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1月28日、日本酒造り実習が始まりました 笠間 [やる]

1月28日(土)、日本酒造り実習が始まりました 笠間

私の所属する「日本酒造り愛好会」のメインイベント、酒造実習がこの日から、
茨城県笠間・磯蔵酒造さんで行われる。
磯蔵酒造さんでの実習は「シーズン4」となり、勝手知ったるところでありますが、
やっぱり初日は緊張感が漂います。

実習スタートが朝8時から、それを逆算していった結果、私の出発は朝5時45分。
よって朝5時に起きるというのは、私のような完全な夜型人間からすると、
とてつもない早起きであります。
そのために前日はさすがに早めに床につきました。
ちなみに昨年は、調子をぶっこいていまして、前日に落語を聞いたり飲みに行ったりして、
その帰りに友人から飲みのお誘いで、結局26時くらいまで飲んでいたら、めでたく寝坊し、
初日から遅刻という悪しき状況だったから、さすがに反省しまして、
今年はきちんと起きましたよ。
さすがにまだ日も出ていない時間、出発時間に仲間が迎えに来てくださる。
ありがたいことに、往復ともその方の車に同乗させていって頂けるのであります。

2時間弱の行きの車、途中で日の出を見ながらでありますが、
私は後部座席でほぼ熟睡、運転手さんやナビの方には申し訳ありませんが、
この睡眠がないと私はきっと壊れてしまうから・・
7時40分ごろには現地に到着しました。
20120128日本酒造り3.JPG
20120128日本酒造り1.JPG

蔵ではもう作業は始まっていて、杜氏さんをはじめ忙しそうに動いておられる。
釜に火が入り、酒米が蒸しあがるその蒸気と、蒸された米の香りで、
蔵の中がものすごいいい香りに包まれている。
そんな中「おはようございます」とあいさつしながら、私たちの控室に入り、
白衣や長靴、白帽に着替える。

定刻、蔵主さんがご挨拶、安全面に十分留意してくださいとの訓辞を頂き、
石川杜氏から今日の作業の説明がありまして、さっそく実習開始であります。
私たちの実習は、自分たちが引き取るお酒の作業だけではありません。
その日の蔵の作業を手伝うのも重要ですから、どんな作業があるのかしら。

まずは「月」と呼ばれる、こちらの蔵の吟醸酒の「留仕込」の露地放冷
蒸しあがった酒米をシャベルで掘って急速放冷機に流し、粗熱を取る
それを10キロくらいごとに麻のシートにくるんで寒い蔵内に置いていく。
20120128放冷.jpg
それを伸ばして放冷し、塊になってしまっているコメは、手でばらけさせる。
この作業が約1時間半、ほぼ黙々といった感じでの肉体作業であります。
放冷していくことで、水分が飛び、少しずつばらけたお米になります。
でも塊をばらすのは素手での作業ゆえ、手が痛くなります。
最後に、使った道具を大きな桶で洗浄し、それを乾かすのも私たちの作業。
お掃除や清掃もまた、日本酒造りには欠かせない重要作業なのであります。

あっ、写真は今年の作業ではありません、昨年のもので、なおかつ代表撮影
作業中の撮影は異物混入の可能性があるから、個々はできないルール。
そのかわりうちの会長が代表撮影し、後日配布してくださる仕組み。

10時のお茶休憩、そしてそのあと、私たちの引き取り酒の作業になります。
実はその4日前から、すでに引き取り酒の作業は始まっていて、
あらかじめ蔵人の方がやってくださっています。
もちろん全部にかかわれればいいのですが、そんなことをしていたらほぼ1ヶ月、
泊まり込む事態になってしまいますから、それは物理的にムリ!
ですから、その日の作業だけを実施することに。

この日は引き取り酒の「酛」(もと)の「掛」(かけ)の洗米
よってたった60キロですが、こちらの蔵では手作業での洗米であります。
10キロずつの作業ゆえ、6回の洗米で終わってしまいますが、
米を洗うのも、そのあとの水につけ込む作業(浸漬=しんせき)も、
ストップウォッチで時間を計測し、杜氏さんの判断で引き上げるから、かなり神経を使います。
とはいえ、例年この作業をさせていただいているので、コツを覚えているから慣れたもの。
私たちの中でも分業で臨みます、ちなみに私は時間計測と、最後に流水の担当
でもその水、水温が6度!ですから、あっという間に手は真っ赤になります。
20120128洗米.jpg
日本酒造りは大変なのですね。
準備から洗米、浸漬をして、最後に乾燥させるためにシートに並べると、
精米歩合60%のお米は、信じられないほどの白い粒になる。
その米の山を見ると、今まで見たことのないような純白、宝石のようです。
この白さを見ただけで、今日の作業の大変さは全部吹き飛びます
それくらい価値のあるものであります。

最後に全部使ったものを洗って干して、片付けるとちょうど12時。
今日の作業はここまでということになりました、お疲れさまでした。

皆さんでお昼を食べに行きましょうと、蔵の近くのお蕎麦屋さん「のざわ」さんへ。
20120128日本酒造り4.JPG
いつも寄らせてもらう、お蕎麦のおいしいお店です。
奥の座敷にあげさせてもらい、みんな思い思いのを注文。
私はいつも、メニュー選びに難儀するんですよ、目移りしちゃってね。
でも今日は温かいそばが食べたいから、鴨南蛮そばにしましょう。
ちなみに他の面々は、ほぼ全員冷たいそばをご所望、やっぱり私だけいつも違うのね。

最初にみんなでつまめるようにと、こちらの名物、さしみこんにゃくを。
20120128日本酒造り5.JPG
こちらではわさび醤油でいただくのが一般的なんだけど、このわさび醤油が素敵な美味しさ。
あらかじめ、醤油にたっぷりのワサビを溶いて供されます。
20120128日本酒造り6.JPG
これが後に引くんだなあ、美味であります。

ちなみに仲間たちが頼んだのは、辛み大根の冷たいつけそば。
20120128日本酒造り7.JPG
美味しそうなんだけど、大根おろしが辛くって、私はお子ちゃまなので、辛いのが苦手。
私の注文した鴨南蛮そばも出てきました、急いで食べたくって、ちょっとボケてます。
20120128日本酒造り8.JPG
田舎そばゆえ、ちょっと太いお蕎麦に、シイタケやインゲンなど具材も豊富。
なんといっても柚子入りの薬味ネギが美味しいのよ。
ずるずると美味しくいただきました、労働のあとに食するお蕎麦には、
空腹という最大の調味料もかかっています、至福。
ごちそうさまでした。

