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11月27日、突然浅草でどじょうを「粋に」食す 浅草 [飲む]

11月27日(火)、突然浅草でどじょうを「粋に」食す 浅草

束の間のゆったりできる週でありまして、貪欲に出撃。
二日前にフグを食べて贅沢さんだったのに、浅草に行くことにしました。
スカイツリーを横に見て、浅草はなお変貌を遂げているよう。
浅草松屋が装いも新たに変わっていました。
元気な街です。

江戸風俗研究家の杉浦日向子が、名著「ソバ屋で憩う」の中で、
「休日に浅草へ行くのではない、浅草に行った日が休日になると書いていたが、
まさにその通り。
浅草に行くと、どんなウィークデーでも休日になった気がする。
そんな素敵な街であります。

あまり時間がないけど、少し街歩きなど。
小路をくねくねと歩き、飲食店のパトロール
今風のお店もあるけど、ガタピシ戸の昔からのお店もまだ元気に残っている。
紀文寿司さんや、アンジェラスさん、三角さん、ねもさんなどなど。
浅草ビアホールさんも、酒の大桝さんも賑わっている。
オグライズバーさん、サンボアさん、十和田さんも変わらず。
水口食堂さん、ヨシカミさん、ホッピー通りも変わらないなあ。
でも残念なこと、今半さんの奥の「豚八」さん、10月末で閉店していた。
正蔵師匠のお気に入りだったんですよね。
一度訪店したんですけど、寂しいものです。

ということで、今宵はここに伺うと決めていました、どじょうの飯田屋さんです。
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冬はどじょうがやせ細っちゃうからイマイチなんだけど、
ここのお座敷が好きなんですよね。
一番奥に案内していただきました、平日ゆえ半分くらいの入りです。
ビールを頂きましょう、こちらは瓶ビールを頼むと大瓶になっちゃうのを知っているから、
小さなのでいいや。
サッポロのプレミアムビール「白穂乃香」がある~、ちょうどいいサイズです。
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骨抜きだの柳川だのじゃなく、正統派の「まる」を頂きましょう。
たっぷりネギと七味・山椒はセット、ネギはおかわり自由。
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そして登場はまる鍋、ネギを山盛りに乗せてグツグツと。
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ここの鍋の火加減は微妙で、すぐに消えちゃうの。
それに私は遅食ゆえ、途中で火を何度も消すから、仲居さんにマッチをもらっておく。
すると、自分で火をつけたり消したりできるからいいのです。
仲居さんは必ず、新しいマッチを持ってきてくれるの、それも嬉しい。
ビールが無くなっちゃったから、お酒をぬる燗でください、こちらは月桂冠

程よく煮えたので、小皿にとって山椒をパッと振り、パクっと食す。
それをぬる燗で流す、このルーティン・・、至福であります。
見た目のグロテスクさや、泥臭いなどと敬遠する向きもありましょうが、
全然そんなことないのですよ。
むしろ洗練されていると思うときもあるくらい。
でも、やっぱりシーズンオフゆえ、どじょうは痩せてましたね、11月に食べるものじゃありません。
仲居さんは食べ方の分からない人にも懇切丁寧に指導してくれる。
でも私は、おそらく20回以上は食しているので、食べ方は心得ています。
それを感じ取った仲居さん、適度な距離を取ってくれました。
こういうところが、老舗の凄みでもあります。

もう一枚、まる鍋を頂きましょう。
味にアクセントをつけるため、お豆腐ももらう、タレが染みるといいんだなあ。
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お酒ももう一本もらい、またゆっくたりと頂きます。

周りを見渡すと、会社の上司が若い部下を連れてきている光景が目に付く。
部下は「どじょうって初めてですよ」と言い、それを上司が「大人の味だぞ」とほくそ笑んでいる。
いい意味での飲みュニケーションが繰り広げられています。
そういえば何年か前、こちらに寄せてもらったとき、お見合いをしている男女がいましてね、
男はどうやらどこかの若旦那さんのよう、女性は少し年増で初どじょうのよう。
この二人のお見合いが気になっちゃって、ずっと見ていた記憶があります。
どじょう屋さんでお見合いなんて、カッコいいなあ・・。

この日はお銚子2本にしておきました。
あれ?式守にしては珍しいねと思われるかもしれませんが、
もう一軒、行く予定にしていたので。
で、実はその2本目のお銚子で、ちょっとした事件がおきました。

2本目のお銚子が運ばれ、お猪口に注ぎます。
テーブルが少し濡れている、お酒をこぼしちゃったかな、もったいないと思い、
おしぼりでさっと拭き、しばらくしてまた注ぐと、また濡れている。
ぬる燗だから結露じゃないし、ヘンだなあ・・。
舐めてみると、水じゃなくてお酒です。
そこでお銚子をよーく見ると、ほんの少しひびが入っていました。
やっと見えるくらいのひび、そこからお酒がにじみ漏れているようです。

そこで、全部頂いてからお茶を頂こうと仲居さんを呼び、
そして小さい声で「多分ひびが入っていると思うので、他のお客さんに出さないように、
よけといた方がいいですよ」と言いました。
あくまで小さい声で、他のお客さんに聞こえないようにです。
クレームじゃないんです、長く使っていればこういうことはあるんですから。
そしたら仲居さんが、ごめんなさいね、ずいぶんこぼれちゃいましたか?と聞くので、
いえいえ、美味しく頂いちゃいましたよと答えました。

しばしのち、大女将が登場。
なんでも、板場でお湯を入れて漏れるかどうかやってみたところ、ほんとに漏れていたそう。
失礼しました、不快な思いをさせてしまいまして・・とご丁寧にも。
とんでもない、あらかた飲んじゃいましたし、美味しくいただきましたから、
気にしないでください、と私。

お茶を頂き、勘定場でお会計をします。
勘定場は大旦那が担当、大女将と何やら話し込んでいます。
「私も呑み助ですから、お酒は一滴でももったいないと思うんです」と大旦那。
粗相のお詫びに、お銚子一本分サービスさせていただきますとのこと。
あらら、いいんですか、すみませんと私。
お会計をすると、お釣りがお札と数百円になりました。
そこで私が、じゃあこうしましょうとお札だけを頂き、小銭を受け取りませんでした
すると大旦那「いやあ、『粋』なことをされる方で・・」とえらく恐縮される。
いえいえ、また寄らせてもらいますと挨拶をして、お店をあとにしました。

