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ジャズデイかすかべに「ピンクボンゴ」がやって来る! [番外]

ジャズデイかすかべに「ピンクボンゴ」がやって来る!

11月5日(土)、春日部駅西口の恒例イベント「ジャズデイかすかべ2011~秋~」があります。
20111027ジャズデイかすかべ秋.jpg
毎回、趣向を凝らしてのイベント、今回はよりひねられていまして、
会場がなんと3会場、それも途中で転戦というものであります。

下にあるのは、ジャズデイの影の実行委員長からのミクシィ日記。
転載します。

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今回で16回目になります。
2006年11月がスタートでしたね。
年3回の開催という破天荒なスケジュール
日本中さがしてもなかなかないと思いますよ。
実行委員の皆さまご苦労さまですたらーっ(汗)
さて、今回はいつものジャズデイとは一味違います。
メイン会場の第4公園、
サポート会場のララガーデンのステージ、
その他に、今回こけら落としとなります
春日部コンベンションホールでも開催いたします。

メインゲストは「ピンクボンゴ」です。
メインステージは12時からスタートします。
ピンクボンゴのメンバーがアマチュアビッグバンドに
ソロで参加します
午後3時30分でメインステージは終了予定です。

その後、徒歩5分の「春日部コンベンションホール」に
移動しましょう。
午後4時からは、こちらでもスタートいたします。
こちらでもアマチュア・ビッグバンドへ
ピンクボンゴ・メンバーのゲストソロ参加があります。
その後の大トリは、おまちかね「ピンクボンゴ」です。

終了予定は、午後8時すぎの予定です。
11/5土曜の春日部は、お昼から一日ジャズ漬けになります。
お誘い合わせの上、春日部に来てねー。
もちろん、すべて無料です。
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さあ、これは行かねば・・、でもその日の仕事予定がタイトなんですよね。
ピンクボンゴだけでも行けたらなあと思っております。
本当は、プロの演者とアマチュアのコラボも楽しみなんですけど・・。

ちなみに今回のステージ、ピアニストがレギュラーメンバーじゃないんですよ。
そこをどう料理するのか、ヴェテランプレーヤーたちの真骨頂ですな。
お暇な方は当然、お暇じゃない方はお暇を作ってどうぞご参集ください。

あ、本当の実行委員長のブログでも紹介されていますのでどうぞ。


10月24日その2 さすがにどの飲み屋さんも静かな夜 北千住 [飲む]

10月24日その2 さすがにどの飲み屋さんも静かな夜 北千住

上野・鈴本で寄席を見て、北千住に転戦。
北千住ということはあそこですよ、あそこ
20111024北千住1.JPG
そう、ブレちゃっているけど「大はし」さんであります。
中に入ると、おやっ?すいている。
やっぱり週の初めで給料日前、ちょっと遅めの時間だからかな。
こんなにすいている大はしさんは初めてです。
台風のときだってもっと混んでいたのに・・

いつものように小瓶と「豆腐だけ」
ナマモノは何がありますか?とオヤジさんに聞くと、今日はタコかなと。
お客さんが少ないから、他の人に迷惑をおかけしないだろうから、
今日はこっそり写真を撮っちゃおう、本ブログ初公開の大はしさんのフードであります。
20111024北千住2.JPG
ちなみにお通しはあら煮。
豆腐だけといっても、いつもひとかけらの肉片が乗っている、これが嬉しい。
タコはあっさりさんでありました。

店内はいつもこの時間のお客さんばかり、オヤジさんも息子さんもリラックスしている。
私は焼酎をあまり嗜みませんが、こちらは甲類焼酎の雄、キンミヤであります。
でもこの日、いつものタンサン「ヤングホープ」じゃなく、なんとかという銘柄になってた。
もしかして終売かしら?情報あったらくださいな。
私はいつもの山形正宗をお燗で

照り焼きも終わっちゃったとのことで、マグロのほほ肉のから揚げを。
そしたらこんな感じ。
20111024北千住3.JPG
から揚げを撮ったというより、刺身猪口とポン酢が主体の絵になってしまいました。
小ぶりですが、ふわっとした柔らかさと衣がうまし。
最後にもう一品、何かを頼んだけど、これも売り切れとのこと。
大はしさんは遅い時間になるとこういうことが多いですが、
それを見越して第2・第3希望まで準備しておく懐の深さが要求されます。
で結局、小柱のおろし和えをオーダー、すぐに出てくる。
20111024北千住4.JPG
ちまちま食するにはちょうどいいものであります。

お酒を3本、フードもいただくと、こちらのお店のLOに、ごちそうさまでした。

さあ、これで帰りましょうと思いながらも、なぜか足は駅の方に向かわず、ちょっと奥に。
やっぱり行っちゃいました、バー「Brass」さん
20111024北千住5.JPG
洋酒を飲みたいのですよ。
さすがにご多分に漏れず、こちらも静かな店内。
この日は従業員さんもいなくて、オーナーバーテンダーさん一人がカウンター内。
最初にいつものスプモーニを頂きます。

「今日の八重樫君のボクシングは・・」とおっしゃるので、
いやいや、できたら結果を言わないでください、家で録画しているからと私。
すると、いや、私も知らないんですよ、結果をご存知だったら教えてもらおうかと・・」と。
こちらのオーナーさんは以前も書いたけど、後楽園ホールのリングに立った経験者
私といつもボクシング話に花が咲いてしまいます。
この日もスパーリングの話や、右対左の「ケンカ四つ」の体勢の話など、
例によってディープな話をしていただきました。
20111024北千住6.JPG

いつものように4杯ほど頂くと、バーテンダーさんがボトルを2本出してこられ、
来週はこちらのお店の創業祭(なんかデパートみたい)なんですよ、と。
そしてこのボトルのモルトを半額で提供しますから、
お時間が合えばどうぞお越しくださいと言って頂く。
来週からちょっと忙しい週になりそうなんだけど、せっかくお声を掛けていただいたんだから、
なんとか都合をつけたいなあと思う夜でありました。
ごちそうさまでした。

さすがにもう帰宅しましょう。
やっぱり寄席に行ったり飲みに行ったりするのは、わざわざ混んでいる日じゃなくて、
こういうエアポケットみたいな日に限ります。
――なんてそんなことを言っているから、皆さんと日程が合わなくなっちゃうんですよ。
逆境になればなるほど嬉しさを感じる悪い性格が、困ったところであります。
って言うか、逆境って言葉のチョイスがおかしい・・。



10月24日、寄席で号泣、素敵な話に堪能 上野 [見ると飲む]

10月24日(月)、寄席で号泣、素敵な話に堪能 上野

この日、仕事が少し早く終わり、芸術に触れようと画策。
そういう名目で出撃を正当化する、いつものパターンであります。

電車に乗るまで、行き先を完全には決めていなかった。
というのも、この日は3つのイベントがあったから。
一つ目、上野・鈴本演芸場での落語、見たい噺家が多く出演するという。
二つ目、水道橋・JCBホールでの「ケルティック・ウーマン」のライブ
三つ目、水道橋・後楽園ホールのでのボクシング世界戦
方向は一緒なので、とりあえず向かいます。
でも二・三つ目はちょっとネガティブな意見が自分の心の中に見え隠れ。
ケルティック・ウーマンは、荒川静香が金メダルを取った五輪で、
エキシビションで流れた曲「ユー・レイズ・ミー・アップ」を歌っている人たち。
でも、この曲一曲しか知らないし、
その数年前のNFLスーパーボウルで、男性シンガーの歌うその曲がよかったなあ。
ボクシングは、世界戦ということでチケットがあるかどうかも調べていないし、
あったとしてもチケット代が高いだろうなあということ。
――と消去法で、鈴本の寄席を楽しむことにします。
ボクシングは録画しているからいいや、歌はCDで聞こう・・。