さあ、帰りの車、気の毒なのは運転手さん。
だって、あとの面々は、私を含めてほぼ熟睡だから。
感謝感謝でありますよね、といいつつ、ほぼ私は寝っぱなしでありました。

今年の酒造りが始まりまして、ほぼ毎週のように、笠間通いが始まります。
もう日本酒造りを始めて10年、この時期に酒蔵の香りを嗅ぐのが恒例になりまして、
今では酒蔵に入ることで、晩冬を感じられるようになりました。
今年はどんなお酒になるのでしょうか、楽しみであります。


1月26日、酒場は最大の処方箋 北千住 [飲む]

1月26日(木)、酒場は最大の処方箋 北千住

週の半分くらいは21時までの仕事になってしまったり、
今週末からは日本酒造りもはじまるから、夜になると出撃できる日が少なくなっている
まして体調不良の日もあったりして、この週は満足な外飲みができていない・・。
もうこの日しか、出かけるタイミングがないじゃない。
・・でも、病み上がりゆえ、無茶をするとすぐに再発しちゃうだろうから、
ちゃちゃっと飲めるお店の選択を・・。
ということで、北千住のフランチャイズ、大はしさんに行くことにしましょう。

電車に乗って、例によっての熟睡、これだけは欠かせませんなあ。
北千住に着くと21時前、世間はお給料が出た木曜日の夜ゆえ、
駅前のデッキも活気がある、路上パフォーマンスも、歌を歌ったり詩を書いたりと大賑わい。
こういうのをブラブラ見る「時間的な余裕」があれば素敵なんだけど、
今宵はとにかくミッションを完遂することだけに注力しましょう。

駅前の樽生スパークリングワインを出すお店をのぞくと、
「現在満卓です」の看板が、人気店ですね。
バードコートさんも満席、こういう日の夜は、どちらも予約なしには入れません。
道すがら、ワインバーやらハンバーガー屋さんなどが、最近新しくできたお店。
一度のぞいてみたいとは思いますが、北千住はまだまだ開拓のし甲斐があります。
本当は駅前の天七さんで串揚げなんていいなあとも思うけど、
今日は大はしさんって決めてきたから、浮気心はいけませんよ。

大はしさんはいつものようにご繁盛、5人近くが座れずに入口の椅子に腰を掛けている。
店内に入っても座ってるスペースがないから、外で待つことに。
私が待っていると、何組か「並んでいるんですか」と声をかけてくる人たちが。
そうですよって言うと、じゃあ違うところに行こうと流れて行っちゃう。
大はしさんは回転が速いから、ちょっと待ってれば入れるのにね。

数分で店内に、でもなかなかそこからが動かない。
こちらは最近、本当にひとりのお客さんが減ってしまった
というより、2人や3人という人が増えちゃったということ。
こういう人たちは、声も大きいし、店の回転が悪くなるんだよね
CPはたしかにいいけどね。

15分近く待って、やっと席に座れる、息子さんに「小瓶?」って聞かれて、
うなずくと、さっと出される、ほぼオートマチック。
豆腐だけと言う前に、もう豆腐だけが出てきた。
20111121大はし1.JPG
この写真はこの日のではありません、混んでいる日は写真は撮りませんから。

カワハギの刺身なんていうものもあるけど、
おそらくもう品切れだろうなあと思ったらやっぱりそう。
じゃあホッキ貝をください。
甘いタレで煮込まれたお豆腐にビール、貝を刺身で食べながら
いつもの山形正宗の瓶を飲むと、病み上がりなんてことを忘れちゃうような至福の時間。
もしかしたら私にとっての、強力な処方箋なのかもしれませんね。

アンキモを食べたい衝動になり注文、あと一皿、キンメの煮魚を頼もうと思ったらもう終了。
じゃあメカジキの照り焼きをくださいな。
焼かれる間に、アンキモをちょこちょこ舐めながらお酒をもう一本。
中央を囲むようなカウンターの、私が座った方は一人のお客さんたちが多いゾーン。
反対側は二人組などが多いゾーン。
「すいませーん!」って大声でオヤジさんを呼んでいる、中年の先生のような人がいる。
ここではそんなに大声を出すんじゃなくて、アイコンタクトでさっと手を小さく上げれば、
オヤジさんが気がついてくれるんだけどね。
「すいませーん」って、チェーン店の大きなハコのお店しか行ったことないのかしら?
場をわきまえた注文の仕方っていうのがあると思うんだけどね。
ちなみに私の右隣の人は、オヤジさんが通りがかる絶妙のタイミングで注文を繰り返している。
やっぱり一人で来ておられる人は、そのお店の流儀がよくお分かりで・・。

照り焼きが出てきた、わかりやすいメカジキの安心できる味。
ちょうど半身くらいでお酒が無くなる。
普段はお酒3本なんだけど、今宵は病み上がりだから2本にしておきましょう。
そのかわり、この前、相撲の帰りに寄った時に入れた「キンミヤ」があるから、
それを出してもらう。
20120111大はしさん1.JPG
4分の1くらい残っているけど、全部飲んじゃわず、少しだけ取っておこう。
だから炭酸1本で、2杯くらい薄めのハイボールを飲むことに。
といっても、それなりの濃さにしたから、2杯じゃ炭酸は少し余るから、
最後は炭酸水だけで飲んできました、ごちそうさまでした。
まだキンミヤは少しあるから、次回への楽しみが持続できました。

殊勝にも今宵はハシゴもせずこの一軒のみ、珍しいこともあるもんです。
帰りの電車は珍しく睡魔に襲われず、元気に帰宅。
やっぱりどんな薬よりも、効果てきめんの大はしさんでありました。
体調を悪くしてしまうのも酒場なら、治癒するのもまた酒場であります。


内閣改造・組閣で飲む [間接的に考える]

私の所属する日本酒造り愛好会のメルマガに連載中の、私の文章を転載します。
内容はドイヒーですが・・。

内閣改造・組閣で飲む

1月13日、内閣改造が行われ、第2次野田内閣が発足しました。
何が変わったの?とか、ただの席替えじゃん――という人もいるでしょうが、
実際にはほとんど、国民生活に影響がありません
しかし難しい言い方をすれば、三権分立の日本で、
行政をつかさどる内閣のトップの交代ですから、
国民が直接関与できないまでも、しっかり監視していかないといけません。
よりよい国民生活を彼ら・彼女らに託すわけですからね。

さて、その組閣であります。
ほぼ恒例のように、年に数回は行われていますが、
私は毎回、それなりの緊張をもって臨んでいます。
憲法には、内閣総理大臣は国会議員の中から選ぶとし、
国務大臣はその半数を国会議員から選ぶことになっています。
ということは、あとの半数は民間から選ばれる可能性があるのですよ。
もしかしたら、私が選ばれないとも限らないのですから。

あるとき突然、自宅にこういう電話がかかってきます。
「はい、式守です」
「式守さんですか?こちらは内閣府ですが、総理に代わります」
「もしもし、内閣総理大臣の野田です
20120126野田首相.jpg
お手数ですが、このあと首相官邸にお越しくださいますか?」
「は?」
「●●大臣をお願いしようと思っています
あとは事務方から連絡させます――」

