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3月26日、読書で多重人格になりそう、じゃあバーで晩餐 春日部 [見ると飲む]

3月26日(月)、読書で多重人格になりそう、じゃあバーで晩餐 春日部

この日は仕事が早く終わり、読書をして過ごす。
いま読んでいるのは、先日ご一緒した方から提示された課題図書
私は本当に偏った読書癖なので、一般的な本ほど読んでいない。
そのかわり、ノンフィクションものは逆に、読んでいないものの方がが少ない(涙)
そういう人間ですから、こんなにヘンな人間になっちゃっているのです。

ジェイムズ・ヘリオットという、ヨークシャーで獣医をしていた人の話。
動物と人、そして偉大なる大地・ヨークシャーを愛するヘリオット先生の本は、
近くの図書館では開架に並んでいなくて、書庫から持ってきてもらう「閉架」扱い
2冊借りましたが、いずれも500ページ近くある大書。
ほっこりした温かみのある書。

そして真逆、対極に位置する奇書も借りてきました。
これは永遠の文学少女さまから提示されたもの、彼女が若かりし頃(というか学生の頃)に、
人生を変えた本だという、私は知ってはいましたが、読んだことなかった。
これが「雨月物語」――。
ジキルとハイドどころか、良書と怪書(爆)
両方を今読み進めていますが、多重人格になりそうであります(涙)

そういえばスカパーでやってた映画も見た。
2009年の問題作「真幸くあらば(まさきくあらば)」
御徒町凧監督の描く、死刑囚の恋。
朝ドラ「カーネーション」で好演した、尾野真千子さん主演であります。
尾野真千子は「クライマーズハイ」やドラマ「外事警察」で有名。
特に「外事警察」には個人的に大はまりでして、6月映画化が決定しています、やったー。
尾野真千子の冷ややかな目のチカラが素敵でありまして、
ここだけの話、真幸くあらばでは、一糸まとわぬ姿になっておられるのですよ。
それだけじゃなくて、とんでもないことをしちゃっているのですが・・(以下自主規制・・)
これが見たくて見た映画でもありますけれど(大バカなカミングアウト!)、
ねじれた純愛ものだなあと思い、見入ってしまった。
死を突き詰めると、生とか愛に通ずる。
いいものですね。

夜になり出撃、春日部のバーと言えば「イエローノート」さん
フグを食してきたというお客さんたちがいらっしゃる、まったりしたカウンターであります。
最初はビールをください、こちらはヱビスビール。

今日は夕方前から部屋にいたのに、ほぼ食事をとっていなかったので、少しフードを。
ブラックボードを見ると、ありゃ、パスタとかドリアとか、チーズまつり。
なにか出したいものを聞くと、鶏肉があるので焼きましょうかということに。
ソースはなーに?と聞くと、頑なに「和風ソース!」とのこと。
マスタードソースとか、バジルとか振っても、かたくなであります。
「あと、人気のカキのオイル漬けが、1ピースだけ残っています」とのこと。
じゃあそれもつけてちょうだいね。
カキのオイル漬けは、以前から狙っていたけれど、人気高のよう、良かったですね。

待っている間に、ビターを垂らしたジンリッキーなど、早く来ないかなあ。
そしたら一皿目です!と言って出てきたのがこちら。
20120326イエロー1.JPG
カキのオイル漬けが、小鉢に入って、スライスオニオンと一緒に登場。
私はてっきり、鶏のソテーの横にちまっと置かれていると思ったので、これは素敵。
大ぶりのカキが、見事であります。
鶏が出てくるまで待ってようと思ったけど、我慢できずにパクリと。
あっ、もちろんもったいなくて、数口に分けましたよ、当然です。
素晴らしく美味しい、これは人気の一品になりますよ。

しばしのち、鶏をロティしたものということで登場。
メニューにはないから、裏メニューということで・・。
20120326イエロー2.JPG
あらあら、これはボリュームがありますね。
チーフさんが「いつもの遅食なら、1時間半はかかるでしょ」と悪口を。
(実際に1時間半かかっちゃったから、我ながらあっぱれだと思う)
パリッと焼けた表面、とろっとした和風ソース。
私の性癖上、ソースを全部肉の上にぶちまけるなんてことはできません。
このパーツはそのまま、これはソースを少しつけて・・と面倒な食し方であります。
肉の下にはこれまたロティしたオニオンがたっぷり。
奥にはサラダが、野菜はうれしい、トマトも2かけら。
赤ワインを頂き、優雅な深夜の晩餐であります。

ハイボールとアニス系リキュールでたっぷり3時間、頂いちゃいました。
お客さんの多い、浅い時間のバーも楽しいけれど、
私はどちらかというと静かな深い時間の方が好きかな
夜型人間の本領発揮と言ったところです。
読書と映画、そして美食と美酒なんて、とても市井の生活とかけ離れた優雅な生活
たまにはいいものです。


※昨年の同日にアップしたブログ記事を記します
必死に言葉を送り続けた、その証しとして・・。
2011年3月31日19時38分アップ記事「天皇陛下と寂聴さんと無常観、特別運用終了について」
【昨年の同日で特別運用が終了したので、このシリーズは終わります】


3月25日、大相撲春場所が終わる [間接的に考える]

3月25日(日)、大相撲春場所が終わる

昨年は不祥事で行われなかった大相撲大阪場所がこの日終わる。
思えば大関・把瑠都の綱取りと、
お客さんがどれだけ戻ってきてくれるのかが心配だった場所前。
結果的には把瑠都の綱取りは白紙に。
大阪のお客さんはかなり戻ってきて、満員御礼も8回で「勝ち越し」
そして、優勝争いが千秋楽まで持ち越され、優勝決定戦に。
盛り上がった場所だったと思います。
総括などを少し。

横綱・白鵬、13勝2敗で、最後に転がり込んできた決定戦を制して優勝。
2敗の相手が、鶴竜と稀勢の里という、分の悪い相手のみ。
前半で古傷が悪化し、万全ではなかったという。
でも、決定戦で見せた内掛けなど、まだこの人は進化しそうな気がする。

大関陣は終盤、結果的に優勝争いに絡めず、物足りなさを感じる。
来場所は鶴竜を含めて史上初の6大関に

筆頭王関の把瑠都(10-5)、綱取りの場所なのに、終盤の大関陣相手にほぼ完敗。
気持ちが途切れちゃったときの、投げやりな取り組みが目立つ。
心技体っていうけど、やっぱりそう簡単なものではない。

日馬富士(11-4)も物足りないなあ。
今場所はカラダが軽く見えた、ふてぶてしさも影を潜めている。
鶴竜とスタイルがかぶる分、稽古不足が影響しているのかしら。

稀勢の里(9-6)は、5日目までで2勝3敗は、もう出だしから失敗。
大関2場所目のジンクスってあるみたいだけど、
そういうのを意に関せずみたいであってほしいなあ。
白鵬戦の勝ちっぷりは、右ハズ・左おっつけの教科書通りの展開、横綱キラーなのね。

琴欧洲(8-7)は予想通りの負けっぷり(笑)
先場所の前半がよかったんだけど、分の弱い相手にめっぽう弱い。
むしろ関脇あたりで上を狙っていた方が、彼らしさが出るのかもしれません。

琴奨菊(9-6)は彼のスタイルが出て、良さも出てきましたよ。
ライバル豊ノ島や、くせ者安美錦、もっとくせ者阿覧に負けちゃうのがね。
お客さんを沸かせる大関になってほしいです。

続いて関脇・小結陣、関脇の鶴竜(13-2)は見事。
大関昇進は誰の目にも納得殊勲賞と技能賞も納得
千秋楽の豪栄道戦は迷いがあったかな、でもあの取り組みは豪栄道を褒めるべき
この人は笑顔を見せないのがいい。