飯田屋さんの大旦那といえば、超がつくくらいの「生粋の江戸っ子」さん
その大旦那に「粋」って褒められて、うれしくなっちゃいました。
江戸っ子は酉の市で熊手を買うとき、値切るそうです。
そして値切った金額を全部「ご祝儀」として置いていく、それが江戸っ子の「粋」なんですって。
私の場合は些少ですが、そんな粋の真似っ子をしてみました。

寒い浅草の街並みを、歩く道すがら、さっきのやり取りを思い出して、
にやっと微笑み、そしてほっこりしておりました
歳末の浅草、ちょっとしたことですが、嬉しい出来事でありました。

さあ、もう一軒、粋に行ってみましょう、その様子はまたあした。



タグ:浅草
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大相撲九州場所が終わる [見る]

大相撲九州場所が終わる

東西の横綱が揃って初となる大相撲九州場所。
一年おさめの場所は、千秋楽を待たずに横綱・白鵬の23回目の優勝となり、
やや興ざめ感の残る内容となった。
全15日間を、NHKのダイジェスト版を見た式守が、私的な感想を含めて振り返る。

まずは優勝の横綱・白鵬(14-1)
盤石と言える相撲内容だったが、
11日目の琴欧洲との取組で、サバサバと負けたのが気がかり。
体調が悪かったのを、優勝インタビューで明かしていたが、
なにか、しぶとさがあまり感じられなかったのが、今までとはちょこっと違うかなあ。
差し身の速さは、変わらなかったんだけど・・。

一方の新横綱・日馬富士は、終盤の5連敗を含めて9-6はいただけない。
昇進直後の場所は、あまり期待できなかったんだけど、
「クンロク」は、大関には使うけど横綱には使わないよね。
先場所の「なにくそ」っていう意地が見えず、体重も軽く見えた。
横綱の品格に重きを置くばかり、しぶとさが少なくなったのは残念。
初場所で優勝争いに加われなければ、引退勧告もあるやもしれませんよ。

大関陣、陥落が確定した把瑠都はコメントに値せず
しっかりけがを治して、また大関に返り咲いてほしい。
そして他の大関陣のふがいなさは、今場所の特筆点だと思う。
鶴竜(9-6)、稀勢の里(10-5)、琴欧洲(9-6)は、
中盤から早々に優勝戦線から脱落。
若手の元気の良さに食われ、すっかり銀星を給することになってしまう。
地元場所の琴奨菊に至っては、カド番なのに8-7とやっとこ勝ち越し。
この4大関の共通点は、いずれもノミの心臓だということ。
重圧に弱いのだとしたら、この地位が最高になっちゃうのかな。
稀勢の里は終盤に息切れ、期待を裏切られる、もっと頑張れ!

関脇・小結勢は豪栄道のみがよかった(11-4)
不戦勝の把瑠都戦以外の、全大関から勝ち星を得た。
技能賞受賞は、大いに納得。
次場所の大関取りの可能性もある、楽しみな力士の一人。
けれんみのない取り口が好評の妙義龍(6-9)は、結果はついてこなかったけど、
この地位でも十分に面白味を出す力士の一人。
相撲取りとして、いい顔になってきました。

安美錦(7-8)は、終盤連勝をしたが、序盤の連敗が響いて三役陥落が濃厚。
くせ者の本領を発揮できなくて、他の力士に研究されている気がする。
ヒザの状態が本格的に良くないのかもしれない。
山口県出身で準ご当所場所の豊真将も、期待外れ(4-11)
ベテランの域に達する彼は、所作はキレイなんだけどなあ。
引き技が多くて、相撲が全体的に小さくなっている気がする。

前頭筆頭の栃煌山(10-5)は、元気いっぱいの相撲内容で、来場所三役昇進が確実。
顔つきは極悪人のようだけど、しゃべると好青年の松鳳山(10-5)は、敢闘賞受賞
八百長問題で降格となったが、そこから這い上がった苦労人。
見ていて楽しい稀有な力士の一人、来場所三役に上がるでしょう。
魁聖(7-8)は、後半戦で連勝したものの惜しくも負け越し。
外国人力士なるも、名大関魁皇(現・浅香山親方)と同部屋ということもあって、
九州のお客さんには人気があった。
個人的に好きな碧山は、勢との取組でじん帯を損傷の疑いがあり、途中休場。
6-3の6休みは残念、前半の相撲内容だけを見ると、終盤が面白そうと感じたんだんだけど。

NHKのドキュメント番組で、すっかり有名になった舛ノ山は、
初日の肩のケガが最後まで響き負け越し(5-10)
前頭4枚目は自己最高位で、痛くても15日間相撲を取り続けたのは立派
相変わらず、肺が小さいから、すぐに息が上がっちゃうのがより応援したくなる。
豊ノ島(11-4)は、6枚目なので上位と当らないから、この成績は想定内。
むしろ、こんな地位にいる力士じゃない、三役にいて当たり前にならないと。

オジサンの星、5月場所のまさかの優勝の旭天鵬は10-5だけど、
最後まで優勝争いに名を残したから、それはそれは立派。
体も肌ツヤも、38歳には見えない、まだまだ土俵を沸かせてくれる人。
36歳の若の里も8-7でかろうじて勝ち越し、衰えは否めないものの、
老獪な取り口は、まだ勝ち星を積み上げられそう。
臥牙丸(8-7)、阿覧(8-7)の東欧系外国人力士もそろって勝ち越し。
阿覧は、飛んだり跳ねたりする相撲から、少し脱却したみたい。
個人的に好きな力士ゆえ、がんばってほしいです。

勢(9-6)、千代大龍(10-5)も粋のいい力士で、そろって勝ち越し。
大分県出身のご当所・嘉風も8-7で勝ち越し、
この人は九州場所の時になると元気が出る。

新入幕の常幸龍など、幕尻の力士たちが揃って負け越しているから、
十両上位は来場所に入幕の可能性が高い。
その十両では、心配のタネだった高見盛が負け越すも、
6-9なので、来場所も十両をキープしそう。
でも十両下位になると思われるので、星勘定によっては来場所途中に引退してしまうかも

相撲界を見ると、八百長問題で中堅力士がごそっといなくなったことにより、
若手とベテランがいい意味で群雄割拠し、面白い陣容になっている。
予定調和が崩れた末の、今場所の大関陣総崩れなのかも。
来年の場所を考えると、大関の半数は入れ替わると思う。
それくらい、三役や前頭上位あたりの関取がいい味を出している。
なお楽しみであります。

