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2月25日、久々のお店でお土産 大宮~春日部 [飲む]

2月25日(土)、久々のお店でお土産 大宮~春日部

仕事が定時に上がれると思っていたこの日、いろいろ出来事がありまして、
結局2時間近く遅れることに。
モヤモヤ感が積算しているから、出撃しましょうね。

久々の大宮へ、給料日のあとの土曜日の夜ですが、
駅周辺はそんなに人が出ていない、やっぱり日中にばしゃばしゃ雨が降ったから、
そのせいかもしれません。
昨年末以来のご無沙汰になってしまった、和食屋さん「さくま」さんへ。
お母さんからも、久しぶりですねと言われてしまいました。
いつものようにビールはクラシックラガー、お通しは菜の花の辛し和え、春を予感させます。

お刺身メニューがこの日は充実していましたが、
シメサバの文字を見ると、やっぱり食したい衝動は抑えられません、シメサバをください。
20120225さくまさん1.JPG
当然日本酒を追いかけるように注文、
素敵な〆具合のサバに、日本酒はベストマッチですね。

カレイが、塩焼きでもから揚げでも煮つけでもいいみたい。
お酒好きは、煮たカレイをちょこちょここそいで、食するのが至福の時間ゆえ、それをオーダー。
当然すぐに出せるものではありませんから、その間にリリーフ的にもう一品。
20120225さくまさん2.JPG
小松菜とエビを塩味で。
上品に料理されていますね、青野菜は美味しいです。

さあ、今宵のメイン、カレイの煮つけです。
20120225さくまさん3.JPG
残念ながらたまごはなし、でも甘いタレにしっかり染みたカレイが、
実に美味しくいただけます。
このタレを白飯に垂らして食べたらどんなに美味しいだろうなあと思いましたが、
なかなか飲んでいると、炭水化物を摂らないんですよね。
シメサバの大根ヅマを浸して食べます。

年明けからの近況などを少し、
そしてもうすぐ迎える東日本大震災から1年という節目の日を前に、
辛かった昨年の春の話を、私も大将も、少し目が潤む。
お互い期するものがあるのかもしれません。

お酒を4合しっかり頂きました、ごちそうさまでした。
帰りにお母さんから、お相撲のカレンダーを頂く。
年明けにお客さんからいただいたそうで、私が相撲好きなのを知っているから、
今度来た時にあげようと思っていてくださったそう、
たまにしか伺えないのにこういうご配慮が嬉しいです。
大宮に行くときは、できるだけ伺いましょう。

地元・春日部に戻り、バー「イエローノート」さんへ。
最近は土曜日の男になっています。
いつものお通しではなく、今宵はこんなもの。
20120225イエローさん1.JPG
なんとお漬物3種!洋酒の店じゃないのでしょうか・・
これで日本酒がないのは、なかなかどうして辛いですな。
お客さんのお土産とのこと、山芋がとろっとして美味です。

店内の黒板を見ると、パテ・ド・カンパーニュの文字が。
こういうメニューを見ると、食べないわけにはいかないでしょう。
赤ワインを飲みながら、オーダーをして出てくるのを待ちましょう。
しばしのち、出てきましたよ。
20120225イエローさん2.JPG
ずいぶんとまあ厚いこと、ピクルスや生野菜もあり、ゆったりと食する。
途中で今日の仕事を終えた、近くのバーのバーテンダーさんが来て、
自分が若かりし頃に修業をした話を肴に、深い時間を送る。
だれしも修業時代の話をするときは、視線が遠くを見るよう
いい話しでした。

ちなみに先日書きました、裏営業について。
4月4日の前に、3月も実施が決定したそう。
3月14日の、世間はホワイトデーの日、なんと「漬物」と日本酒のマリアージュとのこと。
繰り返し言いますけど、洋酒主体のバーなのですよ・・。
参加したい方は、お店まで問い合わせてくださいな。
でも楽しい営業になることは必至、さあどう調整しようかしら・・。

2月22日、すっぽんを食べて肌ツルツル 久喜 [飲む]

2月22日(水)、すっぽんを食べて肌ツルツル 久喜

この日はお世話になっている人との会食。
なんでもご馳走をしていただけるということで、嬉しいのであります。
おたがい持ちつ持たれつなんですけどね。
仕事を早めに切り上げ、日ごろ降りない久喜駅にて待ち合わせをします。

久喜というところは、仕事場も地元もすぐそばの街なんですが、
まず降りることのない街でありまして、
直線だと近いけど、電車だと乗り換えを必要とするから、わざわざ行くことがない。
数年前にお祭りに甥っ子と行って、「なんとかレンジャーショー」を見たくらいかな。
駅の周辺はおそらく初めてかもしれません。
そんな久喜駅西口の改札口で待ち合わせ、そして徒歩すぐのお店に伺います。

今宵のお店は、川魚割烹の「福本」さん、こちらですっぽん鍋を頂きます。
老舗の割烹屋さんで、数年前に建物を建て替え、とってもきれいなお店。
外には流水にあたるウナギの入った籠が置いてある、なかなか本格的であります。
すでに予約をしてくださっていましたので、奥の掘りごたつ式の座敷に通されます。
今日は気の知れた人と合計4名の宴席、楽しみであります。

まずはビールで乾杯、クラシックラガーの中瓶です。
20120222福本さん1.JPG
お通しは北寄貝のマヨネーズあえかな。
左に見えるのは、予約済みのすっぽん鍋の前菜、えんぺらと肝を醤油漬けにしたもの、
あっさりしていて美味であります。
ビールはほぼ秒殺、すぐにお燗酒を頂きましょう。
日本酒はものすごく種類が豊富にありますが、
こちらのお店のすぐ横が、久喜を代表する「寒梅酒造」さんの敷地ゆえ、
ハウス日本酒は「寒梅」であります。
これまたあっさりした、食中酒であります。

こちらは川魚割烹ですから、うなぎやどじょうなどのメニューが豊富。
近時のうなぎの信じられない高騰ゆえ、価格もいい値段であります。
今日はすっぽん鍋がメインですから、サイドメニュー的にいくつかオーダー。

20120222福本さん4.JPG
手前は鯉のあらい、酢味噌をつけていただきます、川魚とはいえとっても上品なお味。
奥はうざく、ミョウガたっぷりのうなぎの酢の物です、私は大好きな一品。

20120222福本さん5.JPG
ボケちゃってますが、う巻き、うなぎを玉子焼きで巻いたものです。
これがしっとりした甘さで、人のぬくもりに飢えた我々にピッタリ!
日本酒がどんどん消費されます。

