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ワカコ酒98夜、「ハンバーグ」 [ワカコ酒]

ワカコ酒98夜、「ハンバーグ」


新久千映さんの作品「ワカコ酒4巻」のタイトルを紹介しながら、私のコメントを挟む企画。

20150623ワカコ酒4巻.jpg

きのうは三の酉でして、11月もきょうで終わりです。
今年もあと1か月になってしまいました。
式守の爆裂日程も少しは緩和されてきましたが、
年末年始の慌ただしさと、恒例の人の手配がうまくいかずに、
12月も仕事場に拘束されることが増える予感です。
こうなると、本当に針の穴を通すような時間をねん出して、遊ばないと・・

そして、これは情報ですが、ドラマ版「ワカコ酒」のセカンドシーズンが決まったようで、
現在快調、撮影中とのことであります。
なんか、大宮でドラマのエキストラを募集しているらしく、本気で応募しようかと思いましたが、
そんなことを言っている余裕がなおないので、あきらめました(笑)
ドラマ版「レモンハート」も、続編が決まったようです。
酒素材の企画は、最近は好評のようですね!


「ワカコ酒」とは、OLさんの村崎ワカコ(26)が醸し出す、酒場礼賛コミックスであります。
20130701ワカコ酒2.jpg

第98夜は「ハンバーグ」。

22時を回り、この時間に余裕であいているところと言えば――、ファミレス
いつもはカウンターが多いから、BOX席も広々としていていいなあ。
こんな時間なのに、子どももいて、結構混んでいる。
自分のことを棚に上げて、みんな夜更かしはいかんよ。
ビールを飲みながら、全部写真付きのメニューを見る、ある意味すごいなあ。
ハンバーグだけで、こんなに種類がある。
ヘルシーに和風おろしハンバ・・、いやいやせっかくファミレスに来たんだから、
普段は絶対に頼まないようなものを・・。
ハンバーグと海老フライだなんて、きっとエビフライは冷凍ものだろうし、
ハンバーグは作り置きだろうし、カロリーもとんでもないし・・。
――といいつつ、頼んじゃった(笑)
あこがれのお子さまランチみたいだし、ビールのお供には最高だもんね。
思ったよりもサクサクだ。
全年齢向けの甘めの味つけもよし。
お箸でも食べられるけど、ここはしっかりフォークとナイフで!

ビールを飲み終っちゃったので、じゃあ次はワインにしよう。
え?デキャンタが350円!
値段設定おかしくない?
でも、ちょっと薄めだけど悪くない。
美味しいね、最近の安いものって。
こんなに安くて手軽に楽しい思いをしちゃって、いいのかしら。
ファミレス、みんなが集まるはずだ。
でも・・、このワインの値段、どうなっているんだろう。
普段私が飲んでいるワインって・・、ぶつぶつぶつぶつ・・。

【シキモリ酒】

テーマはハンバーグなんだけど、ファミレスという場所に関する考察が中心のようであります。
ファミレス、式守がほとんど行かないところであります。

実は、20年以上前の大学4年生のときに、
某「Sらーく」というファミレスさんの就職の内定を頂いたのですが、内定式の前日にお断りして、
いまの仕事に就く決意をしたので、あながちファミレスはキライではありません。
ただ、酒を浴びるほど飲むようになってからは、まず行かなくなっちゃったということ。

NHKの番組で「ドキュメント72h」というのがあって、
定点に72時間のカメラクルーを置いてその一部始終を記録する番組があるんだけど、
以前ファミレスをやっていました。
ファミレス=ファミリー層だという概念は、もはやありませんでしたね。
まさに老若男女が、あの空間に求めるものがいろいろあって、
食事だったり親睦だったり、子育てだったり、そのストレスを解消だったり、
まさに社会の縮図だなって思ったりもしました。

その昔、ファミレスがで来たばかりのころは、
そのものずばりの「ファミリー層」にターゲットを絞っていて、
価格もいい値段だったりしていたのですが、価格破壊の波と「ドリンクバー」という制度で、
すっかり安いお店になりました。
美味しいものを食べるというより、安くてそこそこ、
そして長い時間いられることにスライドしてきました。
最近はまた、ちょこっと高くても美味しいものを食べたいというものに、
ファミレスが呼応してきたようであります。

私などは、もしファミレスに行くとしたら、絶対に深夜なのですが、
あの深夜料金として、一律10%乗せられるばかりか、
飲んで食べてとなると、それなりの値段になってしまい、
だったら倍出してでも、もっといいものを食べたい!っていうことになってしまいます。

でも、例えば甥っ子たちなどは、ファミレス大好きらしく、
どこかにご飯を食べようというと「ガストがいい」と言い出すのですよね。
子どもが、ご飯を食べたいお店の筆頭に出てくるんですから、
やっぱりたいしたものです。
子どもたちは、口が裂けても「北千住の大はしさんに行きたい」とは言いません(笑)

ではそろそろ、テーマであるハンバーグに。
ハンバーグ、私は大好きです!
これは幼少の時分から、好きだったもの。
いまだに、ハンバーグを食べると、幸せになります。
わかりやすい味だということ、ご飯にもパンにも、ビールのアテにもなりうるということ。
バリエーションが豊富だということもそうです。

洋食のお店に行って、ちょこっと値段が張るハンバーグも美味しければ、
びっくりドンキーのハンバーグプレートも好き。
酒を飲む前に、朝からろくすっぽ食べていないなと思えば、
マックのデフォルトのハンバーガー100円をパクついてから、飲みに行くこともあるし、
ダイナー系の1000円近くする、押しつぶして食べるハンバーガーも好きです。

この年齢になると、ハンバーグが好きっていうのがはばかられることもありますが、
それを差し引いても、やっぱり食べたい!って思う。
グラタンとかドリアが、チーズの関係で食べられないから、
どうしても、こういうものに特化していくのでしょうか。

ハンバーグだけは、ナイフとフォークで食べたいなって思います。
別に、箸でも簡単なんだけど、なんかその「背伸びして洋食を食べている」という、
幼いころの思いがふと漂ってきたりするのもありますよね。
だれもテーブルマナーなんか見ていないのに、きちんとやってみたりして。
つけあわせの、コーンとニンジンのグラッセとブロッコリーなんて、
気休めにしかならないけど、野菜も食べているっていう免罪符のようなもの。
コーンなんて、フォークで食べづらいことこの上ないんだけど、
黙々と食べちゃったりするのであります。

その昔は、挽肉を買ってきて、玉ねぎと一緒にこねて、パテを作っていた時代。
(別にこの行程は、いまだに変容のしようがありませんが・・)
当時、そういうのを面倒と思うと、イシイのハンバーグがありましたよね。
甘いトマトソースと一緒に、パウチされたのを、湯せんする。
トーストに挟んで「ハンバーガー」だとして食べた頃もありました。

あと、なんていう商品名か忘れましたが、すでに脂をまわりにこすりつけられて、
いきなりフライパンで焼けば、すぐにできるハンバーグっていうのもありました。
ソースを自分で作るなんていって、ケチャップとソースを目分量で混ぜて、
デロっとくっつけて食した時代。
美味しいとかなんだとかいう以前に、お腹を満たすための食べ物でした。
懐かしいな。

そして、これは40デコボコ以下には分からないでしょうけど、
デパートの裏口の出たところとか、パーキングエリアとか、
ドライブインのようなところに置かれていた自販機で
「グーテンバーガー」っていう、得体のしれないハンバーガーがありましたよね。
内容量を見ると、牛肉なんて入っていなくて、なんやようわからない肉と練り物でできたパテと、
バンズが冷凍保存されていて、お金を入れると急速に解凍されて出てくる。
その解凍でバンズがびしょびしょになるので、
ウェットティッシュみたいなものにくるまれて出てくる。
芯が微妙に、さっきまで凍っていました的な固さでありました。
あんなまがい物を、むさぼりついていた時代が懐かしい。
(この自販機、まだ現存するようです)