ちなみに今場所は、行司さんも呼び出しさんも大変だったの。
木村庄三郎が、式守伊之助を襲名したけど、
三役格行事の玉光が体調不良で途中休場
呼び出しに至っては、立呼び出しの秀男が目のケガとのことで、初日から数日休場。
よって、玉突きで下位の人々までが影響を受ける。
だから、格の違う人たちが裁いたりしていた。

審判の親方も、湊川審判の誤審により、スポーツ新聞の一面を飾るなど、
不名誉なことも多かった。
湊川審判が手をあげて、取り組みを止めたのは、
リプレイでは確かにサッと砂が飛んでいるんだよね。
伊之助が俵の付近を覗き込んでいるのがおかしかった。

今場所は横綱が負けた取り組みが7回もあったけど、座布団が飛ばなかった。
九州のお客さんは礼儀正しいのね!って思うのは素人さんの考え
九州は座布団が飛びづらくするため、2枚の座布団を縫い付けているの
だからあんなのを飛ばす方が難しい。
でも昔、それでも飛ばしていた人を見たけど、当たったら怪我するよ、きっと。

そしてここ何場所か九州ではお馴染み、西の花道の上に鎮座する、
毎日違う柄の着物を着た、どこかの料亭の若女将が、
今場所、より妖艶になっていた。
でも13日目の勤労感謝の日、和装ではなく洋装でいらしていたんですけど、
色のついた大きな眼鏡をしていたのが、ホステスみたいで頂けなかった
あくまでも個人的な感想なので、あしからず(爆)。

あ、あとこの人、いつも紙パックのお茶を飲んでいるんだけど、
ストローをツーってすすっているのが、可愛らしくて好きです、はい。
――と、相撲を見ているようで、うしろが気になっちゃってしょうがないのです。

1月場所は取り立てて見どころが少ないけど、
把瑠都の大関復帰狙いと、日馬富士の奮起。
あとは三役力士の若手の伸びが楽しみかな。
そして1月は東京・両国場所ゆえ、私もまた見に行きますよ。
大相撲初場所は1月13日から、
相撲取りは初場所が終わってから新年を迎えると言います。
たいへんな職業ですね!

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11月25日、フグ尽くしで一献 北千住 [飲む]

11月25日(日)、フグ尽くしで一献 北千住

この日は大相撲九州場所の千秋楽、でも前日に白鵬の優勝が決まっちゃった。
そんな中、仕事がこの日までハードなのでありましたが、昼過ぎに峠を越しました
まだまだ年末進行中ですが、少しホッとした日が過ごせそうです。

北千住の和食屋さん「きわ」さんで、恒例のフグを食す日。
仕事を定刻に終え、電車に乗って北千住へ向かいます。
ルミネさんがセールをやっているよう、人の渦になっています。
思えば、人で渦巻いている北千住も久々
正月3日に行った時以来かな?

この日のきわさんは、ほぼすべての座席が「予約席」
週末のこちらは、本当にいつも一杯であります。
予約なしにひょこっと来るのは難しい。
でも私は日ごろ、平日にしか伺わないから、こういう光景もまた新鮮です。

最初にビールで乾杯、キリンクラシックラガーです。
まずは先付的に。
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左はフグの皮と小松菜、自家製カラスミの和え物
右はフグの身と千寿ネギとウニの磯辺
いずれもお酒に映えそうなフードゆえ、もうぬる燗をください!
ちなみに私たちは底なしの面々ゆえ、二合徳利を2本用意してもらい、
これがずっとヘビーローテーションで供してもらうシステム
だから最終的に、何本飲んだのか、よくわかんない(爆)

フグ刺しです、これが一人前
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いつもより量が少ないかなと思いましたが、いつもより厚く切ってある
食べごたえ満点であります。

焼き物です。
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季節が正反対ですが、タラの芽とイモと一緒に。
タラの芽は春先に食する苦味・エグミがなく、すんなりと。
しずる感たっぷりのすだちを絞って。

これも焼き物。
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甘辛いタレで、万願寺唐辛子とともに
いつもいつも、ひと手間もふた手間もかけてくださいます。
ちなみに私が写真を撮り忘れそうになると、皆さんが「写真!」と警告してくれる
よって食べかけは今回ありません、それもこれも皆さまのおかげです。

さあ、チリですよ、どうです!
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例によって雑炊を不味くするからと野菜は最小限
そのかわり、フグが満載。
季節を彩るマツタケちゃんまでが鎮座!
室内の風向きによって、その芳香が漂っている。
いやあ、贅沢三昧ですね。

いろいろ入れずに、純粋にフグだけを味わう
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究極の贅沢だと思いません?
次はマツタケだけを投入。
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あのね、味は大したことなかったの。
やはり先人はいいことを言いました、「香りマツタケ、味シメジ――」

最後にこれを食べなきゃという、お雑炊
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ここに頂点を持ってくる私たち、世間ではどう見られるのでしょう・・。
美味しくいただきました。

定期的にフグを食していますが、おそらく一度として同じメニューはないと思う。
それが一見寡黙なご主人の懐の深さ
いつも切磋琢磨して、より良いお料理を供しようという姿勢に感服します。
きわさんのフードで、この歳末も乗りきれそうですね。
ごちそうさまでした。

さて、お腹を満たしたあとは、洋酒を頂こうと、いつもの流れでバー「Brass」さん
テーブル席はダウンライトゆえ、お酒を写真で撮ろうものなら、
おそらく心霊写真以下になっちゃうだろうから、写真を撮らず。
でも、ジンリッキーとマティーニを頂きました。
しかし、そこでの会話は「メンズの下着はなにがベストか」という、どうでもいいもの(爆)
ゴルゴ13は、白ブリーフだけど、あれはどうなのかという尾籠な話題・・。
いいの!ゴルゴがトランクスじゃチャラいでしょ!
はいはい、もう帰りますよ。

読者さまの中には、フグなんて贅沢をと思う方もいるかもしれません。
でも、きわさんはこれを安価で供してくださるのです。
美味しいお料理とお酒で、きっちり満足させてくれる、
そういう意味では、CPが高いと言えるのであります。

翌朝、指先がツルツルしていました。
フグのコラーゲンが残っていたのかもしれませんね。


タグ:北千住
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健康診断の結果が出た! [やる]

健康診断の結果が出た!