20120222福本さん3.JPG
これはうなぎの肝焼き、タレの甘さとほろ苦い肝の抜群のコントラスト。
うなぎ屋さんで肝焼きを食すると、ものすごく贅沢な気持ちになれます。

さてさて、今宵のメインはなんと言っても「すっぽん鍋」
4人で3人前を食するのですが、なかなかのボリュームですよ。
20120222福本さん2.JPG
見た目がグロテスクだという人もいますが、グロテスクなものほど美味なのは周知の事実。
このコラーゲンの固まりのようなすっぽんの身をしゃぶっていると、
優しい味が口の中にこぼれ出してきます。
同行者は、このすっぽんの骨の曲線美が、西洋建築にいかされていると、
知った顔で講釈、確かに表現しづらい曲線を描いていますよね。
お野菜もいろいろ入っていますが、なぜか玉ねぎがどーんと。
こういう鍋に玉ねぎっていうのは初めてだなあ。

すっぽんは以前、北千住の「きわ」さんで数回出していただいたことがありますが、
大将が「すっぽんをさばくのが可哀そうでやだ!」と言ったので(本当でしょうか?)、
最近はフグばかり。
とすると、赤羽のまるます家さんでしかほぼ頂きません。
こんな本格的な鍋は、ほんとに久々であります。

あらかた食して、お酒も浴びるほど飲み、さあ最後はどうやって〆ようかしら・・。
本来ならお雑炊でしょうが、もうこの時点でみんなお腹いっぱい。
雑炊は食べきれない恐れがあるので、白いご飯を頂き、その汁をぶっかけて、
漬物と一緒に食するという、おおよそ乱暴な〆としました。
でもね、すっぽん鍋の汁がとっても美味しくて、雑炊にするのももったいないくらい。
このままお椀として飲んじゃってもいいくらいであります。
いやはや、美味しくいただきました、ごちそうさまでした。

これでまっすぐ帰れるかというと、そんなことのできない面々ゆえ、あと1軒。
一人は帰宅しましたが、あとの3人で久々の訪店、大宮の「ル・コンセール」さん
写真はありませんが洋酒を頂きます。
こちらはチャームにショコラ、和食を極めてきたあとの甘いものは素晴らしく美味しい。
写真はありませんが、各自思い思いのお酒を3杯づつかな。
こちらもごちそうになっちゃいました、いやあ、幸せ者であります!

普段行かない場所での美味しい名店を知ることができ、
これからは季節ごとに伺ってもいいなあと思う。
そんなお店を教えてくださった、今宵のスポンサーさまに、心から感謝です!
翌日は本当に、肌がツルツルになりまして、すっぽん効果てきめんです。

芥川賞受賞作品を読む [見る]

芥川賞受賞作品を読む

第146回芥川賞が先月発表され、その全文が今月の文藝春秋に全文掲載された。
20120220文藝春秋.jpg
その年の文壇のトレンドを感じるために、毎回それを読んでいます。
しかし文章を読むというパワーが落ちたのか、
発売されてもしばらくは手がつけられませんでした。
以前であればむさぼるようにして読めたのに・・。
先日、多少余裕がある日に、一気に読んでしまいました。
その感想など。

ちなみに昨年は、朝吹真理子の『きことわ』と、西村賢太の『苦役列車』でありまして、
洗練された言葉の織り成す前者と、極端な私小説の後者のコントラストの妙でありました。

今回は2名受賞ということで、
円城塔(えんじょう・とう)の『道化師の蝶』と、
田中慎弥(たなか・しんや)の『共喰い』の二作であります。
受賞の時のインタビューで、田中氏の「もらっといてやる」発言で、
すっかり時の人になってしまった感があり、話題の人であります。
私の読み方はいつも決まっていて、まずなんの知識もなくいきなり作品を読み、
そのあとにその作家さんのプロフィールや受賞してのインタビューを読み、
最後に審査員の選評を読むという順番、つまり先入観を捨てたいのです。

まずは田中慎弥の『共喰い』から。
実は選考委員会では、一発目に過半数に達したという、ほぼ文句なしの受賞のよう。
状況設定がすさまじく、賛否を大いにわけるものであります。

殴ったり首を絞めたりして性行為に及ぶことに快楽を感じる父親と、
その性癖を自ら持っていることを感じている18歳の子どもの話。
実の母親と、父の愛人、娼婦、自分を好いてくれる一歳年下の女子高生、
――この4人が親子の間にヒダの様に浸透してくる関係。
下関の川岸、生活用水と潮の匂いに満ちた小さな集落で、
豪雨と祭りによる感情の高ぶりと、絶望の落差が、この小説の土台であります。

暴力と下卑た性表現、物語に漂う暗たんたる空気が、
おそらくは読み手を極端に選別する内容になっています。
半数以上の人は、嫌悪というより憎悪に近い感情を持つでしょう。

でも私は、不思議なほど嫌悪な感情を持たなかった。
その理由としては、
一つは文学なんてこのくらいの極端な表現があるくらいがいいと思っているから。
もう一つは、なぜかどことなく、物語の中の人間の生業を否定できないから。
複雑な人間関係だけれど、実はそんなに紆余曲折していなくて、
「好きだ」とか「やりたい」とか「殺したい」という感情が、
素直に表されていると感じたのかもしれない。

圧倒的な情景描写は、その風景だけじゃなくて、
匂いとか音とか感情の鼓動までが聞こえてくるよう。
それが全体的に淀んでいるし、嫌なものなんだけど、不思議と嫌悪にはならない。
この独特のワールドは、圧巻だと思います。
祭りに向け、それぞれが違った高揚感を行為にさらけ出すあたりは、
相米慎二監督の「台風クラブ」に近いかなあと思う。

でもあえて批判するのであれば、この作品の最後は、事の果てまでが描かれています。
本当に絶望的な果てなのであります。
詳細はあえて割愛しますが、私はそこまで描く必然が感じられない。
その手前で意図して書くのを中断し、読者の自由に任せてもいいのかなあと思う。
まあ意見に個人差はありますが・・。

西村兼太とは違った絶望感、本当に読み手を選ぶ作品ですが、
ぜひともこれはご一読願いたい
私には極端に言うと、根底にある人間の素直な感情に、清々しさすら感じます
審査員の過半数の支持があったのもうなずけるのであります。

もう一作、円城塔の『道化師の蝶』
これは読むのに難儀しますよ(笑)
まったくもって、読んでいて苦痛。
でもそれが狙いだとわかっているから、負けず嫌いの私としては、
悔しいからなにがなんでも読んでやる!ってなる。

