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気持ちが萎えちゃった [間接的に考える]

気持ちが萎えちゃった

昨日は台風の襲来という予報もあったのだけれど、
思ったよりも関東地方を避けて抜けてしまったので、とんでもない天候になりませんでした。
その分、東北、北海道地方には深刻な被害をもたらしてしまいました。
お見舞い申し上げます。

仕事を夕刻前に終えることができて、本来ならばオフになるところ。
実際にオフだったのでありますが、8月後半からの立て込んだ日々の疲弊はハンパなく、
一度横たわったら、まったく起き上がることができませんでした。
何度か、いまからだったら○○に飲みに行ける!って思ったものの、
それを妨げる体のダルさ・・。
疲れもそうなんですけど、気力が萎えてしまっていたようであります。

思えば、昨年も一昨年も、夏の終わりのこの頃になると感じる「夏の疲れ」
それがめでたく、今年も出てきてしまったようであります。

きょうは月末、仕事が少し忙しくなり、あすから4日間はおそらく爆裂期間。
そうして9月になってしまうのですね。

ブログの記事を書くパワーが沸きません。
こういうときって、いろいろネガティブ思考が出てきちゃうのもあって・・。
バランスの歯車がずれている時期ゆえ、ひたすらご自愛の時間を過ごしております。

きょうはこんな感じで・・。
たまに文章が少ない日も、あっていいでしょう。
あすからまた、キチンと書きますね!

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あなたの話が聞きたいな [考える]

あなたの話が聞きたいな

過去の統計では、生徒・児童の「自死」が多い日として、9月1日があるそうです。
昨年、神奈川県鎌倉市の図書館の司書さんが、
「自死するくらいなら、図書館に来て」とツイートして、話題になりました。

私も学生時代は、迫る宿題の提出期限にドキドキしながら、
もっと夏休みが続けばいいのにと思ったことがあります。
私の場合は、学校に行くことがそれほど苦痛ではなかったのですが、
中には切羽詰ってしまう人もいたでしょうね。

学校に行く、行かないは、本人の自由だと思います。
まして、学校に行くくらいなら死を選ぶというのだったら、
苦役ですから、人道上も逃げてしまっていいと思います。
じゃあ逃げたあと、どうするの?っていう意見もありますが、
少なくとも、まずは危急の選択として「生」を選んでほしいです。

以下の文章は、昨年の同時期に記したものです。
私の周囲には、実にちゃらんぽらんな人が多く、どうやって生計を立てているの?という人ばかりです。
でも、一様に「生きています」。
これってすごいことです、とにかくなんと言われようと生きていることって。

長野県に帰省していた子どもさんがいなくなり、
捜索の結果、残念な形で川の中から見つかりました。
これは事故でしょうけど、やっぱり将来ある子どもさんが亡くなるというのは、
おとなにとって痛恨の出来事だと思います。
おとなの「代わってあげたかった」っていうのは、まさに本心からくる言葉です。

微力も微力ですが、なにかの一助になればと思い、再掲します。
もし、周囲でお悩みの子どもたちがいたら、ぜひ読んで差し上げてほしいと思います。
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不登校の子たちの「たまり場」を運営していたことがあります。
最初に会うと、その子たちは親とか学校とかに戻される指導ばかりされていて、
土気色で、表情のない、それでいて敵対心をもった目で、私たちと向き合っていました。
先生や親と一緒に来て、話をするのは決まって大人たち。
本人がしゃべろうとする前に、大人が説明しようとしました。
「今度はあなたと話がしたいな」と、次に来てもらうときには、大人の皆さんには来ないでもらいました。
勉強道具を持ってきたので、「いいよ、勉強は。それより話をしようよ」と、
いろんな話をしました。
勉強をしないといけない、学校に行かないといけないという「~しないといけない」より、
「~したい」の方が、絶対に楽しいですからね。

学校に通っている皆さん、皆さんは「教育を受ける権利」を行使しているのです。
これは中学校も小学校も同じこと。
「義務教育」は、大人が子どもに「教育をうける環境を与える義務」があるだけで、
子どもの皆さんに義務はありません。

学校に行くのが辛くて、懸命に悩んだ結果「死ぬしかない」と思っているのだとしたら、
その「義務」だと思っている学校が、実はあなたが「権利」で行っているだけなんですよ。
権利の中には「いまは権利を行使しない」という自由もあるはずです。

この世の中で、「~しなければならない」というのには、大部分は「抜け道」があるんです。
その抜け道が見えないから、自分が自分を辛い方に追いやってしまっているのでしょう。
大人の中には、ロクでもない大人もいます。
そういう人たちって、きっと多くの「抜け道」を知っています。
そんな大人に、あなたの辛いこと、考えていること、許せないことをしゃべってみてください。
案外、すぐそばにそういう大人っています。
公園のベンチで昼間に寝ている人とか、図書館で涼んでいる人とか・・。
ワイシャツにネクタイはしていないかな、もしかしたらサンダル履きかもしれませんね。

そんな人を探したことないな、と思うなら、
せめて9月1日は、そういう人を探しに行ってください。
自分の話を聞いてくれる人を探す――、このためだけに動いてみましょうよ。
世間の大人たちは、もしかしたらあなたが思う敵ばかりじゃないかもしれません。
味方になってくれる人が必ずいると確信します。
それからでも、きっと遅くはないはず。