10月末に実施した健康診断の結果が出まして、郵送にて届きました。
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検診時に、そんなに異常値が出ていなかったけど、ちょこっとドキドキであります。
ちなみに私は国民健康保険なので、40歳を過ぎると年に一回、格安で受診できる。
こういう時のために高い国保税を払っていると思っているのです。

結果は総じて良好とのこと、いやあ良かったです~。
昨年8月受診時のデータとの対比もあるけれど、
何も変わっていません。
気の毒なのは、身長もミリメートル単位まで変わっていない・・
体重もほぼ変化なしゆえ、BMI値もほぼ変わらず。
でもBMI26.9は、メタボとの診断であります。

中性脂肪が標準値よりも高めではありますが(174)、受診勧奨の300には遠く及ばない。
驚異的なのは、γ‐GTPが前回同様41とのこと。
献血時に計測すると、30台の後半でありますが、これはとってもいい数字。
あれだけ飲み倒している生活なのに、この数字はナメていると思われますよね!
私のへべれけ生活は、この数値に裏打ちされているのであります。

血圧も114-74とのことで、これはいつ計っても低いと誉められる。
血糖値も低くて、まあ至って健康体なのです。

日ごろの暴飲暴食、そして不規則な生活、それでこの数値は、
健康に気をつかっているご同輩に、申し訳ないくらい。
私はほぼ、気を使っていない生活なんですよ。
あ、でも休肝日はキチンとあるのですよ、依存症ではありませんから。
3日に一回は飲まない日になっています。
そういう日は、緑茶やコーヒーで生活できます。

そして、なんか同じようなことが昔にあったなあということを思い出しました。
高校3年生の数学の「確率統計」の授業
当時、私はダメ学生だったので、ロクに授業を聞かずに、ずっとおしゃべりばかりしていました。
まして私は文系コースだったので、数学はちんぷんかんぷんだったのです。
でもある時、確率統計の定期考査で100点満点を取っちゃった!
クラス中からものすごいひんしゅくを買ったのであります。
どうして、ロクに授業を聞いていなくて満点?、不正行為をしているんじゃないの?
――いえいえ、とんでもない、実は確率統計は得意だったのです。
当時、私たちダメ学生の間で、パチンコが大流行り。
スリーセブンの機種に大はまりだった私、雑誌の専門書を読み漁っていました。
当然、セブン機は確率がすべての世界、
よってヘタな授業より実践から覚えていったのであります。
一緒にパチンコに行ってた友人も、その考査は高得点。
ゆえに私の評価は「10」だったのですね!
※パチンコは、高校生の遊技は法律で禁止されています

ちなみにあれだけハマったパチンコは、学生時代で卒業しまして、
いまでは全く行くことがなくなりました。
というか、社会人になったら日々の生活がギャンブルチックなものでありまして・・(爆)
それに、結果的に儲からないことが痛いほどわかりましたから・・。

ということで、めでたく検診の結果がすこぶる良好だとのことなので、
これまで同様、堂々と粛々と、飲み倒していく所存であります。
読者の皆さまの中には、式守のカラダをお気遣い頂く方も、時にいらっしゃいますが、
どうぞご安心くださいませ。
心配してねえよという声が聞こえてきそうですが・・)


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音楽ライフあれこれ [間接的に考える]

音楽ライフあれこれ

いまだにダウンロードで音楽を聴くというのができない式守。
ネット環境が不便ということもありますが、昔人(むかしびと)なのです。
ですから新しい音楽との出会いは、いまだにCD
図書館のCD貸し出しで、十分なのであります。
そして、聴くためのハード機器も、普通にステレオとCDラジカセ(爆)
携帯型の音楽ソフトも所持していないので、聴きっぱなしであります。
(でもステレオはなかなかなのよ、というか、スピーカーが7個もある・・

ちなみに最近借りてきたCDで、良かったのは、
東京佼成ウィンドオーケストラの、刑事ドラマの主題歌を集めた楽曲集
太陽にほえろ!や、大都会、Gメン75や踊る大捜査線、
スパイ大作戦や大江戸捜査網などを網羅しています。
(大江戸捜査網って、刑事ドラマじゃないんですけど・・)

で、先月に珍しく、CDを買ってきまして、日々聴いています。
それが2枚なのですが、これがまたベクトルが間違っちゃっています

1枚目が、超・最近のシンガー「家入レオ」
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たまたま聴いたFMで流れていて、発作的に買ったもの。
うちの義理の弟も気になっていたよう、でも、
「兄ちゃん、この歳で『家入レオ』を買っちゃダメでしょ」というのが彼の見解。
ちなみに彼はもうすぐ30歳、その彼の年齢にしてダメらしい・・。

17歳か18歳で、女子高生にしてこういう歌を歌うって感じ。
エッジが鋭く、えぐるような詞がとってもいいかなあと。
そして、悲壮感すら漂うストイックな歌い方もいいな。
尾崎豊の再来だとする批評家もいる中で(私は尾崎豊ってイマイチなんですが・・)、
なかなか面白いシンガーだなあと思いました。
初回特典のDVDまでがくっついてきて、PVとメイキングとライブ映像まである。
そして頼んでもいないのに、ポスターまでもらっちゃった(爆)
おいおい、これはどうするのでしょう・・と、いまだに部屋の片隅にくるまっています。

なんでもファーストアルバムにしては、驚異の売れ行きらしい。
購買層が、同世代の男女と、驚くなかれ40代男性らしい。
えっ、ご多分に漏れず私も「40代」なので、なにかに同調しちゃったのかしら・・。
まあ間違って、ライブとか行かないように気をつけます(爆)

でも、数年前までいいと思っていた「鬼束ちひろ」も、悲壮感が前面にあったので、
根本的に、こういう楽曲が好きなんだろうな。

その日もう一枚買ったCDは、これがビックリの「村下孝蔵」
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20年近く前に借りたCDを「カセットテープ」にダビングしていたのですが、
最近どこかに行っちゃったようで、無くなってしまったの。
いまだにカセットテープで音楽が聞ける環境というのもビックリですが、
村下孝蔵は、その歌の聡明なのが好きだったので、ついに買ってしまいました。
ベスト盤で、しかも2枚組・・。

初恋、踊り子、ゆうこなど、スマッシュヒットもいくつか。
そして若くして病魔に襲われ、この世を去ってしまった。
顔つきは普通のおっちゃん(!)なんですけど、技巧派のギター奏者であり、
高音に伸びがある素敵な歌声であります。
コーラスの秀逸さは、小田和正に匹敵するかもしれません。