全部で4つの章に分かれているのだけれど、すべての一人称「わたし」が、違う人なのです。
微妙にリンクしているようで、でも相容れない物語。
一瞬、村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の再来かと思いましたが、
あの作品は最終的に表裏一体した物語が最後に繋がるのだけれど、
この作品は、どうやっても繋がらない。
作者が理系出身ということもあり、論理的なロジックの世界と、
SF作家としての荒唐無稽な世界と、
自小説のノンフィクションの世界が行ったり来たりする。
この不快なステージは、読んでいてどうにもこうにもつかめない。
正直、私は文章を読むことが下手になったのかと思うくらいでありました。

でも芥川賞というのは、予定調和をぶっ壊した作品に対する評価の表れであります。
読みやすさ、愉快さとは相反する事象です。
私たち3次元の世界に住む者たちが、4次元とか5次元という未知の領域に、
不安定と嫌悪を抱くのと同様、この作品にも同じことがあてはめられるのかもしれません。

この作品は、審査委員の川上弘美が強く推したといいます。
川上弘美は「センセイの鞄」など、私が好きな作品を著した作家さんです。
彼女の選評を読んで、この作品を読み返すと、面白さがわかってくるのです。
彼女によれば、この作品は主体がどんどん変化していき、
それを語り言葉で書くがゆえに、より一層訳が分からなくなる。
でも最終的に帰結するのだけど、その元に戻ったときには主体が変わっている。
その難儀な文学に挑んでいる姿に感動したとのこと。
――なんともまあ、表現しづらいですな

共感もしなければ、読後の栄達も感じられない。
でも、なにかに挑戦しようとしているのだけはわかる。
その各章に出てくる人物は、それぞれがとても魅力的で、
その章だけで完結するのであれば、まだわかりやすいのですが、
それがどう結びつきつくのか、凡人にはいまだわかりません。

これを読んで、わからない世界だというモヤモヤ感を自覚することが、
作者の意図であれば、まんまと乗せられてしまったのかもしれません。
悔しいから、もう一度読み返すと、モヤモヤが少し解消した気分になり、
なんと言うのでしょうか、しょっぱいスープを飲んでオェっ!てなるんだけど、
また飲んでみたいなあ――という感覚でしょうかね。

そしてですね、この二作を読むと、あれほど嫌悪だなんだと言っていた「共喰い」が、
平易で屈折していなくて、純粋文学だと思う錯覚に陥る。
内容は鬱屈した性と親子関係なんですけどね。
またも、二作の相乗効果なのでしょうか。

石原慎太郎が、今回をもって審査員を辞するとのことですが、
彼の選評は総じてけちょんけちょんでありますが、最後にこう結んであります。
「田中慎弥氏の資質は、長編にまとめた方が重みを増すと思われる――」

田中慎弥の違う作品を読んでみたいと思いました。




2月18日その2、春を感じるフードたちに感涙 春日部 [飲む]

2月18日その2、春を感じるフードたちに感涙 春日部

日本酒造り実習から帰宅し、たまった仕事をこなす。
といっても、この日は行く前にもちゃちゃっと仕事をこなせたから、
そんなに時間もかかりません。
夜、ひょこっと時間が取れたので、お腹もすいていることだし出撃しましょう。
そう、この日は朝に食したおにぎり1個だけ、胃をほっぽらかしにしてしまいました。

春日部のお好み焼き屋さん「むら田」さんに行きます、こんばんは。
女将さんが「噂をしていたんですよ」とうれしい一言。
噂でくしゃみしませんでした?って言うから、派手にくしゃみをして見せる。
そんな素敵なあいさつのあと、今宵のフードをディスカッションしましょう。
若が登場、今日はなにがお奨めですか?と聞くと、
「春を感じてください」と言って、以下のようなものを。
ほぼそのお奨め通りに、お願いしましょう。

20120218むら田さん1.JPG
まずはビール、大瓶はキリンのラガーです。
最初は菜の花のおひたし、1月に奨めていただいた時は、私の解禁日前だったのですが、
もう2月も半ば過ぎだからOK、というか、何度かもう食べちゃってます。
醤油をちらっとかけて食する、ああ、春ですね。
20120218むら田さん2.JPG
右は先ほどの菜の花、左はうどのきんぴら
こういうものでお酒を飲むのが、美味しいなあと感じる年齢になりました。
シャキシャキという歯ごたえ、やや甘辛いきんぴらに仕上がっています。

20120218むら田さん3.JPG
今日のおすすめの刺しは、ゆがいたものではない、活のタコ
甘くって歯ごたえもあって、噛めば噛むほど旨味が出てくる。
菊正宗をぬる燗でお願いし、そのマリアージュを楽しむ。
タコはたまに食すると、やっぱり美味しいですね。

20120218むら田さん4.JPG
山菜の天ぷらを、抹茶塩でどうぞと。
タケノコやこごみ、ふきのとうやワラビなどがサクッと。
子どもの時分であれば、苦くてなあというものが、
日本酒と一緒だと、この苦味が旨いって思える。
嗜好の広がりを、純粋に幸せって思える瞬間であります。

今日は座敷じゃなくてテーブルで頂いているから、テレビが流れている。
マイケル・サンデル教授の白熱討論をやっている。
この人は、正義を導く上で、極論をわざとふっかけ、
それに迎合するのか、人間の矜持を引っ張り出させるのか、その手法が上手。
でも彼は、自論を言わないで、参加者に指摘させる。
あれって、すごい技術なんだけど、ストレスに感じないのかな、自論を言えないのよ。

入店時間が遅かったのもあり、いつの間にか最後のお客さんになってしまいました。
長っ尻はよくないですから、これで失礼しましょう。
ちなみに次回の訪店時はちょっとした狙いがあって、念のため予約をしておく。
にやっと笑う若、不敵な笑みを返す私、なにがなんだかわからない女将さん、
この三者三様の対比が面白かったです、さあ何があるのかしら・・。
ごちそうさまでした。

イエローノートさんに伺うと、週末ゆえ、なかなか混んでますね。
久々にお会いする面々がいらしているので、そういう方と話をしながらの洋酒。
フードのオーダーが入ったようだから、せっかくなので私も一品お願いしましょう。

しばしのち、出来上がったのがこれ。
20120218イエローさん1.JPG
メニューには「野菜炒め」とあり、定食屋じゃないんだから・・。
でもシャキシャキした色物野菜が、ちゃちゃっと焼かれています。
こういうものを、ちょみちょみつまむのは至福。
たまにはトムコリンズでも飲んでみましょう。
20120218イエローさん2.JPG