「死ぬ気になってやれ」とは、口が裂けても言いません。
なぜなら、もうすでにあなたは「死ぬ気」なんですものね。
でも、そのあなたの「死ぬ」権利を、ちょこっとだけ保留してあげてほしいのです。
教育を受ける権利も、学校に行く権利も、そして生死を決める権利も「保留」。
そんな「保留の生き方」っていうのも、アリだと思うんですよね。

あなたが悩み苦しんでいることを、やっと世間の大人たちが気がつき、
「自死するくらいなら逃げて」というようになりました。
逃げなくてもいいの、いっぱい選択肢があるの、堂々としていてもいいの――ですよ。
ただ、死んじゃうっていう選択肢は、もうちょっと待ってもらいたいな、って思います。
「もうちょっと」っていうあたりが、ズルいですよね。
これがおとなのズルさだと思うんじゃないですか。
そうじゃないのです、あなたのことをまだよく知らないから。
ちょっとでも知ることができたら、「もうちょっと」なんて言わず、しっかりと言うことができます。
あなたが、自分の置かれた境遇を、もっと多くの人に知ってもらいましょうよ。

もしあなたが、死のうとする勇気があるのなら、もう少し勇気を振り絞って、
その勇気を「保留」することができたら、私はうれしいです。

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きのう飲みに行ったら、24時間テレビが・・ [見ると飲む]

きのう飲みに行ったら、24時間テレビが・・


ここ数日、スタッフの体調不良が続き、私の仕事が小刻みにずっと入っておりまして、
金曜の夜から日曜の夕方まで、数時間間隔で仕事しっぱなし
だからその間に、少しでも休息をと、これまた小刻みに仮眠を取るような生活でありました。
さすがに昨日は、仕事の最後の方はもうろうとしてきてしまい、レッドブルのお世話になる始末。
17時過ぎに仕事を終えて、1時間だけ仮眠を取りまして、出撃しました。
まあこういう日は、家でおとなしく体力の回復に努めればいいのですが、
精神的なリカバリーは、できるだけ仕事場から離れたところに身を浸すのが特効薬であります。

なんか先週も行った、居酒屋の磯八さん
日曜日に営業しているので、手軽に魚が食べられるから嬉しいです。
お店に着いたのは、20時前だったかな。
そしたら、お店のテレビには、24時間テレビが流れていました。
――あー、24時間テレビじゃん・・。
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私、24時間テレビはなんだかんだ言って、毎年見ています。
別に、感動の押し売りが好きなのではありません、理由は後述します。
でも、一般の見方とはだいぶかい離しているのね。
皆さん「そんな見方の人って、絶対にいない」と言い切る。

私は、24時間テレビをまず、全部録画します。
そして、順番に最初から見ていきます。
そのために、途中で絶対に、ライブ中継は見ません。
キチンと順序良く、最初から見るのです。
すると不思議なことに、番組終盤に向けて、なにもかもがキチンと終わるようになっています。
この、夏の終わりの「大団円」がなんか好き(笑)

24時間テレビの功罪はいろいろ言われていることを承知しています。
ただ私は、あの番組を純粋に、障害を持っている人への応援番組だとか、
芸人が無理な記録に挑むといった、そういう見方をしていません。
これは自論ですが、長時間番組というのは、テレビ局の総合力が顕著に出ます。
紅白歌合戦しかり、24時間テレビしかり、その組織のありようがはっきりわかります。
だから、24時間テレビを通して「日本テレビの組織のベクトル」を見ています。

例えば、林家たい平が100キロマラソンを完遂したようですが、
あの中継には、お正月の看板番組「箱根駅伝」の中継技術を大いに使用しています。
ワイプの抜き方、残り距離の表示、マイクロ波の中継技術など、
駅伝中継と同じシステムです。
だから、武道館までのコースも、詳細は発表していませんが、
神奈川県から国道1号線を東進する、まさに箱根駅伝と同じなのです。

番組最終盤に、スタッフロールがでますが、
関わったすべてのスタッフを、個人・会社問わずに出しています。
ディレクター、プロデューサーの人数は100名を超えています。
コーナーごとにもいれば、武道館スタッフ、汐留サブコン、その上層部など、
ものすごい階層になっています。
それを実感するのには、最初から全録し、順番に見ていくと、わかるのです。
――やっぱり変な見方でしょうかね・・。

で、もう1つ、私に課した長時間番組の見方があるのです。
それは・・「タイムライン通りに見る」
だから、今年の24時間テレビを見るためには、
それまでの長時間番組を見てからでないと見ることができません。
――ところが・・、私のストックが膨大でして、先日のフジテレビ27時間テレビ、
箱根駅伝、ニューイヤー駅伝、昨年暮れの紅白歌合戦も見ていなく、
いまやっと見始めたのが「昨年の24時間テレビ」(爆)
だから私の中では、まだマラソンランナーはDAIGOなのです(涙)

そういう意味で、話を元に戻しますが、居酒屋の磯八さんで24時間テレビを流しているのは、
私のレギュレーション違反になってしまうのであります(笑)
じゃあ、お店を変えようとか、番組を変えようとかにはならない体たらくで、
結局、番組が終わる「サライ斉唱」まで、見続けてしまいました。
どうやら速報視聴率がエンディングで35%超とのことですが、
笑点メンバーの年寄りたちでこの数字というのもすごいですね。