最後に、ファミレスにおけるワインの尋常ではない価格設定について。
某サイゼリヤさんなどでは、グラスワインが100円台、デキャンタでも390円とかっていうのがあります。
以前、結構バカにしていましたが、飲んでみるとそれなりに飲めちゃうあたりが辛い(笑)
おそらくは、数リットルの紙パックのワインだったりするのですが、
じゃあいつも飲んでいるアレって、なんなんだ?っていうように、ワカコの考えと同じラビリンスに陥ります。

でもこれは、日本酒とて同じこと。
銘酒と呼ばれる、1合900円というのもあれば、
普通酒として、1合220円という、ワンカップ並みの価格設定もある。
じゃあ、どっちがどうだと言われれば、安くてもそれなりに飲めちゃう。
そこで、オレは安酒は飲めねえぜと、自ら間口を狭くしちゃえば、それだけのこと。
門戸は広くしておく方が、TPOに合わせた飲み方ができるってもんです。

うちの日本酒のグループの会長は、日本酒の原価計算をシビアに行った結果、
4合瓶で1200円を超すはずはない!と豪語してしまい、
1200円を超す酒を買わないのかと言えば「しょうがねえだろ、美味しそうなんだもん」と、
毎回言い訳を私にしてくる始末であります(爆)
(よせばいいのに、私も毎回突っ込むから、こういう堂々めぐり=笑)

ファミレスって、比較的、一人でいる人も多いから、気兼ねなくいられるっていう人も多い。
そして、これも立派な一人飲み。
ワカコ、ファミレスに入りびたりにならないようにね!


タグ:ワカコ酒

熟睡プラ寝たリウムの総括 [やる]

熟睡プラ寝たリウムの総括

一つのイヴェントで6日間も記事を書き分けるのもどうかと思いますが(爆)
それだけ感慨もひとしおだったということで、きょうまではご容赦ください(笑)

昨日までは裏話をメインに、ややもすると仲間を誉めることになってしまいました。
それはそれは素敵な仲間たちに囲まれて、盛り立ててくれたことは感謝しつつ、
でもやっぱり興行として、いくつかの反省点を列挙しないといけないですよね。

まずは、やっぱり観客動員のことについて。

完全に満席になると250人入れる劇場に、80人というお客さんは、
ある意味で、ゆったりと見ることができる環境だったと思います。
映画館だってそうでしょ、すぐ隣に知らないお客さんが座っているよりは、
多少余裕があって見る方が、ゆったり感が出ますものね。
まして、今回はじっくり寝てもいいですよというものですから、
そういう部分でのストレスは回避したいものであります。

でも、せめて座席数の半分である、120人くらいのお客さんは欲しかったです。
3連休の初日、天候に恵まれるというメリットを使いこなせなかったのが心残りです。

広報に関しては、メンバーで分掌をしていて、私の担当ではありません。
もっとも今回、独自の広報をやるにも、時間的に厳しいこともあって、
物理的に不可能だったと思っています。
でも、地域新聞社のウェブには掲載され、それがYahooのヘッドラインにも載ったのですから、
そういうことを生かせないといけないと思いました。
実は私たちのグループの広報にはいろいろ制約があるのですが、
ママパパなどは200人を超すお客さんが入るのですから。

あとは、もっとメンバーの参加機会を促したかったと思う部分もありました。
音楽に関しては、ほぼすべてが私のチョイス。
素材もほぼ私の好みで固めてしまいました。
でも、この投影は、式守の個人的なものではありません。
あくまで「さいたまプラネタリウムクリエイト」の第19回投影会なのです。
人的な協力体制は確立していましたが、やっぱり投影そのものに、
メンバーがもっと参加できる体制っていうのが、必要だったのかなと思います。
――まあ、こういうことは、対外的に言うことではないのですけどね。

そして、最大の反省点がありました。
実は、多くのお客さまからのアンケートに触れられていたこと。
それは「子どもさんの入場に関すること」

今回、ご家族連れのお客さまが数組いらして、その中には未就学児の入場もありました。
もともと、有料投影を行う通常時には、未就学児の入場があった場合は、
もし怖がってしまうなどで泣いたりしたら、
他のお客さまとの兼ね合いよりロビーに出ていただくなどの対策を講じています。

これまで、私たちの投影で、未就学児の入場はほぼありませんでした。
唯一、ママパパプラネタリウムは「0歳児からの入場もOK」との触れ込みなので、
逆に騒がしくなることを事前にお客さまに告知しています。

今回、正直なところ、未就学児のお客さまへの対策を、まったく念頭に置いていませんでした。
そして、当然ではありますが、投影内容が明らかに子ども向けではなかったので、
子どもたちが飽きてしまったのです。
そりゃそうですよね、9分近い日の入りなんて、子どもがおとなしく見ていることができませんもの。

騒がしくなってしまったことにより、多くのお客さまからのアンケートで、
「せっかく眠りに来たのに、子どもの声がうるさくて眠れなかった」
「本来、子どもの入場はどうなっているのか」
「この件におけるスタッフの対応が甘い」
――などの、手厳しい声を頂きました。

さすがに、子どもさんの親御さんが途中でもたないと思ったのか、
退出をされたので、中盤からは静かになったようです。
(操作卓に陣取った私たちは、実はほとんど気がついていませんでした)
直接、私たちスタッフにクレームを寄せるお客さんはいませんでしたが、
アンケートに十数名の方から同様の意見を寄せられました。

終演後、メンバーでそのことについての議論をしました。
無料投影であれば、子どもだからと言っての入場を断れないよねとか、
前回10月がママパパだったから、子どもも大丈夫だと思うよね、という意見。
やっぱり、おとな向けであることを事前に告知し、受付で対応する必要があったよねとか、
会場担当者が、騒がしくなってきたらすぐに対策をしないといけないという意見。
議論は百出しましたが、きちんとした結論が出せませんでした。

たしかに、熟睡を売りにした以上、眠れる環境整備は大事だったと思います。
でも、子どもさんが声を出すことを止められないし、
だからと言って年齢宣言をするほどのことでもないような気もします。
保育園・幼稚園の近隣から、子どもたちの声が「騒音」だとする苦情が寄せられる昨今、
いろいろ考えさせられました。

無料だからそこまで責任を負わなくてもいいとも思うし、
最終的に親御さんの判断だとも思います。
でも、公共の場所で興行を行う以上、多少の制約を設けるのも必要かとも思います。
逆に、市民グループなんだからそういう制約を取っ払うこともできるとも。
どうなんでしょうね、この手の問題って。

アンケートにおける、ネガティブなものの大部分は、その部分でした。
テロップの文字が少し明るかったとか、前置きが長いなどの意見もありましたが、
その他の大部分は、極めて好意的なものでした。

もしかしたら、来年も11月の連休に、熟睡系の番組を実施するかもしれません。
そのときには、これらの反省点をふまえたものになればいいなと思いました。
そして、この熟睡系は私・式守の専売特許ではないと思っています。
別のメンバーが主担当になれば、その人ならではの切り口で、
今回の数倍も良いものができると思うのです。
だから、来年、もし同様の企画をやるのであれば、
私は後方支援に回りたいと思っています。

今回、仕事の超絶タイトな期間とかぶっての企画になりました。
でも、こうも思うのです。
仕事がタイトではなく、普段通りの日程だったからと言って、
この投影が数倍も良いものになったという気はしません。
おそらくは、どういう形であれ、いまの私のスキルでできた精一杯のものだったと思います。
だから、あまたの反省点をすべて心に刻み、今後より良いものを作れるようにしたいなと思っています。

良い経験をさせてもらいました。
体力がほぼほぼなくなって、終演後の打ち上げは食事になりましたが、
(私の他数名がマスク姿という痛々しい状態)
やり遂げた感に包まれました。
長い記事でしたが、これでプラネタリウムの投影会ネタは終了です。
ご笑覧、ありがとうございました。

追記、数名の飲み仲間さんが見に来てくれましたが、その感想で吹きだしちゃったこと。
「投影中のテロップの文章、どこか見覚えがあると思っていたけど、
式守ブログと文体が同じだったよ――」。
やっぱりねえ、似ちゃうんですよ(苦笑)