先日の裏営業を振り返って、わいわい話す。
どうやら私、最終的にはよく覚えていないんですけど、
チーフさんの話によると、最後は泣いていたらしい、なんでだろう、すみません(涙)
最近は本当に涙もろくっていけません。
ちなみに次回の裏営業は、4月4日とのこと。
いいですか、関係者の皆さん、4月4日ですからね!
なんの日だかわかっているでしょ、3回忌ですよ。
もっともそういう位置づけにはしないらしいですが・・。

土曜の夜を優雅に送り、満足でありました。
帰りはやっぱり寒かった、春は名のみなのであります。


2月18日、麹室での日本酒造り実習 笠間 [やる]

2月18日(土)、麹室での日本酒造り実習 笠間

この日は、茨城・笠間の磯蔵酒造さんでの日本酒造り実習の3回目であります。
実習の都合で午後からということもあり、仕事をちゃちゃっとこなす。
寒いけれど天気も良いから、いつもの車に同乗するのではなく、
たまには電車で行くことにしましょう。

小山までJR宇都宮線で、そこからは単線の水戸線で約1時間の行程。
この水戸線がなんとものどかで、私は大好きなのであります。
土曜の日中、静かな車内でうつらうつらしながら揺られると、
小旅行に来たよう、首都圏に隣接しているのに、ずいぶん遠出をしたみたいな感覚。
2時間弱で到着しました。

この日は日差しは暖かなものの、風が冷たい、蔵の中は0℃という寒さ。
今日はいろいろな作業があるので、楽しみですぞ。

まずは前回も行った酒粕はがし
20120218粕はがし.jpg
作業的には前回同様、かなりの重労働であります。
ワイドショーや、前日のタモリ倶楽部でも、酒粕が紹介されたこともあって、
蔵にはうんざりするくらい、酒粕の問い合わせが多いとのこと。
この日は私たちの作業で、540キロの酒粕が箱詰めされました。
そのうち20キロが私たちへのお駄賃として頂くことができ、
参加者で分けて持ち帰ります、嬉しいな。
私のおふくろは下戸さんですが、甘酒は大好き。
この酒粕で、この冬もずいぶん甘酒を頂きました。
でも磯蔵酒造さんでは、苦味が出るからと、あまりきつく絞らないから、
酒粕が総じてびっしょり、ゆえにアルコールもしっかりと残っており、
甘酒を飲んでいるおふくろさんは、いつも顔がポッと赤くなっています。

思いのほか、酒粕はがしに時間がかかり、途中のお茶休憩に食い込み、
慌ただしく10分間の休憩のあと、後半の作業へ。

まずは、6000リッタータンクの櫂棒入れ
20120218櫂入れ2.jpg
20120218櫂入れ.jpg
仕込んだばかりのものもあれば、まもなく絞るというものもある。
メンバーが杜氏さんの指示のもと、十数本のタンクの上で、櫂棒を入れて攪拌する。
仕込んだ日が違うため、タンクによって途中経過を見ているよう。
元気にふつふつしているものがあれば、もう落ち着いているものも。
開放式タンクゆえ、足場を組んだタンクの上は数メートル。
そこに立つと、芳しい香りが五感をくすぐります。
タンクのふちに鼻を近づけると、ふっと中に落ちてしまうような錯覚に陥る。
炭酸ガスで充満しているから、プチ酸欠の気分かな、これが心地よいのです。
もっともタンクに落ちたら、誰も助けに行けないのですよ、酸欠になっちゃうから。
櫂入れは30分くらい実施。

続いては麹室に入っての切返しの作業
酒蔵さんによっては、麹室は見学者すら入れないところも多い。
酒の味をもっとも左右してしまうところですからね。
ですが、磯蔵酒造さんでは私たちを信用してくださって、
麹室での作業を許可してくださっています、ありがたいことです。
20120218麹室1.jpg

この日の室は30度近く、杜氏さんや麹屋さんは、素肌に白衣で臨む。
私たちは脱ぐ間もなく入ってしまったから、入るなり汗が吹き出します。
二重にアルコール消毒をし、さあ、絹のような白さの酒米に遭遇です。
数時間ごとに切返しをして、米に均等に麹菌が付着する(ハゼる=破精る)のを
手助けするために、その酒米を手でばらけさせる。
その過程で熱を持つから、米の温度は35度を超えます。
20120218麹室2.jpg
室内も暑いし、米も温かい、サウナのようであります
慎重にばらけさせ、最後にまた山に盛り、カバーをかける。
これを一昼夜繰り返すのです、赤ちゃんに乳をあげるようですね。
麹屋さんは事細かに、温度や湿度をメモしている。
この数字いかんでは、酒質が変わりますから、当然ではありますが、
ものつくりというのは、かくも細かいデータの積み重ねなんですね。

なにより、こういうミクロの世界にも、私たち素人を導いてくださる、
酒蔵さんと杜氏さんの懐の深さに、心から感謝します。

今日の作業は以上で終了、お疲れさまでした。
帰りは車に同乗させていただき、暮れていく空を見ながら帰路につきます。
途中から例によって、熟睡モードに、でも気持ちがいいのですね。

さあ、次はいよいよ搾りであります、杜氏さんの判断により、その2日前に日程が確定。
おそらく平日の作業になってしまうので、我々メンバーが、
いかにして仕事をずる休みするか、各自画策している模様。
でもね、平日に馳せ参じてもいいくらいの収穫があるのです。
だって、たらたらって垂れてくる「荒ばしり」ひしゃくで飲めるという日なんですから。
これぞ酒造りの醍醐味!は、おそらく3月上旬かな、楽しみであります。

Jレスキューが出た [見る]

Jレスキューが出た

消防・防災・レスキューの専門マガジン「Jレスキュー」の3月号が、10日に発売されていた。
20120217Jレスキュー.jpg
隔月発売のこの本を購入し、内容を紹介しているのは、
完全に自己満足の領域を出ないのだけれど、
日進月歩している消防の現場の切磋琢磨を、
多くの人に知ってもらえればとの思いからである。

今号の特集は「火災と闘う戦術・装備」
装備に流行があり、戦術には改良が加えられている。
その最新のものがキレイな写真のもとに紹介されている。

消防隊の進入について、建物の場合は原則生活様式通りという観点から、
玄関や施錠されていない扉から進入することを基本としていたが、
最近は高層階の火災なども想定し、ハシゴによる高所進入を紹介。
合わせて長いホースを延長する場合、巻き方を工夫しないと、
ホースが詰まり、最悪の場合は破ける可能性もある。
その巻き方にもいろいろあるという話、一般では汎用することはないですが・・。

