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地元の老舗パン屋さんが閉店しちゃった [考える]

地元の老舗パン屋さんが閉店しちゃった


6月下旬に、私の住む春日部界隈で、ショッキングな出来事がありました。
ある老舗の手作りパン屋さんが、事業の継続を断念し、事実上閉店してしまったこと。
このパン屋さんの名前は伏せておきますね。
個人的にものすごいショックだったんです。

私は縁があって、生まれも育ちもずっと春日部、それも同じ住所であります。
子どもの時分に、パンといったら、山崎パンや明治のパンなど、
大手の既製品しかありませんでした。
そんな中、こちらのパン屋さんは、いち早く今風に言えば「手作りパン」を販売していました。
コッペパンにジャムやマーガリンをぬったものから、焼きそばパンやカレーパンなどの惣菜パン、
から揚げが入ったパンや、チョコチップパンなど。
フランスパンのバケットも、当時はここしか売ってなかったんじゃないかな。
春日部人、特に東口在住者は、ここのパンを食べていない人はいないでしょう。

また洋菓子も豊富で、誕生日ケーキは奮発してこちらのケーキを頂いたものでした。
プッチンプリンくらいしかない時代でも、こちらでは手作りプリンがあり、
親戚からお土産には、兄弟がむさぼりついたほど。
当時、食への関心が薄い頃でも、こちらのパンや洋菓子は「ハレ」の日だったのです。

地元の高校に進学した私、その高校の購買で販売されていたのは、
やっぱりこちらのパン。
高校の3年間と、教員免許取得のための教育実習でお世話になった2週間は、
そのパンを食しました。
だから同級生たちは、こちらのパンが人格と体格の形成に、大いに寄与したと思われます。
地元の自動車教習所にも、こちらの移動販売車がやってきて、
昼ご飯としてパンを販売していました。
だからほぼ、私の行くところ行くところには、こちらのパンがついて回ったのです。

多店舗展開をされていたのが、少し難しくなってきたと思われる数年前、
そして狭い本店には駐車場もなく、2階のカフェもやっているのかどうか・・。
同業他社が相次いで出店し、経営環境はかなり厳しかったよう
社長さんはワインがお好きで、ワイン会と称して仲間と楽しい時間を過ごしていたみたい。
こんなかたちで、クローズしちゃったのは、とっても残念であります。

情けや郷愁だけでは、事業は継続できないなんてことは、
百も千も承知の上で、
でも自分の生活に普通にあったお店が無くなるのは、純粋にさびしいこと。
「世の中は常ならず」と説いたのは仏教であり、瀬戸内寂聴さんですが、
常であってほしかった、って思うのもまた人間の当然の欲求なのであります。

思えば、数多くの飲み屋さんのクローズも見てきた。
その一軒一軒が身につまされるようで、切なくて、さびしくて、辛い
そんな思いを、今度は私の街の老舗パン屋さんで感じるとは思いませんでした。
あくまで他人のお店、こちらは非力な一消費者でありますが、
それを超越した思いが、心の中に充満するのであります。

ないものねだりになるけれど、あのお店のチョコチップパンをもう一度食したかった。
7月中旬にある春日部夏まつりの、パレードコースにあったあの本店を、
私は意図して見ないようにするでしょう。

やっぱり切なくなるから。


タグ:春日部
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6月23日、日本酒造り愛好会役員会という名の飲み会 [飲む]

音楽遍歴紹介コーナー、本日は、またまた変化球の洋楽。
壮大なる一発屋(笑)こと「ヨーロッパ」
なんてったって、「ファイナルカウントダウン」しか有名じゃないんだから。
でも25年近く経ったいまだに、メジャーリーグやアメフット会場では流れる名曲。
キーボード担当は、最初のキーボードソロをずっと弾かされる羽目になっていることでしょう。
来日してコンサートをやったようだけど、この曲はどのへんで演奏するのかしら。
演奏しなかったら暴動になっちゃうぞ!

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6月23日(土)、日本酒造り愛好会役員会という名の飲み会

この日は日中から、日本酒の仲間での役員会
特に議題はないものの、会長宅でまったりと飲むことが主目的。
本当はカツオをたっぷり食するのがメインだったのだけれど、
今年はカツオが不漁で、価格も高いから、スルー。
私たちの日本酒を、今年・昨年・一昨年と3種類飲み比べることにします。

梅雨晴れのこの日、自転車でひょこひょこ会長宅へ。
定刻、各役員が集まり、宴が始まります。
最初の乾杯は、日本酒のグループでもビールから。
少し蒸し暑い日なので、一杯目はすっきりと第3ビールの金麦、そしてプレモルへ移行。
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会長が目利きをして購入し、渾身の焼き加減はシシャモやイワシなど
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代用品「カペリン」じゃない、本物のシシャモであります。

塩ラッキョウと明太子、これもお取り寄せ。
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ミモレットは不得手の代表格ゆえ、ひとかけらだけにしてください(涙)

浅漬けの中に、ほこっと丸い物体はにんにく!
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小さいながらも強烈な一品、ちょみっとかじるも、このパワーに駆逐される。
――この時点で部屋の中はとんでもない匂いに・・。

冷奴はワイルドにそのまま、私は真ん中をほじくって、醤油猪口にしちゃう食し方。
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そして今日のメインイヴェントは、3種類の日本酒飲み比べ。
20120623役員会6.JPG
官能テストよろしく、香りや色などを利いていく。
そして各役員で言葉に出しての批評とディスカッション
同じ酒米(一昨年のだけは、掛米に山田錦を使ったが、あとは全量「ひたち錦」)で、
同じ磨き、同様のベクトルで作ったのに、如実に味が違う。
特に昨年のお酒は、色も黄金色に近く、とろっとしていて、本当に美味。
一年置いて、より育って来たなあと実感できます。
どれも愛着のある、自分の子どものようなお酒たちですが、
こうやって時を経て飲み比べられるというのは、至福であります、そして酔うよ~。