なにか彼の歌を聴くたびに、黒髪の女性が浮かび、
昔の青春時代(こんな言葉は使うのもはばかられますが・・)を想起するのです。
しがらみも、汚れもない若き頃の、胸が痛くなるような恋愛ソングなのですが、
今聞いても、まったく色褪せないものであります。
いい音楽は、時を選ばないのですね。

まあ、温故知新的な相対する2枚のCDで、
最近の式守の音楽ライフは、営まれているのであります。
でもCDショップの人は、「なにゆえこの2枚?」と訝しがったことでしょうね。

こういう、支離滅裂な日常が、私の存在意義だと思うのですが、なにか・・。



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立てこもり事件を見て考えた [考える]

立てこもり事件を見て考えた

11月22日の午後、愛知県豊川市の豊川信用金庫で、刃物を持った男が、
行員や客ら5人を人質に取って立てこもった事件。
23日の未明に警察が包囲網を縮めて強行突入し、被疑者を確保
人質は無事に解放されました。

私の事件の覚知は、事件発生から1時間後、
ニュースを絶えずウォッチしている友人からのニュースアラートでありました。
世間の給料日、閉店間際の金融機関など、
表現が悪いですが、銀行強盗の格好の状況だと思いました。
でも「野田内閣の総辞職を要求」というのを知り、あららと思いました。
困ったチャンなのかなと、でもそうだとすれば、説得は難しいだろうなとも。

私が社会における混乱や事件に興味をもつきっかけの一つが、「立てこもり」です。
小学校6年生の時に手にした1冊の本『ドキュメント新聞記者』
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三菱銀行(当時)北畠支店に猟銃を持って42時間立てこもり、
4人を射殺し8人に怪我を負わせ、陵虐の限りを尽くし、
最後に大阪府警の選抜狙撃チーム(のちにSAT=特殊急襲部隊と判明)によって、
射殺されたという事件。
その時の新聞社の動きを克明に記したドキュメントですが、
これはいまだに私の本棚のすぐに手を伸ばせる場所に鎮座しています。
(普通の小学6年生は、こんな本を読みません!)

しかしこれを皮切りに、立てこもり系のノンフィクションは、ほぼ読み尽くしていると思います。
ですから、多少の知識をもとに、いろいろ考えました

信用金庫はシャッターを閉めると、中の現金を守る構造になっているから、
要塞のようになってしまい、立てこもるには格好の場所になります。
人質も行員と客から5人を選んだとの一報、少数の人質は効果的だし、
それも男女を混ぜているというのも被疑者有利。
拡声器やら食料を要求しているのも、長丁場を覚悟させるだろうなあと。

しかし最近の警察力はハンパなく、おそらくすぐに面割り(被疑者の特定)はできる
政治的な背景があるのかどうかを、徹底的に洗うだろう。
政治犯なら、それなりの対応があるし、暴力団関連なら親分さんに説得をさせるなど。
でも単独犯で、凶器が刃物しかないのであれば、政治犯ではないと思う。
となれば、被疑者の緊張が緩む明け方(日の出前後)に、強行突入だ――。

こう考えて、その日の夜は飲みに行ってしまい(爆)、
深夜の3時ごろからテレビを見ればいいやと思っていまして、
見事に予想が当たりまして、未明の強行突入となりました。
(これがその通りになるんだから、なかなかですよね!)

ニュースや新聞では、特殊部隊が突入の立役者だったとしていますが、
その違いを理解している人は少ないので、ここでおさらい。
よく出てくる専門用語で「SAT」と「SIT」がありますが、まったく別物です。

まず「SAT」=Special Assault Team(特殊急襲部隊)。
これは「警備・公安」の特殊部隊
ハイジャックやテロ制圧のための部隊で、オペレーションに特化した、まさに「工作員」
警察官でありながら、秘匿が必須で、公の場所にはまず出てこない。
函館ハイジャックや、広島バスジャックでも出動はしたが、
オペレーションには参加しなかった。
でも、オウム真理教の強制捜査には、後方で待機していたというから、
オウム対策にはオール警察軍で臨んだんだなあと思う。
今から40年近く前に創設されたというが、「トッカチュウ(特化中)」と呼ばれ、
公にされてこなかった、秘匿部隊である。

次に「SIT」=Special Investigation Team。
これは特殊部隊というより、前々から存在する捜査一課(捜一)特殊班のこと。
刑事部所属である。
捜一特殊班は、誘拐や立てこもりのときばかりが有名になるが、
企業恐喝や、列車事故などの業務上過失事件も担当。
ドラマになった「ケイゾク」こと、未解決事案担当も、捜一特殊班である。
SATほどの秘匿部隊ではないが、メディアに面が割れると、異動になる掟がある。
オペレーションが中心だが、捜査員としての活動も与えられている。
ちなみにこのSITは、「捜査のS」「一課のI」「特殊班のT」の頭文字をつけたところ、
たまたま赴任してきた外交官崩れの管理官によって、正式名称にされた経緯がある。
だから、そんなカッコいい略語ではなく、単なる頭文字(笑)
東京証券取引所に立てこもった事件の時に、SIT表示のお揃いのジャンパーで臨場し、
その存在(というよりその略語)が明らかになる。

ニュースで見る限り、突入部隊には専門用具が用意されていたので、
SITが現場で前線展開しただろうが、後方支援隊はおそらく刑事部の一般警察官。
指揮系統は、豊橋署に県警刑事部長と豊橋署長(もしかしたら県警本部長)。
現場指揮本部(ゲンポン)に、捜査一課長と特殊班捜査係長。
そして突入指揮は、特殊班捜査係長に一元管理されていたはず。
「踊る大捜査線」のように、上役がみんなで指揮をするようなことはない。
特殊班捜査は高度なテクニックゆえ、専門外は口もはさめないようになっている。
ちなみに突入数分前からは、「無線封鎖」もするらしい。
最前線の部隊に、余計な情報を与えずに、現場に指揮権を発揮させるためとのこと。

そしてSAT、おそらく前進配備したかもしれませんが、現場にはいなかったと思う
人質に危害を加えていない、ただの立てこもりでは、出番はない。

――それらのことは、毛利文彦が著した『警視庁捜査一課特殊班』からの推測です。
20121123捜査一課特殊班.jpg
この本もまた、式守は所持しています。
警察小説ではなく、ノンフィクションですので、当然読まなければ・・。