というわけで、磯八さんでは、まずはカツオの刺身
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トロトロ牛筋の煮込み。
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ホタテ刺し。
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――で、酒をかっくらっておりました。
そのあと、ポートエレンさんに行って遅くまで飲んでいました。

いまの時点で、昨年の24時間テレビを順番的に見ているので、
おそらく今年の24時間テレビは、きっと来夏ごろ鑑賞の予定。
そのころは、番組数日前に諸問題で、ドラマの撮り直しがあったとか、
有吉の熱愛報道の見解だとかは、きっと忘れているんだろうな(笑)

個人的には、昨日の夜にわざとぶつけてきたとおぼしき、
Eテレの「バリバラ」生放送「障害者に感動は必要か」という番組の方が面白そうでした。
NHKが、日テレの看板番組にあえて裏で、問題提起をしているのが痛快です。
私もその番組を録画したかったのですが、
モヤさまもあって、同録できる機器を使い切ってしまっていたのが不覚でした。
どなたか、Eテレの放送をご覧になっていたら、感想を教えてくださいね。

林家たい平のマラソンを、勝手に別アングルで放送していたら笑えるんだけど(悪)

――今日も遅番ですので、中休みの昼にこの記事を書いています。
今週もタイトロープの更新になりそうです・・。
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時天空関の引退に思う [考える]

時天空関の引退に思う


8月26日付けの、日本相撲協会のたった1行のニュースリリース。

「元小結・時天空慶晃引退、年寄・間垣を襲名しました」

これを読んで、ああ、また力士にという夢がついえたか・・と思った相撲ファンは多かったろうと思います。

昨年11月場所、ろっ骨骨折という診断書で、幕内を全休し十両陥落。
その後の場所も全休で、師匠の時津風親方が
「時天空は悪性リンパ腫に罹患し、現在闘病中」と語りました。
時天空関も「再び土俵で相撲が取れるように病気を治します」というコメントを発表。
力士会も異例の、時天空関に見舞金を出すことを全員一致で決めました。

体重の大幅減という噂もある中で、現在三段目まで番付を落としていた時天空関は、
力士としての再起を断念し、9月場所の番付発表直前のこのたび、現役引退を発表、
すでに取得していた年寄株・間垣親方を襲名しました。

モンゴルから東京農大に転籍し、そのまま角界入り。
時天空というしこ名は、入門した時津風部屋から「時」と、
モンゴルの雄大な「天空」を合わせたもの。
ロマンたっぷりの素敵なしこ名でした。
数年前に日本に帰化し、親方株を取得するまでになりました。

時天空関は、右四つと強烈な突きが得意でしたが、
なによりも彼独特の「足技」が、相撲ファンを魅了しました。
元々、柔道経験者とのことで、多彩な足技があり、
裾払いや内・外掛け、けたぐりやけかえし、掛け投げなどの「業師」。
同年代の安美錦関もよく「くせもの」と言われましたが、
時天空関も十分にその要素を持っていました。
相手力士が、それに警戒してまともに組み合えず、
不思議な立ち合いになることもしばしばでした。

そして時天空関の表情が好きでした。
ひとたび土俵に上がると、相手を睨みつける独特のふてぶてしいまでの顔つき。
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土俵を降りるとこんな茶目っ気のある表情でもありました。
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先代の時津風親方の教えをしっかり守り、
土俵では鬼になりきり、負けた相手力士に手を貸すことすらせず、
勝っても笑顔一つ出さないのも、彼らしいなと思ったりもしました。

足技を得意と公言し、なにかやってくれそうだと思わせる取組前。
私が本場所観戦をするときに、やっぱり楽しい力士でありました。
だから、悪性リンパ腫という病名が、彼とまったくマッチしなかった。
お相撲さんがかかる病気ではないと思ったものでした。

一般的に足技は、相撲では本流ではなく、どちらかというと奇襲であるという評価です。
でも、彼ほどその足技で相手力士を翻弄し、
その足技を受けないための立ち合いをする力士すら多かったのですから、
もはや立派な得意技でありました。
それを期待した、相撲ファンも多かったと思います。
いま一度、本場所の土俵でその技を見たかったと思いますが、
それは叶わぬ夢になってしまいました。

でも――、彼ほどの力士だったのですから、
後進にその技の伝承を期待したくなります。
まずは、病魔にうち勝ち、そして親方として存分に活躍してくれることを、ただ祈ります。

なんか、普通の力士の現役引退と違って、祈る気持ちが強い、不思議な感じです。
それは、彼の土俵の姿と、病名とのギャップがそうさせているのかもしれません。
モンゴルで生まれ育ち、日本にやってきてそこで帰化したけど、
彼が背負っていた「天空」は、国による隔てもなく、ずっと繋がっています。
いつか病気を克服し、ちょこっと小さくなった時天空改め間垣親方が、
部屋の弟子たちにビシビシときたえている姿を、心待ちにしています。

タグ:相撲
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どうだっていいここ数日のメディア [考える]