(写真は何枚も撮っているのですが、劇場内の写真には公開の制約があるので、
ほとんど写真を掲載できないことをご容赦ください)


式守脚本演出の「熟睡プラ寝たリウム」の、メンバーの支援(その2) [やる]

式守脚本演出の「熟睡プラ寝たリウム」の、メンバーの支援(その2)

なんとか無事に終えたプラネタリウムの投影会の、
きょうもメンバーがどう支援してくれたのかに特化して書いてみます。
その2は、主に当日のスタッフとしてサポートしてくれた面々について。
タイトルは「全国一斉 熟睡プラ寝たリウム」。

メンバーの中には、11月がとても忙しくて、リハも当日も来られないという人もいました。
でもそういう人も、他の機会で顔を合わせると「ごめんなさい、なにも手伝えなくて」と、
言葉を投げかけてくれました。

事前のリハは無理だけど、当日のスタッフとしては、いくらでもやりますと言ってくれたのが、
3名の女性たち。
いろいろな意見もくれたし、ちょこっと参加してくれたリハーサルでは、
雰囲気の良さを言ってくれて、おおいに士気が上がりました。
そして当日は、パンフの折込や受付の対応など、
普段は私がやっているような裏方作業を買って出てくれました。
メインスタッフが作業に没頭できるのは、彼女たちのサポートのおかげでありました。

そして、メインスタッフとして、主にプラネタリウムの投影に直接携わってくれた人たち。
当初、操作もナレーションも、私がやってしまおうと思っていた時期がありました。
リハーサルの日程もままならず、みんなに迷惑をかけるのなら、自分がやってしまえばいいと。
そんなことを考えていた、2か月前の打ち合わせの時。
2名の男女が「自分にできることなら、協力しますよ」と申し出てくれたのです。
そして、その2名こそ、メンバーの中で高いスキルを持った人たち。
おそらくは、式守が悲壮感を漂わせながら、自分で背負ってしまおうという姿勢に、
気の毒がってくれたのかと思っています。
あるいは、式守が全部やってしまうパフォーマンスが
あまりに低次元の内容になってしまうことに恐れおののき、申し出てくれたのかもしれません。

今回、操作を担当してくれた男性は、メンバー一の操作のスキルを持った人でした。
会議が終わったあと、ひょこっと私の横に来て
「メンバーに入れておいてください、当日はできることはやりますよ」と言ってくれたのです。
操作はそんなに難しくないけど、通常の倍近い時間の日の入り・日の出操作があります。
彼だったら、脚本にすべて指示を示しておけば、その通りのパフォーマンスをができる人です。
彼に操作全般をお願いしました。

3歳になる長男君と一緒に来て、リハーサルをやった時もあります。
脚本の指示を読みこなし、こちらの狙いをすぐに理解してくれました。
テロップの微調整などを、自分のPCですぐにやれちゃう人でもあります。
開場直前に、星座絵の設定変更があったのに気がついて、
即座に対応をしちゃう技術も持っています。
全幅の信頼を寄せ、操作卓の横にいた私は、ほぼ指示を出しませんでした。
技術屋さんというか、職人さんの領域でした。
本番の投影がほぼ終了するというとき、MCが最後の言葉を発したら、
彼がスッと操作卓から立ち上がって、観客の皆さんに深々とお辞儀をしました。
おそらく、観客には全く見えませんが、彼の気持ちだったんだろうな。

ナレーションをやってくれたのは、先日誕生日を迎えた女子でした。
彼女も、あるときの打ち合わせの時に「解説やってみたいなあ」と、申し出てくれたのです。
20代の彼女は、声の仕事を目指していることもあって、しゃべりのエキスパートです。
アニメ声から、DJから、落ちついたトーンも自由自在です。
新たな境地として、ゆったりと睡眠に誘う声を出せたらとのことで、即決しました。
合わせて、音楽にも精通しているので、音響も一緒に頼みました。
解説も音響も、過去何度もやっているので、ほぼほぼおまかせできます。

彼女には、脚本の一言一句をあまり気にせず、
自分の話しやすい言葉に置き換えていいよと言い、
合わせてとにかくゆったり、声を低めにという指示を出しました。
彼女には、そういう指示だけで、狙いをつかめるだけの素養があります。
そして、演出上の気になる部分をしっかりと指摘してくれます。
演者として与えられた脚本をただこなすのではなく、より良いものを作ろうとしてくれます。
私とは親子ほども離れていますが、頼れる女性であります。

ナレーションをやりながら、音響として楽曲のインやフェードアウトを管理し、
合わせて微妙な音量調整を一手にやれるのは、おそらくメンバーで一番だと思います。
せっかくそこまでやってくれるのに、彼女の好きな音楽ではないのが申し訳ないと思い、
開場中と閉演後の楽曲を、彼女に依頼したところ、
いろいろ考えてくれて、最終的にピアノのインストを持ってきてくれました。
開場前に流していた曲を聞くと、あらためていい雰囲気だなって思いました。
もっと前に知っていたら、本編で流したんだけどな。

低い声のトーンも、ゆったりした間合いも、ほぼ満点でした。
彼女の「芸の肥やし」になったのであれば、言うことありません。
でも、一番感動したことは、プラネタリウムホールに準備で入るとき、
メンバーは三々五々、入ってすぐに自分の準備に入ります
ところが彼女は、入口でだれもいない会場に向かって、深々と礼をしたのです。
神聖視することがいいのではなく、その謙虚な姿勢は純粋に感動しました。
思えば彼女が最初に関わった投影のとき(私と彼女は同期です)、
「ステージの神さまに挨拶しましょうよ」って言ってたことを思い出しました。
自分が忘れていたなにかを気が付かせてくれました。
いくつになっても、人から教わるっていうのは貴重だなって思いました。

バレーボールの名セッターである竹下佳江が、ある本に書いていたのですが、
「任せるときは、すべてを任せる」ということでした。
だから、操作の男性とナレーションの女性には、
リハーサルなどではいろいろ言いましたが、当日は何も言いませんでした。
彼ら彼女らに「任せた」のですから、全部を任せたのです。
うまくいけば、彼ら彼女らの手腕を誉めればいいですし、
仮に失敗したのなら、脚本演出の不備だとして、私が責任を負えばいいのですからね。
そういう気持ちになれたのは、人事を尽くしたからあとは天命を待つだけだったからです。

まだ出会って数年のメンバーですが、濃密な人間関係を築いているからでしょうか。
お互いの気持ちをよく理解し、切磋琢磨できます。
当日の裏方に入ってくれた女性がよく言うのですが、
「いい『チーム』になったよね」という言葉が、脳裏から離れませんでした。
毎回担当が変わっても、本番に向けてどんな役柄でもこなせる、
本当にいいチームだと思います。
そして、その末端ではありますが、私が関われることがすごく嬉しいです。


式守脚本演出の「熟睡プラ寝たリウム」の、メンバーの支援(その1) [やる]

式守脚本演出の「熟睡プラ寝たリウム」の、メンバーの支援(その1)

なんとか無事に終えたプラネタリウムの投影会の、
きょうはメンバーがどう支援してくれたのかに特化して書いてみます。
その1は、事前の取り組みにサポートしてくれた面々について。
タイトルは「全国一斉 熟睡プラ寝たリウム」。

私たちのメンバーはそもそも十人ちょっとしかいないんですけど、
その中でユニットを編成して、投影会への流れを決めていきます。
以前は四季ごとの投影会だったので、みんなで制作をしていたのですが、
いまや特別投影も含めると、ほぼ毎月実施しています。
今回も、9月特別投影ママパパ、10月通常投影ママパパ+ミュージックが
ほぼ並行しての作業だったので、本当に人数が限られてきます。

プロデューサー的な「制作統括」と、台本を書いたり演出をする「脚本・演出」は、
できたら別の人の方が良かったのです。
じゃないと、オーバーワークになるので。
しかし今回、私の脚本演出は決まっていたのですが、制作統括をやれる人がいなかった・・。
当日の予定が立たないとか、リハーサルに参加できそうもないなどなど。
そこで、やむを得ず私・式守が、制作統括と脚本演出を兼務し、
制作面でサポートしてくれる「制作主任」に、フリーライターの男性が入ってくれました。