って言われたら、どうします?
やっぱり1回は大臣もやってみたいじゃないですか。
そういうケースのために、常日頃から、考えておく必要がありますよね。

以前調べた所、首相官邸に行く手段としては、自家用車はNGで、
せめてハイヤーかタクシー
あえて庶民的なところを見せるのなら徒歩もありだそう。
とりあえず駆けつけるので良いのですが、
そのあとに皇居で天皇陛下の認証式に臨む以上、
モーニングは持参するべきでしょう。

記者会見や初閣議など、その日は予定が盛りだくさんですから、
事前にしっかり食事を取る必要もあります。
あと、もし帰宅する時は、メディアも引き連れての帰宅になるでしょうから、
自宅のセキュリティは、警備会社に頼んでおかないと。
(外周警備は所轄の警察署が吹っ飛んできて、警察官を常駐してくれるはず

閣僚の記者会見もありますから、
最初の言葉くらいは考えておく必要があります。
このたび●●大臣を拝命いたしました、式守錦太夫でございます
野田総理からは、民間の風を吹きこみ、
斬新な施策で臨んでほしいとの訓辞を頂きました。
身に余る光栄と同時に、責任の重さを痛切に感じております。
どうぞよろしくお願いいたします」
――くらいは、すぐに言えないといけませんよ。

・・・・・・おそらく、皆さん「バーカ」と思っていることでしょう。
そんな事があるはずないじゃんと。
そう、絶対ないですよ、でも間違って、ってこともありますからね。
でも私は、組閣のたびに上記のようなことを考えます。
で、閣僚名簿の発表の時に私の名前がないことで愕然とし(当たり前だよ!)、
缶ビールをプシュッとあけ、
国家はまた有為な人材を逃したな・・と思うわけですよ。
その日の夜に、NHKで放送する、閣僚の記者会見を、半分酔いながら見て
私たちを導くべき新大臣たちの所感を探るのであります。

ね、有益な事でしょ。
 
さて、私は何大臣をやればいいのでしょうか。
お酒をつかさどるのであれば、税務当局を所管する財務大臣
ものつくりを推進するのであれば、経産大臣
悪質な酔っ払いを取締り、よりよい社会の構築のためには、
国家公安委員長か法務大臣
地方の活力を増進させるのなら、総務大臣
――いやあ、迷うなあ・・。
  
つくづく、おめでたい性格だと思います。
  
あなたは何大臣をやりたいですか?
   



生存確認! [考える]

生存確認!

とある日の夜、私の家の電話が鳴りまして、友人からのミッドナイトコール
この友人は緊急ニュースなどが入るたびに速報をしてくれるから、
この日もそういうことかしらと思った。
でも直前までニュースを見ていたんだけどな。

そしたら開口一番「生存確認!」との一報。
へ、だれの生存・・?と聞くと、共通の友人のこと

そうです、昨年末、私の心を大いに乱した、20年来の友人の生存が確認されたとのこと。
その友人とは年に2回「テレビを見る会」というくだらない会で集っているのね。
毎年、大型連休と年末・12月29日に集まって、テレビを見ながら酒宴を開いている仲間。
特に年末開催では、前の年の紅白歌合戦(363日遅れ)を見て
2日後に迫った今年の紅白の展望を語り合うという、バカバカしいもの。
逆に言うと、それ以外の接点がないから、友人というには多少疑問符もあるけど、
なんといっても似たベクトルを持つ関係ゆえ、
リラックスした時間が過ごせる貴重な仲間なのであります。

ところが昨年末に彼に連絡をすると、まったくの音信不通。
彼への連絡方法はケータイ電話のみなのですが、いつかけても「通話中」
ケータイがずっと通話中ってありえないでしょ。
でも例年12月29日開催なのは知っているだろうから、
近づけば連絡があると思っていたけど、まったくの無しのつぶて
さすがに慌てて、ほかのメンバーにも協力を仰いだけど、どうやっても連絡が取れない。

そこでね、私たちってちょっと不思議な考えを持っててね、
普通なら、家に行ってみたり、いろいろ調べようとするけど、私たちはしないの。
「おそらく連絡がないということは、連絡ができない境遇なんだろうし、
そういう時にいたずらに調べちゃうんじゃなくて、すこしほっとこう」
そして、後日になんで連絡ができなかったのか、話せる時期まで待とうって。
相手の立場をおもんぱかるというか、いい意味で気が長いというか、なんというか。
だから昨年末の集まりは流しちゃったのであります。

今年に入り、その友人が数日前に電話をかけてみたところ、話し中じゃなくて繋がったそう。
そして、年末の話し中の意味がやっと分かったのね。
なんと、たわけたことに、ケータイが故障していたことに気がつかなかったそう
年明けに、なんで電話が全然かかってこないのか、よくよく調べたら、
故障が判明、直してもらったとのことでした。
じゃあ、年末のテレビを見る会をやるって連絡がなかったことをおかしいと思わなかったの?
って聞くと、おそらく式守は家人の出産などで忙しいだろうから
今年は無しなんだろうって早合点して、あえて連絡しなかったそう・・。
おめでたいというか、私をおもんぱかってくださったというか・・

私はすぐに翌日、彼に連絡をしました。
無事でよかったよ~、でも連絡しなさいよ、毎年暮れにやっているでしょう。
それに、もう我々のような年齢になると(彼も同級、そして独身)
安否確認の意味もあるんだから、気をつけようよとエラそうにも忠告。
彼は電話口で小さくなっていたようであります。

でもよかった、無事に生きていて・・。
最悪の事態を想定していたのだから。

いまさら友情なんて青臭いことを書くつもりはないけれど、
本当の友情ってなんだろうと思うときに、いつも頭から離れない言葉がある。
これはなにかの引用なんだけど、

本当の友人とは、深夜、突然に訪ねてきて、
乗ってきた車のトランクに死体があるんだけどどうしようかと相談されたときに、
親身になって相談に乗ってあげられる人――」だそう。

でもすっごく共感するのね、
逆に言えば、そういう究極の状況でしか友情なんて成立しないと思う。
じゃあ、日ごろの友だちってなに?っていうと、自分にとって便利な人なんだろうと思う。
不便な友人はいないもんね、結局その尺度っていうのは便利さ加減なんだろうと思います。

今回の件で、その友人への関与の方法が正しかったかどうかはわからないけど、
どうしたどうしたって聞きに行くほどの無神経さも持ち合わせていないから、
ベターな方法だったんじゃないかなあって思う。
結果、笑って「なんだ~」って言えるのも、また仲間だからできることなのかな。
あらためて、仲間の意義を考えることのできた出来事でありました。
でも本当に良かった、生きてて・・。