どうだっていいここ数日のメディア

若手俳優が強姦致傷という罪で逮捕され送検された。
その母であり、女優である女性が昨日、記者会見を開いた。
テレビ各局が生放送で、その会見の模様を報じた。
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会見は本人たっての希望とのことで、立ったまま、すべての質問に答えるとして、
当初の時間を大幅に越す時間、行われた。
質問の内容が、デリカシーがあったとかなかったとか、いろいろ言われているようである。

親は叙勲を受章するほどの性格女優で、その息子がいわば「親の七光り」で、
芸能活動にいそしんでいた。
息子を溺愛していたのだともいう。
そのやっかみもあるのかもしれないが、成人男性が逮捕送検されて、
いまはまだ推定無罪の立場であるのに、
その実の親がさらし者にされているような会見を開かなければいけない世の中を、
私は異常と感じる。

昔の話で恐縮だが、テルアビブの空港乱射事件で、容疑者(現在国外逃亡中)の父親が、
土下座して謝っている写真を見た。
あさま山荘事件の首謀者(これも国外逃亡中)の父親は、
犯人逮捕後「世間をお騒がせしたことを、死んでお詫びします」という手紙を残して自死した。

その事件のあと、大阪で起きた三菱銀行猟銃立てこもり事件で、
犯人(銃撃戦ののちに射殺)の母親が、香川から息子の説得のために呼び出された。
「たまらんやろうな」と、現場の新聞記者はつぶやいたという。
何か事件が起きたときに、その親を引きずり出すのは、日本特有のことだろう。
少なくとも20歳を過ぎて成人になり、親権の及ばないはずなのに、
道義的責任という名で、親に説明責任を負わす。
これが近代国家として、果たして正しいのかと思う。

子が親に依存し、親が子どもを溺愛している。
あの役者親子ではなくても、世間ではいくらでもそういう親子関係はある。
別に特段、ありえない関係ではないだろう。
芸能一家だから、有名税なのかとも思うが、
公開処刑のような「さらし者」にまでする必要があるのだろうか。

溺愛する親子、それを叩くメディア。
誠実に会見で答えるという母、足元を見るような質問。
そのいずれも、虚像でしかないと思えばいいのだろうが、
どうやらこの国の論調は、虚像であることすらも許さない雰囲気である。

男一匹、なにしてんだ!って突き放してもいい事件だと思う。
むしろ、メディアがそう言ってしまえば、あっという間に終わる話だ。
それを、やれ親が接見した、やれ親が会見をしたと、
その動静を細かに報じるほどの内容なのかとすら思う。

メディアスクラムという、集団的過熱取材の問題がいつも取りざたされているのに、
ことこういう事件が起きると、すぐに同じことの繰り返し。
「関係者」というどこから沸いてきたのかわからない匿名の輩が、
さも見知ってきたかのように、まことしやかに、事件の背景を語る。
欧米では、こういう匿名の情報提供者の証言は、真実味が乏しいとして、報道されない。
どうしても報じる場合は「匿名を条件に記者に話したものによれば」という注釈がつく。
日本のメディアは、そこの部分がきわめて曖昧である。

記者会見をただちに開け、そこで全部の質問に答えよ。
これが、憲法に定められた「報道の自由、知る権利」だとするならば、
その大前提である「基本的人権」もまた、十分に尊重されなければならない。
仮に、道義的責任とか、儒教的思想での親の管理責任があるとしても、
間違いなく親は、犯罪人ではないのだから。
メディアは代表取材にして、例えばテレビ1社、新聞1社、雑誌1社が、
非公開で会見をするのでも十分だろう。
少なくとも、数百人が突き上げるような会見を、することに意義が見いだせない。

あの女優さんも、その息子の俳優さんも、私は正直、あまり好きな人ではない。
でも、今回の一連の騒動は、なにを問い詰めているのかが、わからない。
不肖の息子がいて、それを守る親がいる。
ただそれだけのことに、尾ひれをあまたつけて、糾弾する意図がわからない。

――もしや、あの会見も実は虚像で、すまなさそうにしている「演技」をしている方が、
滑稽バナシとして、見ていられる。
したたかな親で、そう演じていた方が今後の自分にプラスの作用があるとして、
メディアに取材してもらって、さらされているという虚像を作り上げているのなら、
こんな面白おかしい話はない。
でも、どうやら、そうでないようだ。
なら、もはやどうでもいい。

大阪の猟銃人質事件では、事件発生から42時間後に、
犯人は警官隊と銃撃戦の末に被弾、数時間後に死亡した。
盆暮れには帰郷し、近所の人に「母をよろしく」と手土産を持ってきた30歳の息子。
母親はせめて他人はともかく、私の説得には応じてくれるものだと思っていた。
しかし、その説得を聞かずに蛮行を繰り返し、親と子の関係が断ち切れていたことを思い知った。
最愛のわが子が、手の届くところに戻ってきたときには、
銃撃戦で被弾し、7発の銃弾が体内に残り、重篤な状況だった。
その枕元で母は、わが子の回復ではなく、死を願わなければならなかった。
放心したような母親があまりに哀れで、ある新聞記者は、肩を抱くようにこう言ったという。

「がんばりまいよ」

新人時代の3年間、高松支局にいた記者は、讃岐言葉には通じている。
がんばってくださいよ、しっかりしてくださいよ――という意味。
それを見た他社の記者もまた、目を腫らして一斉にうなずいたという。