同じく安美錦(7-8)は、くせ者っぷりを発揮。
でも連勝と連敗が交互で結果負け越し。
相手が嫌がる力士の鏡のような人であります。

小結の臥牙丸(6-9)は上位陣とは負けたものの、下位には取りこぼしはなかった。
圧力はやっぱりすごい、木瀬部屋が再開され、臥牙丸は北の湖部屋から戻るのでしょう。
栃煌山(5-10)は2大関を倒したけれど、後半失速。
物足りなさを感じます。

幕内上位では、豊ノ島(4枚目、11-4)が技能賞
もっともこの人はこの地位でいることの方が問題なので、
来場所は帰り三役で頑張ってほしい。
豊真将(5枚目、11-4)も4勝4敗から7連勝で2ケタ勝ち越し。
顔つきが変わってきたようで、嬉しい力士のひとり。
阿覧(4枚目、9-6)は、変化だの引きだのばかりだけれど、
ときどき見せる力相撲は魅力的、もっと彼の力技を見たいなあ。
豪栄道(6枚目、12-3)は敢闘賞受賞
ご当所場所、そしてなんといっても千秋楽の鶴竜戦で見せた会心の一番に尽きる。
この人もこの地位でいることをおかしく感じなければいけない人。

雅山(9枚目、8-7)の、一途な取り組みはいいですね(笑)
高安(7枚目、10-5)は、将来楽しみな力士のひとり、番付が上がってどうなるか。
幕尻・翔天狼(16枚目、9-6)は終盤まで優勝争いに残り、実力力士にあてられたから、
6敗はやむを得ないかも、苦労人ですから頑張ってほしい。

残念な力士たちだと、
まずは栃乃若(筆頭、5-10)、スケールの大きい相撲が見られなかった。
嘉風(2枚目、3-10・2休み)は怪我をして休場、白鵬戦は負けたけど善戦
旭天鵬(3枚目、5-10)は大島親方の定年の場所を勝ち越せず。
引退せず現役続行なので、来場所から転籍、将来の大島親方ですからね。
唯一の新入幕・勢(14枚目、5-10)はご当所の利を生かせず、残念。
幕尻・隆の山(16枚目、4-11)は幕内だと勝てないけど、体重が乗ってきた気がする。
技はいっぱい持っているから、イヤな力士になってほしい。

場所前に急逝した元久島海の田子の浦部屋所属だった碧山は、
千秋楽に勝って8勝7敗、仏前に勝ち越しを報告できた
田子の浦部屋は後継者もいないから、力士たちは春日野部屋などに転籍。
おかみさんの引越しの日、泣きじゃくった碧山が絶対に勝ち越しを誓ったという。
ブルガリア人なのに、日本人以上に恩義を大事にする力士
一発でファンになりました。
ちなみに幕下優勝の海龍と、序二段優勝の碧己真も、元田子の浦部屋所属。
親方の急逝で途切れた師弟関係は、なお続いているのかなあ

今場所は実は行司さんも大変でした。
三役格行事の木村玉光が、脳梗塞の疑いで休場。
木村正直も目のハレで途中休場(ただし復帰)。
よって行司さんの割りが崩れ、式守与太夫とか木村寿之助が幕内で裁くことに。
場内アナウンスの木村恵之助は、中入り前後の取り組みを裁いたあと急いで着替え、
放送席に座っていましたね(マニアックでスミマセン)
我らが式守錦太夫は元気でありました。

大阪場所のお馴染みのお客さんと言えば、神田川俊郎と大村昆
昆ちゃんは着物姿でおとなしく見ていましたが、
神田川俊郎は、幕内後半からのこのこ入ってきたり、ケータイで喋ったりと、落ち着きがありませんね。
吉本の芸人さんもずいぶん見に来ていたよう。
オール阪神・巨人師匠も見に来ていましたが、2人が仲良く談笑しているのが驚きました。
芸人さんのコンビって、仲良くないのが普通なのにね。

次の場所は5月・東京場所、5月6日から、両国国技館で行われます。
えっ、5月6日といえば、Qちゃんこと高橋尚子と、不肖私の生誕記念日ですね。

※昨年の同日にアップしたブログ記事を記します
必死に言葉を送り続けた、その証しとして・・。
2011年3月30日1時43分アップ記事「サッカーのチャリティマッチを見て考えちゃったこと」



3月24日、アジアリーグプレーオフのファイナルラウンドが終わる [間接的に考える]

3月24日(土)、アジアリーグプレーオフのファイナルラウンドが終わる

アイスホッケー・アジアリーグは、プレーオフのファイナルラウンド。
レギュラーシーズン1位の王子イーグルスと、同3位の栃木日光アイスバックス
栃木日光は先日も書きましたが、同2位のアニャンハルラとの激闘の末、
2連敗のあとの3連勝で、大アップセットを繰り広げてきました。
乗りに乗っている栃木日光の、初のプレーオフはどうだったのでしょうか。

レギュレーションにより、レギュラーシーズンの上位チームに
すべてのホームアドバンテージが付きますから、王子イーグルスが圧倒的に優利。
そうじゃなくてもチーム力も優位ですから、相当大変なプレーオフです。
試合は5戦3勝方式、1~3試合目は敵地、王子の本拠地で行われ、
日光・霧降での試合はもつれた4・5試合目のみ。
王子のチーム力からしても、スイープ負けの可能性が高く、日光で試合があるとすれば、
敵地・苫小牧での試合で1勝できるかどうか。

初戦の17日、苫小牧で我が栃木日光は、なんと6-4で勝利をおさめました
この試合、栃木日光の絶対的な守護神ゴーリー(キーパー)の福藤豊
ヒザの怪我で欠場。
2ndゴーリーの小野航平が先発したものの、神降臨のナイスセーブ連発で、
試合ブランクのある王子に勝ちました!
初戦・敵地・ランク下位での1勝により、プレーオフがより面白くなったのであります。

翌18日の第2戦、さすが首位の王子がチームをまとめ上げて、
0-5とシャットアウト負け、この日はいいところがなかったそう。
20日の第3戦、この試合がいい意味で食い下がった栃木日光。
3-4で惜敗しましたが、第3ピリオド(P)に懸命にキャッチアップしようとしたのは、
現地で見た人によると、この先を楽しみにしてくれるものだったと言います。
――これにより、敵地3戦で1勝2敗、よって栃木日光は、
ホーム日光・霧降での試合に2連勝するしかなくなりました。

もうこの時点で、日光ファンは大変な盛り上がり
前身の古河電工時代も含めて、決勝に進んだこと自体が初めて。
ましてや、日光で行われるなんて、万年下位だったこのチームで考えられるはずもなし。
日光での第4戦は、早々に指定席は完売
噂では30分でなくなったと言います。
自由席は当日売りのみ、それも長蛇の列は必至の情勢。
エライ騒ぎです。

「何があっても日光での試合は行きますので・・」と記した私。
この騒動に少しめげてしまいまして、実は行きませんでした
悪いムシが顔を持ち上げましてね。
最低でも往復4時間はかかるのに、負けてぐったりして帰るのは嫌だとか、
大行列で、どう考えても立ち見だろうとか、
そうじゃなくても人ごみが嫌いだとか、
私が見に行って負けちゃったとなったら、もう2度と行けない――とか。
ね、ネガティブさんでしょ・・。
第4試合の前の日の夜、友人からメールが来まして、
明日の4戦目には行けないけど、5戦目は行くから、がんばって応援してきなさい、と。
いやあ、カクカクシカジカ、行く気が失せてしまってねと言うと、困惑されちゃいました。
そうですよね、あれほど熱を上げていたのに、この期に及んで熱が覚めちゃったのだから
とにかく4戦目、家から念を送り、勝ってから5戦目のことを考えましょう。