ちょっと早めに上野に到着、駅の中のショップでいろいろ買い込みます。
鈴本は持ち込み自由、この日はほとんど何も食べていなかったから、ちょっと豪勢に。
ひょこひょこ鈴本の前に、まだ18時30分ごろなので、結構楽しめそうですよ。
20111024上野1.JPG

さすがに平日の夜、それも給料前とのことで、鈴本の客席は本当にさびしい。
20111024上野2.JPG
人数を露わにするのも申し訳ないくらいの入り
これじゃあ、どうやってワリ(ギャラ)を分けるんだろうと、こっちが心配しちゃう。
鈴本の夜は本当に厳しいですよね。

ちなみにこの日のフードと飲み物はこんな感じ。
当然お中入りの時に撮影しました。
20111024上野3.JPG
鎌倉ハムのサンドイッチセットと、まい泉のカツサンドと助六ずしのセット(すごい組み合わせ)。
この日はどうにもサンドイッチが食したくて、でもお稲荷さんも食べたかったからこんなメニュー。
アルコールはサッポロ黒ラベルと、アサヒのなんとかっていうブラウン系のビール、
それとワンカップ大関の豪華3本立て!
泥酔するのが先か、眠くなるのが先か、あるいは落語に集中するのが先か、
はたまたトイレが近くなるのが先か、ガラッポン勝負!っていう感じです。

座席に座ると話の途中、「春風亭一朝」の「看板のピン」。
一朝のいい男っぷりと、話の中のダメ男っぷりの落差が楽しい。
博打の胴元を粋に真似をしようとして失敗する話は、時そばも然り。
楽しい話であります。

次は「すず風にゃん子・金魚」の漫才のはずが、代演で「昭和のいる・こいる」
この二人は、東京漫才のトップだと思っている。
ヘイヘイホウホウのボケと強烈な突っ込み。
話しは以前も聞いたことのあるものだったけど、毎回楽しいんだよね。

「柳家喜多八」の相変わらずいい男なんだけど、さも体調が悪そうに登場。
この人はいつもそうです、これが売り。
とんでもない旅籠に泊まり、以前食べた鶏鍋や豚鍋は旨かったというと、
いやあ、患った豚や鶏がいたからあの日だけ出したんだと、よくぞお達者で――と
宿の主人に言われて顔が蒼白になっていくさまは、喜多八のお家芸とも言えます。

中ドリ(中入り前の落語)は、私の最近のお気に入り「五街道雲助」
血色のいい顔つき、この人もいい男、今日は揃いもそろって「いい男」祭りですぞ。
飲み屋でカンバンなのに、お銚子をあと一本と無心する男の話。
この人の赤ら顔が、本当に酔っぱらっているのではと思わせるもの。
お猪口に見立てた右指でお酒を美味そうに飲む仕草、素晴らしいものです。
ああ、カップ酒じゃなくて、本気で飲みに行きたくなっちゃったな。

中入り後の「食いつき」は、奇術の「ダーク広和」
お師匠さんの「ダーク大和」だと思っていたので、あっ、広和さんの方か、と。
この人は雰囲気がダカーポの男の人みたいで、ちょっとアクがないなあと思っていたけど、
この日の芸は面白かった。
カードマジックの基本なんだけど、言葉を交えて新鮮に見せてくれた。
観客の少ない寄席の食いつきって、相当やりずらいと思うけど、うまく場内を暖めた感がある。

落語の「五明楼玉の輔」も休演で、かわりに「橘なんとか」さん、すみません、忘れちゃった。
中入り前とうって変わって、寄席に出てくる噺家さんらしい、どことなく呆けた表情。
「短命」という、大店の色っぽい女将が、来る婿来る婿みんな数年で死んでしまう。
そりゃ離れで二人っきり、仕事は番頭さん任せ、それじゃあやることはアレしかないでしょ――
という下世話な話を、実に下品にならずに熱演でありました。
呆けた顔つきだからこそ話せるネタなんだなあと思います。

ヒザはギター漫談の「ペペ桜井」、このいかがわしさは天下一品。
俳優の温水洋一をぎゅっと下品にして、ラテンギターをかき鳴らす人。
この人の鳴らすギター、本当はすごく上手なんだけど、上手に聞かせない技がすごい。
ヒザってトリの師匠が遅れればずっとやっていなければならないけど、
この日は逆に端折ることになったらしく、すぐに引っこんじゃった。

さあ、トリに控えしこの夜の主任は、橘家文左衛門
大柄で豪快な雰囲気、この日の客の入りが悪いことを自虐的にマクラにしたあと、
博打の話から、あれっ、この展開はきっとあの話だぞ!っと思うとやっぱり・・。
17になる娘が昨日の夜からいなくなっているのに、あんたどこでほっつき歩いてたんだい、
――って話しは「文七元結」という人情話ですよ。
私この話大好きなんですけど、絶対に途中で大泣きしちゃうんですよ。
この日はお酒も入っているし、周りにお客さんもいないし、絶対に大変なことになりますよ。
もう覚悟を決め、ハンカチを膝の上に出し、もうどうにでもなれ!という心境。

娘が吉原に身を落として借りてきた、50両の借金、
そのお金を吾妻橋で身投げしようという見ず知らずの男にあげちゃう、
その男の勘違いでお金が元に戻るくだり、
「その金は貸したんじゃない、やったんだ、
江戸っ子は懐から出したら元に戻せねえんだ!」と
啖呵を切るあたり、文左衛門の表情が生き生きとしています。
この話、登場人物も多く場面転換も多い、そして言葉と裏腹に心で逆の感情を持つ憂い、
難しい話でありますが、実にうまく描写している。
その描写によって私の涙腺は、実は序盤から壊れてしまっておりまして、
鼻水まで出てきちゃう、ああだらしない、ハンカチは無残なお姿になっておりました。

――でも、いい話で泣くって至福ですよね。
堪能しました、よかったです。

さあ、外に出ると上野の夜は給料日前でも賑わっています。
じゃあどこかに飲みに行っちゃおう・・と向かった先は北千住
っていうことは「あそこ」ですね・・。
その模様はまた明日。


言葉の重さを考える [考える]

言葉の重さを考える

言葉をつむぐ重要性、ということをこれまでにも声高に言い続けてきた。
昨今、言葉に余裕がない風潮がある。
社会の持つ余裕のなさなのか、人間が小さくなってきているのか、それは定かではない。

閣僚の舌禍で、辞任なり謝罪なりの騒動になり、政争の具に用いられることも多い。
「死の街」「放射能を移しちゃうぞ」や、「逃げなかったバカなやつ」との発言が、
なぜことさら大きな問題になるのだろうか。

私は新聞の1面コラムを愛読している。
決まった文字数で、社会の事象を鋭くえぐり、時には風刺し、季節の移ろいまで描く。
いつか自分もこういう文章を書きたいと思うのと同時に、
ややもすると事務的で殺伐とした文章しか読まない日々で、
名文と呼ばれる文章に触れる機会が、こういうところしかないのが、つらいけれど。
ブログという修練の場所で、日々文章を書き続けているが、
アウトプットだけでは枯渇してしまうから、できるだけインプットも心がけたいという願望も、
コラムを読ませる一因ではある。