濃厚なお酒に合うかしら、これは私が持参した、ハムとサラミ、フォアグラのアスピックなど
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会長の奥さまが渾身の天ぷら、エビ天にかき揚げ、マイタケでお腹いっぱいです。
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昨今の日本酒事情や、その他の酒業界一般の話から、
天体や結婚式事情(?)、最後はなぜか女子ゴルフ界の話まで。
守備範囲が広いというか、精神疾患に近いというか・・
美味しいお酒を飲みながら、美味しいおつまみで楽しいトーク。
時間の過ぎるのはあっという間です。

最後にいつもの泡盛を亀から出してもらう、今日はロックで。
なぜかルームランナーの上に亀を置き、注ぐうちの会長。
20120623役員会10.JPG
シャレでスイッチをONにしてみようかと思ったけど、絶対に号泣しちゃうだろうから、
オトナの私はそんないじめをしませんよ!
泡盛というより、食後酒「グラッパ」を飲んでいるようなふくよかさすら感じます。
約4時間の会食、美味しかった、ごちそうさまでした。

酒量こそ多くないけど、すっかり気分がよくなった私。
(ここのところ、寝る時間が少なかったので、酔いも早い)
帰って部屋に戻ったら、すっかり睡魔に襲われ、
なんと14時間も眠ってしまうオチでありました。
――というわけで、翌日の日曜日は腰が痛いのなんの、やっとの思いで仕事をしております。




タグ:日本酒
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6月20日その2、なお貪欲にクラフトビールを飲みに行く 上野 [飲む]

音楽遍歴特集、今日はちょこっと毛色が変わって「ジョージ・ウィンストン」
フジテレビの夜の天気予報のBGMで流れた、
「あこがれ・愛(原題Longing Love)」は有名であります。
この人のCDはほぼ全部持っていて、「サンクスギヴィング」なんて素敵な曲もある。
オーチャードホールのコンサートに何度か聴きに行ったけど、ほれぼれする高音の音色。
ヒーリング系というか、インストが好きになり、ここからクラシックに傾注していくのであります。

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6月20日その2、なお貪欲にクラフトビールを飲みに行く 上野

神宮球場で野球を見て、ビールをしっかり堪能した私たち。
21時前に試合が終わったから、まだ夜はこれから、一軒飲みに行きましょう!
ちなみに外苑前駅は、神宮からのお客さんと、
お隣の秩父宮ラグビー場からのお客さんで一杯(ラグビーも試合があったのね)。
銀座線はかなり混雑しています。
じゃあとりあえず上野駅で途中下車して、良さげなお店を選びましょう。

こういう時、ビーラー(ビール好き)の同行者がいると楽チンさんです。
チョイスはほぼ丸投げ、駅から近くて、サクって飲めるお店探してね。

20120620上野1.JPG
上野駅の中央口の目の前、丸井の横の「The World End」さんというアイリッシュパブ。
写真を見ればわかりますよね、隣は閉まっているけどスポーツ店で、
その横はおもちゃの山城屋さんであります。
牛丼屋さんの2階には、こじゃれた空間がありました。
気さくな女性従業員さんが声をかけてくださる。
「下で写真を撮られていたから、写らないように逃げちゃいました」ですって。

アイリッシュパブとはいえ、国産のクラフトビールもいろいろあるみたい。
まずはこの日のレコメンドとの、ハンドポンプで供されるビールを。
20120620上野2.JPG
おそろしく、泡がこまやか、そしてクリーミーであります。
銘柄はまったく失念、ビーラーの同行者は全部ツイートしているみたい。
ツイートもやってみたいけど、より寝る時間が減るだけのような気がするのですが・・。

私はフード担当、といっても神宮でかなり食してお腹いっぱいだから、1アイテムに限定。
ベーコン&マッシュというのをお願いしました。
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味の違う二つのマッシュポテトとベーコン、でもそれより魅かれたのがザワークラウト
もうザワーだけでも良かったかもしれない。

なお貪欲に攻める同行者と私、ハーフパイントじゃなくて、1パイントしっかりください
20120620上野4.JPG
これはサンクトガーレンさんのペールエールだっけかな?
横はきっとよなよなエール。
店内ではなぜか映画「ラストサムライ」が流れている、トム・クルーズが侍さんなんてね(笑)
大部屋俳優の福西さん(だっけ)が、切られ役で出演しているんだよね。

なお最後に一杯。
20120620上野5.JPG
たしか、箕面ビールさんのだったような気がする。
ずいぶんゆったり飲んでいたら、いい時間になっちゃいました。
ごちそうさまでした、ちゃちゃ飲みができるいい場所を知りました~

さすがにもう終電ですし、私も3連夜での飲みでほとほと疲れましたので、
今宵はここまで、週末は仕事が立て込んでいますから、健全に終電帰りをしますよ。
終電に乗ると同行者ともども熟睡、でも歴戦の飲み街道まい進者たちは、
乗り越すなんて失態はありません、降りるべき駅になるとさっと目を覚まし、
帰路に就くのでありました。

ほぼずっとビールを飲み続けた今宵の飲み。
アルコールが低いから?、帰っても元気たっぷりで、こうやってブログを書いています(爆)
日の出までには寝ましょうね(まともな社会人の生活ではありませんね・・)。



タグ:上野
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6月20日、予備日の交流戦観戦は外野席1000円! 神宮外苑 [見ると飲む]

6月20日(水)、予備日の交流戦観戦は外野席1000円! 神宮外苑

前日の台風禍で、仕事場も多少フォローをしなければならないことがあった日。
そして前日の酒が抜けず、けだるい台風一過の日であります。
といっても、天候の急激な回復は午後以降に持ち越し、どんよりとした雲が漂っています。

そしたらですね、友人からメールが届いている。
神宮球場で野球を見ましょう、外野1000円らしいですよ!」とのこと。
交流戦はもう消化試合、そして本来予備日として前日に開催予定だった、
東京ヤクルトと千葉ロッテの試合が、めでたく台風で順延に。
予備日の予備日開催とのことで、動員が見込めないからか、
外野は一律1000円という、草野球並みの価格設定です。
千葉ロッテファンとしては、これは行かなければいけないでしょう。
ということで、仕事をきちんとこなして、出撃します。