以前のホースは65ミリが一般であったが、水損防止に効果がある50ミリになり、
小回りが利く40ミリホースの活用がいまや主流になる。
それにしたがって40ミリでの消火戦術「ヨンマル戦術」を詳細に示している。
そして近時の主流は、もう一歩進んで、気密性の高い建造物では、
圧倒的な水量による消火より、泡交じりの水を効果的に放水することで、
水損防止にも役立つ「CAFS」(圧縮空気泡消火装置)の効果を検証している。
ただし高価な薬品を使用することから、費用対効果の観点での検証もある。
消火と水損防止という、相反する事柄を追及するのも消防隊の責務であろう。

より気密性の高い建物での火災では、一歩間違うと消防隊の危険も隣り合わせになる。
そこで、風上からブロアーで空気を送り込み、煙と高熱を一気に外に出そうという、
新たな戦術「PPV」もメリット・デメリットを紹介している。
可搬式の扇風機の大型のものを持ち込み、風上から空気を送り、進入隊が入る。
風下には警戒隊が待機し、不測の事態に備える。
最近では、可搬型のブロアーの他に、大型ブロアー車も配備されていて、
大規模災害でも活用できるようにしている。

消防装備も最新モデルが紹介され、
特に防火衣や消防ヘルメットは、カラーでの扱い。
防火衣も立体裁断が主流になり、ヘルメットも改良が重ねられている。

昨年11月に東京消防庁で行われた、遠距離送水訓練の模様がレポ。
水利から数キロ先の災害現場まで、どのように水を送るのかを実際に演習。
阪神大震災で必要性を感じ実戦配備した遠距離送水車(スーパーポンパー)と、
ポンプ車での中継、その間は手作業による人海戦術での送水により、
壮大なリレーでの送水訓練は圧巻である。
スーパーポンパーは、福島原発の冷却ミッションでも実働しており、
昨年の秋に行われた「危機管理産業展」でも展示されていた。
20111019危機管理産業展5.JPG

新車情報では、姫路消防局の軽自動車タイプの救急車が紹介されている。
姫路の離島を管轄する出張所に配備されたこの救急車は、
離島ゆえ道路が狭く、通常の高規格救急車が進入不能の道路が多いので、
実情に即した軽タイプの救急車を作ってもらったという。
見た目には電気屋さんのワゴンのようだが、中身は立派な救急車である。
創意工夫の跡が見て取れる。

新年恒例の消防出初式の様子もレポ。
東京消防庁の出初式は、NHKでも生放送されたが、
最大規模の東京消防ならではの迫力がある。
一方、被災地の消防でも出初式が行われたが、
どこの会場でも、黙祷をささげる姿が胸を打つ。
殉職者の御霊に頭を垂れ、新たな思いで復興元年を期する関係者の姿には、
心からの敬意を表したい。

アメリカでは「ファイヤーファイター」と呼ばれ、子どもたちの憧れにもなる消防隊。
日ごろから研究を重ねる彼ら・彼女らが街を守っているから、
私たちが生活できているのだということを、絶えず肝に銘じておきたい
そんな消防隊の活躍を、私は今後も伝えていきたいと思っています。


2月15日その2、裏営業は鍋を頂きましょ 春日部 [飲む]

2月15日その2、裏営業は鍋を頂きましょ 春日部

西新井で厄払い、串焼き屋さんでちゃちゃ飲み、スーパーの食品売り場で買い出しを経て、
さあ、今日は不思議な飲み会であります。
春日部のバー「イエローノート」さんの定休日。
気が乗った時に突然実施されるという、裏営業
要は、バー店内でのただの飲みであります。
前回の裏営業は昨年末、私は初めて寄せてもらいまして、
実に楽しい時間を過ごせました。
休業中の大宮のバー「三銃士」さんで、昔、夜な夜な繰り広げていた、
閉店後の酒宴を思い出したのであります。
年末は、鍋をやる予定だったのですが、結果的に鍋に至らず。
じゃあ今回、リマッチで今度こそ鍋にしましょうとのこと。
その意向を受けて、たっぷり買い出してきましたよ。

まずは仕込みなぞ、チーフさんは普段料理をしないから、彼に仕込みはさせません。
1軒目から一緒の麻里子さま(仮名よ、以前雰囲気が似てたから)が、
さすが家庭の主婦さんだから、お上手であります。
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20120215裏営業2.JPG
写真がすべてを網羅していませんが、刺身はマグロとカツオ
カツオは厚く切らないとご利益がありませんから――と、かなり厚めに。
マグロはチーフさんが、またサイコロ状にしちゃおうとしているから、直前に止める。
セブンプレミアムのポテサラとかぼちゃサラダも、カボチャが甘くておいしい。

今宵は私が鍋奉行、いつもは「よきに計らえ」の鍋大名ですが、今日は降格人事
鍋は豚肉と白菜のミルフィーユ鍋にしました、簡単にできますからね。
それだけじゃ飽きちゃうから、ネギだのカキだのも投入。
日ごろ、洋酒を飲むカウンターが今宵はこんな感じ。
20120215裏営業3.JPG
バーじゃありませんね・・。

なぜか鍋といっても、寸胴を持ってきちゃったから、こんな感じ。
20120215裏営業4.JPG
スープを取っている光景じゃありません!
このあたりから今宵の面々が、やってくる。
皆仕事終わりだから、男連中はスーツにネクタイ姿。
結局男4、女3のこじんまりした会であります。

お酒はね、ふんだんに用意。
20120215裏営業5.JPG
鼓山と大七、それに黄桜のパック酒
お燗番も不肖私の役目、ほっぽらかしてしまい、飛び切り燗になってしまうこともしばしば。
途中で鍋の趣向を変え、寸胴をおろし、燗酒用の雪平を使って湯豆腐
豆腐とカキ、タラを入れ、ちゃっと煮たてると、美味しい湯豆腐です。
チーフさんには冷奴を1丁出しておく、この人は冷奴さえあればおとなしい

最後に、ミルフィーユ鍋のスープに、極太麺を入れて、〆の麺
水洗いをせず、そのまま投入したから、グルテンだらけのねちゃねちゃ麺になってしまう。
男の料理ってこういうもんだぜ!
3時間近くワイワイだべりながら、美味しいお酒を飲みながらの至福の時間
最後はお酒が少し残ったけど、フードは完食、よくみんな食べました。
ごちそうさまでした。