閣僚の舌禍について、最近のコラムにハッとするものがあった。
今日はそれを紹介しながら、言葉の持つ重量感を考えたいと思う。

まずは読売「編集手帳」10月20日から。(抜粋)

(前半略)
言葉は文脈の中で生きている。
一語を抜き出して「けしからん」と非難しても意味がない。

野党には「バカ」を問題視する向きもあるようだが、
これを失言とみなすのはいささか気の毒だろう。
「私の高校の同級生のように、逃げなかったバカなやつがいる」。
津波の被害に触れて、平野達男復興相がそう発言したという。
じかに聞いたわけではないが、どうして逃げてくれなかったんだ、
ばかやろう・・・という気持ちならば分かる。

向田邦子さんがある対談で語ったことがある。
「もしバカが差別用語になったら、放送作家をやめるわ」。
暴言退治と言葉狩りの区別を忘れまい――。


読売らしい、平易でわかりやすい文章だと思う。
でも言葉つむぎを生業とする新聞記者の、渾身の文章とは思えない
この手の議論は過去にも散々繰り返されてきたのに。

続いて朝日「天声人語」、やはり同日10月20日。

(前半略)
平野復興相が公の場で、津波被害について
「私の高校の同級生みたいに逃げなかったばかなやつがいる。
彼は亡くなりましたけど」と語ったそうだ。
これも辞書そのままの意味ではなかろう。
だが問題になり謝罪した。
言葉をめぐる空気が、どうも息苦しい

扱いが難しい言葉だけに、発言に逸脱感はあるにせよ、
事例を調べる必要性を述べた前後の文脈はまっとうだ。
自民党幹部の言う「許されない」ようなものだろうか。
むしろそうした反応に「やれやれ」の感がある。

言葉の切っ先は、ときに人を傷つける
無神経は論外だが、心地よい言葉を並べてことが済むものでもない。
現実を見すえ、問い、答える言葉がリアリティーや闊達を欠けば、
本日召集の国会論議も深まるまい。

思い起こせば、味わい深く人を「ばか」呼ばわりする達人はフーテンの寅さんだった。
その寅さんにも「それを言っちゃあおしまいよ」の決めぜりふがあった。
おしまいにはせぬ節度を保ちつつ、震災後を語り合う言葉の自由度を広く取りたい――。


朝日らしいといえばその通りなんだけど、
言葉を発することを大事にしたいという祈りのような文章だと感じた。
「言葉の切っ先は、ときに人を傷つける」とのくだりを、誰しもが自覚していれば、
また違った論争なり展開を期待できるというものだろうけど。

毛色をかえて日経の「春秋」の翌21日。
取り上げる事象は違っているが、表現の方法を説いた文章に仕上がっている。
ちょっと長いけどあえて全文。

きのう喜寿を迎えた皇后さまが文書で発表された心境の中に、
「陛下も私も、少ししんどい年令に来ているかと感じている」とあった。
去年の同じ日、「この数年仕事をするのがとてものろくなった」と記されたのも、
不思議な感覚とともによく覚えている。

不思議とはこういうことだ。
しんどい、のろい。
どちらも俗語の類いに入る。
皇室らしくない言葉遣いだといってもいい。
万全でないご体調を表現するのに、もっと当たり障りのないやり方もあったろうに、
あえてこうした言い方をされたのはなぜか。
どんな思いが込められているのか。

答えはない。
ただ、言葉が新しく息づき始めたとだけはいえるだろう。
「たはやすく勝利の言葉いでずして『なんもいへぬ』と言ふを肯(うべな)う」というお歌。
3年前の北京五輪、
100メートル平泳ぎで優勝した直後の北島康介選手への共感が詠み込まれている。
あの場面を歌にする豊かな発想に驚いた記憶は今も鮮明だ。

果たして正しい見方かどうかわからない。
しかし、皇室に縁遠かった言葉やテーマにも表現者として挑んでいこうという
静かな覚悟と勇気を、皇后さまに感じることがある。
「のろい」を読んだ1年前、日本語はもっと自由に使っていいんだと背を押された。
ことしの「しんどい」もまた同じである――。


実に豊かな言葉を操られる皇后さまの、ハッとする発言を深い洞察で論じている。
昨今の言葉を取り巻く息苦しさを実感した筆者の、もっと豊かであるべきと思う、
半分は自己への戒め、もう半分の世間への強い批判ともとれる。
「ばか」を「許されない」とした、意趣返しにも聞こえるが。

人間の素敵なところは、言論によって論争ができるということ。
しかしその言論が、凶器なり暴力なりになってはならない。
でも「許されない」と、発言を批判しより萎縮させ、
言葉がアンダーグラウンドに沈んではいけない。
言論を放棄すれば、人間はその存在自体が否定されるからだ。

私は凶器にもなり暴力にもなりうる、言葉の持つ負のチカラを認識しつつ、
でも正のチカラもまた捨てたもんじゃないという確固たる信念を持ち、
文章を記していきたいと思う。
たった一片の言葉で、その数万倍のチカラを発揮できるということは、
宇宙の法則を超越した素敵なパワーだから。

なお修練であります。


10月22日、甥っ子がカキフライをあらかた食べちゃう 春日部 [飲む]

10月22日(土)、甥っ子がカキフライをあらかた食べちゃう 春日部

残念な雨降りの週末、たまには家人を引き連れ夕食に出撃。
妹は第2子の出産が間近で、もう臨月だけれど、元気に飛び回っている。
出産してしまえば外食もままならないから、たまには奢ってあげることにしましょう。
それに小2の甥っ子も、雨で退屈しているだろうし。
ちなみに妹の旦那はこの日も仕事、くたびれて帰ってきて、少し眠るからと今回はキャンセル。
妹と甥っ子と私の3人の夕食にしましょう。
ちなみにこの妹は、他人には大変厳しい、気性の激しい方
私のブログを読んでは、誤字があったとか表現が気持ち悪いとか、
けちょんけちょんに批判する、当世、あっぱれな性格
あたしってさあ、吉瀬美智子に似てない?とか、とんでもないことを言い出すお人であります。

目指すは、最近伺う頻度が上がってきた、春日部のお好み焼き屋さん「むら田」さん
霧雨交じりの天候で、臨月の人も一緒じゃ、歩いていくのも難儀だから、車で向かう。
でもむら田さん、駐車場がないとの情報なので(あとで聞いたら2台分はあるそうです)、
近接のララガーデンの駐車場に停めちゃうことに。
2時間無料ですが、なにも購入しないのもアレだから、カルディさんに。
甥っ子は店内のコーヒーの匂いで、ウェ!っとか言っている、まだまだお子ちゃま
相変わらず楽しい店内、梅こぶ茶を買ってきました。
さあ、楽しい夕食のお時間ですよ。

むら田さんでは座敷に入れていただく。
お好み焼きを食べる気満々の妹たち、でも素敵なこの日のおすすめボードを見て、
なんでお好み焼きにいつもたどり着けないのか、やっとわかったよう。
フードを選ぶ前に、とりあえずドリンクで乾杯。
私はキリンラガー。
20111022甥っ子飲み2.JPG
妹はオレンジジュース、甥っ子はウーロン茶、
ちなみに甥っ子は小2なのに甘いものが得意じゃなくて、飲み物は緑茶かウーロン茶、
お菓子もあまり食べない変わった子、安上がりでいいんですけど
ウーロン茶をがぶ飲みの絵。
20111022甥っ子飲み1.JPG