やっと酒が抜けてきた夕方、電車に乗って安眠をむさぼり、目指すは銀座線の外苑前駅。
同行者は仕事場から直行しても19時ごろ入場とのこと。
私は18時30分には入場できそう、じゃあレフトスタンドで待ってます

外苑前駅を降りると、神宮で野球がある日の恒例、
近所の飲食店さんによるフードの販売合戦
今回はフードは中で調達にするから、外買いはいいやあ。
でもアルコールは買っていきますよ、中では高いからね。

数あるアルコールを売っているお店から、いつも選ぶのは昔から営業している酒屋さん
種類が豊富でもないんだけれど、大変な時代に頑張っている酒屋さんへ、
少しでも応援したいから、という呑兵衛のエールの表れのようなものです。

今思えば、昔からアルコール購入は、できたら古い酒屋さんにしていたの。
東京ドームの時は、ドームの逆側の日大のそばにある小さい酒屋さん
おじいちゃんとおばあちゃんで営業していて、少し顔見知りだった。
後継者さんがいなくてみたいな話をしていたけど、数年前に閉店されていた。
近くにコンビニが乱立していたから・・。
日光にアイスホッケーを見に行くときも、アルコールは駅前の個人経営の酒店。
街に根付く、昔からの酒屋さんって、個人的には大事にしたいよね。
神宮の酒屋さんでもまた、がんばってほしいのであります

チケットを購入し、スタンドに上がると、試合は2回の裏でありました。
1回に千葉ロッテが1点先制したよう、ゆったりとあいている席に座ります。
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見て見て、ガラガラのスタンド、これでプロ野球が見られるんだから幸せでしょう。
でも千葉ロッテの応援、レフトスタンドはそこそこ埋まっている。
この中で見るのも楽しいんだけど、今日はビールを飲むのがメインですから・・
「神宮外苑オクトーバーフェスト」という感じです。
ちなみに家から持って来たのが、千葉ロッテの黒ユニフォーム
これを着て応援するのは、何年ぶりだろう・・。

日が長いから、この時間になっても薄暮、そして奇跡的に雲が途切れて青空が顔を出す
そして向かいのビルに照らされる夕陽が幻想的です~
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売店で買ってきたのは、神宮名物のただのソーセージ盛り
どうってことないんだけど、美味しいの。
買ってきたサッポロ黒ラベルを、コップに開けかえて頂きましょう。
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缶ビールをそのまま飲むのは、あんまり得意じゃありません、ビールの香りが楽しめないから
それに一応、缶の持ち込みは禁止だから、おおっぴらに飲んでるのもね

ここで同行者が来場、外でしこたまフードを購入。
餃子と焼売、から揚げという、ベタなフードを並べて楽しむ外野席の図。
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神宮球場も夜の帳がおり、しっとりとナイトゲームになりました。
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ちなみに試合は一方的な千葉ロッテペース
こんなに安心して見てられる試合もなかなかありませんよ。
ピッチャーのサイドスロー・渡辺俊介は、バッティングでも2点タイムリーを打っちゃった。
ヤクルトは気の毒にも、チャンスらしいシーンもありません。
ははは、ビールが美味しいです~。
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いまどき珍しいアサヒのザ・マスター、当然これは撮影上の演出で、実際はカップに移します。
このあと、ハイネケンも飲んじゃいました。
もうビールはいいやぁというのが私、氷結のグレフルにします。
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同行者は〆に、ヱビスビールを売り子さんから購入。
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結局試合は、千葉ロッテがこまめに得点を重ね、6-0の完封勝ち
投打にかみ合い、守備もなかなかしまっていた、夏を前に、楽しみな勝ち方でありました。
ヒーローインタビューを見守る、千葉ロッテの応援諸氏、私も嬉しいよ~。
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期せずして実現した神宮外苑オクトーバーフェストは、台風一過の中、
日が落ちると涼しさも感じ、なかなかいい雰囲気でありました。
なによりオープンエアで飲むビールのおいしさと、野球を堪能できる喜び
なにものにも代えられません、さあ、帰りましょ。

でもまっすぐ帰れないのが世の常、もうちょっと飲みたくてと伺ったお店は、また明日。


タグ:野球 外苑
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6月19日その2、台風4号の日こそ飲みに行け!って各地では被害続出・・ 北千住~春日部 [飲む]

音楽遍歴紹介週間、開催中!(勝手に好評につき延長実施中)
今日は年に1回くらい聞きたくなる、けだるいセルジオ越後みたい「来生たかお」
見た目とは全然違って、来生節と呼ばれる素敵な声であります。
持っているCDはベスト盤なので、有名どころばかり。
好きなのは大橋純子に楽曲提供した「シルエットロマンス」など。
ライブにも何度か行きましたが、ライブで素敵だったのは、南野陽子に提供した「楽園のdoor」
そのライブで隣に座っていた女性が、ある曲で号泣して中座してしまったのは、
周りがみんな、あっけにとられてしまいました~

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6月19日その2、台風4号の日こそ飲みに行け!って各地では被害続出・・ 北千住~春日部

日中は仕事を中抜けして映画鑑賞
そしてより一層悪化の道をたどる台風4号をしり目に、出撃であります。
さすがにこの日は、皆さんまっすぐ直帰されたみたいですね。
企業も一部は早退を奨励したけど、傘も役に立たないほどの土砂降りと風。
飲みに行きたい気持ちをぎゅっとこらえて、帰宅した人も多いとか。