大相撲初場所総括 [考える]

大相撲初場所総括

大相撲初場所は、大関・把瑠都が14勝1敗で初優勝しました。
私は15日間を通してダイジェスト放送で鑑賞し、
前半の4日目、後半の12日目に国技館へ見に行ってきました。
そのことを含めた今場所の総括。

総じて大関陣の好調により、場所が引き締まった感がありました。
やっぱり大関が星を伸ばせば、おのずと上位陣同士が当たり出す
後半戦の注目取り組みが増え、
お客さんの入りも後半になると伸びていったような気がします。
その結果、関脇・小結や前頭上位が星を伸ばせなかったのは残念ですが。
また、新大関・稀勢の里も人気先行ではなく実力もついてきたような気がします。
それでは注目力士たちをそれぞれ論評。

まずは横綱・白鵬(12-3)、終盤の元気のなさが目立ちました。
明らかに稽古不足が土俵に表れています。
鶴竜との一番は見事な負けっぷりでしたが、琴欧洲に負けたのは頂けなかった。
来場所、一層の奮起を望みます。

大関陣は、まずは優勝の把瑠都(14-1)、安定していたものの、
12日目の稀勢の里戦での立ち合い変化はとにかく残念。
千秋楽の白鵬戦での明らかな負けっぷりもがっかりです。
来場所は数字上では綱取りになるのでしょうが、
今場所のたった二番の取り組みが彼の評価を大いに落としてしまいました
来場所、本気で綱取りに臨むのなら、他を寄せ付けない圧倒的な勝ち方しかありません。

大関二場所目の琴奨菊(8-7)は、初日の負け方があまりにもよくなく、
そのあとに引きずった感があります。
年末年始にテレビなどに出ずっぱりになったからという言い訳は、聞きたくありません。
今場所も千秋楽まで勝ち越しが危うい星勘定では、来場所もまた厳しいと思います。

琴欧洲(10-5)は後半失速しましたが、前半戦の勢いはとっても良かった。
この人は勝っても負けても、同じような表情ですが、
勝っているときは「ポーカーフェイス」で、負けているときは「憂いの大関」に見えます。
白鵬に勝ったことを自信に、来場所期待できます。

日馬富士(11-4)は結果的に11勝しましたが、相撲内容は決してよくなかった。
特に横綱戦での変化は、本当に猛省してほしい。
やや体重が増えたような気がするけど、それに対応できる足腰がついていっていないよう。

稀勢の里(11-4)は注目される新大関の場所、そこそこの結果を出しました。
ただし上位陣との差はいかんともしがたく、横綱戦はちょっと残念だった。
安定して安心して見ていられる力士だと思う(私のご贔屓だけに、あまり悪口は書かんのよ)

両関脇は明暗が別れ、まずは鶴竜(10-5)
なんといっても21回目にしてはじめて勝った白鵬戦は、見ている人を感動させましたね。
堂々の殊勲賞受賞は、文句なしであります。
2場所連続10勝なので、来場所の星勘定ひとつでは、大関昇進も見えてくるが、
持ち前のノミの心臓がどうなってしまうか、楽しみ半分不安半分であります。

かたや豊ノ島(5-10)は、上位陣好調のあおりで、厳しい場所になりました。
解説の舞の海さんがいつも言っているけど、ちょっと体重がつきすぎているような気がします。
ライバルたちとの差がついてしまっているかなあと思いますが、この人にも頑張ってほしい。
実家は高知のお豆腐屋さんですからね(関係ないか)。

小結・雅山(3-12)は、大関経験者で十両まで陥落し、
帰り三役という史上初のジェットコースターみたいな番付ですが、
ベテランでも頑張ってほしかった。
満身創痍なんだろうけど、豊ノ島戦でのしてやったりの表情は素敵でしたね。
本人がよく言う自分のチャームポイントの「えくぼ」が可愛らしかったです。
阿武松部屋の若荒雄(5-10)も新三役の場所は厳しかった。

前頭は特筆力士のみ、まずは三賞受賞力士から。
敢闘賞の臥牙丸(12-3)、この人も私のお気に入り。
幕内最重量199キロを生かした、圧で押し切る相撲は魅力的であります。
でも次の場所で幕内上位に上がると、とたんに通用しなくなるからなあ。

技能賞の妙義龍(9-6)は、前頭5枚目での勝ち越しだから、
もしかしたら来場所は三役入りの可能性もある。
迷いのない攻めが真骨頂ゆえ、ヘンな策におぼれず、来場所も頑張ってほしい力士。

安美錦(9-6)や旭天鵬(9-6)のベテラン勢も頑張った場所。
老獪さというか円熟味というか、ワザ氏ゆえの楽しい取り組みが見られた。

隠岐の海(4-11)や北大樹(2-13)、高安(6-9)といった
若手期待のホープたちには厳しかった。
素質はいいものを持っているんだけど、自分の型が確立していないからかもしれない。

栃ノ心(10-5)や時天空(11-4)、阿覧(8-7)といった外国力士の中でも
「くせ者中のくせ者」は、総じて勝ち越し、そして奇抜な策が少なかったように思う。
やればできるんじゃん。
隆の山(6-9)は負け越したけど、土俵際のうっちゃりとか掛け投げといった
技の技工士の本領発揮といった場所、
お客さんの声援をチカラに変えられるのは素晴らしい。

十両では、新十両だった明月院こと千代大龍(13-2)が優勝
阿夢露(「あむーる」と読む、10-3、2休み)と優勝争いをしていたけど、
終盤に休場してしまった。

ベテランの若の里が11-4で帰り入幕がほぼ決定的。
高見盛は例によって7勝7敗の千秋楽で負けて、残念ながら7-8で負け越し。

そして私が好きだった力士のひとり、栃乃洋が千秋楽の取組の前に引退を発表
年寄「竹縄」を襲名し、春日野部屋の部屋付き親方となる。
20120125栃乃洋2.jpg
この人は12個の金星を獲得したのだけど、金星の記録が多いということは、
それだけ上位に上がれず、それでも幕内に長くいたということの表れ。
銀縁メガネでひとり歩く栃乃洋を、JR錦糸町駅で見かけたことがあるけど、
普段はもの静かな好青年でありました。
また記憶に残る力士が土俵を去りました。

そしてなんといっても行司受難の場所木村庄三郎の土俵転落のシーンは、
本当に衝撃映像というか、二度と見たくないシーンでしたね。
行司溜りに落ちていく相撲取りが多く、とっさに逃げているんだけど、
あんな化け物のような力士が落ちてきたら、逃げ切れるかどうかは運次第。
行司さんも命を懸けた場所でありました。