ということで、24日の第4戦は、アジアリーグのHPの速報で念を送っていました。

さまざまな情報では、この日の日光・霧降アイスアリーナは、大変な騒ぎに。
自由席狙いの人は、朝7時から並んだそうで、開門時間にはまだ肌寒い浅春の日光に、
大行列ができたそうであります。
アウェーの王子の応援団が数十人、あとは全部栃木日光のファン。
霧降アイスアリーナは座席数が1800くらいでしょうが、観衆発表は2000人
というのも、立ち見を認めているから。
でも場内発表は2300人だという情報も。
消防法の関係で、2000以上は公式に発表できないらしい。
アクセスの悪い日光・霧降に、よくまあこんなに集まりましたよ。
みんな思い思いの応援スタイルで集う老若男女であります。
20120324日光5.jpg

この日もゴーリーは小野、福藤はベンチにも入れません。
開始早々に1点取られ、2Pまでに合わせて3点、それに対する栃木日光はゼロ。
2P終了時点で0-3、かなり場内は意気消沈だったと言います。
私もHPの結果速報で、ヘンな話、納得していてね
こりゃ負け試合だなあ、行ってたら立ち直れなかったなあって。
でも、3Pにドラマというか、ミラクルが起きるのであります

3P、王子はセーフティリードの3点を守るようになる、そりゃ当然ですよ。
そこに火がついた栃木日光の怒涛の反撃がのろしを上げます。
20120324日光1.jpg
3P、8分31秒と9分01秒に立て続けにゴール
20120324日光3.jpg
霧降にいた人のレポによると、打ち鳴らすメガホンで、何も聞こえないくらい
そして会心の、主将鈴木貴人のゴールが15分38秒!
残り4分で3点差をキャッチアップし、同点に持ち込みました。
私はこの時点で、結果速報のHPから目を離せません。
1分ごとに経過をアップしてくる、そのドキドキ感たるや、
すでにココロは霧降にいます!
そのまま3-3で3P終了

レギュラーシーズンだと5分間の延長(ただし一人ずつ選手を減らし4on4)で、
それでも決着がつかなければペナルティショット戦になるのですが、
プレーオフはルールが変更され、得点が決まるまで永遠に延長です
最長記録は今から5年前、当時のセミファイナルで日光と王子が繰り広げた死闘。
日光が決めて勝ったのは、60分のあとの延長31分19秒!
つまり、1P20分だとすると、3PのあとEX4Pでも決まらず、EX5Pで決まったもの。
そう、日光と王子はそういう因縁があるんです。

さあ延長EXP、もう私はPCから離れられません。
ここでのペナルティは即失点に結びつくから、みんなガマンだよ~。
熱い応援を背に、地元で開催できる喜びよりも、
勝って明日の試合をやるんだというだけの意気込み。
この瞬間に、あれだけネガティブさんになっていた私の想いは変わりました!

勝って、絶対に明日の試合を見に行く!

――そこに落とし穴が・・6分19秒、王子のゴールが決まり終戦です。
ああああ、3-4、栃木日光は通算1勝3敗で準優勝でした。

この試合を見に行った人のレポは、総じて同じでした。
「あの試合は、なにがなんだかわからない、でもあの場にいられたことが幸せだった」と。
実業団チーム「古河電工」の廃部、そして日本一熱い日光に市民チームを旗上げ。
毎年ささやかれる経営危機、資金不足で遠征もままならず、選手の給与遅配が常態化。
そのたびにファンが募金をして急場をしのいだ時期。
戦力補強もできず、ケガ人で選手が足りなくなり、
他チームからレンタルで選手補充をする屈辱も味わい、
それでも日光と言う場所にこだわってきたこのチームが、
実業団の雄にして、古豪・王子を苦しめ、日光の地で決勝を行う。

ユニフォームの選手がスーツに着替え、スポンサー獲得のために走り回る。
シーズン前には日光駅周辺にのぼりを立て、ポスターを張る。
地元のイベントには、選手が率先して参加する。
その姿を見ていたみんなが、その場にいられたことは、何年たっても語り継がれることだと思う。
よくやった、おらが街の選手たちが、一瞬夢を見せてくれたんだと。
夢を見せてくれたんだと。
夢を。

試合後のセレモニー、堂々の準優勝メダルを首にかけてもらう姿の中に、
守護神にして、ベンチ入りもできなかった正ゴーリー福藤豊が。
20120324日光4.jpg
うつむかないで、みんなで勝ち取ったメダルなんだよ。
なにより、日光の誇りなんだから。

翌日の地元紙、下野新聞があっぱれです。
選抜高校野球で地元・作新学院が勝ったのと並んで1面に。
20120324日光2.jpg
トップは若き高校生に譲るよ、でも負けても1面、これぞ地元紙です。

私は最後に日和って、現地で夢を見損ないました。
叶わないと思った夢を、一時の気のブレによって失いました。
こののがした獲物をもう一度捕まえるために、
私は来季、より栃木日光アイスバックスを応援します
夢は手を伸ばせば、ほんの少し先にあるんだということを教えてくれたのだから。

選手の皆さんお疲れさまでした。

※昨年の同日にアップしたブログ記事を記します
必死に言葉を送り続けた、その証しとして・・。
2011年3月29日20時01分アップ記事「ただいま新聞作成中」


3月22日、NHKスペシャル「NHKと東日本大震災」を見る [地震に負けるな!]

3月22日(木)、NHKスペシャル「NHKと東日本大震災」を見る

この日3月22日は、NHKが最初に放送を始めた日ということで「放送記念日」という。
夜10時からNHK総合では、特集番組を放送しました。
題して「NHKスペシャル NHKと東日本大震災」
20120322NHKスペシャル.png
より多くの命を守るために、公共放送として何ができるのか、
75分の、NHKとしての検証番組であります。
もっと早くに検証をしてもいいかとも思いましたが、
メディアウォッチを趣味にしている私としては、必ず見て考えなければなりません。
録画をして、繰り返しじっくり見ました。

番組は大きく3つのテーマに分け、それぞれどう報道したのか、
なにが問題点だったのか、どう改善したのか――という点を検証しました。
テーマは、
・大津波の危機感
・原発事故 見えない危険
・被災者を支える情報――であります。

「大津波の危機感」について、かなり詳細な内容で、
当日の報道を振り返りながら、細かく検証していました。
14時46分は国会中継でしたが、緊急地震速報が出て、国会が揺れ始めたと同時に、
全波放送で緊急報道に切り替えます。
14時49分、気象庁発令の大津波警報などをアナウンスしはじめます。
その第一報は、岩手・宮城・福島の沿岸にしか大津波警報が出なくて、
その予想高さも3~6メートルでした。

この時、NHKがすごいなあと思ったのは、大混乱になる副調整室と取材ルームに、
記録用のカメラクルーが入ったことです。
1チームでも入ったことで、検証ができるのですから。
混乱のさなかに、内部を記録しようという人間がいるのがNHKの強みです。

取材ルームは喧騒の中、交通などの取材を開始。
副調整室は数十人がおしくらまんじゅうをしているような状況。
20120322NHKスペシャル2.jpg
でもその日の責任者の声が響きます「大津波(警報)を優先するんだぞ!」
8分間、避難を呼びかけ続けさせます。
15時00分、観測された津波の第一報が入ってきました。
「大船渡港、14時54分、20センチ」
これが第一報にして第一波、あまりにも小さい値でしかなかったから、
避難を呼びかけるため、その情報を隠します。

15時03分、都内で黒煙が上がったり、駅前広場で群衆がいる映像が流れる。
責任者はこの時点で、とんでもないことが起きていると悟ったと言います。

15時14分、釜石港に津波が押し寄せている映像が飛び込んでくる。
同じ時間、気象庁の警報が追加され、大津波警報が本州東側のすべてに拡大。
東北3県は6~10メートルに引き上げられる。
しかし、警報拡大を呼びかけるのが最初になり、
津波の予想が10メートル以上という情報は、18分間報道されなかったという。
そして、テレビと同時中継をしていたラジオが分離され、
ラジオでの呼びかけが15時30分過ぎに始まる。