ここで恒例の若の登場、この日の組み合わせに驚くも、甥っ子がまだ幼少のとき、
ジャズデイの会場で会ったことを思い出したよう。
ムダに太い二の腕を見せびらかし、あげく「陸上部を立ち上げよう」とか言っている。
でも彼の言う陸上部って、若一人しかいないんじゃない?
若にこの日の食べたいものと、例によって出したいものをリサーチ。
その会話からこの日のメニューを組み立てていきます

まずはお造り、こちらの希望は甥っ子の好きなイカを含めて5種類くらいで盛ってくださいと。
若のおすすめはサザエがいいですよとのこと。
じゃあ、サザエを別盛で、あと5点盛りをお願いします。
20111022甥っ子飲み3.JPG
イカが通常より倍盛りのうれしい「げた」、サザエもキレイです。
甥っ子はさっそくイカを全部持っていってしまう
新鮮な魚貝であります。
サザエのコリコリする食感もうまし。

妹のリクエストがカキフライ、最近私の食卓を彩る頻度高し。
20111008むら田さん5.JPG
大ぶりのフライが6ピース、つけあわせのキャベツもしゃきしゃき。
おそらく甥っ子は食べないだろうと思っていたところ、なぜか大はまりな様子で、
あらかた食されてしまいました
最初はソースをかけずレモンを絞っただけ、次にソースをちょっとかけて・・
なんてエラそうなことをしている、あれっ?食べ方が似てますよ、だれかと・・。

なお妹のリクエストが野菜のてんぷら、それにキノコを混ぜてもらうように若にお願いしている。
20111022甥っ子飲み4.JPG
カボチャ・さつまいも・ナス・人参・玉ねぎ・ししとう・シイタケ・まいたけとキノコ。
アツアツのうちに頬張り、満足げであります。
この辺でお酒をぬる燗でもらいます、甥っ子がお酌してくださる

私のリクエストはサンマの塩焼き
もうシーズンも終盤ですが、今年あんまり食していないもんで・・。
20111022甥っ子飲み5.JPG
妹はたっぷりの大根おろしに感動。
甥っ子用の白ご飯を、親子でパクパク食している、新米のようで美味と語っている。

あらかた出していただいたものを食し、
甥っ子がもう少し食べたそうにしているので追加オーダー。
おすすめホワイトボードをもう一度持ってきてもらい、しばし熟考。
妹が牛すじの煮込みに興味津々なのでそれと、あとは何にしようかな。
ハマグリの酒蒸しとあるのでそれにしようとすると、甥っ子がハマグリは得意じゃないという。
いや、たしかこの子は貝が好きで、アサリやらシジミやらも大好きなんだけどなあ。
すると、どうやら「ハマグリ」が栗、つまりマロンだと思っていたよう。
字面からそう思うのも無理がないので、私が普段カバンに潜ませている、
文庫タイプの食材事典を出し、索引から検索させる。
小2になると、事典の引き方もわかるようで、ハマグリを調べ「あっ、好きだこれ」だって。
出てくるまでに、この日食べたものを全部調べさせると喜んでいる。
ついこの前まで、おむつをしていたのに、もう事典を読めるようになっていて、
オジサン冥利に尽きますぞ――、で登場。
20111022甥っ子飲み6.JPG
妹評では、牛筋は素晴らしくトロトロ、ビーフシチューのようで絶品と高評価。
甥っ子はやっぱりハマグリに夢中、貝柱を取るために、貝の裏を箸でコリコリこすっている
あげく、その貝殻をスプーンよろしく汁をすくい取り、ご満悦の表情。
お腹が満たされたようであります。

熱いお茶を頂き、私が残ったツマや煮込みのたれで、日本酒をちまちま頂いている間、
甥っ子は私のカバンに常備されている、小型の携帯ラジオで遊んでいる。
このラジオ、以前の初号機は酷使の末、スイッチがバカになっちゃい、現在の2号機に。
大型だけれどデジタル、そしてFMも受信できる。
雰囲気が無線機のよう、ちなみにイヤホンはグッズ屋で購入の警察官仕様の特殊イヤホン
それを携え、むら田さんの店内で、SPのようにうろうろし、他のお客さんに絡んでいる。
20111022甥っ子飲み7.JPG
他のお客さんやアルバイトの女の子からも茶々を入れられ、ドヤ顔の甥っ子。
どうしてこんなにムダに社交的な子どもになっちゃったんだろう・・。

美味しくいただきました、ごちそうさまでした。

車に戻って、臨月の妹が運転してララガーデンを出ると、
飲みに行くんでしょと、行動がお見通しのよう。
それじゃあと、車を降り、甥っ子たちと別れ、近くのイエローノートさんへ。
土曜日のカウンターらしく、見知った顔がある。
なんで今週月曜日の飲みはあんなにハイテンションだったのかとか、
(あんまり意識ないんだけど、やっぱり「レーキーなチャンネー」がいるとそうなるのよ・・)
テンション高の理由を彩鳥さんに聞きに行っちゃったとか、
どうして俺をオフ会に誘わないんだとか(オフ会じゃないんですけど)、
「永遠の文学少女」って、元バレーボールの選手?とか、
(違うよ!、だったらすっごく背の高い人って書くでしょ)
式守錦太夫のQ&Aコーナーになってしまいました。

発売されたばかりの秩父・ベンチャーウィスキーさんの「ザ・ファースト」を頂く。
20111022甥っ子飲み8.JPG
ウィスキーに傾注する情熱を、埼玉・秩父で実らせた、3年物。
まだまだ若いけど、3年前に秩父に蒸留所を作った時の、何もないただっ広い場所に、
今は多くのウィスキーが眠っている光景は、素敵であります。
社長の肥土さん、何度かお会いしましたが、若いころの立松和平のような雰囲気があって、
朴訥とした感じが好印象です。

結局、カウンターで何杯飲んだんだろう、LOまでいたんだから、7~8杯でしょうか。
帰ることにしましょう。
雨上がりの夜、翌日暑くなることを予想させるような、いささかムシッとした外気。
着込んだアウターのボタンをはずし、家路を歩く、その歩幅を少し大きくして、
その分ゆったりと歩くと、代えがたい余裕を感じることができて、至福なのであります。

後日談、甥っ子は宿題の絵日記に、おっちゃん(式守のこと)とママと食事に行って、
カキフライを食べて、食材の勉強をしたことを書いたそうです。
パパ(妹の旦那)は、お好み焼きを食べに行ったと思っていたらしく、
そんなに美味そうな料理だったら一緒に行くんだったと後悔していたよう。
さすが、大酒を飲んで、うちの前の道路の縁石で寝ちゃう人は違います。
(妹に発見され、大目玉をくい、飲酒は許可制になっちゃったようです)

10月21日、捕り物がある [やる]

10月21日(金)、捕り物がある

この日の夜、久々に捕り物がある。
例によって仕事のことゆえ、詳細は避けますが、
今回も難しい判断を瞬時にしなければならないから、少し緊張の時間でありました。

犯罪が行われた瞬間は、私は別室で待機中。
でも路上に出ないと犯罪構成の要件が成立しないから、路上に出るまで待つ。
路上に出た瞬間、距離を縮めながら確保に向かう。
その間は、一般の人もいるところだし、走っていきたい衝動を抑える。
それに、あまりに脱兎のごとく向かうと、マル被(被疑者)が逃走する可能性がある。
だから、ここが緊張します。