片付けはチーフさんがちょこちょこやってくださるっていうから、皆さんは解散!
私はなお飲みに出撃です。
麻里子さまもひょこひょこついてくる、だいじょうぶかい?不良主婦さんですね(笑)
〆はやはりこちらでしょ、と久々の訪店のおにぎり「久よし」さん
チューハイとレモンハイで乾杯。
20120215久よしさん.JPG
厚揚げを頼み、すぐにお燗酒を頼んだあたりで、片付け終わったチーフさんが登場。
最後はよく覚えていないまま、終宴となりました。
そういえば、相撲に行った面々がカウンターにいた記憶はあるなあ。

どんだけ飲んだのか、食したのか、定かな記憶がありませんが、
長時間の特殊な飲み、でも非日常って楽しいですよね。
なにより、これを心地よいと思ってくださる面々との飲みは、
リラックスするし癒しになります。

洋酒主体のバーでの、一夜限りの「和モノ」まつり
定休日のバーを今度のぞいてごらんなさい。
きっと素敵な酒宴が繰り広げられているから・・。



2月15日、厄除け、裏営業前のアペリティフ 西新井~春日部 [やると飲む]

2月15日(水)、厄除け、裏営業前のアペリティフ 西新井~春日部

数日前に、突然思い立って、この日の午後の仕事を抜け出せることに。
思い立って仕事が抜けられるというのは、どんな職場環境なのでしょう(爆)。

信仰心とか信心深さとかと無縁の生活なのですが、
世間的に今年は、私は男42の大厄で、それも本厄!
昨年の前厄ですら、あの体たらくですから、より一層のドイヒーな状況が想定される。
よって、厄落としのご祈祷をしていただこうと思います。
場所は昨年と同じ、西新井大師、正式名称を總持寺というらしい。
昨年は節分の前の日に行き、
拝んでいただいた数日後に5分の駐車で駐車違反というオチがつきまして、
いっそのこと今年は潔く、運転しません(ウソ)。

仕事を終わらせ、電車に乗り西新井へ。
そこから「盲腸線」とも言われる大師線に乗り一駅、大師前駅へ行きます。
曇天で風が冷たく、参道のお店も閑散を通り越して、お休みのところも多い。
水曜の午後、静かですよね

まずは本堂のまえで頭を垂れる、一年ぶりの訪問です。
20120215西新井3.JPG
寒桜も梅も、まだまだつぼみが固そう、当分咲きませんな。
20120215西新井2.JPG
申し込み所でご祈祷をお願いする。
こんな伝票に記載するんですよ。
20120215西新井1.JPG
ご祈願料が、3千円・5千円・1万円とあり、その上は大護摩となる。
大護摩は市井の人は届かぬもの、ちなみに茶湯の接待を受けられるよう、
お茶じゃなくて「おちゃけ」なら考えますけどね。
松竹梅とか、上中並とあると、やっぱり真ん中を選ぶのは小市民ゆえ
5千円でお願いしましょう。
ちなみに去年も5千円にしてしまったから、もうランクを落とせません(涙)

本堂に上がると、寒さがしんしんと、でも畳の下が温かい。
もしかして床暖房ですか、去年はなかったと思うんだけどな。
定刻にご祈祷が始まる、70人くらいを一緒であります。
私の菩提寺も真言宗ゆえ、お経は聞いたことあるもの。
目を閉じ、しばし瞑想にふける、お経もたまに聞くと味わいがある。
そらんじてはいませんが、以前少し勉強したことがあるのです。
(一般論としての宗教とお経よ、深入りはしてません!)
30分弱で終了、最後にお札を頂戴して無事に終了であります。

境内を少し散策、でもあっという間に見終えてしまう。
人も少ないし、とにかく寒くって・・。
街歩きって言ったって、大師前の参道が閑散としてしまっている以上、
なにも期待できません。
吉田類さんが紹介していた一杯飲み屋さんもあったけど、
今日はこのあと飲む予定がぎっちりだから、涙を飲んでスルー。

地元春日部で17時30分から飲む予定にしていたのですが、
西新井駅について、まだ16時、ちょっと時間をつぶしましょう。
西新井駅は、普段まず行かないので、どこに何があるのかわからない。
例によって飲み屋さんに入っちゃうのは×、NGであります。
駅前に成城石井さんがあったから、フラフラと吸い寄せられる。
ドレッシングやピクルス、プレッツェルを購入、何も買わずには出てこられません。
いろいろ歩くが、あまり普段行かない街ゆえ、
見るべきところがよくわからず、どうにか時間を潰し、春日部に戻ってくる。

そう、今宵は春日部のバー「イエローノート」さんの定休日。
よって今年初の「裏営業」をするとのこと。
その裏営業前に、串焼き屋さん「彩鳥」さんでアペリティフとシャレ込む予定。
彩鳥さんに行くと、あれ、チーフさんがキレイな女性と飲んでる
どうしちゃったのよ、とよくよく見ると、なんだ、この間まで黒髪の麻里子さまのような彼女
茶髪になっておられる、こんにちは。
珍しいメンバーでの飲みになりました。

一杯目は生ビール、こちらの生はプレモル
もうフードをオーダーしてあるようで、楽しみに待つ。
ちなみにチーフさんはこの日の午前に、ケータイを新しくしたよう。

串ものが出てきましたよ。
20120215彩鳥さん1.JPG
左がねぎま、右はささみわさび
チーフさんは久々の訪店、麻里子さまはお初、私は先週以来(笑)
写真は漏れてますが、豚のアスパラ巻も出てきました。
お燗酒くださいな。

20120215彩鳥さん2.JPG
写真が実にウマくなさそうに撮られていますが、千寿ネギ焼き
この前来たとき、やたらおいしそうだったの。
さすが、あらかじめオーダーされてました、幸せ。
裏営業のためには、こちらではアペリティフだから1時間で終了。
もっと飲みたいけど、日本酒は4合までにしておきましょ。
ごちそうさまでした。

裏営業って言っても、用意してあるのが、日本酒1升と塩ちゃんこのスープのみというセコさ。
じゃあ買い出しに行ってきましょう、チーフさんは先に戻ってて。
私と麻里子さまの実は厄年同士で、楽しい買い物は、すぐそばのイトーヨーカ堂
あれやこれやと30分弱、気合を入れて6000円オーバーの買い物をして、
さあ裏営業の始まりでーす。