でもですね、格言にあるでしょう、「嵐の日こそ飲みに行け!」って。
こんな日は酒場もすいているし、伺えば喜ばれるんですよ(って勝手に思っている)。
ということで、どしゃぶりの一途をたどっている中、北千住に出撃です。
さすが東武鉄道、この程度の風雨では通常運行態勢のよう、さすがです。
でも北千住の駅を降りると、人だかりができている。
駅に向かって歩いてくる乗客が、いずれも傘がとんでもないことに。
そこでしばらく風のおさまるのを待つ人々。
でもひるんでいてはいけません、こちらは足元も完全装備(編上げ靴)だし、
傘もバックアップがある(ぶっ壊れてもいいように、折り畳み傘も持参)。
だいたい、壁伝いに、傘を少ししか開かずにひょこひょこ歩けば、たぶん大丈夫でしょ。
ということで、少しはぬれましたが、大問題にならないまま、お店の前に到着であります。
え、お店ってどこ?って、北千住といえばこちら、「大はし」さんです。

いつもはピークタイムで、行列ができている時もあるけど、さすがにこの日は静か。
すぐに座ることができました。
ちょっとご無沙汰の訪店、でもオヤジさんはいつもの通り、
ビール小瓶と豆腐だけを出してくださる。
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豆腐は崩れちゃったみたい、おまけに多めによそってくださる。
「塩焼きはどうする?」ってさっそくクエスチョン、時間がかかるのですから頼んでおきましょう。
あとイサキの刺身をください。
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脂がこんなに乗ってる~、では日本酒をもらいましょう。

塩焼きも登場。
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外の風雨はよりひどくなっている、お客さんが入ってくるたびに、
心配そうに外を見るカウンターのお客さんたち。
みんな、風雨が少しおさまるのを待っているみたい。
私はこの際、腰を落ち着けちゃいましょう、ハマグリの酒蒸しをください。
グツグツ煮込まれるハマグリ、ころあいを見てフタを取る。
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どうだ~!立派なハマグリさんであります。

お酒は3本にとどめ、最後の一杯は久々、これにしました。
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こちらのお店では「梅割り」と呼ばれるもの。
キンミヤ焼酎をほぼ満タンまで注ぎ、秘密の梅シロップをちょこっと注ぐ。
甘くて強くて、そして美味しいのであります。
でも酔うんだなあ・・
これをタンサンで割れば「下町ハイボール」(粋に「ボール」って言うらしい)になるけど、
男は黙って梅割りじゃあ。
最後に、さっきの酒蒸しの汁を小皿によそりなおしてもらうと、簡易「潮汁」です。
飲んだあとのお椀は美味しいよね。
いやあ、ほろ酔いになりました、外の風雨が少し静かになった(ような気がする)ので、
おいとましましょう、ごちそうさまでした。

大はしさんの対面、串焼き屋さんの有名店「バードコート」さんは、
なんだか内装を新たにして、イタリアンみたいになっちゃった。
まだ新装開店直後みたいだけど、一杯のお客さんたちであります。
私はバーで静かな時間を送りたいと、「Brass」さん
こちらもさすがに静か、カウンターに座れました。
最初はスプモーニ、今日はほろ酔いなので、優しくマンハッタンをもらいましょう。
優しいっていうのはウソ、本当は強いカクテルです・・)
この翌日に大阪で開催される、ボクシングのタイトルマッチの話で盛り上がる。
そうです、こちらのバーテンダーさんも元ボクシング経験者さんですから。
入口の扉がバタバタしている、風が強いから開いちゃうみたい。
台風4号はきっと今が最も接近しているのでしょうね。

最後にブランデーを頂き、少しキッと気持ちを入れ、帰りましょう。
じゃないと、嵐に負けてしまう気がして。
なお気持ちを入れるように、成城石井さんで買い出し。
週末にお呼ばれしているお宅に持って行くフードなどを購入。
(かなり余計なものも買ってしまいました・・)

そのまままっすぐ帰ればいいのに、なお地元でもう一軒寄ったのが余計なんだなあ。
そこには台風なんか関係ないと、いつもの「遅い衆」が集結していたのであります。
26時過ぎに、帰りましょう。

あとで聞いた話では、仕事場は台風で特別態勢だったよう。
今回は私がまったくタッチできず、翌日にその片づけなどをすることになりました。
危機管理的には失敗でしたね(爆)

でも被害も多数出ているようです、お見舞い申し上げます。
台風の6月上陸の年は、酷暑になるとの統計もあるそう。
何ごとも行き過ぎないようにと、願わずにはいられません。


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6月19日 月イチ映画鑑賞は「外事警察」って先月も見たじゃん! [見る]

昔のCDを出し、私の音楽遍歴を懐かしむ(?)コーナー、今日は「種ともこ」
作家さんの群よう子のように、どう読んでいいのかしらって思う人(正しくは「たねともこ」)。
作詞も作曲も、キーボードも自分でやっちゃうマルチプル、これまた独特のワールドの人
バッキングミュージシャンが、そうそうたる面々で、ジャケットのクレジットが楽しみだったなあ。
本当に好きだったアルバム(「AIAI」が入っていた)は、LPレコードで買っちゃったので無い。
そのあとの曲「トライアングル・オン・ザ・ペイヴメント」は、歌も楽器もみんないいなあ!
お気に入りの人の中で唯一って言ってもいいくらい、ライブに行けなかった、残念!

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6月19日(火) 月イチ映画鑑賞は「外事警察」って先月も見たじゃん!

この日は台風4号が日本列島を横断して行った日
仕事が適当な感じで進み、午後イチにはやることも終わっちゃった。
台風の直撃に備えるって言っても、大したことないでしょ。
ということで、仕事を中抜けして、近くのシネコンに映画を見に行っちゃうことに。

近年の私の中でのヒット作、「外事警察~その男に騙されるな~」を見に行く。
20120619外事警察1.jpg
コアな私のブログの読者さまだと、5月に試写会に行ったんじゃないの?
ってご指摘もあるでしょうが、試写会はホールなので、スクリーンは小さめだし、
音響は残念ながらノーマルスピーカー。
せめて映画館の大スクリーンで、ドルビーサラウンドで聞きたいじゃない。
ということで、二度目の鑑賞であります。

公開から3週が経ち、もうレイトではやらない作品になっちゃったから、
日中の通常料金を払う。
そうそう、このシネコンの割引券があったから、少し安くなりました。
さすが台風襲来直前ということで、劇的にシネコンがすいていて、
この作品も、年配のご夫婦さんと私の3人だけ!例によって、ほぼ貸切であります。
今回は終わってから仕事に戻るので、飲んじゃうわけにはいかないのは残念。

