりもしますよね。

ワカコはこれを以前だったら塩で!となるところ、
「一周して」ソースで食するのがいいと語っています。
その「一巡」しちゃった感覚というのは、最近とみにわかるなあと思うんですよね。

若輩者のころは、ジャンキーなものや揚げ物を美味と思ってきましたが、
日本酒を多く嗜むようになってから、すっかりその影が無くなり、
さっぱりしたものを好むようになりました。
それがこの2年くらい、また回帰しはじめまして、
さすがにジャンキーなものは手が出ないものの、
揚げ物などは、美味しいなと思うようになりました。

まさに、エドモンド・ハレーが発見した「ハレーすい星」のように、
周期のように、食のバイオリズムが変化するのかな。
もっともハレーすい星だと78年周期なので、そんなに生きていられないのですが、
数年ごとにやはり嗜好の変化は訪れるようです。
でも、ソース偏重に対するアンチテーゼは、まだ訪れていません。
だから、揚げものに盲目的にソースをかけちゃうことについては、
いまだ「テロ行為」としておりますが・・。

仕事が終わって、頂くビールの美味しさは格別ですよね。
でも最近は、車社会ということもあって、なかなかそれが実現しない。
ノンアルコールビールなどという、代替え品もありますが、
私は断固として、あのたいして美味しくないノンアルビールは飲まない!
あれを飲むくらいだったら、ウーロン茶でもいいもん!

以前、ノンアルビールを甲類焼酎で割って、いわゆるホッピー的な飲み方をしたことがありますが、
やっぱり本家本元には勝てませんでした。
あれを実験すると、よりホッピーのグレードの高さを思い知ることができるので、
ぜひシャレでやってみてくださいな。

ワカコ酒の通常営業は今週まで。
来週からは、4月7日より放送の実写版「ワカコ酒Season3」の、
ドラマの内容をレポートして行きたいと思います。

タグ:ワカコ酒
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