マル被は3人組のひとり、あとの二人はその瞬間には、犯罪にかかわっている証拠がない。
マル被に犯罪事実を告げ、任意で同行させるように促しながら、
あとの二人に、絡んでいるかどうかを聞きだす。
その時に異常な抵抗やマル被を奪還されないように、距離を取る。
今回はうまく対応でき、マル被とあとの二人を分断できました。

同行させ、贓物を出させる。
最初の対応で相手の抵抗を断念させるため、かなり毅然と、そして圧倒的な姿勢で臨む。
まずは身体捜検、壁に手をつかせ、足を肩幅に開かせる
肩まわりから足首まで、ポケットも含め徹底的に実施。
しかしあくまでこちらは民間人なので、身体捜検の同意を取りながら行う。
「服の上から触るけどいいか?ポケットに手を入れてもいいか?」
これを怠ると、あとで相手から、無理矢理検査されただのの、
とんだ訴えを起こされるかもしれないから。
でも捜検をしないと、こちらの身の危険が保証されない。
今回は相手の抵抗もなかったので、よかったけど、
以前思いっきり抵抗したので、組み伏せ、床にうつ伏せにさせたこともあった。

逃走防止のため、床に座らせて、足を伸ばさせ交差させる
皆さんもやってみるとわかるけど、床に直座りし、足を伸ばしたあと交差すると、
両手を使っても瞬時に立ち上がることが困難になる。
最近、この姿勢に気がついたので、今回初めて実施。
実はCS放送FOX CLIMEの「全米警察24時」からの受け売りであります。

ここで110番通報、ほどなく警察官が5名来る。
夜なので日勤者じゃなく当直体制に移行しているから、
いろいろな部署の泊まりチームが来る。
顔見知りの警察官もいるが、今回初めて会ったのが階級章から警部補とわかる、ある係長。
年輩だけれどびしっとしていて、ほれぼれするくらいの態度と、
部下たちに的確な指示をする姿勢は素晴らしかった。
マル被にガツンと説諭、他の警察官には証拠の採証や関係者の事情を録取させる。
あとから応援に来た警察官には、ここは俺たちでカバーできるから戻っていろと指示。
最後まで現場で私たちの録取に立ち合っていた。

現場主義、そして苦労をいとわない、
犯罪に対して断固たる姿勢、でも諭すだけの配慮、
部下たちには率先して行動を見せる「ついて来い」の思想は、
有事の指揮官を代表するタイプに見え、私を感動させるものでありました。

ときどきこういうことがある仕事ではありますが、
私の仕事はこれが目的じゃない。
でもこういうこともしないとやっていけない、複雑なものであります。
だからそんな時のために、自分を守るためのツールとして生かせるよう、
先日の危機管理産業展で勉強したりしているんですよ。
――と、まるで自らの愚行を正当化しようという姑息な意見であります・・。


10月19日その4、タンシチューとオムライス 京橋~渋谷?~武里 [飲む]

10月19日その4、タンシチューとオムライス 京橋~渋谷?~武里

なお懲りずに同じ日の話。
東京ビッグサイトで展示会見学、銀座3丁目でスタンディングのバー、
銀座2丁目で居酒屋さんとながれ、なお徒歩で銀座1丁目から京橋へ。
つまり銀座横断でありました。
これから伺うのは、順序としてはいろいろご意見もあるでしょうがこちら。
京橋の明治屋さんの直営洋食店、モルチェさん
20111019銀座6.JPG
冬にも行きましたが、大食堂といった雰囲気、食事もつまみも楽しめます。
今宵は食事を楽しもうと思いますけど、やっぱりこれから。
20111019銀座7.JPG
キリンの良心と言われるハートランド
濃い麦芽の香りが、酔っ払いに程よく効きます。

なぜモルチェさんで食事なのか、それは先日会った大宮・三銃士さんのマスターに言われた、
「モルチェのタンシチューはうまいぞ」の言葉。
このセンテンスが心に引っかかっていたので、それを解消するための訪店です。
タンシチューとパンをお願いします、と頼んだ給仕さん、
そういえば冬に伺った時も彼はいたなあと思いだしました。

これは差別ではないということをあらかじめ断って書きますが、
その給仕さんはおそらく足が不自由だと思う。
その歩くときのちょっとしたテンポのずれを私は覚えていた。
でもすごく丁寧な接客の姿勢で、
私の前回の訪店が楽しいものになった、その大部分をサポートしてくださったと思っている。
なにより、仕事を一生懸命やっている姿と、
なにか給仕をすることの誇りを持っているような表情が印象的、
この日も全く同じようにテキパキやっていた。
思えば、浅草のどじょう屋さん・飯田屋さんでも、仲居さんの重鎮の女性は足が不自由。
でも彼女も楽しそうに仕事をしている。
やっぱり老舗と呼ばれるところで、こういう素敵な人に出会うと、
心から嬉しさを感じずにはいられません。

さあ、ミニサラダのあと、タンシチューの登場です。
20111019銀座8.JPG
ひゃっほー、これは美味しいですね。
あんまりタンシチューって普段食さないんだけど、これは文句なしでうまし
使い古された言葉ですが、とろけていくようであります。
ソースが酸味もあっていいですね。
あとは無我夢中で食するのみ。
途中で赤ワインを頂くときには、シチューがこんな感じになっている。
20111019銀座9.JPG
そういえばこの赤ワインをオーダーしたウェートレスさんも、前回の訪店時にいた。
背の低い、てきぱきとした女性。
半年前とはいえ、デジャブを見ているようでありました。

支配人が登場、ここの支配人はとにかくお客さまに声をかけて回る。
私にも挨拶がてらこう言っていかれました。
「あっ、うちでいっちばん美味しいものを頼んでいるね!
私だったら絶対にこれを頼むんだよ――」

前回の訪店時にも声をかけられたんですよ。
前回はハンバーグとオニオンフライを頼み食していると、
「あっ、うちでいっちばんよく注文されるものだよ、ハンバーグは、
でね、オニオンリングはここだけの話、原価率が一番いいんだよ!」
ちなみに、三銃士さんのマスターも同じように声をかけられたそうです。
おそらく彼の中では決まっているワードなんだろうけど、声をかけられて気分がいいですよね。
そして、他の従業員にも軽口を叩きながら、この人もニコニコ歩いている。
すごく素敵な従業員さんのいるお店だと思います。

キレイに食してごちそうさま、お会計のレジには先ほどの支配人さんが。
「どうだった、美味しかった?」と聞いてこられる。
そのあと「あのさあ――、ソフトバンクの孫さんに似ているって言われない?」ですって。
これはいかがなものでしょう・・。
ご意見をお待ちしています。

店を出ても銀座線の京橋駅は直結。
まだ時間が早いから、浅草で飲むことにしましょう。
――とここまではよかった、ところがここから不思議な旅が始まります。
京橋から浅草方面に乗って、例によって座って爆睡。
――それで目を覚ますと――渋谷。

えっ、渋谷?
どうやら、浅草まで行っちゃったあと、そのまま戻ってきて、
京橋を過ぎて、終点の渋谷に来ちゃったみたい。
じゃあ浅草じゃなくて、半蔵門線に乗り換えて地元に戻ろうと画策。
来た電車に乗って、また爆睡、気がつくと押上駅。
これは押上止まりだと気がついたので良かったけど、この間も寝ちゃったのね。
そして押上から乗った電車でも寝ちゃって、気がつくと地元に――。
あとで計算をすると、2時間近い睡眠の旅、何をやっているのか、ほぼ終電です