ところが、私の台本執筆の遅延や、企画案における詰めの甘さに加えて、
仕事での爆裂に突入してしまい、制作主任が尻を叩きはじめる。
そこに、少しイラッとした私と、メールでのいさかいが始まってしまいまして、
かなり険悪な状況になってしまった時期がありました。
まあ、制作主任からすると、統括である私が方向性をきちんと示さないと、
動きようがないのですが、
私も日々、かなりいっぱいいっぱいだったので、そこで衝突するカタチ。
でも、その男性がオトナでして、私をうまく立てるように導いてくれました。
リハーサルの設定、パンフレットの集約、アンケートや当日タイムテーブルなど、
私を補完してくれたのであります。
正直、彼がいなかったら、投影会は収拾がつかなかったです。

告知チラシ、当日配布パンフ、そして膨大なテロップや天体写真の素材は、
当初から協力を申し出てくれた、イラストレーターの男性がサポートしてくれました。
この人、プロのデザイナーゆえ、作業もでき上がりも、完全プロ対応。
この投影会の告知に使用したこのチラシも、彼の作品です。
(他の館でも、このチラシを紹介してくれていました)
20151110熟睡1.jpg
彼には、こういう感じでという発注をすると、数パターンをすぐに作ってくれました。
素人からすると、そんなに何パターンも作るのは大変だと思うのですが、
彼に言わせると「構想を練っているより、作っちゃった方が楽だ」っていうんですから、
やっぱりプロは違いますよね。

百数十枚に及ぶテロップや天体素材も、こちらの発注にきめ細やかな対応をしてくれました。
「修正とかは苦じゃないから、言ってくださいね」と言ってくれるのをいいことに、
詳細な修正を数回も頼むことになり、本当に申し訳ないと思っています。
彼は「いいものをつくることに、妥協はしたくない」というので、
それにおんぶにだっこをしてしまいました。

残念なことに、ご家族の体調面で、当日は見に来ることができなかった彼。
自分が制作した渾身の作品を、プラネタリウムで見られないのは痛恨だったでしょう。
完全な裏方に従事してくれたのであります。
貴重な仲間であります。

この4月から代表になった、2歳の女の子のお母さんも、裏方として活躍してくれました。
彼女は、9月ママパパと10月ママパパ+ミュージックの主担当でしたので、
私の主担当には、実質的な関わりは難しいとのこと。
でも「制作統括だったら、できるかもしれないよね」と言ってくれたのです。
基本、管理するのはキライじゃないし、式守と性格が似ているから――、
と、面白い見解を投げてくれました。
残念ながら彼女は、来年2月の主担当にもなってしまったので、
4回連続で統括はあまりに気の毒とのことから、外れましたけど。

でも、広報面を一手に担当している彼女は、グループのブログを定期的にアップしてくれたり、
地域新聞社の取材にも応じてくれたりと、活躍してくれました。
リハーサルで、いろいろな意見を寄せてくれたのも嬉しかったです。
投影後、こんなブログをアップしてくれました。
彼女も実は音楽大好きな人、気持ちを理解してくれた文章です。
http://ameblo.jp/s-planetarium-create/entry-12098556127.html

実は昨年、彼女がママパパプラネタリウムをやりたいって言った時に、
私がさまざまなサポートをしました。
個人的には、私は裏方が好きなので、全然苦になりませんでした。
でも、彼女があるときにふと、私にこういうことを言ってきたのです。
「いつも大変なことばかりやらせてしまい、スミマセン」――。
そして、いつも誰かのサポートではなく、いつか自分の主担当をやってくださいねとも。
とてもうれしく、また光栄な言葉でありました。
その言葉にほだされて、主担当をやったのかもしれません。

リハーサルも当日も、ほぼ参加してくれたけど、
本番投影だけは、一緒に来ていた長女ちゃんが静かに見ていられないだろうという判断で、
楽屋にて待機していました。
本番を見られないのは、すごく残念だと思うけど、
自分の欲望を抑えられる、大人の矜持を持った、素敵な女性です。
そのかわり、長女ちゃんとはそのあとにいっぱい遊びました。
彼女、2歳なのにメンバーの名前をそらんじている。
でも私には、私たっての希望で「おっちゃん!」と呼んでくれます。
私も子どもの心を忘れないようにしたいな。
いつになっても、私は3歳児の精神ですからね~。

あすの記事では、主に当日のスタッフとして活躍してくれた、メンバーのことを書きます。
メンバーがこの記事、たまに見ているんだよね(笑)
照れくさいですけどね・・。

式守脚本演出の「熟睡プラ寝たリウム」でおかけした楽曲について [やる]

式守脚本演出の「熟睡プラ寝たリウム」でおかけした楽曲について

なんとか無事に終えたプラネタリウムの投影会の、きょうは使用した楽曲です。
タイトルは「全国一斉 熟睡プラ寝たリウム」

まず、よく聞かれることとして、音楽使用と著作権に関して。
一般的に興行として音楽を使用する場合、著作権料を支払う義務があります。
まして有料興行であれば、その金額は安くありません。
さいたま市宇宙劇場の通常投影は有料ですので、
一括して劇場さんが、著作権使用料を支払っています。

私たち市民グループの無料投影に関しては、
日本音楽著作権協会(JASRAC)に行って確認しましたところ、
無料・市民の学習投影・営利ではないとのことより、
一切の著作権使用料は発生しないとの見解だったのです。
ですから、どんな曲をかけても「無料」ですので、堂々とかけられるのであります。
(あくまで楽曲使用のみです、映像や静止画は別途、使用許諾を申請します)

一般的にプラネタリウムで使われる音楽、特に癒やしの時間的では、
クラシックとか、オルゴールとか、当たり障りのないものが多く流されます。
そりゃ、ホルストの惑星交響曲や、ベートーヴェンの月光なら、大ハズレはないでしょう。
でも、それじゃ満足できないんだなあ。
せっかくこの60分を、自分の演出で使えるんですから、
ここに自分色の音楽を色濃く出したいじゃないですか。

最初はメンバーから1人1曲くらい、おすすめの曲をぶち上げてもらおうと思いましたが、
ここは勝手に、私のおススメの曲を推させてもらいました。

今回、投影中に使用した楽曲は全部で9曲。
それもほぼ最初から最後まで、しっかり聴いてもらう体になりました。

今回の熟睡を考えたときに、すでにオープニングと日の入り、日の出の曲は決まっていました。
っていうか、この曲で絶対にやりたい!って思っていたのです。

オープニングは、葉加瀬太郎の「情熱大陸」。
20151123情熱大陸.jpg
まあ、有名ですよね、あの曲です。
少しだけ高揚感が漂うので、オープニングでプラネタリウム本体が
場内中央の底から上がってくるところの演出に使いたいと思っていました。
あと、聞いたことのある曲で、お客さんも安心してくれます。
飲み仲間さんの吹奏楽団の演奏会に行ったときに、
アンコールで「情熱大陸やります」って言っただけで、
お客さんが拍手をしたのがかなり印象的だったので、絶対に使いたいなって思いました。
CD:imageからの、ガヤ音とバンドネオンがフューチャーされているバージョンから選びました。

日の入りで使った曲は、アメリカ出身のピアニスト「ジョージ・ウィンストン」
「Longing/Love」(邦題は「あこがれ・愛」)。
20151123ジョージ・ウィンストン.jpg
ヒーリング系の旗手でもありますし、彼の代表的なナンバーです。
皆さんおそらくは、サビを聞けば「ああ、あの曲!」っていう風になるのですが、
実は9分近くあるのです。
個人的にジョージ・ウィンストンは好きで、何度か演奏会に聴きに行きました。
最近はあまり訪日しなくなってしまったのですけど。
この曲を全部かけたくって、日の入りを9分近く設定したというのもあります。