その模様はまた明日。

2月14日、月イチ映画鑑賞を復活!ローワン・アトキンソンの新作 [見る]

2月14日(火)、月イチ映画鑑賞を復活!ローワン・アトキンソンの新作

世間はヴァレンタインデーのこの日、冷たい雨も降っています。
1月中旬より公開していた映画が、
今週で上映終了になっちゃうところが多い。
そうじゃなくても、近場のシネコンでやっていなくて、
やってたとしても、モーニング上映など時間が合いません。
一度も行ったことのない映画館で、21時30分という深い時間のレイトをやる。
ヴァレンタインだのなんだの言ってないで、ひょこひょこ行ってしまいましょう。

Mr.ビーンの「ローワン・アトキンソン」が主演する作品、
「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」がその映画。
20120214ジョニーイングリッシュ.jpg
ローワンが扮する「ジョニー・イングリッシュ」は、
イギリス・MI7に属していた、元エージェント
以前にしでかしたミッションをしくじり、チベットで修業をしているという初期設定。
のっけから、バカなシチュエーションであります。
ちなみにこの日の映画館の「スクリーン7」は、男ばかり3人
ところが、映画が始まると、3人とも声をあげての大笑いという、素敵な場内であります。

Mr.ビーンは、ずいぶん前の作品で、NHKで不定期にやっていたころからのファン。
廉価版のDVDを購入してしまったので、自由気ままに見ていた。
時にブラックで、時にほろっとさせ、でも基本的には幼児の精神のままのビーンが繰り広げる、
バカバカしい設定のスタンダップコメディが楽しかった。
そして当時保育園児の私の甥っ子に見せたところ、これが大はまりでして、
腹を抱えて笑っている。
セリフがほとんどなく、ズルい笑いばかりですからね。
あげく、子どもってすごいなあって思うのは、ほぼどの話も覚えちゃったみたい
シーンの質問をすると、きちんと答えてくるから、驚きです。

彼に言わせると、ビーンは「世界一かっこいい男」ということになっている。
こういう了見にさせてしまった私にも責任がありますな。

ちなみにビーンは映画化され、それも見たけど、感動は薄かった。
やっぱりスタンダップコメディを2時間にするのはちょっと無理があるし、
セリフを話すビーンはやっぱり興ざめだった。

さて、ジョニー・イングリッシュでありますが、素敵にバカバカしく仕上がっています。
いろいろな映画のパロディを入れていますし、
あらゆる不可能なミッションを、より不可能にしていく
そういう意味では真の「ミッション・インポッシブル」かもしれません(笑い)。
そして無意味に金がかかっていて、数か国のロケを敢行した模様。
アクションはあるは、潜入はあるは、なんとラブシーン!まで。
甥っ子には刺激が強いかも・・。
(でも絶対にDVD化されたら見せちゃうけどね・・)
音楽もかっこよければ、オープニングタイトルはパクリにしてはかっこいい。
ローワンが、ダンディなおじさんに見える(時もある)

2時間弱の映画、当然今はやりの3Dとかなんたら音響とかもなし。
でもものすごく満足、きっと何度見ても同じシーンで笑うよなっていうところもある。
泣いたり、ドキドキしたり、ぞっとしたり、そんなのは一切ありません。
ただただ、大声で笑って終わるというもの。
でもそれがいいのかもしれないなあ。

そして思いました、私は今後、月イチのペースで映画を見ることを復活します!
ここ十年くらい、映画を見ることは封印してました。
何度か書きましたが、趣味が多い生活をしているから、映画鑑賞を復活すると、
人生が破たんしてしまいそうだったから。
ただ最近、そういう自分の「シバリ」の結果、ただでさえ偏った性格が、
より偏向していることを自覚するようになりました。
それを改めるためにも、映画館で映画を見ることを再開しようと思う。
だって、昔はそれこそ、かなり映画を見ていたし、
その頃はそのころで楽しかったし、今回久々に見たけどやっぱり楽しいし。
そのかわり、月イチというペースにしようと思う。
それ以上のスノッブになってしまうと、なにかを削らないとならないから。

そういう人生の転機になるような映画が、
「ジョニー・イングリッシュ」というのも、どうかなあと思いますが、
式守らしくていいんじゃないでしょうか
この映画、ほぼ上映が終了してしまったと思うので、
気になる方は、DVD化されたら見てくださいな
ちなみに地上波での放送は多分無理だと・・。


やっとスーパーボウルを見終わる [見る]

やっとスーパーボウルを見終わる

日本時間2月6日の午前、アメフットの全米一を決める試合、
「第46回スーパーボウル」が行われました。
20120206第46回スーパーボウル.jpg
アメフット好きの私は、ずっとその日に録画した中継を見て楽しんでいましたが、
ちょっと前に書いたのですが「親知らず」を抜き、すっかり戦意喪失でありまして、
見る気力もわきませんでした。
結果は知っていたのですが、先日やっと全部見ることができました。
近年まれに見るほどの接戦ゆえ、面白い試合でしたよ。

インディアナ州インディアナポリスの「ルーカスオイル・スタジアム」での試合。
ネーミングライツ全盛ですからしょうがないですけど、情緒がないですよね。
ファクトリーのようなスタジアム、開閉式ではありますが、夜ですし当然屋根はクローズ。
だから、国歌斉唱の時のフライオーバー(編隊飛行)もなし、ちょっと残念です。
NFC代表はランク4位のニューヨーク・ジャイアンツと、
AFCはランク1位、ど本命のニューイングランド・ペイトリオッツの試合。
4年前のスーパーと同カードということですが、
個人的にはニューヨークという80~90年代のチームが出てくれたことに期待が膨らみます。
ちなみに準決勝のNFCチャンピオンシップの、
ニューヨークとサンフランシスコ49ersの泥まみれの試合も良かったなあ、
なにせ往年の黄金カードでしたからね。

今回もまた、NHKBSの生中継と、地上波日テレの当日深夜放送を両方録画。
NHKはノーカットでの生中継と、マニアックな河口正史の解説が楽しみなんだけど、
残念ながらホスト局「NBC」が制作した国際映像での放送なのが残念。
その点日テレはカットは入るし、オードリーのうるさい解説と蛯原アナの絶叫が嫌だが、
NBCが全米に放送している映像を使用する楽しみがある。
そんなに違うの?という意見も聞こえてきそうだが、全然違うのよ!
文字情報で、記録をどんどん更新してテロップにしてくれるし、
リプレーがやたらマニアックなアングルだからね。
それになんと言っても、NBC渾身のオープニング映像がめちゃかっこいい!
映画のオープニングタイトルみたいなんですよ、音楽も迫力あるしね。
いたるところにNBCの七面鳥のマークがあふれるのも、いいですよね。