じゃあしめはあそこに伺おうと、武里のバー・ブラッディマリーさん
ちょっとご無沙汰の訪店であります。
最初に喉の渇きを癒すいつものスプモーニから。
普通だとかなり飲んじゃっているから、ふにゃっとしていますが、
この日は約2時間の熟睡で元気になっちゃっている。
元気なら、ここのフードを食べようと、カロリー過多をいとわずお願いしちゃいました。
鮭のクリームソースオムライスであります。
20111019武里.JPG
こちらのフードは本当に久方ぶり、まいうーですよ。
このフードをちまちま遅食しながら、お酒もくいくいと。

途中でやってきた、9月の相撲部で一緒だった美容師さんとバカ話
彼女は京都飲んだくれ一人旅を敢行して、この日に帰ってきたそう。
行きの新幹線からかえりの新幹線まで、ほぼ60時間くらい飲みっぱなしで
戻ってきてからお土産を配る行脚で再度飲み、4軒目とのこと。
タフというか、若気の至りというか、かっこいい飲みっぷりであります。
でも私のこの日の流れも、タフというか、年寄りの冷や水というか、かっこ悪い飲みっぷり
どんぐりの背比べかもしれません。

そして気がつくと、なんと27時、もう帰ります。

いやあ長い1日でした、そしてブログも長い・・。
まさか4回に分かれるとは思いもしませんでした。
お付き合いくださった読者さま、ありがとうございました。
文字数10000だって・・原稿用紙25枚ですよ。

明日からはもう少し簡潔な文章に努めたいです、たぶん・・。


10月19日その3、銀座を横断、私この人と結婚する! 新橋~銀座 [飲む]

10月19日その3、銀座を横断、私この人と結婚する! 新橋~銀座

ゆりかもめに揺られ、新橋駅に到着。
新橋は銀座の端っこに隣接しているから、久々の銀ブラとシャレ込んでみましょう。
とはいえ、本当に久々、そしてノープランなので、あてもなくぶらぶら。
実はこの時点で、とっても喉が渇いていたんですよ。
東京ビッグサイトで、なにも飲まずにずっと歩き通し、それで高揚しちゃっているんだから。
だから1杯目のチョイスはものすごく重要、ここでの選択ミスは、
このあとの飲みに直結する大事です!

そうだ、5年以上前に数回行っただけのあそこに行こうと思い、
場所を覚えていないので、ケータイでちゃちゃっと検索、3丁目のこちらへ。
20111019銀座1.JPG
「MOD」さん銀座の隠れたスタンディングバーです。
ノーチャージ、そして異様に狭い店内
おそらく間口1間半、奥行き1間、
その中にバックバー(200本近くはあるかしら)とカウンターが狭く作られ、
カウンターの中はバーテンダーさんが横にならないと動けない。
客席(といっても席はありません)は6人が横に入って終わり!
当然横に動くこともできず、出入りは前面のドアを使用するだけ。
店内からあぶれちゃった人は、外でも飲めます。
この日は私が入って、ほぼ満員。
のどの渇きを取るための訪店だから、おなじみスプモーニを頂く。
グレープフルーツはフレッシュを使ってくれる、ああ、うまし
ごくごくと飲みたい衝動に駆られるが、そうするとここで一杯だけと決めた
自らの流儀が崩れちゃいそうなので、我慢して、ゆったりと。
でも時間にして10分弱、ここは長居は野暮ですよ、ごちそうさまでした。

さあ、銀座2丁目、銀座の奇跡と呼ばれるあの名店に行くことにしましょ。
20111019銀座2.JPG
もうお分かりですね、居酒屋の有名店、三州屋さんであります。
ハイソな銀座にこの店構え、素敵であります。
これまた奇跡つながり、カウンターが一席だけ空いていまして、そこに滑り込みました。
右隣は品のいいかなり年配のご夫婦、ご主人がもういい塩梅になっちゃっています。
左隣は60歳ちょっと手前のサラリーマンさんのよう、
雰囲気的にはのど自慢の司会の徳田章アナウンサーみたい。
おそらく私の10分前くらいに座ったよう。
「おとなり、失礼します」とあいさつするのは、酒場の礼節
まずはビールを、サッポロ黒ラベルの大瓶であります。
20111019銀座3.JPG
こちらはキリンラガー、アサヒスーパードライ、エビス、サントリーモルツ、サッポロの黒ラベルと豊富。
私はしっかりと「サッポロの黒ラベル」と銘柄指定で、
そのとき右隣の徳田アナウンサーみたいなサラリーマン氏を見ると、
実は上の写真とまったく同じ光景、なんだかマネしたみたいになっちゃったなあ。
お通しも同じ、里芋のあんかけあえ。

三州屋さんは各地にのれん分けした支店がありまして、
どこも白木のカウンターに、壁面はずらっとお品書きがいっぱいに。
でも素敵なことに、私の目の前に、おすすめホワイトボードがでんと。
これは贅沢に悩める、そんなベストポジションであります。

お隣の徳田さんに似たサラリーマン氏(面倒なので、仮名徳田アナと省略)にお造りが登場。
白魚やカツオが乗っている、おそらく盛り合わせにしたのかしら。
意識するわけじゃないけど、同じにはできません。
私はシマアジをお願いします、どうですこのツヤ。
20111019銀座4.JPG
味もしっかり、美味しいでござる。
こりゃお酒だろと思いながらも、大瓶の量は多く、少しゆったりと飲む。
すると件の仮名徳田アナ、静かにこう言ったんですよ。
「お酒、ぬる燗でね」
同じじゃん、チョイスが・・。
また真似っ子さんになっちゃうから、ちょっとインターバルを。
じゃあフードの2品目を思案しましょう、やっぱり秋も深まるとサンマも終わりだから食べようかな
と思っていたら、なんと仮名徳田アナのもとに、サンマの塩焼きが・・
もう最初に頼んであって、焼けるのを待ってたのね。
この時点で、サンマのチョイスはあり得ません、かぶりすぎです。
そこで、意を決して仲居さんにお願いする。
「お酒、ぬる燗でね、あとカキフライとセリのおひたし――」
いいチョイスだと思いません?こちらはお魚も美味しいけど、フライもいいのよね。
ちなみにこちらのハウス日本酒は白鶴。

しばらくして登場。
20111019銀座5.JPG
このカキフライの素敵なボリューム、横のつけあわせのトマトサラダも絶品じゃないですか。
このカキフライの登場の瞬間、隣の仮名徳田アナ、一瞬息を飲む音が聞こえました。
おそらく羨ましがってるぞ・・。
セリも上品なおダシと一緒に、鰹節の香りもたまりません。
でもね、彼が食しているサンマも気になっちゃってね。
お互い、微妙な丁々発止を繰り広げる現場であります。

私たちのカウンターの前には生ビールサーバーがあって、
オーダーが入るたびに仲居さんたちが注ぎに来る。
年配の仲居さん3人と、まあまあの仲居さんが1人、
その中でとっても上手に注いでいる人がいました。
最後に泡を注ぐときの丁寧さで、
クリーミーというより液体に近い泡が表面張力で止まっているよう。
この仲居さんにだったら、生ビールを注いでもらって飲んでみたいなあと思ったりしていたわけですよ。
そしたらあの仮名徳田アナ、その仲居さんが注いだときにこう声をかけたんです。
「絶品だね――」
え――、同じこと考えていたの・・