そして放駒理事長今場所限りで退任です。
未曾有の相撲界をよく牽引しました、お疲れさまでした。

来場所は昨年不祥事のために行われなかった大阪場所、3月11日からであります。
そしてその日は東日本大震災の発災した日。
でも被災地に向け、新たな相撲を見てもらえる日だと思い、
これからの精進を一層期待します。


カラダが悲鳴を上げてしまいました [番外]

カラダが悲鳴を上げてしまいました

例年、年末に体調を崩していまして、年末進行の折、キツイ日々を送っておりましたが、
今年はほどよい緊張感というか、予防の効果というかで、体調を維持しておりました。
おっ、もしかしたら体調がすこぶる好調をキープできる、素敵な身体を会得したか?
――と思った矢先、ついにやってしまいました。

23日の昼過ぎから、急激に体調が悪化、その日は仕事がロングだったのですが、
途中から厳しい状態になってしまいました。
そこで音を上げないのが私のいいところでもあり、問題なところでもあるのですが、
(自分の口からよく言うよ!)
仕事が終わってから、絶望的な体調になってしまいました。

そんな時の私の対処方法は決まっています。
まず、熱い風呂に入ってしまう。
そして、お医者さんから処方された薬を飲む。
この薬は、私の境遇をよく知るお医者さんが、2年くらいは大丈夫だから持ってて、
とりあえず飲んで、おさまらなかったら来なさい――と言われているもの。
こういうありがたいお医者さんがいらっしゃるから助かりますが、
本当に正しい医療行為なのかはわかりませぬ。

そして、いつもより2枚余計に着て、ズボンも重ね着、あげく靴下も履き、
マフラーをして、掛け布団も1枚余計に掛ける。
当然部屋は加湿器でムンムンの状態にして、あとはぐっすり寝てしまう
――これで半分は治り、半分はより悪化するのであります・・。
ギャンブルのようなものです。

今回は、ぐっすりと10時間くらい寝まして、翌日は快方に向かっているよう。
でも10時間寝ると、さすがに腰が痛くて辛いですな。
そこで安心せず、なお薬を飲み、仕事は通常通りこちょこちょこと実施。
夜はおとなしくしていれば、だいたい治るってもんです。

今回体調を崩したのは、おそらく年末年始の持ち越し疲労と、
年明けの極端な睡眠時間の不足が原因ということはよくわかっておりまして、
近しい方からも本当に養生しないとダメだと忠告頂いていたので、
何とか改善をしないといけないと思っております。
やっぱり寝る時間を削って遊んで歩いているのが問題なのですが・・。

ということで、今週、コメントの反映やレス返しが滞ったのはそういう事情でありました。
すみません。

ネタ切れにならないように、体調が悪くなったということでブログを一本書いてしまうのは、
なんてあっぱれなことでしょう・・。

明日からはもう少しまともな内容にします。

1月21日、満員御礼でも潜り込む技術? 春日部 [飲む]

1月21日(土)、満員御礼でも潜り込む技術? 春日部

寒くてみぞれ交じりの日。
この日は仕事がいつもよりロング、これからそういう日が増えそうな予感。
なかなかうまくいかないときもある。
いい時も悪い時もあって、最終的に人生なんてチャラになるんだから
そういう浮き沈みがあるから、面白かったりするんですけどね。

年末も年始も伺えなかった、春日部のお好み焼き屋さん「むら田」さんに行くことにしましょう。
傘を差してむら田さんのお店の前に行くと、あれ、「満員御礼」の札が出てる。
店内を覗き込むと、本当に満卓であります。
いやあ、土曜日の夜とはいえ、こんなに混んでいるのか・・。
まあ挨拶だけでもしておこうかしらと、ちょこっとお店に入ると、
女将さんが「あら!」と声をあげる、遅くなってしまいましたが、新年のご挨拶を。
すると、片付けていないお座敷の席があるから、
そこを片付けるから入ってくださいと言ってくださる。
ちょっと期待はしていたんだけど(おこがましいですね)、ありがたいご配慮であります。
若もわざわざ来てご挨拶、年末に会うことができなかったけど、
お元気そうで何よりです。

厨房もフロアも大忙しのようだから、ちゃちゃっと注文して、
あまり手を煩わすことないようにしたいと思い、飲み物を頼む。
20120121むら田さん1.JPG
瓶ビールだと大瓶で、おそらく飲み切るのに難儀しちゃうと思い、珍しく生ビール
それに菊正宗も大徳利で持ってきてもらっちゃう。
どうせすぐにお酒に移行するんだから。

若がホワイトボードを持ってきてくれ、今日のおいしいフードを紹介。
そこで彼とディスカッションしながら、今宵のフードを組み立てる。
この時間が一番至福なんですよね。
彼は私のフードの嗜好をよくご存じだから、そのことを加味してレコメンドしてくれる。
冬といえばブリだよねというけど、脂もきつかったりするから今日はいいや。
あと、菜の花のおひたしもいいよねと言ってくれるけど、
私は春を感じられる時期じゃないと菜の花は解禁しないから、これもパス。
でもあとは若のほぼおすすめ通りお願いしましたよ。

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左はカキ酢、男性は酢の物を積極的に食べないらしいですが、
私は妊婦じゃないのに大好きであります。
ましてやカキは絶対に美味しい!
右はタケノコの土佐煮、もう出始めました、嬉しい。
柔らかく炊けています。

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ホタテの刺身、若の一番のおすすめ。
震災で養殖イカダが壊滅的な被害で、なかなか安価で出回らなかったんだけど、
やっと価格が落ち着いてきたし、味もなかなかいいよ~とのこと。
濃厚な甘さとシャキシャキするヒモ
最初は醤油をつけて食しましたけど、もっとこの繊細な味をダイレクトに感じたいと、
醤油につけず、つけあわせのレモンを絞り、わさびをちょこっと乗せてみる。
これがまた大正解でありまして、日本酒が異常なペースで無くなっていきます。
あと一合ください~。

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白子の天ぷら、これも若のおすすめ。
もし天つゆが出てきたら、塩で食べたいから持ってきてとお願いしようと思っていたら、
しっかり塩が添えられてきた!
酒飲みの嗜好をよくご存じで・・。

若が自ら揚げてくれたとのこと、
ししとうの緑色を映えさせるため、片側しか衣をつけないという、和食の流儀をしっかり披露。
どこかで修業をしたわけではないって以前言ってたけど、しっかり勉強しているじゃない
とろっとした白子は、日本酒がなお無くなります、もう一合ください・・

いつもならフードはこれまでなんだけど、やっぱり焼き物も欲しくなっちゃった。
ブリのかまは相当ポーションが大きそうだから、ブリ照りにしましょう。
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艶やかな照りっぷり、おろしもはじかみも美味しそう。
日本酒も美味しいけど、照り焼きはビールでも美味しいのね。
実は最初に頼んだ生ビールを少し残しておいた
日本酒を飲み続けると、のどが渇くから、いつもビールを少し残しておく。
気の抜けちゃったビールですが、ごくごく飲みながら美味しいブリ照り。