さすがに2度目ともなると、ストーリーを知っているから、ドキドキ感は薄らぐものの、
1度目には見えなかったり、理解できなかった詳細がわかり、なお面白い。
この映画の基本である、画面の暗さと不安定さは、大画面になるとより一層映える!
また、ドルビーサラウンドの妙で、
挿入音楽の不規則なチェロの音が、実に効果的であります。
そして、アップになるとより迫力のある、真木よう子の美貌にもハッとするし、
渡部篤郎の不気味な怪演もまたいいのです。
(一応公開中の映画なので、詳細なストーリーは割愛しますね)

1度目は途中で涙するシーンもあったけど、今回は泣くまでには至らず。
でも二度目だからわかるよね、っていうことも多々あって、実に良かった。
♪恋も2度目なら~♪って歌ったのは中森明菜ちゃんでしたが(爆)

ところで皆さんは、映画のラストのスタッフロールはご覧になりますか?
私はこれをきちっと見る派なんですけど、ほとんどの人は席を立ってしまいますよね。
今回もご一緒だったご夫婦さんは、すぐにいなくなってしまいましたけど。
キャストもそうだし、スタッフの名前も見るのが好きなんですよ。
語学力はあまりありませんが、スタッフの単語くらいはわかるつもりなので。
日本映画だとただの「助監督」でも、
海外だと「1stアシスタントD」「2ndアシスタントD」「2nd2ndアシスタントD」のように、
序列がしっかりしてますよね。
昔、映画撮影の現場に憧れ、撮影所に入れてもらったことがあるので、
そういう裏舞台が明らかになるのが、エンドロールだとするなら、そこもまた一興です。

その昔、伊丹十三さんが監督した作品「マルサの女」は、
伊丹監督が撮影日記を出版したのですが、
これがまた分厚い本なのに、実に映画作りの深いところを書いていて、面白かった。
あの人のエンターテインメント性は作品にあふれていたけど、
そのこだわりもまた、微に細に散りばめられていました。
思えば「蒲田行進曲」も「ニューシネマパラダイス」も私の好きな映画。
いずれも映画に携わる人たちをとらえた作品でしたね。
――話が脱線しましたが、「外事警察」は大人が見て楽しめる、
エンタメ作品に仕上がっています。
テレビドラマを見ていなくても、楽しめると思いますよ!

さて、映画を見終わり、仕事に戻るも、台風がたいしたことないと、たかをくくり、
「嵐の日こそ飲みに行け」を実践しましょう。
ということで、北千住方面に出撃しましたが、どんどん悪化する天候に、
式守は無事に帰ってこられたのでしょうか?
そんなどうでもいい武勇伝はまた明日。


タグ:映画
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新聞コラムが最近秀逸です [考える]

新聞コラムが最近秀逸です

移ろう季節と、大きく取り上げられる事件など、コラムがやや活況である
文章の研鑽を目指すこのブログではややお馴染みの、新聞一面コラムですが、
最近は朝日新聞の天声人語が良い
朝イチに真っ先に目を通す欄ですが、ハッとさせられるものであります。

最近はこの天声人語を、一言一句写し取るのが流行っているようで、
それ専用のノートまで、朝日新聞社が売り出す始末(苦笑)。
それをまた「売れてます!」って記事にしちゃう、朝日新聞の計算高さには
少しふにゃっとしちゃいますが、写経だと思えばよいかな。

でも何度も書きますが、名文と呼ばれるものをただ読んだだけじゃ、自分のチカラにならない。
だから私もここで紹介することで、その一言一句をキーボードに叩き込みます。
せわしない朝の、たった1分弱、600文字近くの文章を楽しむ余裕が、純粋にうれしい

【朝日新聞 天声人語 2012年6月12日】
(前日、関東地方が入梅したのを受けて)

(前文略)

じめじめ、むしむしは嫌われるが、この国の自然や文化に欠かせぬひと月あまりである。
古来の文人墨客(ぶんじんぼっかく)らは、水満ちる季節を巧みな筆で描いてきた。

梅雨を詠んで名高い句に、芭蕉の〈五月雨(さみだれ)を集めて早し最上川(もがみがわ)〉がある。
疾走する流れが、船上からの生中継よろしく活写される。
同じ季題でも、蕪村の〈五月雨や大河を前に家二軒〉は静止画の趣。
ニュース写真に通じる緊張感で、水害の危地を切り取っている。

天気図にも動と静があるなら、梅雨は滞るほうの代表だろう。
春夏を分かつ休止符のように、南北の気団に挟まれて前線が横たわる。
春雷や竜巻に慌てた日々を思えば、揺るがぬ曇天、予報通りの細雨(さいう)も悪くない。

(後略)

――芭蕉と蕪村をもちいだして、同じ季題でその動静を表したのが上手だ。
春の嵐より、梅雨時の粘着質チックな細雨もまた悪くないというのも、
今年の春に泣かされた列島の傷跡の後遺症ならではかもしれない。

実はこの日のコラムの最後に、政治を揶揄する一文が入り、私はとても興ざめした。
風刺もまたいいのかもしれないが、梅雨をストレートに感じたかったなあというのは、
私の個人的な感想に過ぎない、でもそれを言いたいがゆえ、その部分は割愛した。

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【2012年6月21日 朝日新聞 天声人語】

(台風が過ぎて、この日は夏至)

「ハイドランジア=水の器」の属名を持つ花にも、さすがに限度があるらしい。
しこたま雨に打たれた道端のアジサイが、やれやれといった顔で残りの風に揺れていた。
紀伊半島に上陸した台風4号は、列島を駆け抜けて東北沖に出た。

(中略)

〈短夜(みじかよ)のあけゆく水の匂(におい)かな〉久保田万太郎。
長雨のさなか、明け急ぐ夜に夏が兆す時期でもある。
きょうは夏至、昼間が最長になる。
東京の日の出、日の入りから計算すると、先ほど明けた夜は9時間25分、一日の39%しかない。