映画などにもなった交渉人(ネゴシエーター)も、特殊班の一員です。
飲食物の要求には、どんどん応じるらしいですね。
言葉は悪いですが「餌付け」しておくのだとか。

立てこもりはものすごい重罪になるそうです。
例え危害を加えていなくても、長期の懲役は確実です。
ハイジャックはより重罪で、もし人質に手をかけて死に至らしめると、
死刑か無期懲役しか選択刑がありません。
社会に不安を与え、身勝手な要求のために一般市民を巻き込む事件は、
断固とした警察力と、同情しない世間の毅然とした態度で、
許さないという風潮を作らなければなりません。

そのために、こういう事件があるときには、しっかりメディアをウォッチし、
自分の知識に加えておきたいと思います。
――という大義名分のもとに、事件をなお追っていきますよ・・。

私はどこを目指しているのでしょう、ときどきわからなくなります(爆)



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11月19日その2、ちゃちゃ飲みハシゴ酒 上野~北千住~武里 [飲む]

11月19日その2、ちゃちゃ飲みハシゴ酒 上野~北千住~武里

上野・東京文化会館での都響コンサートのあとは、酒場に出撃です。
でも時間は21時過ぎ、あんまり腰をすえて飲めないのよ。
(この日、カメラを忘れて写真ありません)

上野で月曜日ということは、まずはあのお店に行くしかないでしょ。
ということで、各方面で話題の立ち飲み屋さん「肉の大山」さん
なんせ、月曜日は飲み物が全品半額ですから。
最近はご近所さんも、月曜日に様々なサービスをしているので、
上野の月曜日は、週末以上の活気があります。

まずは大生ビール、とにかく1リッター近くが入る特大のジョッキに、
サッポロの生ビールがたっぷり注がれ、半額だからなんと300円!
酒屋さんで普通に瓶ビールを買うよりも安いという価格設定、
利益的に大丈夫なのでしょうか(笑)
アテはやみつきメンチ100円、味が濃いのでソースはいりません。
店頭にはおそらく「月曜友の会」の皆さんが、奇声を発している。
以前お会いしたので、お顔を認識している、ソネットブロガーの「なゆさん」もいらっしゃるけど、
その友の会の勢いに、シラフなので入り込めず・・。
いいや、カウンターで頂きましょう。

大生を3分の2くらい飲んだところで、メンチがなくなっちゃった。
そしたら、揚げたてのコロッケがショーケースに並ぶ、じゃあコロッケください(50円)
コロッケはアツアツで、辛子やケチャップをつけて、ちょみちょみかじる。
今度はビールが無くなっちゃった、じゃあ緑茶ハイをください(半額で150円)
この日は寒くて、足元からしんしんと冷えてくる。
あったかいお酒が飲みたいから、もうここはいいや。
ということで、約10分間の立ち飲み。
結構満たされて、総額600円!すごくないですか!

友の会の皆さんは、まだ盛り上がっている。
なゆさんに声をかけようと思ったけど、こっちはこのあとの酒場を決めているから、いいや。
ということで、お姿を拝見しただけで、失礼しました。

さあ、あったかい日本酒を飲みたい、と急いで北千住へ。
いつもの「大はし」さんのラストオーダーまで、もう時間がない・・。
ギリギリ、ラストオーダーの15分前に飛び込めました。
息子さんがビールの小瓶を出そうとするので、「いえいえ、今日はいきなりお酒ください」。
豆腐もないとのことで、肉だけの煮込み
はー、この普通酒の燗酒が、実に心地いいのですよ。

ナマモノは、ほとんどないだろうと聞いてみると、ヒラメの昆布じめが最後の1個があるという。
じゃあそれにしましょう。
オヤジさんが「アナゴのかば焼き、あと一つなんだけどどう?」って声をかけられ、
文句なし、それをください。

お酒を2本飲み、時間はあと1分でラストオーダー。
もう一本かなと思ったけど、かば焼きならビールがいいな。
ということで、最後の最後に小瓶を頼む、そしてお会計もしちゃう。
そうすれば、あと10分くらいは飲んでいられるのです。
この飲み方は、大はしさんでは合法的なもの、究極のちゃちゃ飲みであります。
全部キレイに頂くと、店内は2組くらいしか残っていません。
ごちそうさまでした、今度は小鍋を食べたいな。

そして最後に洋酒を飲みたいぞ!ということで、武里のバー「ブラッディマリー」さん
終電の関係で、1時間ちょっとしかないけど、貪欲に飲みましょう。
きょうの動きをバーテンダー氏に話をしながら、数杯いただく。
クラシックで寝ちゃうのは、贅沢だねというようなことを。
さあ、終電ギリです、慌ただしく帰りましょう。

ということで、3軒ハシゴはいずれもちゃちゃ飲みでありました。
落ち着かないですが、たまにはこういうのもいいものです。
品行方正(?)に、キチンと終電で帰宅。
ですがコタツで朝を迎えてしまうというオチもありました。
いやあ、楽しかったな~。



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11月19日、クラシック鑑賞、コバケンさんの情熱的な指揮 上野 [見る]

11月19日(月)、クラシック鑑賞、コバケンさんの情熱的な指揮 上野

多忙週間なんですけど・・、こんな日に限っていいコンサートがあるのです。
行くことができないと思っていながらも、多少無理して行けたらいいな。
そう考えてこの日は仕事を早出、懸命に働きます。
そしてギリまでやって、電車に飛び乗り、向かうは上野の東京文化会館

東京都交響楽団(都響)第744回定期演奏会は、
ベルリオーズの交響曲「イタリアのハロルド」と、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」
20121119都響1.jpg
ベルリオーズは幻想交響曲なら知っていますが、この曲は聴いたことない。
田園は有名ですよね、1楽章の冒頭の主題はよく知っています。

この日の指揮者は「炎のマエストロ」の異名をとる、
コバケンこと小林研一郎
20121119都響2.jpg
高名な指揮者であります。
数年前の日本フィルの第九を聴きに行ったとき、コバケンさんの指揮でありました。
情熱的で強いハートを前面に出したコンダクトは、今でも記憶しています。

混雑している東京文化会館、当日券は数十枚程度しかないとの情報でした。
売り場に行くと、良かった・・まだ残っていました。
ちょこっとケチってS席ではなくA席をゲット、1階の前から3列目の少し上手側。
クラシックの場合は前列は良くない席とされています。
音楽が頭の上を通り越えて行っちゃうから。
でも、聴けるだけいいや。