これが女性だったら、私、間違いなく結婚します!
ここまで同じ挙動、嗜好の一致を見れば、こりゃあ赤い糸で結ばれちゃってるでしょ。
でも残念、ひと回り以上年上の男の人なんだよね・・。

仮名徳田アナはお銚子4合、私はこのあともハシゴの予定なので3合(負けた・・)
そして、彼がちょっと先に帰るようであります。
その最後に、彼が私に「それではお先に失礼」と声をかける、最初で最後の彼からの言葉。
この粋であり素敵な隣席のご同輩により、なんとも愉快で楽しいカウンターを過ごせました。
まさに「袖擦りあうも多生の縁」を地で行ったのであります。
全部彼に負けちゃったけど(ていうか、勝ち負けはそもそも関係なし)、
おそらくそれは10分、私の着席が遅かっただけだと思うんですよね、と負け惜しみ・・

でもね、最後に勝ったんですよ、私。
彼の食していたサンマの塩焼き、片付けられるときにちらっと見ると、
あんまり食しかたが上手じゃなかったんですね
へへへ、こういうところで自分勝手な優越感に浸るバカバカしさが、
私の矜持のなさであります。
ごちそうさまでした。

そして矜持のなさついでに、なお混迷のハシゴ酒がまだ続きます。
なぜ混迷なのか、それは明日をお楽しみに。



10月19日その2、併催の「テロ対策特殊装備展」と働く車に試乗 有明 [見る]

10月19日その2、併催の「テロ対策特殊装備展」と働く車に試乗 有明

有明・東京ビッグサイトで行われた「危機管理産業展2011」の併催イベントをご紹介。
まずは「テロ対策特殊装備展2011」
20111019危機管理産業展2.JPG
これはほとんど、私の仕事にいきるはずもなく、単に興味本位で見学。
でも入場のチェックが半端じゃないのよ。
そりゃそうですよね、悪用できちゃうものばかりなんだから。

事前にネットで申請、その際に入場目的と所属を記載。
また公的なIDナンバー(パスポートや免許証)を転記、審査の末、入場許可書が発行。
当日それを持参の上、IDを提示、空港の手荷物検査のシステムを通過させられ、
当然身体の金属チェックまでさせられた上で入場できる。
そこまでして見たいと思うんだから、なんとも酔狂というか・・。

そのかわり、中の展示は極めてディープなものばかり。
例えば特殊警棒や「さすまた」、スタンガンや催涙スプレーなどの攻撃グッズ
どれも欲しいけど、無目的所持は認められないものばかり。

あと特殊捜査の際の、カムフラージュされた動画撮影カメラ
車のリモコンキー型だったり、すごいのになるとメガネ!
4時間使えてマイクロSDに入っちゃうそう。
「基調(きちょう)時の行確(こうかく)に最適です」と宣伝するメーカーさん。
それって警察の公安用語なんですけど・・。
(基調=基礎調査、行確=行動確認のこと、つまり対象者を隠匿尾行をする作業)
凄すぎです。
とんでもないことに使えちゃうから、私は絶対に購入しませんよ。
とんでもないこと?もしかして、あんなことやこんなこと・・ふふふふふふ。

あとね、テレビでは見たことあるけど、初めて実物を触ってきましたよ。
「路上や各施設で車輛の減速を促す、可搬スピードバンプ、通称スパイク
つまり、猛スピードで逃走する車輛を停車させるのに有効的なグッズで、
先回りして、その車が通過しそうな道路に展開しておくと、
そのグッズには鋭利なスパイクが埋め込んであって、
通過する車両の車をパンクさせるというもの。
アメリカのハイウェーパトロールや、日本では警察の暴走族対策室が使っているもの。
ものすごいスパイクですよ、これじゃひとたまりもない。
でもこれも個人使用する必要がまったくないんだけどなあ。

――まあ、このテロ対策特殊装備展は、スパイ小説の世界であります。
見ていて面白いけど、こういうものが社会の裏側では活用されているというのも、
ある意味怖いですよね。

さあ、今度は屋外展示、この日は曇天で風が冷たいあいにくの日。
でも働く車の見学と試乗ができちゃう、うれしいものであります。
ちなみに屋内展示場と屋外展示場の間は、関係者用の駐車場。
東京消防庁のハイパーレスキューの展示が屋内であるから、
その駐車場には、ハイパーレスキューの特殊車両がいっぱい。
これもかっこいいんですけど、ここの写真を撮るわけにはいかないでしょう。
それこそマニアですから・・(いまさらマニアじゃないと標榜している無意味さ・・)。

まずはこれ、
東京消防庁第2方面消防救助機動部隊所属の特殊救急車「スーパー・アンビュランス」!
20111019危機管理産業展3.JPG
全長11メートル、横幅2.5メートルの超大型車が、ボディーを左右に拡張させ、
最大幅6.4メートルに広げると、40㎡の救護所ができ、8床のベッドを展開できる。
地下鉄サリン事件で、築地の路上に展開した、例のあれ。
20111019危機管理産業展4.JPG
トミカのミニカーでも販売されているほどの人気の特殊車両。
写真にはおさめませんでしたが、救護所の車内にも入り、
ハイパーレスキューの方とお話をしてきちゃいました。
ベッドの横には酸素マスクなども完備、臨時の野戦病院ですよ。

次はこれ、これも2方面所属の、遠距離大量送水システム車「スーパーポンパー」
20111019危機管理産業展5.JPG
2台セットで、毎分3500リッターの水を2キロ先まで送れる送水車と、
そのためのホースなど資材を搭載した延長車。
阪神大震災で、消防隊が展開したけど水利がなく、地団駄を踏んだ経験から、
遠距離に水を送ることができる特殊車両。
これが福島原発の冷却支援の時に現場で展開したものと同機種とのこと。
(福島に派遣されたものは立川の8方面所属車だったそう)
この車、とてつもなく大きいですよ。

次、2方面本部所属の屈折放水塔車
20111019危機管理産業展6.JPG
最大16.5メーターまで伸びる放水塔から、毎分3100リッターの水を放水できる。
ちなみに写真では、まだ完全に伸びていないので、もっと高くなるそう。
これも福島原発で決死の冷却作業に従事したもの。
ちなみにコックピットは放水塔の真下、つまり車外であります。
決死の消防隊が、ここに座って作業したんだなあと思うと、
本当に頭が下がります。
そばに控える、質問に答えてくださる2本部ハイパーの職員も、誇らしげでありました。
こういう人たちのおかげで、私たちの平穏が維持されている、それを実感しました。

これは陸自所属の浄水セット
20111019危機管理産業展7.JPG
あらゆる自然水の細菌・化学物質をろ過して飲用水にする車輛。
泥水が3段階のろ過によりキレイになっていく過程を見せていただきました。
最終的に出た水は飲めるのだけど、保健所の許可が必要なので今日は飲めないそう。
「じゃあ緊急時もわざわざ保健所の許可を取るんですか?」と意地悪な質問をすると、
災害派遣の時は、地方公共団体の長の要請により行われるため、
保健所をスルーできるそう、へえ、勉強になりました。

写真はないけど、4台編成の野外手術システムカーも陸自から。
初期外科手術が車内で行えるもので、車内の手術室にも入ってきました。
天井が低いけど、病院の手術台と大差なし。

あと、煙体験コーナーは、訓練用の煙をボックス内に充満させ、
約5メーター先の出口まで歩くもの、これも写真なし。
五里霧中っていう言葉があるけど、そのレベルをとっくに超越。
目の前数センチに自分の手をかざして、それが見えない!
だから火災現場で炎も怖いけど、煙も同様というのが体感しました。

最後にもう一度、屋内展示場を一周したところでタイムアップ。
AEDのレンタルっていくらくらいなんだろうとか質問していると、
17時の蛍の光となりました。
密度の濃い展示会見学、神経も高揚しちゃっています。
くどいですがマニアじゃないですけど、やっぱりかっこいい!