極端な例かもしれないけれど、そういう矜持っていうのが
なんか欠けてしまっているなあと思う、ここ数日のメディアでありました。
意見には個人差がありますことを、ご理解ください。



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強盗だ~(訓練) [やる]

強盗だ~(訓練)

もはやネタがキツくなりまして、つい先日、近所であった強盗訓練の模様を。
式守がなぜこの訓練に呼ばれたのか、それは公然の秘密ということで(笑)

どうやら、埼玉県管内では強盗事件が増加しており、
警察もついに本気を出し始めたらしく、近所のコンビニさんで強盗訓練を実施するそうで、
私もお呼ばれしまして、ひょこひょこ行ってきました。
通常営業中のコンビニを使うので、お客さんもなんだなんだと見に来ている。
ちなみに私、よっぽど消防服上下で行っちゃおうかと思いましたが、
あまりに暑いのでやめました。
(「暑さで着ていくのをやめる」ということ自体が、間違っていますが・・)

若手警察官が選ばれて犯人役。
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背がデカい、そして顔つきも犯人役に適任。
すぐにトイレに入っちゃった。
そしてトイレから出てくると、いかにも怪しげな感じ。
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「おいてめえ、カネ出せよ、カネ!」と叫ぶ犯人役。
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段取りを間違えていて、本来はもう片方のレジで訓練をすることになっていたのに、
本当に接客運用中のレジで迫真の演技。
緊張感がない店長さん、じゃあこっちのレジに来てくださいと、ありえない訓練(笑)
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司会役の警察官の人が、迫真の演技をカメラ撮影中。
腰の落とし方がまるで、拳銃を構えているかのようで笑える。
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「おいてめえ、もっとカネ出せよ」
「ねえよ」
「しけてやがるなあ」
「うるせえ」
――どっちが犯人で、どっちが店長さんだかわからん。
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司会役の警察官が、扉をうまく開けることができず、右往左往。
金を取って、逃げていく犯人を、外で出迎える金筋一本の生活安全部長さん。
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堂々とナンバーをこっちに向けて停めてある車で逃走する犯人役。
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周りで見ているお客さんが、なぜか拍手している(爆)

犯人が歩いたであろう部分を、新聞紙で現状保存する。
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そんなことより、おそらく本番では店をクローズしちゃうと思うけど・・。
その間に110番通報、すぐに通信指令からの一報を受けたパトカーが臨場。
本当にサイレンを吹鳴させて、吹っ飛んできた。
近所の人も不安げに顔を出す。
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どうしました?という警察官が、これまたあまり緊迫感がない。
あっちに逃げましたよ~と、身振りを込めて。
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すぐに一報を報告、隣接署緊急配備を発令しました。

という、やや緊張感に欠ける訓練でありまして、
私などは「訓練で全力をかける」ことをモットーとしていますから、
もっとみんな、一生懸命やったらいいのになあって思ったりもしました。
やっぱり、消防服を着て行けばよかったかなあ(爆)

その後、外でカラーボールの投てき訓練。
この人は、炎天下で立たされているのではなく、投てきの「的」の看板。
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私だったら、これを「顔ハメ看板」にして、ショーアップさせるんだけどなあ(バカ)

予算の都合で、ただのゴムボールを投げたのですが、まあポンポン弾んで、
いろんなところにボールが飛んで行ってしまいました。
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唯一、訓練用の水入りボールを投げた人が1名。
これまた、とんでもない方に飛んで行って割れてしまい、みんな苦笑い。
野球の始球式みたいに、うまく投げられないものです。
この際「全然投げない始球式」みたいに、寸劇でもやろうかな(笑)

最後は講話として、生安部長さんと、県警の課長代理が話す。
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結論として、残暑厳しい時期の昼下がりに、外でこういう企画はやるもんじゃない!
とにかく、流れ落ちる汗との闘いでありました。

まあ、訓練はこんなものなのでしょうけど、
私はもっと緊迫したものを期待して行っただけに、
ちょこっと物足りなさを感じました。
私が犯人役だったら、立てこもりとかしちゃうかも(爆)

あるいは、ビジネスホテルで女子従業員を・・(以下、不謹慎のため自粛)



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朝が嫌い [間接的に考える]

朝が嫌い

私は完全な夜型人間でして、朝はめっぽう弱いものですから、日々大変苦労しています。
別に血圧が低いとかではなく、夜は早く寝てしまうのが「もったいない」と思うので、
必然的に朝が弱くなります。

小学生のころまでは、普通に朝型の生活でありました。
小5とか小6になると、ラジオの夜の放送を聞くようになったのですが、
23時まで起きているのが限界!ってなったものです。
当時のラジオ番組と言ったら、吉田照美のてるてるワイドでしたねえ(懐かしいなあ)

それが中学校に入ると、深夜放送に目覚めてしまい、
平気で24時、25時、26時まで聞く生活。
そんなんだから、朝起きられず、中学校では連日遅刻。
さすがに中3の担任は、この遅刻の回数をまるまる書いて高校に提出できないと、
かなり少なくしてもらった記憶があります。

