So-net無料ブログ作成
検索選択

ワカコ酒第151夜、「卯の花」 [ワカコ酒]

ワカコ酒第151夜、「卯の花」


新久千映さんの作品「ワカコ酒6巻」のタイトルを紹介しながら、私のコメントを挟む企画。

20161202ワカコ酒第6巻.jpg

きょうは隅田川の花火大会が行われますが、式守錦太夫は見に行きませんよ。
行きたい気持ちもあるのですが、なにをどう考えても人混みに酔ってしまいそうだから。
でも毎年、テレビ東京の中継は録画して、あとで見ます。
どうやらお天気は大丈夫みたいですね。
何年か前の、あの集中豪雨と、高橋真麻の台風中継並みのリポートは忘れられません(笑)
歳を取ったせいか、花火を見ると涙が出ちゃうのが良くないですね。

なお皆さまへのご訪問など、大幅に滞っております。
ちょこっとづつ、やることをやっていきます。


「ワカコ酒」とは、OLさんの村崎ワカコ(26)が醸し出す、酒場礼賛コミックスであります。
20130701ワカコ酒2.jpg

第6巻第151夜は「卯の花」。
20170729卯の花.jpg

新しい店が立ち並ぶ一角に、ぽつねんとたたずむ昔からの酒場。
こういうところはきっとおいしいんだ。
カウンターしかなくて、ちょこっと怖そうなおかみさんが一人で切り盛りしている。
なんだか懐かしい、昭和の雰囲気。
ちょっと詰まっているけど、入れなくはなさそう。
「入るなら入んな」と、そっけないおかみさん。
引っ込みがつかないから、もう入っちゃう!

枝豆にお豆腐に卯の花に・・、おつまみ系が多い。
じゃあ卯の花、そして冷や酒をくださいな。
手作りの卯の花、ニンジンやネギがおからのナチュラルな白にさりげなく溶け込んでいる。
スーパーで売っているものみたいに甘くなく、低温でじっくり炒めて引き出されたおからの深み。
お酒のあとにじんわり広がる。
おかみさん、一見するとキツイかもしれないけれど、味に優しさがあふれてくるなあ。
また来たくなるお店。

【シキモリ酒】

私の実家のお隣は、お豆腐屋さんでした。
毎朝5時から、その日に売るお豆腐を家族総出で作っていました。
そして、お豆腐作りで出たおからは、一斗缶に詰められて、脇に置かれ、
2日に一度くらい、産業廃棄物として回収されていました。
だから、私にとって、お豆腐のおからは、見慣れたものでした。

そのおからを頂いて、家で卯の花を作っていたのは、おそらくはうちの祖母だったのでしょうか。
子ども心に、なんか地味なお料理だなと思っていました。
実際、色合いも地味なら、味ももろ手を挙げてうまい!っていうものでもなし。
やっぱり子どもは、もっとわかりやすいものを好みますものね。

それがいまや、居酒屋さんで頼み、スーパーで買って食するまでになりました。
酒のアテに、卯の花はベストなものであります。
これこそ、歳を取って新たに得た能力の一つであります。
赤瀬川原平が提唱した「老人力」なのかもしれません。

個人的には、卯の花は居酒屋さんでのお通しとしては、最高のアイテムだと思っています。
きんぴらしかり、ヒジキしかり。
お箸で一口分を取る行為で、少量から大量まで、自分でチョイスできるじゃないですか。
これが漬け物だったら、一片の大きさが決まっているので、量目を選べません。
お刺身の一片を、何口にも分けて食べるなんて、見た目にどうかしらと思います。
その点、卯の花は極めて少量で味もしっかり主張し、
あわよくばずっと楽しんでいられるアイテムであります。

昔からやっているとおぼしき、お店ののれんをくぐる時は、かなりの緊張を強いられます。
海千山千の呑兵衛を相手にしてきた、百戦錬磨のおかみさんは、
お店の流儀を守らないお客さんには、あんた帰んなくらいのことは平気で言いますもの。
でも、逆に言えば、お店での最低限のマナーさえ守っていれば、基本的に何も言われないはずです。

私も飲み続けて四半世紀を過ぎましたが、お店での立居振舞の中で、
これさえ守れば少なくとも「お店から嫌われない」ということを会得しました。
好かれるかどうかはまた別問題ですが、初訪店では嫌われないことが大事です。

1つは、お店に入ってもあいている椅子に座らず、お店の人がどうぞって言ってから座る。
2つは、飲み物のオーダーはすぐに頼む。
3つは、すみませ~んなどと大きな声でお店の人を呼ばない。
4つは、長居しない。
――くらいですかね。

イスは、お店によってはある程度、馴染みのお客さんの指定席がある場合があるし、
最初の飲み物はスマートに、さっさと頼めば、お店の人を待たせないですむ。
大きな声は基本的に嫌われることが多く、さっさと帰ることも肝要です。
だから、そんなに難しいことじゃないんだけど、これができない人って多いんですよね。
特に、最初の飲み物が決まらないグループ客って、はたで見ていても腹が立ちます。
いいんだよ、最初はみんな同じビールを頼んでおけば。
うしろから行って引っ叩いてやりたい(笑)

ちなみに吉田類さんみたいに、隣のお客さんに
「あなたが飲んでいるのはなんですか?」って聞いて、それをくださいっていうのは論外です(笑)
でも、あの人はああでもしないと、番組として成立しないと思うんですよね。
そのかわり、居酒屋さんなのにいきなりワインからスタートとか、
かなりきわどいチョイスの時もあって、そうなると笑える。

最後にまた卯の花に戻りますが、私の周りでも卯の花好きが増えてきました。
この前、都市対抗野球でのおつまみに卯の花を買って行ったら、
真っ先に食べ始めたお人がいました。
みんな歳を等しく取っていくのであります。

タグ:ワカコ酒
nice!(4)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 4

コメント 2

caveruna

はい!私も卯の花が食べれるようになったのは、ここ数年です(笑)
それまでは、嫌いでした^^;
今では、自分で作るまでに…
しかし、いっとき作りすぎで、
今まだ飽きちゃってます(苦笑)
by caveruna (2017-07-30 00:54) 

式守錦太夫

caverunaさま、いまやcaverunaさんを支えるダイエット食ですものね。
オトナの階段を上っていますね。
by 式守錦太夫 (2017-08-02 01:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0