日の出で使った曲は、徳島県出身のシンガー「皆谷尚美」の「Love is over」
20151123皆谷尚美.jpg
この人は知る人ぞ知るという存在です。
うちのプラネタリウムの代表と同世代で、彼女がメインでやっていたママパパプラネで、
メッセージ性の強いナンバーがえらく気に入ったので、CDをもらったのですが、
そのラス前のこの曲を聞いた瞬間に、絶対に日の出で使いたいって思った曲です。
ピアノとヴァイオリン、そして伸びやかな歌声が、朝日が昇るのとマッチします。
歌詞は少し切なく、別れを彷彿とさせるんだけど、
二つ並んだグラスとか、真冬のアスファルトとかが、この時期の冷え込んだ朝って感じで、
7分6秒もあるんだけど、すごく好きでした。

9曲中、これら3曲はすでに決めていたので、あとの曲をいろいろ迷いました。
飲み仲間からは、大量のCDも貸してくれ、これも大いに参考になりました。
使用の順番ごとに、紹介します。

睡眠をアカデミックに紹介するところで使用したのは、
インスト系グループ「S.E.N.S」の「人と時と風の中へ」。 20151123SENS.jpg
NHKラジオ第一で、交通情報の時になると流れる曲で、いいなあって思っていたのが、
この「S.E.N.S」です。
90年代に活動がメインだったようで、この曲はオンワードのCMで流れたとのこと。
言葉を邪魔しなくて、それでいて弦の音が心地よかったので、選びました。
CD自体は最近購入したんだけど、一発で好きになった曲です。

秋の星座案内で使用したのは、ピアニスト「加古隆」の「パリは燃えているか」。
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NHKの「映像の世紀」のメインテーマです。
本当は、加古隆の「黄昏のワルツ」でやりたかったんですけど、曲が短く、
5分以上もあるこの壮大な曲にしてみました。
加古隆は、同じフレーズをずっと使って曲を作るので、メロディを覚えやすいです。
奇しくも、NHKで「映像の世紀」の新章をやっているらしい。
アンケートで「この曲が星空にこんなに合うって、素敵でした」ってあったので、ちょこっと嬉しい。

天体写真館、ここは8分近くの大曲、能楽笛方の「一噌幸弘」の「田楽幻想」。
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一噌幸弘の篠笛、ヴァイオリン、ウッドベースの3つの楽器での演奏ですが、
緩急が自在で、どことなく幽玄で、物語性に富んでいます
数年前から追っかけて、何度も演奏会に足を運んだ一噌幸弘、その中で一番好きな曲で、
これを聞くと紅蓮の色に染まる幽玄な月を思い浮かべるんです。
だから、あえて使用する写真に、水面に映える月を差し込みました。

メンバーが最初に聴いた時に、冒頭「お正月みたい」って言っていましたが、
あとで絶賛された曲ですし、アンケートにも特筆されていました。
普通、お能の笛をプラネタではかけないよね(笑)
ライブだと、能楽打楽器や独特の掛け声も入り、もっと幽玄なんだけどなあ。
ちなみに、12月の「題名のない音楽会」に出演が決定しています。

冬の星座案内には「AUNj-CLASSICオーケストラ」の、「旅立ち」と「蒼~Blue」
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曲が長くないので、同じようなテンポの2曲をチョイスしましたが、
かたや4拍子で、もう片方は3拍子と、変化があります。
「AUNj-CLASSICオーケストラ」は、三味線やお琴、笛などの和楽器によるアンサンブルユニット。
存在を知ったのは、半年ほど前の「題名のない音楽会」で、独特のパフォーマンスでした。
笛の山田路子という人が、先ほどの一噌幸弘を師事していたので、興味を持ちました。
そしたら、飲み仲間さんが貸してくれた大量のCDの中に、このグループのCDがあったという訳。
細い線で紡がれた糸が、こうして結実するんだから、不思議ですよね。

エンディングで虹を出した部分から、エンドロールには、
ピアニストの伊藤志宏が、ボーカルに一青窈をフューチャーした「Over The Rainbow」。
20151123伊藤志宏.jpg
ここは本当だったら、Aquatimesの「虹」を書けるつもりだったんだけど、
素材がなくて、この曲だけのためにCDを買うのを躊躇して、次善の策になりました。
「Over The Rainbow」は名曲ですが、一青窈独特のクセがあまり感じられないので、
いいなあって思った曲であります。
これも、飲み仲間さんがライブハウスに行って、伊藤志宏の演奏を聴いて、
そこでゲットしてきたCDがあったので、それを使ったという次第、縁ですね。

――結果的に、クラシックは入りませんでした。
また、ボーカル入りの曲は最後の2曲だけで、あとはインスト。
洋楽が1曲、純粋な邦楽(和楽器)が3曲と、まあジャンルがバラバラ。
でも、いわば自分の好みの曲で固めたのですが、
リハーサルでメンバーからは「式守色、いいねえ」って好評だったのです。

そして、驚いたことにお客さんのアンケートには、これらの選曲が誉められました。
「センスがいい」とか、「あの楽曲がこういう使われ方で映える」など。
なんでも聞く私の音楽癖の中で、あまり人に知られなかったジャンルを紹介して、
それがいいって言われることが、すごく嬉しかったのです。
新旧洋邦、いいと思うものはいつの時代も「いい!」んですよね。

そりゃ、ドボルザークの新世界からの第2楽章もステキだし、
ショスタコーヴィチの交響曲第5番も大好きです。
AIKOの「プラネタリウム」も、コブクロの楽曲もわかります。
でも、これは式守セレクション、意外性のあるチョイスでお客さんを喜ばせたいって思ったら、
こんなチョイスになったという感じ。
ヤバい、けっこう快感かも・・。

あすは、この投影をメンバーがどう支援してくれたのか、
そういう観点で書いてみたいと思います。

式守脚本演出の「熟睡プラ寝たリウム」の内容 [やる]

式守脚本演出の「熟睡プラ寝たリウム」の内容

なんとか無事に終えたプラネタリウムの投影会の、きょうは番組内容です。
タイトルは「全国一斉 熟睡プラ寝たリウム」

もともとは、2015年度の投影内容を決めるための、昨年末の話にさかのぼります。
メンバーが各自、企画を持ち寄って、その内容をベースに討議したのが発端。
私は相変わらず直球勝負ができない性質ゆえ、変わり種ばかりを提案しました。
避難訓練付きプラネタリウムなんて、個人的な趣味じゃんみたいなものばかり。
その中で、あえてお客さんに寝てもらえる企画ってどう?というプレゼンをした時に、
メンバーから「そういう学会があるよ」と教えてくれたのです。

兵庫・明石の天文台にあるプラネタリウムが発起人となってできた、
「日本プラ寝たリウム学会」は、毎年11月23日の勤労感謝の日前後に、
統一テーマとして「熟睡プラ寝たリウム」をやっているとのこと。
じゃあ、その学会と連動して、企画をやってみようということになりました。
私たちの活動する「さいたま市宇宙劇場」が、学会に加入し、
正式にそのネーミングで投影ができるようになったのです。

しかし最大のネックになったのが、この11月23日前後に私の仕事の爆裂日程になることが、
今年の春ごろから匂い出したこと。
そして秋は9月と10月に投影会があるので、
事前に準備期間があまり取れなさそうなこと。
楽観的だった私は、10月頃までに脚本を完成させ、余裕ある日程を目指すとしておりまして、
実際に8月あたりから企画案を提示し始めたのですが、
そのときはまだあまりにラフな案しか作れませんでした。

私が当初から提案した内容は、
お客さんにリラックスしてもらうために、天文知識を盛り込まないようにすること。
あとは、しゃべりを少なくして音楽を流し、夜空にテロップを多用すること。
日の入りも日の出も、とにかく長くゆったりとやること。
だから、ヒーリング系のような趣になりそうだったのであります。

そして、熟睡と銘打ってありますが、寝るか寝ないかはお客さんに任せてしまうこと。
ラジオ深夜便のように、お休み前の方もお目覚めの方も――みたいに、
寝られる要素は準備しますが、だからと言って寝かすのを強制しませんよとしたいと思いました。

しかし、そのプランをメンバーが「どっちつかずで、ビジョンに乏しい」と酷評でした。
まあ確かに、どちらかに特化させた方がはっきりするのですが、
個人的には、そこをボヤっとさせられたらいいんだけどな‥と思ったりもしました。