これが高校になると、よりダメの度合いが深刻になり、とにかく夜寝ない、だから朝起きないのスパイラル
遅刻もほぼ連日で、先生を泣かせたのであります。
でも、実は中高を通して、1日も学校を休まなかったんですね。
高3の時に、皆勤賞を申請したのですが、
担任から「これで皆勤賞にする前例がない」と言われ、
じゃあ前例を作りましょうと言った覚えがあります(当然却下)。

大学の頃も完全な夜型で、そのころから夜勤の仕事もやったので、
めでたく完全に昼夜逆転。
本当にひどいころは、昼の3時ごろ寝て、9時ごろ起き出し、夜勤の仕事をしてました。
どんな生活だったんだろう・・。

いまでも、生活パターンはなんかあまり変わらない気がします。
ただし、刻んで寝るという術を知ってしまったので、睡眠は上手になりました。
でも、夜型は変わらないなあ。
なんか、早く寝ちゃうのがもったいない病は、もはや依存症に近いのかもしれません。

ここ数年、まったく泊りがけの旅行に行っていないのですが、
旅先でも、早く床に就くのができない体質。
でも、夕ご飯を食べて当然飲酒ののち、部屋に戻って30分くらいうたた寝をしてしまい、
そのあとはまったく目がさえてしまって、眠れなくなる。
で、朝風呂と朝ごはんを考えると、6時過ぎに目を覚ますことになるので、
必然的に完全な睡眠不足に陥る。
――これだともはや、旅行に行って逆におおいに疲れて帰ってくるパターンであります。

でも、旅先の朝があんなに早いのは、私にとってはまったく解せないですね。
せめて、9時ごろまで寝ていて、その後のっそり起き出し、
朝風呂に入ってブランチを食べて、そのあと軽く昼寝して、チェックアウトは13時ごろっていいな。
でも、旅館の人はいつ部屋の清掃をするんだ!って怒られちゃうでしょうね。

とにかく、朝はめっぽう弱いので、式守の朝は極端に機嫌が悪うございます。
そのかわり、夜は極端に機嫌が良いので(爆)、素敵な話はぜひそういう時間に・・。
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ちなみにきょう25日、いつもよりも1時間早く起きないといけないの。
で、その1時間早出のおかげで、数日前から気分が滅入っているのです(笑)
もはや、なにかの病なのかしらとすら思います。
新聞配達の人は、立派だなあって思いますね。


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8月21日、久々の地元ハシゴ酒 春日部 [飲む]

8月21日(日)、久々の地元ハシゴ酒 春日部


ここのところ仕事の遅番が続いていて、どこにも出撃できない日々。
まあしょうがないのですが、この日は珍しく定刻に仕事を終えました。
床屋さんに行きたいなあと思って、急いで地元に戻ったら、
そういえばこの日は日曜日で早じまいだったのね。
タッチの差でクローズになっていました・・。

じゃあと、いろいろ野暮用をこなしてから、早めの地元飲みを開始しましょう。
久々の訪店です、魚料理の磯八さん。
店に入ると、カウンターはおろかテーブル席も完全に満卓。
どうしようかなと逡巡していると、従業員さんが「腰掛けみたいな席なら大丈夫」とのこと。
小上がりのテーブル席に、ちょこっとはみ出した、段ボール箱の上にお盆を展開して、
まるで丁稚奉公の食事のような席を作ってもらいました。
全然問題なし、むしろこういう「補助席」みたいな方が楽しい。
まずはビール、お通しは冷奴です。

こちらは店内に所狭しと書かれているお品書きから、これぞという一品を探し出すまでが大変。
どれも信じられない価格で供されるのであります。
まずはシマアジの刺身。
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決して上手な切り方ではありませんが、こんな肉厚は初めて。
で、味もしっかりしているんだから、お値打ちです。
ビールから早速日本酒に切り替えました。

イカ焼き。
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かつおぶしは想定外だった(笑)
でも、これも上手に焼けていて、美味。

うなぎの肝焼き。
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これで2本で300円だというんだから、驚いちゃう。
感動的な美味しさでありました。

少しだけご飯ものも食べたいなあと思い、マグロの赤身のお寿司。
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すごいネタの厚さと大きさ。
男性でも一口ではほおばれないくらいであります。
シャリは、酢飯ではなく、ほぼほぼ普通の白飯(笑)
まあまあ、ご愛嬌でしょう。

隣のテーブルでは、もうさんまの塩焼きを発注して、むしゃむしゃ食べている。
私も一瞬、迷いましたが、私の中ではさんまの解禁日は9月1日と決めているので、
まだ解禁前なので、涙を飲む。
でもいいのさ、9月になったらたっぷり食してやる~。

さあ、ハシゴ酒を敢行し、次はダイニングバーのクーパーズさん。
カウンターには、武里の和食屋さんの大将がお客さんとしていらしたので、
隣に座らせてもらい、いろいろとバカ話。
こちらのバーテンダーさんはこの日お休みで、これまたカウンターに。
「きょうはイワシが美味しい」というので、早速オーダー。
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イワシを軽く燻製してあって、それとたっぷりのサラダ。

クーパーズさんはこのたび、生ビールをサントリーのプレモルからサッポロの黒ラベルにしたので、
サッポロ愛でビールから。
黒ラベルのグラスがカッコいいですけど、痛恨の写真漏れ。
そのあとは、樽生スパークリングワインを数杯。