つまり、気象庁の警報の段階発表が最初につまづいてしまい、、
それに従った報道をしたがゆえに、
すぐに逃げてほしい人に危機感を伝えきれなかったと結論づけています。
公共放送として、人の命を優先するために、最大の準備をしてきたつもりだったのだけれど、
それを越す事態に対しての準備ができていなかったというのです。
まさにクライシスマネージメントの「悲観的に備えよ」だと思います。

気象庁はこれらの教訓をもとに、巨大津波の押し寄せる危険がある場合は、
最大の避難呼びかけをし、第一波の観測が小さければあえて伝えないなど、
危機感をあおるように改めるそうです。
NHKも「端的に強い言葉で危機感を伝える」という報道姿勢とし、
「今すぐ、可能なかぎり高いところへ逃げること」
「決して立ち止まったり、引き返したりしないこと」など、断定的な表現で伝える。
画面表示も、ワンセグでも読めるように「すぐに避難を!」などの文字を出すことにしたそう。

原発報道についても、政府の見解が右往左往するのにつられ、
なかなか避難を呼びかけにくかったという。
その中で、原子力担当の記者や解説委員は、
なにも政府からの発表がありませんがと言いながら、
避難や最悪の事態を想定するように解説を始めたという。
今後は、異常事態が発生したとわかった時点で、避難を呼びかけることにしたのだという。

被災者を支援する報道を目指すため、コミュニティFMやツイッターなどを活用して、
きめ細かい報道をするという。

でも、あえて問題提起をします
公共放送ってなんだろうっていうことです。
国民の生命・財産を守るのは、公共放送の本旨なんでしょうか?
第1義は、やはり国家であり、政府であり、地方公共団体であります。
そこが正しい道筋を示し、公共放送が時差なく報道するのが本筋でしょう。
NHKが一歩踏み込むのは大事ですが、影響力も考えなければなりません。
パニックを引き起こす可能性もあるのですから。

クライシスマネージメントの世界で嫌われるのが、兵力の適宜追加です。
最初にこれだけを投入、足りないから追加、もっと足りないから追加・・というのが、
どれだけ無駄と無理を生じさせているのか。
最大級の兵力を用意し、必要なくなったら、適宜反転撤収という方が、圧倒的いいのに。
わかりやすい言葉では「大きく構えよ」ですよね。
想定外とはいえ、気象庁の段階的な警報の追加や、政府の避難方針などが、
被害を拡大させた原因ですから。

では、危機管理のヴィジョンに対して劣っている政府などと一線を画す、
公共放送はどうすればいいのか、公共放送にだけ課せられた命題なのか
もっと広く議論しなければならないと考えます。

今回の震災を教訓にすることはたくさんある。
NHKが真摯に正対し、この教訓を放送したことは意義深いものだと思う。
でも国民にパニックをあおるような報道をしてほしくないなあというのが率直な意見。
訓練の様子が放送されましたが、武田真一アナウンサーが、声を荒げて、甲高い声で、
「一刻も早く逃げてくださいっ!」って叫ぶ放送は、NHKらしくないなあと思う。
命を守るのと同じくらい、国民に安心を提供するのも使命だと思うのですよね。

検証番組が、震災報道の一面、
つまり生命を守るという部分でしか論じられていないことは、少し残念でありました。
声を詰まらせながら懸命にリポートした姿勢や、
ラジオから流れるアンパンマンマーチなど、国民に寄り添ったNHKの放送姿勢も、
ぜひ考えたかったと思いました。
続編を期待します。

※昨年の同日にアップしたブログ記事を記します
必死に言葉を送り続けた、その証しとして・・。
2011年3月28日23時17分アップ記事「酒を飲みに行っているのに、非経済的な活動に終始 大宮~春日部」



3月21日、バー巡りなのにあの奇跡のお店にも行っちゃう 銀座 [飲む]

3月21日(水)、バー巡りなのにあの奇跡のお店にも行っちゃう 銀座

この日、突然昼間に決まった、シャレオツな街「銀座」での飲みとなりました。
ザギン=銀座はたまにしか行きません。
私にはもともとそぐわない街だと思っているのね。
でもこんな素敵なチャンス、楽しみであります。

仕事を終え、急いで電車に乗り込む。
ダイヤ改正で、東武伊勢崎線は「スカイツリーライン」になっちゃいまして、
風情もなにもあったもんじゃありません。
ささやかな抵抗と思い、車内で熟睡(いつものことです)、
そしたら浅草まで乗り越してきちゃった!
よって待ち合わせの時間に少し遅れてしまいました。

同行者とは銀座5丁目の三笠会館地下「バー5517」さんで待ち合わせ。
20120321銀座1.JPG
こちらには大ベテランバーテンダーさんの稲田さんがいらっしゃるのですが、
この日はお休み、もうお年でいらっしゃいますからね。
今宵はスーパー「ハシゴ」になるだろうから、1軒では2杯まで!
お通しはナッツと塩豆、塩豆は大好きです!
ジンリッキーから、オリジナルカクテル「5517」を頂く。
20120321銀座2.JPG
ジンベースに、メロンリキュールが入った甘いカクテル。
ミントの葉と、きれいな薄緑色がキレイであります。

早い時間なのに、カウンターはほぼ満席。
違うフロアーから団体さんが降りてくるらしく、
バーテンダーさんがてんてこ舞いにならないうちに帰りましょう、ごちそうさまでした。

ここで同行者と、日本酒が飲みたいよねという展開・・。
どうしてシャレオツを通せないのでしょうか、しょうがないですね。
5517さんをアペリティフとして、じゃあ安心して飲めるお店と言えば、
やっぱりあそこでしょう、「銀座の奇跡」と言われるあそこ・・。

銀座2丁目の三州屋銀座店さんに伺います、座れるかしら・・。
ガラガラッと開けると、いつものちゃきちゃきした女将さんが「テーブル空いてるよ」と。
良かったです、日本酒をください、ぬる燗で。
こちらのテーブルは、長くて向き合うタイプ、よって相席です。
最初に座っていた人たちは、学生さんなのかなあ、男ばかり3人さん。
こういうお店の流儀をよく知らないみたいで、女将さんからいろいろと「ご指導」。

最初にたこわさと、衣かつぎをください。
20120321銀座3.JPG
こういうざっかけないもので、日本酒がおいしいです、こちらのお酒は白鶴。
アンキモはありますか?と聞くと、もうないのよ、シーズンは終わりだからと女将さん。
そうですよね、旬を大事にしてくれます。
じゃあタケノコの土佐煮をください。
20120321銀座4.JPG
これがまた素敵に柔らかくて、日本酒もどんどん追加。

左のカップルさんも、右の男3人さんも、カキフライを頼んでいる。
以前も食べたんだけれど、こちらのカキフライは美味しいんだよね。
同行者にフライを食べようと提案、ホタテフライもエビフライもあるけどどうする?って聞くと、
やっぱりカキフライとのこと、人が食しているカキフライは絶対に美味しいぞ!
20120321銀座5.JPG
ね、やっぱり美味しそうじゃん!