私が子どものころ、今は亡き親父が、日本酒を飲んでいるときに、
その前に飲んでいたビールを一杯だけ取っておいて、
子ども心になんでそんなことをしているんだろうと訝しがったことがありました。
その頃の親父の年齢に近づき、ごく自然に親父と同じことをしている――。
親父とはほとんど一緒に飲むこともなく永遠の別れをしてしまったけど、
こういう無意識の行為は、やっぱりDNAってあるのかなあと思う。
こんなことを考えながら飲んでいました、ちょっと飲みすぎてしまったようであります。

L・Oですからお会計、きれいにフードもいただき、お酒も結果的に4合。
美味しくいただきました、ごちそうさまでした。
外までお見送りを頂く、女将さんと若、今年もどうぞよろしく。

なお雨がばしゃばしゃ降っていますが、バー「イエローノート」さんへ。
日本酒クイーンがいらっしゃる、箱根駅伝では彼女の母校は残念な結果だったので、
そのことが新年のご挨拶がわり、機会があったら大根踊りを見せてください(笑い)

そして、去年の今日、野田のお寿司屋さんに連れて行ってもらった元祖イケメンの彼もいる。
ご無沙汰しています。
その時は「いぢりすぎ」ちゃって、ごめんなさいね。
と言いながら、この日も結局いじりまくり・・
シャンパンまで飲み始め、怒涛の時間はなんと閉店まで。
連れ立って表に出ると、もう雨が止んでます。

最近は人と飲みに行くことが多かったけど、
一人飲みもいろいろ考えられるから楽しいなあと思う今宵の飲み。
結局したたか飲んでしまいまして、寒い冬の夜は過ぎていくのでした。

1月19日その2、ネクタイ族さんの聖地、そして大冒険 虎の門~新橋 [飲む]

1月19日その2、ネクタイ族さんの聖地、そして大冒険 虎の門~新橋

大相撲観戦のあと、とんだ「変化まつり」だった憤りを鎮めるため、飲みに直行。
寒いよー。
電車に乗って秋葉原経由で新橋駅に。
ここから銀座線に乗り換えてもいいけど、どうせ一駅だから歩きましょう。
と、虎の門方面へひょこひょこ歩きます。
なお寒いよ~。

今宵のお店は、同行者も私も初めてというお店、居酒屋さん「升本」さんです。
ちょっと高めのテーブルに、入れ込み式に入る、
おそらくこのフロアーだけで60人は入るんじゃないかしら、大きなハコであります。
酒屋さんが経営している居酒屋さん、道路の反対側にはその酒屋さんもあれば、
ワインショップまで、入口にモエシャンのマグナムが飾ってあります。

とりあえず、ビールを、写真はありませんが、サッポロ黒ラベルの大瓶
寒いからお酒もください、ちなみにこちらのハウス日本酒は「霞が関」と「虎の門」という銘柄。
なんと1合300円台という、素敵な価格設定です。
でもお猪口が中くらいの蛇の目、飲みすぎてしまうよ(いつもだろ)。
蛇の目は、酒蔵さんに行くときき酒で使っているもの。
日本酒造りをしている私にとっては、日常使いのグッズ
そしてお客さんがなんとほぼ100%、ネクタイ姿のサラリーマンさんたち
私たちが明らかに異質であります。

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右はカキ豆腐、今年のカキ初食であります、寒いから温かいものは美味しい。
左はセリのおひたし、菜の花のおひたしもあったけど、
私の中では1月は食べちゃいけないオキテだから食しません、
ウソでも春っぽさが感じられないと、食べちゃダメなのよ。
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チョウのように花開く、素敵な赤貝
大ぶりなのに味も濃い、満足。
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グチの刺身、上品な味わいであります。

同行者は、大宮のバー三銃士さん繋がりゆえ、その手の話をもろもろと。
年末の忘年会を仕切ってくれた幹事さんでもあります。
その節はお世話になりましたね。
そして私のブログのコアな読者さま
私が意図的にボヤっと描いた文章の真意を読み取ってくださる方。
デートの相手も、ほぼ彼にはバレていました(苦笑)

ポーションが小さいフードだから、まだまだ頼めそう。
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左はポテサラ、ハンドディップですくっているようだから、アイスクリームみたい。
真ん中は卯の花、最近こういうざっかけないものが好きになりました。
右はナマコ、いつも思うけど、これは日本酒しか合わないと思うのね。

「自家製タンシチュー」というお品書きに目を奪われる。
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結構バターバターしていたけど美味。
このシチューを舐めながら、日本酒がより進みます。
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これは食べちゃってからの写真なんだけど、なんのから揚げだっけ、失念

会社の話を延々するサラリーマンさんたちや、ささやかな新年会をしているグループ。
一人でふらっと入ってきて、新聞や文庫本を読みながら一人酒。
ここはおそらく、そういったネクタイ族の皆さまの憩いの聖地なのでしょう。
私たちは年に数回しかネクタイなんてしないから、門外漢。
でもだからと言って肩身の狭い思いをしないで、飲めるお店。
いいお店を知ることができました。
ごちそうさまでした。

さあ、もう一軒、外に出るとあれ?ぽつぽつ雨が降ってきた。
今日って降るんだったっけ?
急ぎ、新橋駅方面へ、もう面倒だから、目に入った「エビスバー」さんに入ります。
琥珀エビスで乾杯!
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写真にはフードが撮影されているんですが、私食べたっけかな?
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ソーセージと、おそらくレバー
でもレバーの味わいはうっすら記憶にある、あとザワークラウトも。
ビールを2杯飲んだら、ラストオーダーですと言われ、精算してお店をあとにしました。
お互い相当気持ちよくなり、千鳥足で駅に、同行者は神奈川方面に帰宅だから、
ここでお別れです、さようなら。

さあ、ここから私の大冒険が始まりました。

来た電車に乗って、やっちゃいけないと思いながら、座席に座ったのが運の尽き。
はっと目を覚ますと、高田馬場にいる!
そして時間が24時30分!