(中略)

五輪の日程などを考えると、やりくりの正念場は立秋あたりになろうか。
今年も節電こそが「最強の発電所」だと実証したい。

6月に台風が襲来した年は、梅雨が早じまいすると聞いた。
それだけ太平洋高気圧が強いということだろう。
一過の東京は今年初の真夏日になった。
水の匂い、猛暑の予感、節電の覚悟。
急ぎ足の予告編に、四季の歯車の音を聞く。


――梅雨の代表花・アジサイを登場させ、一気に台風と結びつかせる技法が見事。
それと夏至、節電をリンクさせ、見事な展開の妙である。
「水の匂い、猛暑の予感、節電の覚悟」という語感の似た羅列を、
「予告編」とあらわしたのも、上手である。

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【2012年6月16日 朝日新聞 天声人語】
(高橋克也容疑者の逮捕を受けてのコラム)

女子も同じだろうが、「男子三日会わざれば括目(かつもく)して見よ」という。
人は日々変わる、心して接すべしという戒めだ。
潜伏17年、社会が括目して捜す顔が司直の手に落ちた。

(中略)

メディアに毎日さらされる己の近影。
解像度に関わらず、逃げ慣れた身にもこたえたはずだ。
街角や天井から降り注ぐ「無言の括目」は、監視社会の息苦しさと引き換えに、犯罪者の日常をしばる。

(中略)

一人が逃げた月日は、万人が泣いた歳月でもある。

これで、特別手配されたオウムの残党はすべて捕まった。
しんがりの男には重い仕事が待つ。
苦い記憶の断片を残らず法廷に差し出し、凶器の実相をありのまま語ることだ。
泣かせ続けた者の、せめてもの償いである。


――菊地直子の逮捕の時のコラムで、私は朝日のコラムを酷評したが、
それを挽回してやまない文章に仕立てあがった。
監視社会を遠回しに揶揄しつつ、「一人が逃げた月日は、万人が泣いた歳月」と結ぶのは、
さすがに感服する。
17年逃げた行為を断罪し、唯一の償いはありのままを語れとする厳しい姿勢が、
菊地直子の時になぜ無かったのか、このブレはやや解せないが。

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最後が子どもの臓器移植に関するコラム。
これは各紙ともコラムに書いたが、朝日がダントツであろう。
朝、一読してこみ上げる思いを抑えられなかった。
長文になるが、全文掲載とする。

【2012年6月20日 朝日新聞 天声人語】

「ひとだすけ」の言葉を知っていたろうか
思わぬ事故で横たわる小さな体から、温かい臓器が摘出された。
他の命を救う大仕事を終えたその顔に、父母は涙をためて、穏やかな笑みを投げかけたそうだ。

富山大学付属病院で6歳に満たぬ男児が脳死となり、移植のために臓器が供された。
この年齢の子どもからは国内初の提供だ。
心臓と肝臓はそれぞれ10歳未満の女児2人に移植された。

若い脳は回復力が強く、脳死の判定は慎重を要する。
虐待の跡がないのを確かめ、最初の判定から丸一日あけて再判定する。
幼児間の臓器移植が日本でも定着すれば、費用や体力面で負担が大きい「渡航移植」に頼らずにすむ。
悲嘆の底で重い決断をしたご両親は「息子を誇りに思う」と記した。

男の子は、同世代の女児の体内で「生き」続ける。
臓器を取り換えた彼女たちは、やがて恋をし、母にもなろう。
人生の山谷(やまたに)が続く限り、坊やはその営みを、裏方で支えることになる。

「昨日と今日は、偶然並んでいただけでした。
今日と明日は、突然並んでいたるのでした。
だから明日のない時もあるのです」。
飛行機事故で亡くなった坂本九さんに、永六輔さんが手向けた言葉だ。

偶然並んだ毎日には、不慮の悲しみも突然の幸(さち)もある。
気まぐれに置かれた飛び石を曲芸のように渡り、命は明日へとつながる。
わんぱく盛りの心臓と、汚れなき肝臓をもらい、少女たちは未来に歩み出した。
会ったことも会うこともない恩人と、二人三脚の日々が待つ。


――たくさんの問題がありすぎて、どういう切り口で臨むのかと思ったが、
少し感傷的な文章になりすぎの感もある。
「男児」「男の子」「坊や」と表記が一様ではないのは意図したものか、不明だ。
でも、最初の一文「ひとだすけの言葉を知っていただろうか」は、一発で涙腺をやられた。
そして最後の文章「会ったことも会うこともない恩人と、二人三脚の日々が待つ」で、
その涙腺は崩壊した。

おそらくこの文章を読んで、それぞれが心に浮かぶ「子ども」がいただろう。
究極の命のリレーを、その子どもがランナーにならなければならない状況を思えば、
どんな大人もキュンとする何かがあるはずだ。
それを呼び起こす、600文字だと思えば、このコラムは秀逸と評価したい。

美談にするだけではいけない事象なれど、この朝だけはその美談にしばし浸った
このあと、自分の意見なり考えを持つことが、大人に課せられた宿題である。
命を賭して訴えた、坊やの声なき声のために――。


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6月18日その2、お寿司屋さんとバーで満足じゃ~ 大宮 [飲む]

6月18日その2、お寿司屋さんとバーで満足じゃ~ 大宮

ソフマップさんでPCを購入、宇宙劇場でプラネタリウムの鑑賞を経て、
久々の大宮飲みに出撃であります。
和食の「さくま」さんに伺いましょうと思い、お店の前まで行ったら、なんと貸切の張り紙
月曜日のまだ浅い時間なのに、貸切なんて、んー残念・・。
でも知っているお店さんが繁盛しているのを見て、気分が悪いわけありません
私はいつでも行けるのですから、また次の機会にしましょ。