私たちと男3人さんの間、狭い席に相席になっちゃったカップルさん、
これを見てやっぱり「カキフライください!」だって。
そうだよね、両サイドでカキフライ頼んでちゃ、頼むよねって、声をかけちゃう。
こういう袖擦りあうも・・みたいなことがあるのも、銀座の奇跡なのです。
私たちの今宵のレギュレーション「2杯まで!」がいとも簡単に破られ、
結局大徳利で5本プチ一升酒になってしまいました(爆)
すべてを頂きごちそうさまでした、まだザギンの夜はこれからですぞ。

銀座を横断し、8丁目の「TOTI ni BAR」さんが3軒目。
こちらは栃の木を効果的に使用した、なかなかのスタイリッシュなバーであります。
カウンターの他に、個室的な使い方のできる部屋もあるよう。
温かいコンソメスープが、お通し代わり。
20120321銀座6.JPG
こういう温かいものを飲めるのは、嬉しいですね。
最初にスプモーニをソーダでください、同行者も同じものだって。
20120321銀座7.JPG
こちらのバーテンダーさんとは、何度かお会いしたことがある、覚えてくださっていてうれしい。
せっかくだから振ってもらいましょう、ホワイトレディをください
20120321銀座8.JPG
私が好きな、コアントローが少なめのホワイトレディだ~、ちなみに同行者はジンフィズ。
ゆったりとした時間を送りながら、楽しめました。
美味しかった、また来ます。

帰りの電車の時間を気にしながら、もう一軒狙いましょう。
同じく8丁目の「バーFAl(ファール)」さん
こちらは同行者が何度か伺ったお店、私は初めて。
年配のバーテンダーさんが一人で切り盛りされている。
調度品もグラスも、一目見て高価なものなのだろうなとわかる。
グラスもバカラですからね。
静かな店内、でもバーテンダーさんがいろいろ話をしてくださる。
大酔っぱらいの私たちに、ものすごく紳士的な物腰。
なにより落ち着ける空間、一発で私は気にいってしまいました。
さすが、銀座のバーはすごい!
一杯だけ頂きました、モルトだと思うけど、なに飲んだんだか、よく覚えていません。
20120321銀座9.JPG
ちなみにこちらは、オールドボトルもいっぱいあるそう。
今度もう少し「まともな時」に、見せてもらうことにしましょう。

東京メトロに乗ったら、あれ、ほぼ最終だぞ。
ということで、いきなり座れたのが幸い、地元まで完璧に熟睡。
同行者が起きなかったら、車庫まで行ってたと思います。
そしてめでたくそこからはタクシーでの帰還となりました、贅沢三昧です。

突然の銀座バー巡り(三州屋さんもあるよ!)は、
シャレオツな街を横断しての、素敵な飲みとなりました。
たまにはこういう贅沢さんもいいかな。
バーはやはり楽しいのであります。

※昨年の同日にアップしたブログ記事を記します
必死に言葉を送り続けた、その証しとして・・。
2011年3月27日18時10分アップ記事「イベントをやることで支援できます!あと風呂のこと」



3月20日、月イチ映画鑑賞、ほっこりしたオーガニックムービー [見る]

3月20日(火)、月イチ映画鑑賞、ほっこりしたオーガニックムービー

これまでの数年間、映画をほぼ見ない生活をしていたことを改め、
月イチで映画を見ることを先日宣言しました。
その最初が、Mr.ビーンのローワンアトキンソン主演の「ジョニーイングリッシュ」という、
どちらかというと「個性的」な作品(苦笑)。
今月はどうしましょうかね・・。

いろいろな人に聞いて歩きました、何がいいかねえ。
すると、まあ、いろんな答えが返ってきました。
ある人は「マーガレットサッチャー」が面白そうだと言い、
またある人は「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」で泣けたと言います。
別の人は「長靴をはいた猫」や「ドラえもん」がいいと言い、
シャーロックホームズやスターウォーズを見たらと言ってくださった人もいました。
――いずれも大作でなんですよね。
やっぱり私の性格からすると、そういう流行ではなく、どちらかというと掘り出し物がいいな。
ということで、チョイスが大変、そんなことを言っているうち、3月が終わっちゃうよ~。

仕事場のそばのシネコンで、ほぼ単館上映に近い映画を見つけました。
ということで、この日の夜、レイトで見に行ってきました。
ちなみに20日はスペシャルデーということで1000円、ラッキーであります。

見た映画は「種まく旅人~みのりの茶」というもの。
20120320種まく旅人2.jpg
20120320種まく旅人1.jpg
事前に見た新聞の広告によると、ココロがほっこりするオーガニックムービーです――とある。
ドンパチやったり、ドキドキしたり、というものがほぼ皆無。
私らしくっていいのではないでしょうか。
ちなみに映画館には私を含めてお客さんが3人!
そういえば先月も3人だったのね。

デザイナーの会社を辞め、九州・大分の祖父の茶園に遊びに行ったみのり(田中麗奈)。
そこで祖父(柄本明)が病に倒れ、しぶしぶ茶園を引き継ぐ。
農水省のエリート官僚で、その町の農政課長に赴任する、
肩破れな金次郎(陣内孝則)と出会い、有機栽培のお茶に魅了されていくという内容。
映画というより、ほぼドキュメント番組の延長みたいなものでした。

田中麗奈も陣内孝則も、とっても好きな役者さんとは言えないし、
ストーリーも共感できるものではないけれど、
個人的にお茶は好きで、家では夏も冬も、急須でお茶を入れて飲んでいる。
それに地元の某お茶屋さんと親しくさせていただいているので、
お茶に対する思い入れもある。
たったそれだけの繋がりで見た映画でありました。

ストーリーも飛躍を感じるし、カメラワークもテレビのそれを越していない気もする。
配役もまあこんなものだよね、という感じ、誉めてないなあ・・。
でも大分の田舎街の絵がすごくきれいだった。
もちろん茶園をはじめとした、農家さんの風景も安心して見ていられる。
なにより、効率の対極にある、手間ひまかけていいものを作り
それを消費者に提供しようという姿には感銘を覚えた。

私も日本酒造りで、同じ境遇を感じる。
大手さんの徹底的にシステマチックされた効率重視の酒造もあれば、
小さな蔵のほぼ手作業で、苦労して作られる逸品もある。
ではそれを消費者として、どちらを礼讃するかというと、
実はそういうベクトルって多くの人の共感を得られていない。
でも、ハンドメイドのよさって、一度知ってしまうと応援したくなるんですよ。
きっと私の根底には、ものつくりに対する畏敬の念があるからだと思うんですね。

「お客さんが喜ぶ顔を見たくて、仕事ってするんだよね」っていうシーンがあり、
使い古された言葉だなあと感じるんだけれど、
その観点を忘れてはいけないんだなあと思った。
どんな世界でも、自分のやることは、必ず相手がいることであり、
その相手が喜ぶから、自分の行為が正当化できるってこと。
日々なにげなく、効率こそ最大の収穫だと思っている感覚に、
警鐘を投げかける作品かな。

田舎暮らしへの素朴な礼賛もいいけど、
手作りってこんなに素晴らしいんだなあっていう慈しみを感じた。
そしてある程度、手間ひまのかかったものに対しては、それなりの対価を払う。
つまりモノの「適正価格」が守られないと、いいものはできないんだなあと思う。
日本っていう国は、そういうことに対しての敬いをいつの日か忘れてしまったのかなあ。

2時間の映画、缶ビールを片手に見ていたんだけど、
急須で入れるお茶を飲みたくなる、本当にオーガニックな映画でありました。
爽快感とか、こぼれるほどの共感とか、ほとばしる人間愛とか、そういうものはなし!
じゃあ何が残るの?って言われると、やっぱりほっこりした温かみかなあ
季節の温みも薄く、人間の温かさにも飢えている私には、
大事な時間を感じられたのかなと思います。

でも、もう1回見たいかというと、そうでもないね。
正直、映画じゃなくてもいいかなあと思う。
さあ来月は何を見た方がいいのか、お奨めがありましたらお寄せ下さいませ。

※昨年の同日にアップしたブログ記事を記します
必死に言葉を送り続けた、その証しとして・・。
2011年3月26日16時08分アップ記事「言葉の支援、日本酒は安心です」

3月19日その2、白銀のスキー場で満喫! 塩原 [やると飲む]

3月19日その2、白銀のスキー場で満喫! 塩原

13年ぶりのスキー体験に、栃木・塩原「ハンターマウンテン」に到着し、
20年落ちのウェアに身をまとい、さあ滑りましょうという矢先に、
駐車場内で、靴が真っ二つに割れてしまったのが前回。
さあどうなったでしょうか――。