その後、カウンターのお客さんがほとんど一緒に、近くのポートエレンさんに移動し、
なお飲み続けておりました。
日が変わったころに、少し早目に帰路に。
すると、台風9号から延びる前線の影響で、すでに雨がポツリポツリと降り出しまして、
「春雨じゃ、濡れて帰ろう」と、帰って行ったのでした。
(春雨ではありませんね)



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晩節を汚す [間接的に考える]

晩節を汚す


先日、朝日新聞の夕刊で、都知事選に立候補して落選した、
ジャーナリストの鳥越俊太郎さんに
「世間では『晩節を汚した』という評価がありますが」と記者がインタビューしていました。
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個人的に鳥越俊太郎さんはキライな人ではなかったので、
今回の都知事選は残念だったのですが、思えば彼も歳を取ったなあって思ったりもしました。
スキャンダルが出て、また付け焼刃の政策もあったり、忸怩たる思いだったとは思います。

現・都知事との候補者討論で「鳥越さん、これが選挙っていうものなんですよ」
言われていましたが、ネガティブ論争が選挙戦なのだとしたら、
おそらくはこの先、そういう「口だけ」の人しか、
選挙で当選しなくなるんじゃないのかなと思ったりもしました。

鳥越さんも脇が甘かったと言えばその通りですが、
じゃあ現・都知事はどうなの?って思ったりもします。
だいたい、私はあの「厚化粧都知事」さんは好きじゃありません(笑)

鳥越さんは、晩節を汚したとは思っていないと言っていますが、
どんな人でも、引き際って難しいんだろうなって思います。
たった1回、試合に負けてメダルの色が銀になっただけで、
時代の終えんだの、引退して指導者へだのと言われる、女子レスリングの選手もいましたし、
Sから始まる国民的アイドルグループの、年内で解散報道もありました。
まさに「盛者必衰」という、万物の輪廻(りんね)を感じますが、
やっぱり自分で幕引きができないくらい、大きな存在になってしまうと、
引き際の美学も完遂できないのかなと思ったりもします。

幸いにして、私は今のところ、まだ引き際を意識する年齢でも社会的な地位でもないのですが、
たまに考えることもあります。
例えば手広くやってきた趣味の世界を、少し切りつめないとこの先辛いだろうなとか、
仕事へのスタンスを変えていかないと、いけないんだろうななど。
そこで、どのようにフェードアウトしていくのかは、やっぱり難しいんだろうと思います。

毎日記している弊ブログも、もちろんその中で、考えることではあります。
いつか、すっぱり、突然更新が途絶えて終わるっていうのもありですが、
私の性格上、そういうことでやめちゃうのもどうかなと思うと、
きっと家具屋さんの閉店セールのように、
いつまでたってもクローズしないということになるかも(笑)

引退すると言っても、いつの間にか現役復帰している大仁田厚のような人も、
それはそれで、いつまでもしがみつく美徳もあると思いますし、
原節子のように、あまりにも早くすっぱりと、いさぎよくやめちゃうのも美学でしょう。
その兼ね合いが難しいから、晩節を汚すという言葉もまたあるのかな。

現役最年長サッカー選手に、若手に道を譲ってお辞めなさいと諭した、
「3000本安打」がいましたが、
ガッツポーズの仕方についてあれこれ言って、多くの人から「喝」を入れられたようです(笑)
ああいう姿は、ある意味、メディアが作り上げた虚像だと思うのですが、
多分、自分でもはやコントロールできないんだろうな。
そうなると、晩節どころか「生前退位」したくなるんじゃないかなあ(爆)

でもきっと、あの3000本安打の人も、根が正直すぎるんだろうなって思います。
だから、あまり深く考えずに、思ったことを口に出しちゃう。
それでまた非難される。
そう思うと、東京五輪の組織委員長の、
「神の国」元首相もバカ正直なお人なんだろうなと思います。
だから、君が代独唱なのに「みんなが歌わない」ってプンプン丸になっちゃったりする(笑)
まあ、あのお方はとっくに晩節を汚しているので、なにも怖くないんでしょうけど・・。

「まだできる」って思う頃は、すでに幕引きの助走に入っていると思って、
身の振り方を考えて行かないといけないのでしょうね。
だとすると、私もそろそろ、終着点にむけての「金メダルの着地」に思いをはせる時期かもしれません。

――というような堂々巡りのことを記しているのは、昨日22日の日中。
台風の風のピーク時に記しています。
中休みを取っていますが、雨漏り被害が仕事場で出ちゃっている様子。
世間でも、この台風で被害が少なければいいなと思います。


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ワカコ酒第117夜、「セロリの浅漬け」 [ワカコ酒]

ワカコ酒第117夜、「セロリの浅漬け」


新久千映さんの作品「ワカコ酒5巻」のタイトルを紹介しながら、私のコメントを挟む企画。

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ここのところ、仕事は忙しいわけではないのですが、拘束時間が長くなり、
どこにも行けていない日が多くなってしまいました。
おかげで五輪をじっくり見る日々(笑)
でもここ数年の8月終盤の動きを見ていると、
夏の疲れが出ていたり、気分が盛り上がらなかったりで、
結構この時期、出撃頻度が落ちているので、まあこれも「恒例」ということにしましょう。
その分、9月は迫力がありそうです。