あともうひとつ、退屈で眠くなっちゃったっていうことにはしたくないなっていうのもありました。
だから、星がゆっくり回転するのを、ただずっと流しているような、
そういう内容にはしたくないとも思いました。

日の出、日の入りをじっくりと見せて、ステキな写真と音楽が満載の企画。
私も結構、ロマンチストでありますからね(笑)
でも、一カ所だけ、変わった要素を入れたい部分を冒頭に持ってきました。
それが「睡眠を考察する」という部分。

最近書いた記事の中で、私が名著としている「極楽スキー」
この本は、スキーを楽しむことに特化したハウツーものなのですが、
その第1章は「日本になぜ雪が降るか」として、
気象学的に、雪が降ることを論じています。
最初に読んだ時に「え?そんなところから始まるの?」って思ったのですが、
これって、意外性があるなって感じたのです。
だから、投影の序盤に、あえて学術的に睡眠を論じてみようと、
睡眠の定義とか、レム睡眠・ノンレム睡眠を語り、アカデミックな部分を用いました。
お客さんのアンケートには「前置きが長かった」というのもありましたが(笑)、
そこは式守色を豊かに出しましたからね!

60分の番組は、以下のように展開しました。
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ホールの説明などの諸注意が3分=これはどんなときでも実施します。
熟睡プラ寝たリウムの説明が5分、この部分には先ほどの学会とかの話を入れました。

日の入りには、日没の時間や二十四節気、月に関しての情報をテロップで入れつつ、
9分弱もの時間をかけました。
普段の日没は、どんなに長くても5分くらいなので、通常の倍の時間を要しました。

そのあとの5分が、先ほど書いた、学術的に睡眠を論じるコーナー。
そして、秋の星座を簡単に紹介する「星座案内1」に5分。
ペガスス座を中心に、9つの星座絵を映し出すのみで、あまり詳細は触れません。

続いて、天体写真館として、星雲や星団、水面に映る月などの幽玄な風景を、8分間。
ここに合わせる曲が、式守レコメンドの能楽笛方の曲でありますが、
メンバーやお客さんから、圧倒的な支持を頂いたのであります。
(楽曲については、あす以降に書きますね)

続いて、冬の星座案内はオリオン座を中心に。
そしてそこから「輪廻(りんね)」という言葉を使って、
宇宙の終わりとはじまりの話題に移行する8分。
堂々めぐりのような話をして、お客さんをウトウトさせようという主旨でした。

最後は8分にも及ぶ壮大な日の出。
木星、火星、金星が並ぶ朝の東の空は、それぞれの惑星の紹介をテロップで挟み、
最後は「あすの日の出は6時22分――」という文字情報で終わらせます。
日の出も、普段はこの半分くらいの時間で行いますので、かなりゆったりしたものです。

エンドロールの前に、虹の素材写真を数枚出しました。
「虹は天がくれたおみやげ、夜空の流れ星同様、願いを唱えてみたら、
夢はきっと叶いますよ」という、私のメッセージを含めました。
あけない夜はないし、雨降りのあとには虹が出てお天気になるっていうことは、
水害にしても震災にしても、政情不安にしても先人たちがいつも言って来た言葉。
夢が叶うということがどれほどステキなことだろうっていう、私の気持ちを込めた部分であります。

そしてスタッフクレジット、次回投影予告などと続き、終演ということになりました。

項目を入れ込み過ぎたきらいはありますが、
少なくとも退屈で眠くなっちゃったよ、ということにはならなかったんじゃないかな。
文字情報が多ければ、眠くなったら目をつぶっちゃえばいいんですもの。
音楽もしゃべりも、静かに流したので、睡眠を邪魔しない環境は重視しました。

脚本は14ページ
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改訂を繰り返して決定稿は「第6稿」でしたが、
途中で4-1とかのように枝番で改訂したのもあったので、
10回くらいは書き換えたと思います。
いいものを作るとなると、やっぱり改訂は必須です。
テロップなどは、パワーポイントのスライドショーをベースに作成しましたが、
最終的に100枚を超える分量となり、私たちの投影会では過去最高です。
普段、こんなに文字情報を入れることはしないですからね。

お客さんにウトウトまどろんでもらうために、作った内容は以上の通りです。
本当なら、投影をそのままユーチューブでアップしちゃえばいいのですが、
権利関係に難があり(笑)、いわば「活字レヴュー」であります。

あすは、60分の番組での、使用楽曲とそのこだわりです。
音楽に一家言ある式守チョイスの、さまざまな分野から拾ってきた珠玉の曲たちであります。



11月21日、式守脚本演出の「熟睡プラ寝たリウム」 大宮 [やる]

11月21日(土)、式守脚本演出の「熟睡プラ寝たリウム」 大宮

昨日既報の通り、連休初日の21日、プラネタリウムの投影会が終了しました。
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半年前に正式に企画になり、勤労感謝の日前後に実施するとのことでしたが、
そのあとに私の超絶過密日程とかぶることが判明し、
どうしたものかと思いましたが、早めに準備をすることで対応しましょうとの方針で進めました。
途中で、まあいろいろありました(苦笑)が、いまはやり遂げた感でいっぱいです。

きょうから数回、その模様をお伝えします。
きょうは、純粋に当日の流れ。

連休初日と、弊社フェアの最中にかぶり、なお仕事が爆裂中のこの日。
でも事前にできるだけ作業をしておいたので、この日は14時30分過ぎに仕事を終えました。
外が明るい時間に仕事場から出るのは、本当に久しぶりです。
CDのマスターを十数枚、あとはいつものプラネタの資料関連のカバン、
投影会当日のグッズなど、重い荷物が3つもあり、えっちらおっちらかついで、電車に乗ります。
おおかたの予想通り、電車に乗って座ると、あっという間に睡魔が・・。
でも、その最中にもメンバーからのメールが飛び込んでくる。
この日、少し電車が混乱していたようであります。

集合時刻を少し過ぎ(出発が遅くなりました)、楽屋に到着。
すでにメンバーがパンフレットの折込などを行っています。
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机の真ん中には、この日の差し入れがどっさりと。
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私はこの時点ですでに疲れがたまっているので、栄養ドリンクを飲み干しました。

整理券配布である16時40分の前に、メンバーが整理券を持って受付へ。
どうやらその時点で、30名近くの方が、待っていてくれたようであります。
今回は広報がイマイチうまくできていなかったので、集客に難があると思っていましたが、
この時点でこれだけ入れば、なんとかなるかなと達観しました。

操作担当の男性は、自分のPCを稼働させて、この日のパワーポイントの微調整に余念なし。
ナレーションの女子は、使用楽曲をかけながら、すでにイメトレに励んでいます。
私は、直前に演出やセリフ変更になった部分の最終確認。
そして、本番時に操作卓に入り、万が一の時の対応と補助をすることになりました。
客席でウトウトしながら見ようと思っていましたが、とんでもありません!