恥ずかしいからすぐに車に戻り、靴の状態をチェック。
もう明らかに、直せるとかいう問題じゃなくて、壊れている。
そしてもう片方も亀裂が入っている(結果的には割れてしまいました)。
これはもう無理!靴をあきらめましょう。
やっぱり20年前のものゆえ、劣化は著しいのですね。
でも考えようによっては、駐車場で壊れてよかったと思う。
これが山頂で壊れたら大ケガか、降りてこられないか、そのいずれかだから。

とりあえず靴以外の全セットを持ち、スニーカー姿でレンタルショップへ。
靴単体で2800円、3点セットで4000円・・安くないなあ。
靴だけ借りても、ビンディングの調整が必要だけど大丈夫かなあ。
ショップのスタッフに事の顛末を言うと、笑いながらこう言ってくれました。
「せっかく板とかお持ちでいらっしゃるんだから、できればご自分の板を使った方がいいですよ
とのこと。
「履ける靴に制限がありますけど、ビンディングは調整できます」
長い板ですね、うちのショップにはこの長さのものはありません、お好きなんですね
素敵な言葉だと思いませんか。
ヨレヨレのウェアに身をまとい、大昔の道具を持って面倒なことを言っているお客さんに、
なんとかしてあげようという気持ちがすごくうれしかった。
「上の方は風が強いみたいです、気をつけて滑ってくださいね」と件の男性スタッフ。
靴が割れたのは残念だったけど、
こういう素敵な体験ができたことが純粋に良かったなあと思いますね。

結局、時間のロスは1時間弱、リフト券のショップに着いたら11時15分。
4時間券を買っても、分単位は切り捨てで16時まで滑れるみたいだから、いいやそれで。
それに4時間も滑れるかわからないし・・。
紆余曲折の末、やっとゲレンデに出られました。

とりあえず、少し準備運動、大ケガをしたら家に入れてもらえません(涙)
どの程度滑れるのかわからないから、初級ゲレンデをめざしてリフトへ。
でも懐かしいなあ、リフトの乗り方や降り方覚えているかなあ。
と思っていたら、結構覚えていました、文字通り「昔取った杵柄」ですね

初級者コース、全然問題なく滑れている、嬉しい!
2度目は果敢にも中級者コースへ、ここも問題なし!
ここからはもう楽しくって楽しくって。
抱えていた缶ビール(家から持ってきた)を、リフトの上でプシュっと!
20120319スキー8.JPG
最高に美味しいのであります、でも寒いです
20120319スキー7.JPG

いくつかリフトを乗り継ぎ、山頂へ。
(ゴンドラは強風で動かず)
でもこの素敵な景色は圧巻です。
20120319スキー9.JPG
なんと山頂に行くに従い、風は強くなり体感温度がどんどん落ちていく。
サングラスじゃ無理、ゴーグルを出し、フードをかぶる。
これまたはた目には、明らかに不審者丸出しです(涙)
木々はなんと樹氷、寒いというより痛い!
20120319スキー6.JPG
圧雪状態で、なおかつアイスバーン、ガリガリです。
でも滑るのが楽しくて、意外と勘を取り戻すのが早かったですね。

特設グラフです。
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貪欲に滑りまして、もうお昼ご飯を食べるのももったいない!
よってなんと昼食抜きというストイックさ
午後からゴンドラも動いたから、果敢にバンバン滑る滑る
学生のようであります。
転んだのは2回だけ、でもその2回目は、
もうこの一本で終わらせようとしたとき、派手にやっちゃいました。
やっぱりラス1に、魔の手が潜んでいるのですね。

16時ギリギリに、最後のゴンドラで頂上へ、降りてくるともう日が傾いている。
レンタルシューズを返し、着替えをして、車を出すともう17時。
疲れを微塵も感じずに、鬼怒川温泉を経て戻る。
一瞬、立ち寄り湯でもと考えたけど、そんなことをしたら絶対に帰るのが面倒になっちゃうから、
心を鬼にして、まっつぐけえりますぜ

2時間半かけて戻り、少しだけ仕事をする。
あとは寝る前に、柔軟運動をして明日の筋肉痛に備えましょ
――でもね、実は全く筋肉痛にならなかったの。
翌日も、そのまた翌日も。
こりゃオヤジにしてスキー開花でしょうか?
こうなると今シーズンもう一回行くかな・・という思いがにょきにょきと。
まあそれはないでしょうが、スキーは楽しいのであります。

思い立ったが吉日、無茶して無理して行ってよかったなあ。


※昨年の同日にアップしたブログ記事を記します
必死に言葉を送り続けた、その証しとして・・。
2011年3月25日22時49分アップ記事「秋葉原事件が、震災と私にもたらした教訓」

3月19日、突然に春スキーに行く 塩原 [やる]

3月19日(月)、突然に春スキーに行く 塩原

人間の我慢の限界ってあるんですね!――

唐突ですが、今シーズンこそスキーに行きたいとずっと思っていました。
以前はスキーが大好きで、よく行ってましたけど、最近はめっきり行かなくなりました。
寒いとか、車で行くのがかったるいとか、いろいろ理由をかこつけていました
でも今シーズンは、いつもの年とは違っていました。

というのも、ブログのお仲間のスキーに行った記事や、
雪深い写真を見ることが多かったのであります。
ソネットブロガーさんの「のむ」さんからは、北海道の雪多き写真を見せてもらい、
「茶の間おじさん」さんもスキーの記事がありました。
「ken_jp」さんはガーラ湯沢に行かれたレポがあり、
「とんちゃん」さんは、ニセコのスキー旅行の話が満載でした。
そのいずれも、私の中の眠っていた「スキー熱」をあげるのに十分でありまして、
でもギリギリ、来シーズンまでガマン!と思っていたのです。

ところがここ数日、春日部のバー「イエローノート」さんのお客さんで、
スキー部を発足した(ただし2名)とのことで、岩鞍に入った話を聞くにおよび、
もう我慢の限界を超えてしまったのです。
でも時期は3月下旬、もう立派な春スキー・・。
もうそんなことはお構いなし、行くぞ~。
――と、大のオトナがこらえきれなくなり、急きょ、調整をして行っちゃいました!

決行日は19日の月曜日、仕事が少し落ち着き、平日ゆえお彼岸もあまり関係なし。
天候も悪そうじゃないし、体調も大丈夫そう。
前日の夜に、いそいそと準備を始めました。
まずは翌日1日をフリーハンドにするために、仕事を前倒しでやっちゃう。
それから車の状況を見る。
ノーマルタイヤなんだけど、大丈夫かな?と少し不安に。
でもタイヤチェーンは常備してあるからいいかな。

板(ケスレー)とストックは、ずっと部屋に立てかけてあったから、
掃除をしてワックスを塗ればOK。
靴(カスティンガー)は押し入れに入れておいたから、これも引っ張り出す。
この3点セットは買ってから20年近く経っているので、やっぱり今の主流ではない。
板の長さが170センチを超えているなんて、競技をしている人みたいですよね。

問題はウェアなどのグッズです。
ウェア(デサント)も20年前に買ったもの、当時は純白をベースにしたものだったけど、
黄ばんでいるしヨレヨレ(涙)
でも体重を落としたから、普通に着ることができる、15キロ減がこういうところで生きました。
防水効果もきっとないだろうな。
グローブはいたるところに亀裂が・・軍手をつけてからグローブをはめよう。
サングラスはあるけど、ゴーグルは問題。
目の周りを覆う部分がはがれてる、でもダメじゃなさそうだからいいや。
帽子は残念ながら、頭に入るものがなし(大涙)
もし吹雪いたら、ウェアのフードでいいや。
――と、河原で過ごしている人と紙一重の格好になることが確実な情勢でして、
大丈夫なのでしょうか。

リフト券ホルダーが出てきましたが、最後に行ったのがなんと1999年2月・・
えー、13年ぶりですか、滑れるかなあとちょっと弱気に。
念のため、柔軟運動を念入りにやって、早めに寝ることにしました。