「ワカコ酒」とは、OLさんの村崎ワカコ(26)が醸し出す、酒場礼賛コミックスであります。
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第5巻第117夜は「セロリの浅漬け」。
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今宵もいずこで一献、傾けてきたワカコ。
そう急いで帰ることもないでしょう。
それなりに飲み、それなりにお腹も満たした。
でももうちょっとだけ、この街にいたいなあ。
ということで、やっぱり飲みに来ちゃいました。
たくさん食べられない夜は、場を持たせてくれる一品、セロリの浅漬け。
それに食後酒がわりの麦焼酎の水割り。

セロリの浅漬け、なんともさっぱりいい香り。
控えめな酸っぱ味、そしてほんのり出汁がきいている。
ひと手間かけたお漬け物って、〆のお汁のようなそんな落ち着きがある。
今夜のところは最後の一杯、焼酎のお供につき合ってくれ。
こんな〆もいいね。

【シキモリ酒】

この回のワカコ酒は、なんか脱力というか、サッパリとした内容ゆえ、
まとめてもほんの10行程度になっております。
もしや、作者はセロリが不得手なのかな? と思わせるような内容(笑)

もともとセロリが大好きという人はあまりいないと思います。
私も実際そうでした、やっぱりあの青臭さがね。
トマトジュースは好きだけど、野菜ジュースになるととんと飲めなかったのは、
きっとセロリのせいだと思っていました。
(実際には、ケールとかピーマンなど、これまたあくの強い野菜の味だったりもします)

それが、いつの頃からかセロリが食べられるようになりました。
最初はテレビで、セロリをかじっているシーンなんかを見て、ああなればいいなと思っていたけど、
いまや本当に、セロリを買ってきて、塩を振ってかじるっていうことを普通にします。
っていうか、それが一番美味しかったりもします。

(ドラマ「傷だらけの天使」のオープニングで、
セロリを食べているよなあって思っていたのですが、
ユーチューブで見たら、トマトをかじってはいたものの、セロリは食べていませんでした。
ショーケンがセロリをかじっている記憶だったんだけどなあ・・)


もちろん、野菜スティックやピクルスがわりに頂くこともありますが、
きょうはセロリの浅漬け。
これも好きなんだなあ。

私がよく伺う、地元の大衆酒場あさひさんでは、お通しがないので、
たいていはセロリの浅漬けを最初に注文し、それをお通し代わりにボリボリ食べつつ、
ビールを飲んでいることが多いです。
香味野菜の香りを楽しむには、絶好のアイテムだと思いますね。

私はベジタリアンでもないので、セロリの浅漬けしか食べないなんてことはしません。
もっぱら、本当にお通し代わりです。
でも、お通しって実は難しい立ち位置で、寄席やプロレスにおける「前座」のようなもの。
このあとに控えるメインの前だから、重くてはいけないし、
だからといって味気ないのもよくない。
そして、あっという間に終わってはいけなくて、そこそこの時間を楽しめて、
その場になじむまでのつなぎをしてくれないと困る。
――そう考えると、お通しというのは、なんでもいいというのではないのです。

きんぴらとか、ひじきとか、おひたしとか、そういう「ちまちま系」であればいい。
そう考えると、セロリの浅漬けもそういう立ち位置としては十分な役者なのです。
ところが、このセロリに対する好き嫌いがはっきり分かれるのが難点。
セロリが不得手な人は、スープにセロリを香りづけに使っただけでNGという人もいますからね。

北千住の大はしさんでは、セロリというおつまみがあり、
大きなセロリが3切れくらい、そこに自家製マヨドレッシングが添付されています。
でもおそらく、葉っぱの部分が余ってしまうのでしょう。
お通しに、そのセロリの葉っぱを煮て供されることもあります。
私は好きなのですが、不得手な人はそのまま残してある。
ざっと3分の一くらいの人は残していると思うので、それくらい不得手な人がいるんじゃないかな。

だから、最近はやりのパクチーのように、NGな人は徹底的にダメで、
でも得意な人にとっては、もはや常習性があるアイテムだと思うのですよね。
セロリがダメな人は、セロリが他の野菜と接していた部位も嫌う傾向があります。
まさに、坊主憎けりゃ袈裟まで・・の世界でしょうか。

一軒で飲んで、もう一軒行くにはお腹も満たされているし、
飲みもそうたいして飲めないってなっても、まだこの街にいたいという、
ワカコの気持ちはわからないでもないなあって思います。
もうしばらく、この千鳥足で界隈を「パトロール」したいと思う気持ちってありますよね。
たいてい、そういう時って中途半端な時間だったりもします。
帰るにはまだ時間があるし、だからって腰を据えてもう一軒飲むまでの時間はないなあっていうとき。

私はそういう時は、回転でもカウンターでもいいから、お寿司屋さんに入りますね。
あっ、もちろん食べて飲んで○万円っていうところではないですよ。
一貫単位で注文できるところ。
少しだけつまみを切ってもらい、夏だと緑茶ハイ、冬だとぬる燗を注文してゆったりと。
もう少し乗っけられるならば、にぎりを数貫頼めばいいのだから。
長っ尻になることなく、程よくなったらお勘定してしまう。
こういう飲み方を覚えてしまった結果、まっすぐ帰るよりも散財することも覚えてしまったのであります(涙)

タグ:ワカコ酒
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