どうやら、山手線を半周しちゃったみたいなんですよ。
つまり、新橋駅で乗った山手線を上野方向に乗り、東京・上野・池袋を過ぎて高田馬場へ。
だから、なんで私はここにいるんだろうっていう感じ。
そして、少ない頭で懸命に考えるも、どう考えても自宅まで帰れねえぞ。
そこで、とにかく池袋、そして赤羽へ。
そこから最終の京浜東北に乗り、なんとか大宮についたのですが、
当然その時点でもう電車はありません。
以前なら、三銃士さんに潜り込むという芸当もできるのですが、今は休業中。
ついに愚の骨頂で、シータクでの帰還となりました。

帰る頃には、雨が少し白く見えた。
まさか翌日の都心であんなに雪が降るとは、この時点ではまだ全く考えませんでした。

同行者さま、今度は3月大阪場所の反省会を、人形町でやりましょうね。



1月19日、見たい取り組みがすべて「変化」ってなに! 両国 [見ると飲む]

1月19日(木)、見たい取り組みがすべて「変化」ってなに! 両国

このブログがアップされる日には、
もう大相撲は終わっているので誰が優勝したかも判明しているはず。
(把瑠都ですってね)
でも今日の内容はまだわかっていない日、それを承知でご覧くださいな。

この日も大相撲観戦で両国へ、一場所に2回行くのが私の流儀
今日は、もう10年近く一緒に行っている彼との観戦であります。
11日目ということで、優勝争いも混とんとしてきたし、
横綱大関陣が対戦し始めて、盛り上がりもいい感じであります。
入場前の国技館前、幟たちがはためいています、奥にはちょっぴりスカイツリー
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たまには相撲茶屋さんの方から入場してみましょう。
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仲見世通りのようです。
私は茶屋でチケットを購入していないから、まったく用無し。

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正面の展示部屋には、力士に贈られるトロフィーなどが飾られている。
これは内閣総理大臣杯と、三賞のトロフィー

いつものように、正面と西方面の中間にあるイス席に向かう、ここはまず埋まらないんだなあ。
同行者はすでに席についている、今年初顔合わせだから、新年のあいさつを。
例によって大量に購入してきたビールをさっそくあけて、楽しい観戦のはじまり~。
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ここのところサッポロビールばかりであります。

ちょうど十両の取り組みが始まったところ。
このあたりの力士を裁く行司さんも、呼び出しさんも、実によい声が出ている。
年令的には40でこぼこくらいだから、一番脂がのっているのかしら。
前の日に怪我をしたと言っていた黒海が土俵に登場。
でも痛めた右足はまったくダメのよう、好きな力士さんだけに残念です。
高見盛は往年の盛り上がった筋肉が少なくなり、
ひと回りも二回りも小さく見える。
この日も粘り及ばずに負け、でも肩を落として花道をさがる彼の歩き方が、
実は彼の一番かっこいい姿だと思うので、個人的にはうれしい。
栃乃洋や若の里などの、ベテラン力士が、
若い力士に交じって相撲を取っている姿を見ると、やっぱり応援したくなる。
栃乃洋なんて、いい意味で「いい顔」をしているんだけどな。

十両の取り組みが終わり、幕内の土俵入り。
ここである力士がコールされたとき、突然同行者が
「この前のブログに出ていた、お見合いすると言ってた力士って○○でしょ!
と思い出したかのように私に言う。
そうそう、よくわかったねと言うと、
「何年一緒に相撲を見に来ていると思っているの!」と同行者。
そりゃそうでした。

横綱・白鵬の土俵入りで、国技館はこのあとの、幕内力士の取り組みが始まる、
いい緊張感に包まれていきます。
勝負審判の交代で、貴乃花親方が正面審判長席に座る。
幕内の審判長はこの貴乃花親方と、増位山の三保ヶ関親方
富士櫻の中村親方が務めることが多い。
物言いの後に、場内に説明する役目だから、テレビで見ていても目立つ。
この3人の親方の説明は、三者三様で面白い、ここでまとめておきます

まず貴乃花親方、わかりやすい説明を心がけていたが、最近端折ることが多い。
「ただいまのは確認のための協議でした」だけじゃわからないよ。
今場所はもう少し細かく説明してくれているよう。

中村親方は、品のいい町会長さんみたいな雰囲気。
滑舌が悪く、ごちょごちょ喋る。
言っていることは、中くらい理解できる

最後の三保ヶ関親方、顔はこわもて、そして歌手としても有名であります。
この人の説明は、日本語になってないのね。
「行司軍配は、西方○○を有利と見て上げました
足が先についているのではないかという意見もあります、協議の結果、
西方の足より東方の体が先に落ちており、軍配通り西方の勝ちといたします」
あのね、同じ一節の中に複数回否定形が入っちゃうと、
日本語としては崩壊しているわけで英語に訳せないよね。

話しを相撲観戦に戻します。
同行者がエキナカで買ってきてくれたフード
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いつもは駅弁やお寿司のようなものを買ってきてくださるんだけど、
考えてみたら白飯よりつまみの方がいいんじゃないかということで、こういうもの。
なかなかボリュームがあって、食べごたえ十分、ビールが進みます。

この日の前半戦での注目取り組みは、
最軽量96キロの隆の山(チェコ)と最重量199キロの臥牙丸(グルジア)の一番。
両力士が土俵に上がると、お客さんから歓声と爆笑が同時に上がる。
絵としてコミカルですからね。
軽快な動きをする隆の山に、圧で攻め込む臥牙丸、隆の山は吹っ飛ばされてしまいました。
お客さんも大喜び、角界のレディー・ガガこと臥牙丸、今場所は勝ち星を伸ばします。

この日は大関陣はいずれも好取組。
2敗の稀勢の里は、全勝の把瑠都と。
前半調子のよかった琴欧洲は、若手・高安の挑戦を受ける。
調子の上がらない琴奨菊は、白鵬に土をつけた鶴竜と。
結びは横綱・白鵬に、日馬富士。

でも一番面白そうなのは、やっぱり新大関稀勢の里が、全勝把瑠都に土をつけ、
優勝争いを混乱させてくれるかどうかかな。
ちなみに裁く行事は、この前ひっくりかえって一時重篤だった木村庄三郎
今日も元気に裁いています。

この日のお客さんが最も期待したこの取組み、実はあっけない幕切れでした。
立ち合い、ちょっと間合いを嫌った把瑠都、何か考えているのかなと思ったのですが、
立ち合いの瞬間、さっと右に動き、突進してくる稀勢の里を右手ではたく注文相撲。
そのまま土俵に落ちる稀勢の里、一瞬でのはたき込み、把瑠都の勝ちであります。
お客さんからうめき声のようなブーイング
立ち合い変化なんて見たくないという、お客さんの強烈な意思表示です。

私はね、立ち合い変化っていうのは、やられる方にも問題があると思うのね。
だって相手のことを見てないで、猪突猛進しちゃうからやられるの。
反則じゃないんだから、変化もまた堂々とした作戦です。
でも、目先の一勝でしかないのね、相撲って勝ち負けだけじゃないものだと思うから。
たしかに把瑠都は今場所、勝ちっぱなしだし、
嫌な相手・稀勢の里に勝ちたい一心での作戦だと思うけど、
少なくともこの日のお客さんはこの一勝を認めてくれないと思う。
残念だったし、失望した。
これで優勝には近づいたんだけど、お相撲さんとしての格は落ちたよね。

騒然とした国技館、一部では「帰れ」コールまで、でもそれはやりすぎ。
反則じゃないんだから、そういって罵るのはいただけません。
ところがこの日、もっと大荒れになります。

横綱・白鵬と、大関・日馬富士の結び。
日馬富士はこの時点で3敗だから、優勝戦線からは大きく後退している。
白鵬は鶴竜に負けた1敗をそのまま守り、千秋楽で直接対決を目指す腹積もり。
がむしゃらなガチンコ相撲を期待しちゃいます。

ところが、ところが、日馬富士も立ち合い変化!