当日の朝、風が強いけど良いお天気。
1時間だけ、その日でないとできない仕事をこなし、朝8時に出発。
当然ながら突然のスキーだから、単独一人で行きます。
もちろんだれかと行ければそれもいいけど、昔は本当に好きで、
人なんか誘わずに、一人スキーに行ってたから、違和感はなし。
東北道の下りは、車も少なく走りやすいですね。

今日の狙いは塩原と鬼怒川の間、ハンターマウンテン
宇都宮から今市を抜け、鬼怒川温泉から日塩もみじラインで行くのだけれど、
このもみじラインが山道でうねうねだから、ノーマルタイヤで走る自信なし。
よって、東北道をもっと先に行き、塩原温泉から戻ってくるルートに。
そうすると少し遠回りなんだけれど、もみじラインを少ししか走らなくて済む。
片道250キロ、約2時間30分の楽しいドライブであります。
山道や雪道を走るのは基本的には好き。
そのためってわけじゃないけど、いまだにマニュアルカーです。
加速もいいし、ギアの変速が楽しいから。
山道は途中で一部圧雪状態があったものの、日の当たるところは雪もなく、
総じて走りやすい。
でも日影はやっぱり凍っている、慎重に走りました。
雪は降っていないけど、風が強く「風花」になって舞っている
幻想的でもあります。
10時30分、やっと到着、ハンターマウンテン塩原であります。
20120319スキー1.JPG
そこそこ車が停まっている、でも春スキーの平日ですから、総じてすいています。

私は原則として、余計なお金を使うのが大嫌いだから、
ロッカーとかにお金を使うのが嫌なのね。
だからスキー場に行くと、着替えを全部持って、すぐそばのトイレで着替え。
そして着替えたものはまた車に戻しちゃう。
往復の時間ロスがあるけど、ロッカー代がケチれる(笑)
20年前の古着でありますが、まあ何とかさまにはなりました。
靴を履き、板とストックを持って、さあスキー場へ行きましょう!

――というところでなんと大事件発生!とんでもないことに
なんと、靴が前半分で割れてしまいました!
20120319スキー2.JPG
えええええええ、どうすんのこれ・・。

どうなったのか、そして滑ることはできたのか。
40オヤジの13年ぶりスキーの完結編(?)は、なんと明日。

※昨年の同日にアップしたブログ記事を記します
必死に言葉を送り続けた、その証しとして・・。
2011年3月24日21時49分アップ記事「美味しいお酒をゆっくり飲める日が来るよう、心から祈ります」


3月17日、日本酒造りが終わりました! 笠間 [やると飲む]

3月17日(土)、日本酒造りが終わりました! 笠間

1月28日から茨城・笠間の磯蔵酒造さんでの日本酒造り実習がこの日で最終。
すでにお酒は完成し、3月11日に搾りを実施しておりまして、
この日に行けば、「たらたらたら」って垂れてくる
完成したばかりの日本酒(荒走り)が飲めたのですが、
私は震災1年ということで参加しませんでした。
参加した人の話によると、発災の2時46分には作業を止め
蔵の庭で蔵人さんたちが黙祷をされたそうです。
茨城も震災被災地で、いまだに蔵にはブルーシートがかかっている部分もありますが、
より被害の深刻な地域への支援活動は、いまだに継続されておられます。
お酒をつくることができる喜びを感じつつ、被災者への支援にもなお心を砕ける、
立派な姿勢だと思います

いつもは仲間の車に同乗させていただくのですが、
持って帰ってくるお酒を積む余裕がないことから、
私の車を荷物運搬車として供出、ゆえに運転手になるので、
前日はしっかり睡眠を取り、体調万全にしておきました。
集合は5時50分、まだ夜が明けていません。
約2時間の運転で、8時前に笠間に到着しました。

今年はスケジュールの都合で、作業前に私たち愛好会の総会をやってしまう。
「日本酒造り愛好会」は、ほぼ遊びの会なのですが、
総会をきちんと実施し、会計報告や活動報告、次年度の予定などを話し合う。
私は一応発起メンバーなので、副会長という大役を仰せつかっております。
セレモニーは1時間弱、シャンシャンと終わりました。
さあ、作業に入りましょう、今日は忙しいのですよ!

タンクで滓引きされている実習酒を、瓶詰めする工程
20120317瓶詰.jpg
以前は手詰めも経験していますが、これは本当に大変な作業だった。
ひしゃくとじょうごで一本づつ詰めるなんて、いい経験ですが、途方もない作業だったなあ。
今回は4合瓶で900本近くだから、機械で行います。
4合瓶を熱湯で消毒、そのまま機械で自動的にお酒を詰める。
栓を締めるのも機械、キャップの部分に瓶詰め年月を刻印し、
最後にP箱に詰めていく、そのP箱が70ケース以上になるのですよ
20120317箱詰め.jpg
それぞれの工程を、私たちメンバーが担当する。

空瓶を出して、その入っていた段ボールをたたむ人。
瓶を熱湯消毒の機械に入れる人。
ふたを締める機械の担当、お酒の量やふたの〆具合、異物混入のチェックを担当する人。
出来上がった日本酒をP箱に詰める人。
それぞれの持ち場が万全に動いているかを統括する調整担当。
みんなが一生懸命に、自分の担当をこなします。

私は最初、瓶を熱湯消毒に回す役をしていましたが、
遅れて到着したメンバーにやってもらい、
出来上がった日本酒の裏ラベルを貼る担当になりました。
20120317ラベル貼り.jpg
裏ラベルは一本一本に小さなラベルを糊で貼る手作業。
でもこれを貼らないと、酒税法違反になってしまうのであります。
途方もない作業で、曲がったり破れたりするのはご法度。
よって、貼る担当と、品質管理担当に分かれ、ダメ出しも頻繁であります。
作業の終った人が、どんどんラベル貼りに回ってくる。
手の空いた人は、化粧箱の作成と、6本・12本を入れる段ボールの箱作り。
最初は軽口を叩きながらの作業も、途中からほぼ無言で作業に没頭します。
この日は冷たい雨降りの日、風の吹きこむ日陰の作業場で、
手先がかじかみ、足元も震えながらの、懸命の作業が続きます。

お酒造りは、米と麹の自然を相手にする作業もあれば、こういうロジスティックな部分もある。
そういうすべての経験ができるのは、ある意味で幸せなことなのです。
いつもは作業効率向上のために、途中でお茶休憩をはさむのですが、
この日は作業が盛りだくさんなので、休憩はなし、12時まで3時間、ぶっ通しでありました。
段ボールとラベル貼りがあと少し――というところで、ランチ休憩です。

お昼はいつもの近くのお蕎麦屋さん、「のざわ」さん
メンバー全員で十数名、やっと暖かい所に来られて、ホッとしています。
各位が食に対する造詣も深く、普通のオーダーができません。
食するものを決めるだけでもケンケンガクガク、やれ大盛りがいいだの、
うどんだのカツ丼だの、冷たい辛み大根そばがいいだの、もう大変。
でももっと面倒なのが私、だって誰かと同じメニューにしたくないから。
よってオーダーも当然最後、そしてみんなのオーダーが出そろってから、私の注文となります。
そして私の注文したのはなんとこれ。
20120317日本酒1.JPG
イカフライ定食です、蕎麦屋だぜ!
小鉢もサラダもたっぷり、でもこのイカフライの量、見てください。
どうだ!と言わんばかりの量、すごいですよね。
遅食の私が、最後のオーダーゆえ出てくるのも最後、それでこの量ですから、
本気で一生懸命食べないと、皆さんについて行けません。
でも労働のあとの食事は本当に美味しい、空腹は最高の調味料なのですね
ごちそうさまでした、さあ、午後も作業たっぷりですぞ!