この時点で、すでに私のやれることはおおむね終わっていて、
あとは投影を順調に進めてくれるのは、スタッフの作業。
気が晴れておりまして、不思議と緊張はありません。
受付の対応も、早い時間だったらできそうなので、30分ほど立ち会う。
飲み仲間さんが来てくれて、差し入れもくれました、ありがたいです。

前の回の投影が終了して、ホールに入り、この日の投影用にプログラムを組みます。
コンピュータにデータをインプット、使用楽曲のCDもインストール。
慣れた面々ゆえ、10分弱でその作業も終了し、開場は定刻と決定しました。
私は無任所ゆえ、会場案内を買って出まして、お客さま誘導も行いました。
飲み仲間さんがパラパラ来たので、同じ席を用意しました。

開演5分前アナウンスの前に、記録用のビデオなどのスイッチをON。
そしてアナウンスからは私は操作卓に入ります。
私のイスがないので、立ったままの演出。
そして実は数日前から、咳と鼻水に悩まされていたので、マスクを装着です。

定刻に開演、私の左には、操作担当の男性が操作卓に陣取ります。
右にはナレーションの女子が、音響卓の前に。
私は演出ですが、本番では基本的になにも指示するつもりはありませんでした。
「完全に任せた」のですから、せめてやれることと言ったら、
音楽などのタイミングのキュー出しとタイミングを計ることくらい。

何稿も書き換えた脚本通りの番組が、私の指示通りの演出で、狙い通りの星空で、
そして聴かせたい楽曲で、お客さんのもとに届く瞬間。
星空を見ながら、今日が集大成なんだなって思ったりもしました。

60分の生解説番組は定刻に終了(内容はあす以降に詳細を書きます)。
終演後は出口にて、お客さまをお送りしました。
眠れました~っていう人や、寝ちゃいけないと思いつつウトウトまどろんだという人。
飲み仲間は「寝るどころか、面白かったから眠くならなかった」と言ってくれます。
今回は20代、30代の女子の客層が多かったのですが、
選曲に関して好評だったので、嬉しかったです。

終わってから記念撮影、私、主担当ということでセンターで写真に納まりました。
その後、楽屋に戻ってアンケートを見ながらの反省会。
差し入れのお菓子などをポリポリいただきながらです。
打ち上げをしましょうということになりましたが、
体調がイマイチという人も数名(私もそうです)、あと代表の2歳の長女ちゃんもいるので、
じゃあご飯を食べに行きましょうと、マルイのレストランに行きまして、
この日の反省会と称して、ワイワイやっておりました。
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ふと心の荷が下りた気がしました。
改装のための閉店、新装開店、そして投影会が1か月の内にぎゅっと詰まった日々。
そのすべてを終えた瞬間でした。
もちろん、仕事はなお爆裂状態、そして投影会が終わっても残務もあります。
そして、すでに年明けの投影会に向けて、制作が始まっています。
2月の定期投影会は、もしかしたら私、ナレーションという可能性が・・(笑)
すでに、もう次のステップに向けて、走り出しています。

この日の流れはこんな感じでした。
あすは、60分の番組はどういうものだったのか、そして狙いはなんだったのか。
投影前には書けなかった、番組の裏話を披露しようと思っています。

ワカコ酒97夜、「ソーセージ」 [ワカコ酒]

ワカコ酒97夜、「ソーセージ」


新久千映さんの作品「ワカコ酒4巻」のタイトルを紹介しながら、私のコメントを挟む企画。

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一昨日の熟睡プラ寝たリウムは、80人のお客さまにご来場いただき、無事に終了しました。
事前に地域新聞の取材も入り、それを見てお越しになった方もいらっしゃったみたい。
飲み仲間さんも見に来てくれました。
あすより、投影会の模様を懇切丁寧にお伝えしようと思っています。
アンケートに「楽曲のセンスがいい」と誉められ、
限界のライフポイントが、少しだけ回復しました(笑)

あと、きょうは二十四節気の一つ、小雪です。
松山ケンイチの奥さんではなく「しょうせつ」と読むんですよ!

「ワカコ酒」とは、OLさんの村崎ワカコ(26)が醸し出す、酒場礼賛コミックスであります。
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第97夜は「ソーセージ」。

ワカコは珍しくビアホールに来ている。
タップ(ビールを注ぐ部分)を見ながら考える。
ビールと切れない関係と言ったら、やっぱソーセージだよね!
美味しいソーセージって、どれくらい美味しいのかな。
そして、どれだけビールに合うのかな?
黒いビール、ウィンナ、ザワークラウトの黄金トリオ。
ドイツ人になった気分で・・(ウィンナはオーストリアですよ)。

まずはビール、カラメルのような香ばしい香り、コクのある味わい。
喉の渇きをいやすだけではなく、ビールの味をゆっくり楽しみたいものだ。
次は長~いウィンナ、直接フォークを刺してかじる大胆さ。
カプッと、ポリッと、そして肉汁・・う・うまい!
次はマスタードをたっぷり目につけていただく。
ウィンナの脂気と塩気を引き立てるスッパ辛い香り。
そしてザワークラウト、こたえられない味の化学反応。
で、ビール、加わる苦味が改めてうまい!
きょうも幸せ、お口の中

でも横にいらした男性、ナイフとフォークで丁寧にソーセージを切っていらした。
あらら、私、お行儀悪かったかしら。

【シキモリ酒】

ビール祭りにヘビロテで行っている式守ですが、ちょっと前までビールってあまり飲めませんでした。
日本酒だと酔わないんだけど、ビールって酔うよねっていう感じがして。
大びんを飲んじゃうとキツイから、小瓶でもいいなっていうように。
いまでも、小瓶があるお店だと、喜んで小瓶にします。
(その分、別のお酒が飲めちゃうんで、最終的に変わりない)

あと、地ビール(いまはクラフトビールっていうんですよね)の、あの独特の酸っぱさと苦さも、
一時期まであまり得意ではありませんでした。
苦さはいいんだけどね。
でもいまや、喜んで飲むようになってしまった。
嗜好の広がりは、大したものであります。

ビールのお供にソーセージ!っていう執着もあまりありません。
でも、ザワークラウトは大好き!
ひとんちにお呼ばれするときや、持ち込み自由なビール祭りには、
パイナップルくらいある瓶のザワーを持っていく。
だいたいああいうところで供されるのって、ちょこっとしか乗っていないけど、
瓶で持っていけば、思う存分食べることができますからね。

ビールにソーセージっていう執着はないけど、総じてソーセージは好き。
私たちの幼少のころって、あの赤いウィンナー全盛のころでしたよね。
隠し包丁を入れて焼けば、蛇腹的な姿態になるあれですよ。
そして、赤いウィンナーに赤いケチャップの「ダブルレッド」。
むさぼるように食べていました。

そして、シャウエッセンなる「黒船」が来襲して、私たちのウィンナー文化には変化をもたらされます。
皮がパリッとして、食べるとポリッとするあれ。
焼いてもボイルでもいいけど、やっぱりちょこっとお高い。
ハレの日のものでありました。
ちょうどそのころ、美味しんぼで自分たちで作ったソーセージの回があって、
本場物はこうやって作るんだって思いましたね。

私は中学・高校と給食ではなくお弁当でして、
両親が働いていたので、私のお弁当は祖母が作ってくれました。
いまはやりの「キャラ弁」どころか、シンプルなおかずでして、
おかずは1品か2品、あとは白ご飯にお醤油がパックで添えられていました。
玉子焼きとか、そぼろとか、そういうざっかけないもの。
そして週1くらいの頻度で、赤いソーセージが焼かれて入っていました。
その日のおかずは、そのソーセージだけです。
お世辞にも料理が上手という人ではなかったけど、
6年間、不平を言ったことはなく、またお弁当を残したこともなかったなあ。
朝早くから、祖母が作ってくれるのに対して、感謝の念しかありませんでした。
面と向かってお礼をしたことはなかったけど、キレイに食べることで感謝したつもり。

焼き鳥が数本供されると、一口づつ食べていくスタイルを取りますが、
ことソーセージだと、そういう食べ方ってしないなあ。
一本をまるまる食べていくと思います。
ただし、これは一人でのとき。
2人になると、きちんとシェアします。
ナイフで最初に半分にしないと、そのあと骨肉の争いになってしまいそうだから。

マスタードに関しても、シャウエッセンが登場したころに、
「粒入りマスタード」がこの世に出てきました。
やっぱり物珍しさで、そっちをメインにしていましたが、
いまじゃ、昔ながらの真黄色の「辛くない」マスタードの方が好きだな。
フードコートとかサービスエリアにある、
赤いチューブのケチャップと、黄色いチューブのマスタード。
あのマスタードが好き。
ケチャップに対して、マスタードは穴が小さめになっているので、
あんまりドバっと出ないから、一生懸命出さないといけません。
ビネガーの効いたマスタードって、たまに食べたくなります。

私はソースとかケチャップ、マヨネーズを基本的にあまりつけない生活なので、
冷蔵庫にそれらの調味料は常備していません。
醤油と塩だけで、なんでも済ませてしまいます。
たまにウィンナをボイルしますが、何もつけずにポリポリ食べちゃう。
その方が、しっかり味わえるというものであります。