なにより、こういう機会が多くあれば、憂いの前の備えがしやすくなる。
震災で命を落とした多くの犠牲のもとに、私たちが生きているのであれば、
その犠牲から学ぶことを不断の努力にしなければなりません。
本当に貴重な見学でありました。

ビッグサイトから見たきれいな夕焼け
20111019危機管理産業展8.JPG
さあ、このあとは飲みに行くんですよ。
実はこの飲みがすごいことになりまして、当然また次回に。


10月19日、危機管理産業展2011でお勉強 有明 [見る]

10月19日(水)、危機管理産業展2011でお勉強 有明

この日はとっても楽しみな展覧会に行きます。
有明・東京ビッグサイトで開催している「危機管理産業展2011」
ありとあらゆる危機管理を専門にしている機関や業者の、年に1回の展示会。
自称・危機管理専門官の私にとっては、仕事を放り投げても行きたいです。
それに3・11の東日本大震災で感じた、
多くの不都合・不条理を解決するツールを発見するため。
――という大義名分のもと、見識を広げるというか、単に趣味の延長というか。
一昨年に続いて、2回目の訪問になります。

この日は朝から電車がトラブっていて、東武鉄道は運休ののちに遅延、
あげく地下鉄の相互乗り入れの中止、
湘南新宿ラインも遅延と、埼玉県東部地域から都内へ行くのが大変そう。
午前中はいつもの仕事をこなし、昼前に出発、
行き当たりばったり動いている電車を駆使して向かいます。

東武鉄道から都営浅草線、ゆりかもめを経由し、現地に到着したのは14時前。
3時間しかありませんので、有意義な見学をしたいもの。
20111019危機管理産業展1.JPG
ここで入場登録、入場です。

アトリウムには東京都のパビリオンが。
警視庁・東京消防庁のほか、自衛隊や海上保安庁のブースがある。
東京消防庁では、防火衣の試着もできるとあるが、明らかにジュニア仕様。
つまり子どもさんへのサービスとして用意されている。
それを着ようとする、マニアのみなさんが痛々しい・・、
えっ私は着ませんよ、マニアじゃないから・・でもちょっと気を引かれます。

2年前に行ったときは、鳥インフル禍の真っ最中だったので、
感染症対策が中心でしたが、
今回は震災によって発生した事象に対応するように、
「帰宅困難者支援」や「非常時通信」、「節電・停電対策」などが多く提案されていました。

いきなりとある消防被服メーカーのブース前で、に遭遇。
以前書きましたけど、弟はこの業界の関係者で、この日は職場の人たちと見学に。
「この被服メーカーのパンフ、もらってきてくれない?、
同業他社なんで面が割れちゃっているから」といきなり産業スパイ的なものさせられる。
それを嬉々としてやってしまう兄貴ともども、バカ兄弟であります。
でも弟、よくこの広い会場で、私の存在に気がついたなあ。
一応怪しまれないように、年に数回しか着ないスーツで行ったのに。
それとも、それでもすでにいかがわしかったかしら・・。

内部は写真撮影自由ですが、あんまりばしゃばしゃ撮っているのもなんだから、
写真ありません、ごめんなさい。
気になったところをいくつか記しましょう。

防災・避難用品のメーカーさんは、
これまではあんまり実用的とは言えないものの提案が多く、
どちらかというと「避難訓練」の時のグッズみたいなものばかりでしたが、
今回は明らかに実践で役立つグッズを訴求。
腕章やゼッケン・ベストなど、誘導などで絶対必要なものを数多く展示。
それも夜でも使えるように、LEDを埋め込むなども。
ここでも震災に即応したものになっていました。

蓄光テープやフィルムで、停電時の避難誘導を迅速にするためのメーカーさん、
じっくり話を伺ってきましたが、結構安価でかなり活用できそうなものばかり。
柱や家具などにそのテープを張ることで、停電時に存在を気づかせる。
突発停電や計画停電が続き、ここも問い合わせが多いという。

緊急地震速報を端末に通知させる機能を提案する業者。
あわせて、自動的に社員や家族の安否確認を行うソフトも。
それもホストCPからはメールの機能で送信するが、
それを受けてリターンする際には、込み合うメールではなく、ネット経由にするなど改良。
やはり3・11で学んだことが既に実践されています。
でも会場内に緊急地震速報の不協和音のチャイムが至る所で鳴っていて、
そのたびにドキッとしてしまう。
デモと分かっていても、やっぱりいやなものですね。

明らかに消防や自衛隊などの人向けのグッズ屋さんも出店。
カタログだけは頂いてきましたが、ハーネスとかグローブとかカラビナなんて
絶対に普段使いができないじゃないでしょう、関係者じゃないんだから。
でも気になっていろいろ見て来てしまう、ここいらがマニア、いやファンの困った神経です。

すごく面白いなあと思ったのが、避難所における避難者確認システムの提案。
どこの避難所でも、避難者の管理は完全なアナログ。
だいたい、入口のノートに名前を書いていってください的なもの。
これだと人の動態は機動的にわからないから、物資の過不足が発生。
あげく、避難者を探し回る手間もある。
このシステムでは、ケータイやスイカ・パスモ等のICカードを活用し、
避難所にカードリーダーを置くことで、即時にデータを吸い上げるとしている。
ケータイは電池の問題があるけど、ICカードならその問題もない。
高度な情報社会になれば、この部分の画期的な進歩につながると確信した。
メーカーさんといろいろ話をして、すごく為になったけど、私は行政の関係者でもないから・・。

災害対策本部を立ち上げるための、大型モニターを貸与するメーカー。
実に短時間にモニターを展開できる、その一部始終を見ることもできた。
大型の指揮台は、卓球台を想像してみてください。
その卓球台が実は液晶画面になっていて、ipadのように使えるようになっている。
これも魅力的ですが、個人所有する必要がないんだよね

避難用のテント、仮設トイレやシャワー、本部用のエアーテント、
避難所の中でのパーテーションも、充実。
線量計やガイガーカウンターも最新型を展示。
こういうものを使うのはレアなことだと思っていましたが、実際に使われている現実に、
恐ろしさを感じずにはいられません。

防災士という資格があり、それを管理しているNPO法人の代表と話をする。
全国の郵便局長さんや、一部学校の校長先生も取得しているそう。
初期に多少お金はかかるけど、一生資格のようで更新料も発生しないそう。
資格マニアじゃないけど、これは実益を兼ねていていいかも。
今後検討しておきましょう。

これが全容と思ったら、大間違い、実はもっとディープな部分があるんです。
屋外展示場には、東京消防庁と自衛隊の働く車が展示、それどころか乗せていただけます。
あと会場の一角には、セキュリティレベルがとんでもないブースが。
ここに入場するのに、幾重のガードがあるって。
そんなより困ったチャンの部分は、明日のお楽しみ。
明日は写真がもっとあるよ。