とったり気味に回り込み、虚を突かれた白鵬は体勢が完全に後ろ向き。
そこに日馬富士が送り出すと、もう土俵に残る力はありませんでした、日馬富士の勝ち
横綱相手の注文相撲、この星勘定でやるべきものではありません。
怒号すら飛び交う国技館、座布団が舞いますが、本来座布団が飛ぶのは、
横綱相手に格下が勝ち、それを祝福するためと言われています。
ですからこの日はそんなには飛びません、誰も納得しない結びの一番でありました。
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白鵬にとって、変化はまったく考えなかったはず、それを気の緩みと言ってもいいかもしれない。
でも、日馬富士関、そんな勝ち方をして、あなたはうれしいの?
そんきょをしている時、日馬富士は横綱の目を見ていなかった。
実際は見られなかったんだろうな、そんな勝ち名乗りは、見たくなかったな。

私たちの座席の前には、ものすごい高齢のおばあちゃんと、その息子さんが観戦していた。
足腰がかなり不自由なおばあちゃんを、それなりのお年の息子さんは、
その両手を腰にあてがい、ゆっくりと座席に着いて見ていた。
おーいお茶のペットボトルを飲みながら、見ている姿は、
勝手ではあるけれど、最後の親孝行をしているのかなと思い、胸がキュンとした。
そんな一組の親子、もしかしたら最後のナマ観戦になるかもしれない人たち。
そういう人に、1日1番を懸命に、相撲を取る姿を見てもらうのが、
あなたたち相撲取りの「プロフェッショナル」なのではないですか?
目先の一勝にこだわり、多くの人を落胆させることになる一番が、
その高齢のおばあちゃんの「最後の一番」にならないことを祈ります。

大いに憤慨した私たち、この憤りをおさめるすべは、もはや飲むことしかありません!
ということで、どうこの怒りを鎮めたのか、その話はまた明日。

1月17日その2、深い時間に麺を食べるの?そして辛い! 北千住~春日部 [飲む]

1月17日その2、深い時間に麺を食べるの?そして辛い! 北千住~春日部

日本酒のメンバーでの会食で、代々木倶楽部さんに行ってからの話。
代々木から新宿まで、洗練された道を歩きながら、少し酔い覚まし。
新宿のサザンテラス口から電車に乗り込み、乗り換えをしながら北千住へ。
結構遅い時間でもありますが、もう1軒行きましょう。
また北千住での飲みになってしまいました、今年もう何回目でしょう・・。

日ごろ伺っているお店はもうとうに閉店の時間。
代々木倶楽部さんでは、つまみ程度しか食していないので、
〆の麺を食べたいというのが総意のよう。
私は普段、〆の麺を食する習慣がないので、ちょっとつまめればいいや。
駅前の普通のラーメン屋さん「天下一」さんに行きましょう。

まずは瓶ビール、スーパードライ
飲んだ後に飲むビールは、スーパードライがいいと思う。
この、チェイサーを飲んでいるような錯覚に陥るような、軽々しさが心地いい(笑い)
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ちょっとしたおつまみ程度に、チャーシューとメンマの盛り合わせ
ラーメン屋さんでの飲みは、こういうものでいいんですよ。
蕎麦屋さんで、板わさとか海苔で飲むようなもの。

20120117北千住2.JPG
餃子が登場、深夜ゆえ、3人で一皿、ずいぶん大きいですね、昇龍さんみたい。
味がしっかりしているから、タレをつけずに私はそのままで十分。
あとの面々は、辛い物好きだから、ラー油をぶっかけて食べている。
この辺から紹興酒が登場、温めてもってきてください。
2本もあれば十分でしょう、って、やっぱり飲みすぎですよ。

最後に麺を食べるんだって、こんな深い時間に食べちゃ、間違いなくダメなんだけどな。
3人で3種類を取り、それをシェアすることに。
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なんせ、辛いもの大好きの皆さんゆえ、右は担担麺、左は麻婆麺。
どっちも私の味覚からすると、とんでもない辛さ(涙)
でも麻婆麺のお豆腐は美味しいなぁ。
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これは私がシャレで頼んだ焼きそば
まあこれもしょっぱいですけど、懐かしい味。
キャベツが芯を残していて(?)、シャキシャキと一生懸命食べました(笑い)
もう帰らないと、電車の時間もギリだよ、ごちそうさまでした。

私はこの日は本宅帰り、あとの面々はもう少し先の自宅帰り。
時間を見ると、皆さんの方面の電車は終電ですよ、急げ~。
私は春日部で降ります、おやすみなさい。
みんな、乗り過ごすことのなく帰れたのかしら・・。

私はもう少し飲みたいと思い(えっ?)、いつものバー「イエローノート」さんへ。
さすがに月半ばで平日の深い時間ですと、静かなカウンターであります。
この前のお相撲にも行ったチーフさん、あの後どこか行ったの?って聞くと、
上野でラーメンを食べ、地元でバーに行ったとのこと。
私たちも北千住で飲んだのですから、みんな変わりませんな。
チーフさんは御徒町あたりでもう一軒行きたかったなあと思っていたみたい。
味の笛さんあたりで、ちゃちゃっと飲むのもありでしたね。

1時間くらい飲んで失礼しようと思ったら、
年末にも会った東武動物公園のバーのバーテンダーさんが、友達を連れて登場。
なぜか日本酒の話がさく裂してしまいました。
そのバーテンダーさん、このブログの読者さまと見え、
「式守さんって、利き酒師なんでしょ?」と無茶ブリするから、
そのご友人さんに、きちんとした見識をお伝えする羽目に。
とても前のお店で、チャーシューに紹興酒を飲んできたなんて言えません。

結局26時30分過ぎまでなんだかんだと飲み、もう閉店時間を過ぎているから帰宅します。
ごちそうさまでした。

ずいぶんいろんな種類のお酒を飲んだ一日。
でも何が嬉しかったって、途中でダウンしなかったこと
今年に入って、記憶が飛んでしまうことが多かったから、
もしこの日も同様のことになったら、少しは酒を控えようと思っていたのね。
じゃあまだ大丈夫!誤った認識を持ち、悠々の帰宅でありました。