前半が、ベルリオーズの「イタリアのハロルド」。
協奏曲ではないが、ヴィオラの独奏が多いので、ヴィオラ奏者が指揮者の横に。
今宵のヴィオラは、都響の特任首席奏者の「店村眞積」
20121119都響3.JPG
一見すると俳優の蟹江敬三を彷彿とさせる。

私の座席からは、第2ヴァイオリンとコントラバスがとってもよく見える。
また指揮者とソリストも見えて、第1ヴァイオリンとヴィオラはまあまあ見える。
でも、管楽器と打楽器は、まったく見えない。
ハープも反対側なので、上だけしか見えない。
ちょこっとザンネン、でもその分、コントラは音もよく聞こえる。
楽しみ方はいろいろあるのです。

4つの楽章に分かれ、ベートーヴェンの第九のような構成。
座席のせいだろうか、チェロやコントラの低音が実に小気味よい。
ヴィオラのゆるいエッジの音もいい。
まったく見渡せないけど、奥のハープも金管も、しっかり乗せている。
オケの明るさと対比的に、独奏ヴィオラが陰鬱に感じる構成。
4楽章はほとんど乱痴気騒ぎのように、ドッカンドッカンやっている。
独奏とはいえ、ヴィオラは途中で座っちゃった、つまりもう独奏する所がないの。
それくらい、音の洪水でありました。
約40分の演奏、指揮者がタクトをおろすと万雷の拍手とブラボー
初めて聞いた曲でありましたが、素晴らしいものでありました。

インターミッション中も、他のお客さんが「凄かったね」「涙出ちゃった」など話している。
名演奏だったのですね、実際、鳥肌が立つようでありました。

後半はベートーヴェンの田園。
そのネーミング通り、牧歌的で雄大な感じの長調
ずいぶん聴きました。
でも前半の迫力勝る演奏に比べて、あまりにも落ち着いたものになってしまった。
そして聞いたことのある安心感と、すんなりと受け入れてしまう長調。
実は式守、途中で10分近く、眠りに落ちてしまいました・・。
もったいないなあ、でも贅沢なウトウト感です。

演奏後、コバケンさんは何度もカーテンコールにこたえる。
この人は、コンサートマスターだけではなく、さまざまなパートを褒める。
この日も、奥のほうで管楽器や打楽器をパートごとに立たせ、
そのあと弦も同じように拍手を促す。
縁の下の力持ちの、第2ヴァイオリンは、今回間近で見たけど、
ずっと細々と弾いているのがよくわかりました。
コントラの迫力も良かった、この座席ならではの愉しみ方でしたね。
そして歳を感じさせないコバケンさんのアグレッシブな指揮
顔を揺り動かして、指揮台から乗り出すようなコンダクトにも感銘を受けました。

いいなあ、音楽はやっぱり楽しいのであります。

ムリして行って大正解でありました。
クラシックの違った愉しみ方を、なお学んでいきたいですね。

さて、時間は21時過ぎ、酒場が私をおいでおいでしています
いい音楽のあとは、美味しいお酒でしょう。
ということで、酒場の愉しみ方は、また明日の記事で。


タグ:音楽 上野
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きょうは小雪(しょうせつ) [間接的に考える]

きょうは小雪(しょうせつ)


短かった秋はそれでも暖秋だったという。
寒仕込みをする酒蔵では、酒の仕込みが遅れ気味らしい。
北海道などで初雪の報が届きはじめるきょうは「小雪」
雨が雪に変わる時期だとする二十四節気の一つだ。

太平洋側では冬晴れが続き、雪の出番はまだ先のこと。
でも北日本や日本海側では、雪との長い付き合いが始まる季節。
暮らしに支障の出ない程度の降雪は、大いに風流だ。
風景の多種の彩色を、銀色に染め上げる。

津軽には七つの雪が降ると歌ったのは新沼謙治。
「こな雪/つぶ雪/わた雪/ざらめ雪、
みず雪/かた雪/春待つ氷雪」(『津軽恋女』)。
太宰治の名作『津軽』の冒頭からの引用かと思われる。
現象面での雪を、かくも見事に言い分ける豊かな感性だ。

転げ落ちるように季の移ろいが進み、もうすぐ師走。
今年の歳末は、国を挙げて慌ただしくなる様相である。
ポスターやビラ、選挙カーらが奏でる不協和音もまた、季節を彩るものと考え、
初冬の交響曲はにぎやかだ。

お湿りがポツポツと降り出したら、夜更けにどんな雪に変わるだろうか。
新沼謙治の歌を口ずさみ、静かに思いを馳せるのも、悪くない。

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11月17日、「星の教室」は大成功! 大宮 [やる]

11月17日(土)、「星の教室」は大成功! 大宮

この日は、私が所属している「さいたまプラネタリウムクリエイト(SPC)」の活動で、
さいたま市の某小学校で、「星の教室」と銘打った授業の当日。
学校さんから、私たちが活動している「さいたま市宇宙劇場」へ依頼があり、
せっかくだからと、SPCの枠を用意してくださったというもの。
何度か打ち合わせを行い、この日になりました。

【おことわり】
小学校という性質上、学校名など伏せる配慮が必要とのことです。
また、子どもたちの顔が写ってしまう危険があるため、個人的な写真は撮りませんでした。
(代表撮影として、私たちのメンバーが一人、撮影をしましたが、記録用としてであります)

その日は土曜日で、通常の授業枠ではなく、「放課後チャレンジ」という枠でありました。
小学4年から6年までの生徒さんが通い、
そこに先生や保護者、ヴォランティアの人たちが関わり、
勉強や運動、あるいは課外授業的なものをやっているそう。
その中で、1時間の授業枠を頂きました。

最寄りの駅に集まるメンバー、学校から近いメンバーは直接学校に。
ですから、全員が落ち合うのは、学校の校門。
今回うかがった学校は、さいたま市の中でも緑豊かな地域にある。
建物も歴史を感じるくらい古ぼけている。
そうそう、学校って校舎とかが古い方が味があっていいんですよね。

担当の教職員さんに迎えられ、学校内に。
低い場所に配置されている水飲み場、生徒用の昇降口、来賓用の玄関とスリッパ・・。
いずれも私が小学校に通っていた当時と同じ匂いがする。
一つ一つの造作品が、私には強烈な懐かしさを持って見ることができ、
テンションが上がっちゃいます。