じゃあかなり久々の訪店ですが、正統派のお寿司屋さんに伺いましょう。
ということで、大宮の東口の駅前、いづみやさんの真後ろにちょこっとある小さな小さなお店。
「寿司源」さんであります。
20120618大宮4.JPG
建物も古ければ、お店がとにかく小さい。
店は3坪くらいしかなく、そこにカウンターを切ってあるけど、大将はほぼ動けない作り。
その奥さんと息子さんとで営業していて、お客さんはカウンターにせいぜい5人、
無理やりあるテーブルに3人がいいところかな。
もっともがっちり入っちゃったら、多分ものすごい窮屈な店内になること必至です。
ねじり鉢巻きの江戸っ子気質の大将、威勢の良さは一品です、「へい!いらっしゃい!」
「毎度!元気だった?」と声をかけていただきました、覚えててくださったのですね
ビールを大瓶でください、今日は黒ラベル、お通しは枝豆であります。

店内のテレビはNHKのニュースが流れている。
とにかく狭くて、大将とは1メートル離れていないのよ。
でもその両者を分けるカウンターにはガラスケースが。
そこに今日のお魚が鎮座しています。
大将が週に3度、築地から仕入れてくるのだから、ネタはいいに決まってます。
コチがある~、つまみに切ってください
20120618大宮5.JPG
白身魚の上品さは、フグを思わせるようであります、ポン酢でいただく。
ビールを少し残したままですが、お銚子をくださいな。

テーブルに座っているお客さんが、カツオをオーダー。
そのカツオを切られる所作を見て、ああ、食べたくなっちゃいました。
こっちもつまみに少し切ってくださいな。
20120618大宮6.JPG
なにせオヤジさんが目の前ですから、いくらお断りをしたからといっても、
写真を撮るのは、なかなかどうして威圧感がありまして、こんな感じでスミマセン。
ちなみに、私のオーダーのあと、カウンターの常連さんも「カツオ!」だって。
みんなやっぱり高くても食べたいのよ!

コチとカツオでゆったりと酒を飲む。
テレビは女子サッカーの中継になるけど、
それを見ながらもサッカーをじっくり見ているわけじゃなくて、
この狭いハコの中での各位の会話が素敵なBGM。
酒場のテレビって、そういうゆるい感じが好きであります。
お酒を3本頂き、さあ、そろそろ握ってください。

私のお寿司屋さんでのレギュレーションは、握りになるとお酒は頂きません
あと、1貫づつでせいぜい5種類くらい、それで大満足なのであります。
大将、その私のパターンを覚えていてくださり、
私には「1貫づつでいいんだよね!『あがり』に『お椀』~」って息子さんに声をかける。
ガリをパッと置き、新しい醤油を醤油猪口に入れてくださる。
さあ、なににしましょうかね。

アジがよさそう、あとシャコは外せないさ、アナゴは丁寧な仕事がしてあった。
じゃあその3つ、アナゴは軽くあぶって供されます。
ムラサキウニは贅沢だけど、こちらのウニは本当に絶品!
最後に鉄火巻きで5アイテムですね、お願いします!
――写真なんて撮るヒマありませんよ、大将が握って供されると、
素手でパクリと頂く、これが5アイテムということは、ほぼ数分の出来事ですから。
とにかく飲んでいるときは、量を食さないので、これで十分なのであります。
堪能しちゃいました、ごちそうさま。
「毎度あり~」って威勢よく声で送られ、外に出るとまだ早い時間なのが嬉しいですね。

駅に戻り、再びコンコースを西口へ、途中にあったプレッツェル屋さんでお土産を購入。
塩辛いプレッツェルは大好きなんですよ、明日食べましょう。
そして西口のソニックシティのそば、バー「コンセール」さんで食後酒を頂きます。
20120618大宮8.JPG
こちらも伺うのはかなり久々、
「式守さん、少しお痩せになりました?」って嬉しいことを言ってくださる。
1年ちょっとで15キロ落としたのですから、見た目にも明らかなのであります。
最初はジンリッキーをください。

こちらのオーナーバーテンダーさんは、NBA埼玉支部の事務局を担当されていて、
伺った日の前の日、NBA埼玉支部創立30周年記念パーティを開催したそう。
知り合いのバーテンダーさんもずいぶん行かれていたようであります。
ご盛況のようで、なによりです。
そして大のボクシング好きで、先日もオールドタイマーの試合(2分3R)をこなし、
判定の末勝利されたよう。
その映像をコンパクトタイプのDVDプレーヤーで見せていただけました。
って、オーセンティックバーなのに、こんなことでいいのでしょうか?

カクテルを一杯と、スコッチを水割りでお願いし、最後にアルマニャックをストレートで。
ボクシングの話や界隈のバーの話、お酒の話で楽しい時間を送りました。
これまた優雅な時でした、また伺います。

お寿司屋さんからバーなんて、ずいぶんブルジョワしてるじゃんって思われるかもしれませんが、
こういう日もあるから、立ち呑み屋さんめぐりもまた一興になるのです。
それに大宮のお店は総じて高くありませんし、
この程度の飲み方では驚きのお会計にはなりませんよ、安心明朗会計なのであります。

さあ、やりたいことをほぼ完遂した満足感に満たされ、
帰宅の車内でうつらうつらするのは至福の時間です。
ちょっと重いPCを抱えて、ふける夜の電車に揺られるのでありました。




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6月18日、星空に願いを 大宮 [見る]

もはや恒例となりました、昔のCD引っ張り出し週間、今日は崎谷健次郎
この人も楽曲提供者だったけど、ソロでデビュー、スマッシュヒットは「もう一度夜を止めて」
銀縁メガネに理系のおもむき、歌声は高いんだか低いんだか不思議な音域。
ディスコチックな曲なんかも得意としていた、いまも活躍中らしい。
上野の水上音楽堂でやったフリーのライブに行ったけど、なかなかいいライブだったな。
ちなみにオープニングアクトは「KATSUMI」だったのね、「YES!抱きしめて」が有名曲。
歌い始めからどんどん声が高くなっていく曲なので、
カラオケで歌い出しを間違うと、号泣してしまうこと多し!