ビールのお供にソーセージって執着しないとか言っていますが、
ビアパブに行くと、頼んでいる頻度が多い。
きっと安定と安心の味なんだろうな。

あと、神宮球場に野球を見に行くと、
決まって「ソーセージ盛り」を頼みますよ。
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ここのケチャップとマスタードはもはや、チューブなんかじゃないもの(笑)
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現実逃避の妄想から [間接的に考える]

現実逃避の妄想から

前日の夜、ふと思い立って車にグッズを積み込む。
冬の間はこういうこともあろうと、すでにウェアも板も、部屋に出してある。
その中から、翌日に持っていくものだけをチョイスする。
頭の先からかかとまで、ひと通りのギアを思い描く。
そうそう、ゴーグルとサングラスはどっちも持って行かなくちゃ。
リップクリームも必需品だよね。
ウェアのポケットに、前回鼻をかんだティッシュなんか入っていないよね――。
ほぼ指さし確認をして、それらを全部車に積む。

いそいそとあすの天候を確認、そして行きたいゲレンデのHPなんかを見ちゃう。
最近はライブカメラなんてのもあって、漆黒の闇の中で、
圧雪車のライトだけが見えたりする。
寝る前に少しだけストレッチをやって、あした筋肉痛にならないようにしないと。
早く寝ようと思っても、結局いつもの時間になってしまう・・。

翌朝、いつもよりも大幅に早く起きて、朝の仕事をこなす。
トラブっていないかな?特筆事項はないかな?
朝にやらなければいけない作業を全部こなし、
自分を仕事場に拘束しておかなければならない事項を全部消し込めた。
申し送りをして、幾ばくかのフードと眠気覚ましのコーヒーを車に持ち込む。
朝日がまぶしいな、世間は仕事に行く平日の朝です。
さあ、車のラジオをいつものNHK-FMから、NACK5に変える。
大野勢太郎の声が流れる、さあ、出発!

世間が仕事を始める朝に、大いなる背徳感に包まれて目指すは高速の下り車線。
時間がもったいないから、サービスエリアには寄らずにどんどん北上。
空気が冷たくなり、路肩に雪が見え出す。
そして有料道路の山道、くねくねした道を果敢に攻める。
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アウト・イン・アウト、でも交通マナーは遵守ですよ。
ときおり、車のガラスをあけると、ひんやりした空気が車内に入ってくる。
雪に満ちた道路は、一切の音を遮断しているかのように静か。
太陽が昇ってきているから、少しづつ木々の雪が溶ける。
なおくねくねした道路、マニュアルカーの私は消防仕様のグローブを装着する。
ちょこっとした緊張と、はやる気持ちを押さえつつ、いつしか道が開けると、
そこには駐車場へいざなう導入路。
平日は駐車料金は無料、そして極端にガラガラなので、メインタワーの目の前に駐車。

到着してすぐにやることは、後部座席に忍ばせた缶ビールを雪に埋める。
その間に、サクッと着替えをして、リフトの時間券を購入。
完全に準備万端、屈伸やアキレスけんを伸ばすなどのストレッチを行う。
そしてさっき埋めたビールをショルダーにしまう。
ゲレンデの入り口、肩に担いでいた板をばたっと倒す。
バインディングにガチャ、ガチャと靴をはめる。
雪の感触、そして靴と板の感覚を取り戻す。
さあ、リフト乗り場へGO!

これまた平日ゆえ、リフト待ちなんて全くなし。
リフト乗り場の係員に「うぃーっす」って挨拶をして、クワッドリフトに1人乗りこむ。
まぶしい雪の反射に少したじろぐも、すぐに思い立って、
カバンに入れた少し冷えた缶ビールをあける。
動いていたから、プシュッと泡が飛び出す、それを一滴もこぼさないように飲む
「あ゛ー、うまい!」
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リフト降り場までにビールを飲みきる。
缶はポイッとなんて絶対にできないから、カバンにしまう。
降りてから、靴のバックルをしっかりハメる。
靴を上下に動かし、板とのマッチングを確認。
合わせて雪の状態も体感。
日は高くなってきているけど、空気が冷たいからいい状態。
最初は中級者コースにしておきましょう。

ここから滑り出すというポイントに立ち、ふと目の前を見ると、実は絶景だったりする。
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そのときに、心に流れる曲は、松任谷由美の「ブリザード」。
そうです、映画・私をスキーに連れてってで、三上博史が滑り出す瞬間に流れたあの曲。
ゴーグルを装着、ストックのひもを手首に回す。
心に流れるブリザードは、前奏が終ってちょうどユーミンのヴォーカルへ。
緩斜面に板を進めます――。

――爆裂な仕事の合間に、現実逃避と思って大いなる妄想。
ああ、スキーに行きたいぞ~!


きょうのプラネタの告知記事が新聞に、あと北の湖親方の訃報 [考える]

きょうのプラネタの告知記事が新聞に、あと北の湖親方の訃報

きょうは18時からプラネタリウムの投影会があるのですが・・。
まあ、さんざん告知をしたところなので、当日はまあいいかと思っていましたら、
昨日になってバタバタと動きがありました。

地域Web情報の「大宮経済新聞」の方から取材が入りまして、
本日の告知記事が掲載されました。
記事はこちらから。
http://omiya.keizai.biz/headline/356/
前日に配信ですので、どれほどの効果があるかはわかりませんが、
媒体に露出するのはいいことであります。
おすすめポイントをサクッと記して送ったところ、
記事中にほぼ網羅されているので、要点をかいつまんで送れたのかなと思ったりもしました。

うちのグループのブログにも、きょうの告知の最新版が掲載されています。
今回は裏話と称して、私の爆裂境遇をサクッと触れています。
これもまた、面白おかしくできています。
ご一読いただければと思います。
http://ameblo.jp/s-planetarium-create/entry-12096867762.html

連休の初日、そして天候も安定しているので、
遠出しちゃう方もいるかとは思いますが、
給料前、ボーナス前で財布もカツカツという方も多いでしょう。
このプラネタリウムは入場無料ですので、お財布にやさしい企画であります。
未就学児でなければ、一緒に入館することもできますので、
夕方ヒマしているんだけどなっていう方には、最適であります。

私、ギリまで仕事をやってから、すっとんで行って、会場に詰めています。
制作統括ではありますが、キャスト陣には加わっていませんので、
受付や会場にフリーに出入りしているものと思われます。
見かけたら、ぜひお声をおかけくださいね。

そして、昨晩にもっと衝撃的なニュースが飛び込んできました。
やっぱり「式守錦太夫」のハンドルネームを名乗っている以上、
この話題から避けることはできません。

日本相撲協会の理事長でもあり、昭和の大横綱・北の湖親方が20日午前、
救急搬送されて、そのまま死去しました。
場所中の悲報です。

私、今場所はまったく取組を見られていませんので、
嘉風旋風だの、猫だましだのは、情報の域を越えないのですが、
北の湖理事長の訃報は、さすがにガッカリしました。
相撲観戦仲間からも、北の湖部屋はどうなるんだってクエスチョンが来るし、
もはや次期理事長はだれだという声も上がっているよう。

でも、個人的にすごく心配なのは、
北の湖部屋所属の若手呼出の「太助」「総一」「大将」が、
そろって転属になるのか、それとも散り散りになるのかであります。
大将は、先日の記事でも書きましたが、童顔の頑張り屋さん。
20150924大将.jpg
この呼出し勢は、幕内の土俵下で力士のサポートをすることも多く、
テレビによく映ります。
北の湖部屋は大所帯だから、そろって転籍をするのが難しいと思うんだよね。

北の湖親方が理事長をやっている間、彼のしかめっ面しか記憶がない。
相撲人気の復活で、大入りが続く本場所が、せめてもの彼への最後のはなむけだったのかもしれません。
「憎らしいほどに強い」と揶揄された、昭和の大横綱は、
あっけなくこの世を去ってしまいました。
1年納めの九州場所、あと二日を待たずに、駆け抜けるように逝った北の湖親方に、
心から冥福をお祈りします。