その昔、「abc」がマンデーナイトフットボールを中継していたころ、
オープニング映像は必ず「ヘルメットクラッシュ」だったんですよね。
すごいかっこよくって、その時に流れる音楽も好きで、
ダウンロードして自分のPCのアラームにしていたほど。
FOXもCBSもESPNも、独自のそれがあったよね、ってわかる人いるんでしょうか・・。

セレモニー好きの私は、試合前もまた楽しい。
ロッカールームから選手が出てきて、フィールドに飛び出してくるのもいい。
以前はベスト11を紹介してから、全選手入場だったけど、
今回はいきなり全選手入場でありました。

国歌斉唱の前に、最近は愛国歌「アメリカ・ザ・ビューティフル」があるのね。
賛否両論あるでしょうけど、私はこれも好き。
でも数年前に「ユー・レイズ・ミー・アップ」を歌ったのも良かったなあ。
この曲は、荒川静香がトリノ五輪で金メダルを取ったあとのエキシビションでの曲ですよ。

国歌斉唱は若い女性「ケリー・クラークソン」によるもの。
私はインディアナポリスの方角に向かい、挙手の礼(!)を取りながら国歌を歌う。
軍人じゃないのに、なんで挙手なんでしょう、ちなみに国歌はそらんじています
途中でアフガニスタンに駐留する米軍が映し出され、場内から歓声が上がる。
まあ、国威発揚ですからね。
湾岸戦争の時の国歌斉唱、ホイットニー・ヒューストンが先日亡くなりましたが、
アメリカ人じゃないのに、あの時は感動したなあ、国威発揚の極みですが・・。

コイントスも素敵なセレモニー、最近は殿堂入りした元選手が登場する。
今年、実は一番感動したのは、レフリーが両キャプテンを呼び寄せたあとのあいさつ
こんなにいいこと言うんだよ。(スペル間違うと恥ずかしいから、カタカナで書きます・・)
「グッドイブニング、コングラッチュレーション、ウェルカム・トゥ・スーパーボウル46」
つまり、こんばんは!おめでとう!そしてようこそスーパーボウルへ!!
――みたいなことなんだよね、かっこいいじゃないですか

ちなみにコイントスはビジターチーム扱いのニューヨークが「テイル」とコールしたものの、
結果は「ヘッド」、しかしニューイングランドが後半チョイスにしたもの。
このヘッドorテイルだけでなんでこんなに盛り上がるかというと、
どうやら噂では、みんな賭けているみたいなのね・・。
たった一投で大金が動きましたよ(笑い)

ニューヨークはビジタージャージでホワイト。
このユニ、脇のあたりがランニングみたいで、かっこ悪い
たしかにあの部分をつかまれないように、選手はキュッと絞ったりしていたけど、
曲線にしちゃうのもどうかなあ、ちなみに来季は全32チームがナイキと一括契約
きっと、よりかっこ悪くなると思う(意見には個人差があります)。

QBはニューヨークが「イーライ・マニング」、インディアナポリスの「ペイトン・マニング」の弟。
お父さんはアーチー・マニング、完全なQB一家ゆえ、
マニングと誰も呼ばず「イーライ」で通る。
今シーズン最初にビッグマウスを叩いて、けちょんけちょんにされた人。
ニューイングランドは、あのジョー・モンタナを超えたと評判の「トム・ブレイディ」
一時期のデンヴァー・ブロンコスのジョン・エルウェーを彷彿とさせる。

試合は一進一退、モメンタム(勢い)がどっちのチームにも転がり転がりする。
でも最初の得点が、ニューイングランドの自陣エンドゾーンでの反則による、
守備側の得点(セーフティ)とは思わなかった。
スーパー史上6回目とのことですが、レアなシーンですよ。
このセーフティの2点が、最後までもつれ、泣き笑いにつながるとは思いませんでした。

ハーフタイムショーは、マドンナであります。
元祖・エロかっこいいマドンナは健在、ガガさまも及びません
途中でサポートダンサー兼パフォーマーの女性が、中指を突き立てるポーズをしたのに、
ホスト局のNBCが中継してしまったので、あとでもめたらしい。
数年前のジャネット事件で、テレビ局は数秒遅らせる「ディレーシステム」を用いているのに、
それに漏れたとNBCは平謝りだったよう、タイヘンな国ですね・・。

後半もずっと僅差のまま続く。
でも4Q後半の、ニューヨークの逆転TDドライブは圧巻でしたね。
パス・ランを織り交ぜ、微妙なシーンやロングボムもあり、アメフットの醍醐味ですな。
NHK解説の河口正史が、ディフェンス出身ゆえの深すぎる解説が楽しい。
あれはまず、初級者にはムリですよ。
残り1分を残して、4点差で、最後のニューイングランドのオフェンス。
ワンミニッツオフェンスは、トム・ブレイディなら無理なさそうなんだけど、
この4点差がくせ者で、TDしないとキャッチアップできない。
残り5秒のヘイルメリーパスが、無情にも誰もキャッチできずインコンプリートになった瞬間、
ゲームクロックはゼロとなり、ニューヨークの勝利になりました。
スーパーって差がついちゃうことも多いんだけど、残りゼロ秒まで勝敗がわからないなんて、
そう見られるものじゃないですよ、本当に楽しめました。

これは去年も書いたことなんだけど、トロフィーの話。
スーパーの優勝チームには、ティファニー社が製作する、初代コミッショナーの名が冠された、
「ヴィンス・ロンバルディ・トロフィー」が授与されます。
これがフィールド中央に持参されるとき、勝者のニューヨークの選手たちの間を歩く。
ついさっきまで、同じフィールドで、アドレナリンを放出しながら戦ってきた選手とは
到底同じとは思えないほどの、無邪気な笑顔で、
そのトロフィーを撫で、頬ずりをし、キスをする
大のオトナですよ、でもあの表情は、まるで子どものよう。
毎回あの光景を見ると、このトロフィーのために辛いシーズンを戦ってきたんだという
選手たちの気持ちが移入してしまい、涙してしまうのです。
なんて素敵で美しい光景なのでしょう、やっぱりスポーツは偉大です。

さあ、アメフットはこれから長いオフシーズン。
たった5ヶ月のシーズンのために、英気を養って、
新たなチームの台頭があるといいですよね。
来季も期待しちゃいましょう。