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6月18日(月)、星空に願いを 大宮

この週は前半に余裕があるので、貪欲に出撃。
やりたいことを一気にやれる週にしようと画策。
その第1弾の日であります。
2時間くらい早めに仕事を上げ、大宮へ行ってきまーす。

まずはこちら、西口駅前のソフマップさん
20120618大宮7.JPG
以前書きましたが、仕事場に鎮座する「win98」という大昔のスペックのPCが、
いつご臨終をお迎えになるかもしれないから、新機種を購入しようと物色に。
今度はノートタイプのものにしましょう。
そして、なにを買っても信じられないほどの高機能になるのが確定。
(当たり前ですよね、現代の遺物のようなPCだったのだから)
でも仕事で使う作業って、Officeが入ってて、
メールチェックができれば、それ以上を求めない。
じゃあ極端に安いのでいいや!
ということで、ついに禁断の「中古品」に手を出すことに。

ASUS社製ので、Officeが入ってて、動作も確認されているもの。
それでワランティもしっかりしていて、59800円はお買い得かしら?
ということで、店員さんと話をして3分で即決
めでたくご購入と相成りました。

私は元来、買い物は東洋で3本の指に入るほどの下手くそ(爆)
よってこういう買い物の仕方は、
パソコンに詳しい人であれば、絶対に文句が言いたくなるでしょ
でもですね、いいんです、便利さを追求しようとしていないのだから
なにより、いまのPCでもあまり不自由を感じていないの。
突然なくなっちゃ困るっていう次元であります。

とりあえずバックアップ機が手元にあることでの安心の方が強い!
これからちょみちょみ、バックアップ機に移行していき、いつでも大往生させてあげましょう。
でも前のPCは私の盟友、最後まで看取りますぞ!

ちゃちゃっと買い物が済み、今日はもう一つ、やりたいことを遂げましょう。
と向かったのは、これまた西口駅前の「さいたま市宇宙劇場」
こちらにはプラネタリウムが併設されているのです。
20120618大宮1.JPG
ずいぶん前に来たっきりでありますが、もともと天体は大好き
ずっと池袋のサンシャインプラネタリウムが私のホーム
小学校の高学年から、季節ごとの番組をずっと追っかけてました。
星空のロマン、天体ニュースにはまり、図書館では星の本はあらかた読んでしまうほど。
いまだに星座や星の名前など、忘れていないのであります。

大宮のプラネタリウムは学生の時に来たっきり、最近また、星空に興味がわいてきて、
久しぶりの星空散歩を楽しみにやってきました。
(もしかしたらこの夏、星がらみで新たな式守の動きが始まるかもしれない・・乞うご期待!)

この日の最終回は18時から、こんなゲートをくぐってチケット売り場に向かいます。
20120618大宮2.JPG
座席数は200席とのこと、平日の夕方の回ゆえ、お客さんはせいぜい20人くらい。
子どももいるし、一人のお客さんもいる、そしてカップルさんも、素敵なデートですね
場内が徐々に暗くなってきて、
20120618大宮3.JPG
この回は解説員さんによる、この日の夜の星空を中心に解説される1時間のコース。

夏至の前とのことで、夜が短いけれど、夏の夜空が頭の上に描かれます。
ヒーリング系の曲が流れながら、星座や神話の話も織り交ぜ、
きたる七夕の話など、本当に楽しい時間が過ぎていきます。
星の名前も結構覚えているもんだ、なんか安心しちゃいました。
でもなにが良かったって、360度の視界いっぱいに広がる星たちと、
優雅なクラシック音楽を聴きながら、それらを邪魔しないように、囁くような解説員さんの語り
たった600円の入場料で、かくも至福の時が過ごせるなんて、
こんな贅沢はありません!
眠くなるなんてことは一切なし、むしろまぶたを閉じるのももったいないと感じるような、
そんな1時間はあっという間でありました。

終演後、操作卓で語っていた解説員さんが、出口で1人1人にお送りされる。
初老の理科の先生のような雰囲気でしたが、優しげな眼をしておられたのが印象的。
自然と「ありがとうございました」って、こちらから挨拶しちゃいました。
大宮に行くときは、また見に来たいなあとも思うし、
池袋・サンシャインにも久々に行きたくなりました~。
ちょっとお利口さんになっちゃいました。

投影が終わると19時、実はこの日の日の入りがまさにその時刻。
よって大宮の街は夕方から夜に、表情がかわりました。
さ、ココロが満たされたあとは、内臓も満足させてあげましょう。
本来の意味での出撃はまた明日に続きます。


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今日は夏至 [間接的に考える]

今日は夏至

万物を陰陽で考えると、その最たる現象は昼夜であろう。
その昼が最も長い日がきょうである。
勘違いしがちだが、日が暮れるのが最も遅い日ではない。
日の出ている時間が、北半球では最長となる。

陰と陽、白と黒、デジタルの1と0。
両極にある事象に対して、その間を好む傾向がある。
ピーターは「夜と朝の間に」と歌ったが、覚醒する時なのかもしれない。
海辺では凪を感じるころ、暮れゆく空を万感の思いで見やるのは心地いい。

太陽の恩恵を存分に受け、昼の長いこの時期こそ、活発に育つ作物。
人間もまた自然物ならば、いまこそ活発であるべき時期だ。
季節違いの台風禍の太平洋側ではあるが、日の光を全身で感じたい。

今日は北回帰線以北の地域では白夜であり、同様の南は極夜になる。
昼夜がどちらかに大いに触れてしまうと、体内の平衡心は崩れやすいという。
日本は恵まれていて、四季があり、昼夜の長さもほぼ一定だ。
地震も多く、政治も混乱しがちな「陰」の部分も見えやすいが、
総じてバランスがとれる稀有な国とも言えよう。

私たちはそんな自然がもたらす、「いい塩梅」を感謝できているのだろうか。
その自然に抗って、むりやりバランスを崩していないだろうか。
不可逆的な方針で、エネルギー施策を突き進んでいないだろうか。
昼が長いきょうだからこそ、じっくり考えてもいい気がする。
陰と陽、両方を感じることのできるこの国に、改めて感謝しながら。




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