今回の私たちの布陣は、中心になって生徒たちに話をする女性が一人。
あとの4人は全員サポート役に回り、机間巡視などを行う。
とはいえ、初めてのことですので、多少は行き当たりばったりの様相。
教室をプラネタリウムみたいにしようかという意見もありましたが、
奇をてらわず、星にまつわるクイズを出しながら、冬の星空を楽しく覚えていくという展開。
事前にクイズ問題を、参加できないメンバーも含めて検討し、
そこから7問を出すことに。
正解者には台紙に星のシールを貼ってもらい、
7つ揃った生徒には、ご褒美のシールをあげようというもの。
なんで7問?そうそう、冬の星座といえば代表的なあの星座。
「オリオン座」を模した台紙なのです。
星の教室 シール台紙 JPEG版.jpg

教室に入ると、ドリルなどを行う1時限目の途中。
私たちメンバーは、校長先生ともご挨拶し、担当教職員さんと少し打ち合わせ。
そこに、後ろにいらしたヴォランティアさんの男性が近寄り、「式守さん!」と声をかけられる。
あれ?大宮のバー「オールドパル・三銃士」さんでのお仲間が・・。
引越しミッションでもご一緒だった方であります。
ご夫婦で、放課後チャレンジのヴォランティアをされているとのこと。
奥さまもひょこひょこ挨拶に来てくれる。
「どうしたんです?」と、いやあ奇遇ですね!
そして、お互い酒の席以外では初遭遇で、なんだか不思議であります。
世間は狭いですね・・。

さあ、私たちの授業枠になりました。
最初の10分間は、さいたま市宇宙劇場の館長さんの講義
簡易的な星空早見表を生徒たちにプレゼントし、見方を教えている。
そして、PCをプロジェクターで映して、星空を実際にヴィジュアルで見せていく。
ところがここでハプニング、どうしたことか、PCがシャットダウン・・
再起動に時間がかかり、なおかつ星空を見せるソフトはデータが重くて、立ち上がらない。
慌てふためく館長さん。
時間つなぎで、PC以外にもスマホとかプレステとかでも、
星を楽しむアプリやソフトがあるんですよと、私物のハード機器を持ち出すと
「プレステだー!」って子どもたちが身を乗り出す。
やっぱり子どもたちは流行に敏感なのですね。
10分のはずが、15分近くかかりまして、さあ、私たちの出番であります。

メインでしゃべる女性は、この前の投影会でプラネタの操作を担当した彼女
投影会の緊張感は極地だったけれど、今回は子どもたちを前にかなりリラックスしている。
さすが、趣味でバンドもやっている人ゆえ、人前で上がることはないんだなあ。
私を含めたあとの4人が、授業のサポート。
30人近くの子どもたちが、4つの大きなテーブルに座っているので、
それぞれのテーブルに一人づつ配置される。

最初は私たちの紹介、そして冬の星のクイズをやりますよ~と。
ただ座ってクイズにこたえるのでは面白くないから、3択とか4択の答えを、
それぞれのメンバーが紙に書いて立ってて、
そこに生徒が移動するという形を取る、どうかな、全問正解者は出るかな?

子どもたちの何人かは、星のことに詳しい子もいたし、
その前に館長さんが配った「星空早見表」がヒントになっちゃったから、正解者続出
まあ、間違えさせるためのクイズじゃないからいいんですけど、
ここまで子どもたちが正解するというのは、予想外。
答えを言ったあと、解説として、カラーコピーした星の写真などを掲げます。
オリオン座は冬の空、いや全星座で一番と言っていいほどのキレイな星座。
よって、写真はどれも美しいし、みんな見たことがあるものばかり。
子どもたちも凝視していました、嬉しいですね。

でもね、一問だけ、難易度の高い問題を挟んでおいたの。

Q3) オリオン座には、いくつかの星雲があります。
そのなかで「B33(IC434)」と呼ばれるのは?
 1.大マゼラン星雲 2.小マゼラン星雲 3.オリオン大星雲 4.馬頭星雲

これはね、写真を見せずに記号だけで当てろという、難解なもの。
さすがに子どもたちも、答えがバラケました。
答えは「4の馬頭星雲」が正しいの。
悔しがる子どもたちが多いのも驚く。
もっと「冷めた」子どもたちなのかなと思っていましたが、
クイズに一喜一憂し、外れると悔しがるのは、正しいリアクション。
子どもらしくてうれしいというより、なんだか安心したなあ。
「先生、間違っちゃったけどシールちょうだい」と寄ってくる子ども。
「先生」って呼ばれてなんだか面映ゆく、隠れてシールを貼ってあげちゃう「式守先生」(爆)。

授業にみんなが参加してくれるし、積極的に声をかけてくる。
台紙にシールを貼るのも、キチンとみんなが間違えずに貼っている。
よくよく見ると、子どもたち同士でお互いをフォローしている。
私の机間巡視はほとんど必要なく、むしろ子どもたちを混乱させる余計なコメントばかり。
和気あいあいとした、「私も」楽しい授業でありました。
(問題と回答集はこちら)
クイズ問題と答え JPEG版.jpg

授業が終わっても、何人かの子どもは近寄ってきて、いろいろ聞かれる。
この学校現場には、学級崩壊も、特定の子どもをいじめるのも、ありませんでした。
不肖私も、一時教員になる夢を持っており、教員免許を所持していますが、
いまだに現場で子どもたちと過ごす時間が、いいなあって思いました。
自己満足かもしれませんが、いい授業だったなあって・・、自画自賛ですね(笑)

メンバーの車で、大宮駅までの道すがら、いい出来だったよねと軽い反省会。
こういう機会って、なかなかないけど、積極的にやりたいというのが総意。
そして、ファミレスで昼食を取りながら、しっかりした反省をしようということになりましたが、
私はこのあと仕事場に戻ることにしていたので(さすがに多忙な期間ゆえ・・)、
そこで私だけ帰宅の途に。

ちなみに、些少(苦笑)ではございましたが、報酬を頂きました。
ほとんど交通費程度でありますが、それも嬉しかったことの一つ。

そしてSPCは、12月1日に、今度は都内の某小学校で星の教室を行います
なんと通常従業の一コマとして、2クラス分の授業を、生徒さん相手にします。
式守は年末進行中の折ではありますが、万難を排して行ってきます
また楽しい授業ができればいいなあ。

なお知的好奇心のなすがままに、いろいろと活動の幅が広がりました。
今の私は、こういう時間を捻出するために、仕事をしているんだなとさえ思う。
かけがえのない経験をさせてもらっています。

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