先ほどのラベル貼りと段ボールづくりは佳境。
そして平行して会長が、各自の本数を箱詰めする段取りを発表。
自分の注文数をダブルチェックで仕分けする。
この仕分けが面倒なんですよね。
というのも、それぞれの設定があり、まとめて持ち帰りとか、小分けして発送とかがある。
だから、例えば30本でも、12本入り段ボールに2箱、3本入りを2箱というように。
だから混乱すると、数が合わなくなっちゃったりするのね、だからダブルチェックなのです。
今回最高に注文をした人は150本!
当然自己消費ではなく、友人・知人から注文を取ってきているから、
それぞれに発送しなければならないから、タイヘンなのであります。
毎年この時点で、いつもヒューマンエラーが続出して、混乱に陥るけど、
今年は無事に終わりました、なんだ、混乱を期待していたんだけどな(笑)

各自の分をすべて仕分けをしたところで15時、一度この時点で解散を宣言します。
めいめいが荷物をまとめ、持って帰る人は車に積み込む。
発送する人は、宅急便用紙を貼る。
掃除をして使ったグッズやP箱を片付けます。
お疲れさまでした!と各自は三々五々帰路につきます。

でも私たちにはまだ残業があるのよ。
というのも、大口の皆さんは、各自が作った自分の表ラベルを貼る作業があるから。
私は大口ではないから、貼るのもそんなに大変じゃないけど、
150本とかの人は、その作業も一苦労だから手伝ってあげるのです。
今年はついに、表ラベルを貼らずに、首かけのラベルにしちゃった人もいるからね。
ちなみに私のはこれが一部。
20120317日本酒2.JPG
表ラベルは、今年は運転免許証にしてみました、わかるかな?
20120317日本酒3.JPG

ちなみに昨年のラベルは「駐車違反標章」
20120317日本酒ラベル1.jpg
一昨年は「逮捕状」
20120317日本酒ラベル2.jpg
という「公文書」シリーズ
毎回、バカバカしいものにしています。
でもみんな、いろんなラベルを作ってくるのよ、それを見るだけでも楽しい。
結局16時過ぎまで残業をしておりました。
蔵人さんたちに最後のご挨拶、おかげで無事にお酒をつくることができました!
ありがとうございます!

帰りも2時間の運転、さすがに早起きのあとの肉体労働ですから、眠くなりますけど、
ここで事故を起こしちゃ、なにもなりません。
気をつけて帰ってきました。

大事なお酒を車から降ろして保管。
そしてその日の夜、出来合いの肴でその日本酒を飲む瞬間がこれ。
20120317日本酒4.JPG
この素人たちによる前代未聞の、蔵に頼んで自分たちのお酒を作っちゃおうという、
壮大なるミッションの完結は、この至福の一瞬のためなのであります!
純米吟醸で、無濾過、生、それも原酒、だからキレイな色がついているんですよ。
この色こそが、日本酒の本来の色なのです
それを感じたくて、わざわざ透明瓶にしてもらっているのですから。

日本酒としておぎゃーっと産声を上げて
滓を引いただけで何もしないで瓶詰めをしたもの。
いわば、酒蔵でしか飲めないお酒なのです。
その工程の一部を、私たちも関わり、汗して作ったもの。
それを飲んじゃうなんて、幸せだと思いませんか。

おそらくその夜、メンバーはみんな心おきなく、「自分の日本酒」を堪能したことでしょう。
え、私はどうだったって?ご多分に漏れず、みんなと同じようにへべれけになりましたよ。
20120317日本酒5.JPG
飲みながらこたつで寝てました。
幸せな幸せな夜でした。

※昨年の同日にアップしたブログ記事を記します
必死に言葉を送り続けた、その証しとして・・。
2011年3月23日19時08分アップ記事「食の安全と風評との兼ね合いを考えましょう」

3月14日その2、裏営業中に地震発生 春日部 [飲む]

3月14日その2、裏営業中に地震発生 春日部

食前酒とシャレ込んで、ビールと日本酒を美味しくいただき、
さあ、洋酒主体のバー「イエローノート」さんでの「裏営業」に参加させてもらいましょう。
ほぼ定刻、イエローさんに伺うと、チーフさんとお客さんが準備の最中。
もう何品か、漬物が並んでいます
今宵はいぶりがっこも届く予定らしい、楽しみですね。
(でも手違いで結局届かず、残念でした)
アナゴ寿司や柿の葉寿司もある、さすがに漬物だけじゃお腹がすくからね。
チーフさんはマグロをサクで買ってきたらしい、もう切ったよとのこと。
一瞬、年末の裏営業のようにキューブ状に切っちゃったと思ったら、
しっかり刺身を引いてあった、ああよかった。
冷蔵庫からいろいろ取出し、麻里子さま(仮名)が献身的に用意してくださる。
そのうち散発的に今宵の参加者が集まってくる。
じゃあ始めましょう。

20120314裏営業1.JPG
自家製の沢庵、きゃらぶき、白菜漬け、出来合いのカブ、野沢菜などなど、
まあ見事なまでに漬物が集結
ビールを飲みたい人には、ビールだけはお店の生を用意してくださるけど、あとは日本酒!
カウンターに並んだ、豪華絢爛な日本酒の数々
20120314裏営業2.JPG
大七は前回裏営業の残り、半分も残っていた。
神亀と田酒は、チーフさんが今宵のために買ってきてくださったもの。
酒屋さんで「燗酒祭りですか」って聞かれたみたい、この銘柄じゃそう思いますよね。
左のお酒は麻里子さまが先日のスキーで買ってきてくれた、尾瀬のお土産。
右の真澄は、そのスキーにくっついて行ったスキー部の人の私的なお土産。
――結果、これらがどんどん空いていくさまは、爽快であります。

だいたいいつもの面々、まったりとくだらない話で酒を飲みます。
いつしか、えらく尾籠な下ネタ話に突入。
どうしてもっと崇高な会話が続かないのでしょうか・・。

そんな時に、私たちに警鐘を鳴らすような事態が。
「ガーガーガー」という音がケータイから、あっ、緊急地震速報だ。
と同時に、店内が大きく揺れ始める。
ここの建物は耐震性に難があるから、いざという時には逃げないと・・。
とっさに私が持っていたラジオを、大音量で流すと、
「ポロンポロン」という、いつ聞いても不快に感じる不協和音の緊急地震速報が。
そのうち震度5強が千葉県などで観測されたとの一報。
慌てて立ち上がり、お皿まで割れる事態。
もっともこの割れたことは、直接の地震の影響ではなく、
私たちのアイドル「すぎちゃん」の慌てっぷりで割れただけ。
なお慌てて、破片になったお皿を素手で拾おうとして、
みんなから、いいよいいよと止められる、素敵で憎めないお人であります。

地震後も腰を落ち着け、最終的に9人の参加者でまったりと23時まで。
結局日本酒は3升あいたみたい、だれがそんなに飲んだんだ!
みんなで手際よく片付け、そしてお開きとなりました。

まだ飲み足りないのが、チーフさんと、遅れてきた敗者さん・・もとい歯医者さん、そして私。
この3人で近くのダイニングバー「クーパーズ」さんへ。
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お通しのポテトサラダを食しながら、2杯づついただき帰宅しました。

今回は記憶が飛ぶことも、途中で号泣することもなく、
元気に最後まで楽しく飲めましたが、
どうやら地震では、液状化の被害や建物の損傷、そして不幸にも死者まで出たよう。
いまだ地中では何かがうごめいているのでしょうか。
そんな不安を一時ではありますが忘れさせてくれる、
気の合う仲間同士の、気の置けない飲み
こういう日常を守りたいなあと思うのであります。

今度の裏営業は4月4日とのこと、前オーナーさんの2度目の命日であります。
でも今年は湿っぽくないものにしようという。
そうだね、その方が一足先に逝っちゃったあの人も喜ぶでしょうから。

※昨年の同日にアップしたブログ記事を記します
必死に言葉を送り続けた、その証しとして・・。
2011年3月22日19時29分アップ記事「子どもたちのチカラを信じて」
2011年3月22日19時46分アップ記事「改めてあえて掲載 3月9日、東北地方の地震とニュージーランドの地震」