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ワカコ酒第146夜、「エビチリ」 [ワカコ酒]

ワカコ酒第146夜、「エビチリ」


新久千映さんの作品「ワカコ酒6巻」のタイトルを紹介しながら、私のコメントを挟む企画。

20161202ワカコ酒第6巻.jpg

今週も仕事が複雑に絡み合っております、式守錦太夫です。
年度替わりで、人の配置がなかなかうまくいかない日々。
でも今の作業をこなしていけば、4月中旬くらいまでには、少しだけ余裕が出てきそうです。
まあそれまで、体力勝負の日々ですね。
ちなみに今週、夜桜と舟と振袖のコラヴォ企画に参加します。
あっ、当然酒もコラヴォされていますが(笑)

「ワカコ酒」とは、OLさんの村崎ワカコ(26)が醸し出す、酒場礼賛コミックスであります。
20130701ワカコ酒2.jpg

第6巻第146夜は「エビチリ」。
20170327エビチリ.jpg


徳利の中の茶色に、思わずギョッとするビジュアル。
悪くなった醤油のような、癖のあるニオイ。
キワモノ感満載の不動の地位、紹興酒がたまらなく美味しい!
見た目は悪いけど、とにかくおいしいお酒。
合わせるは、中華の人気者、エビチリ。
食べづらいけど、殻つきのエビちゃんがぴっちぴち。
口に含むかどうかという瞬間から、すぐに紹興酒との親和性。
餡のちょっとした甘み。
不断の攻撃を仕掛けてくるエビの風味。
飲みこんでからの辛さ。
辛さの中にも繊細なエビの殻の出汁。
甘くて、辛くて、旨くて――。
旨さで舌が熱い。


【シキモリ酒】

この回のワカコ酒は、エビチリというよりも紹興酒に主眼が向いているかもしれません。
紹興酒って好きなんですよね。
不思議と、味が濃くてはっきりしている中華には、紹興酒で合わせると実に心地よいです。
年数がたって、グレードも値段も高いものよりも、
若くてリーズナブルな方が、美味しかったりするから不思議です。
そしてなんといっても、あっためて飲むのが好き。
昔の名残なのでしょうか、ザラメを一緒に供してくれるお店もあります。
たいして味が美味しくない紹興酒を、飲みやすくするということを目的にした、
という説が一般的ですが、私の場合はそのザラメを入れることはせず、
途中で口直しにガリガリかじる(笑)

で、今日の主題であります「エビチリ」ですが、あまり積極的に頼まない一品です。
まあ出されれば食べるけどねえっていう感じ。
まず、エビそのものに対して、あまり魅力を感じないということがあります。
甲殻類は、美味しいけどそこまでのホリックではないということ。
あと、チリの味がやっぱり甘辛い。
辛いのが不得手な私にとって、やっぱり辛さを多少なりとも標榜しているアイテムは、
少しだけ距離を取りますね。

繰り返しになりますが、出されれば食べます。
でも、1人でこれを一皿食べるかなと思うと、中華はほかにも魅惑のアイテムの宝庫。
だから、数名で出かけて、一皿をシェアするくらいがちょうどいいと思うのですね。

中華料理というのは、これを自分ひとりで食べたい!、つまり独り占めしたい!
っていうのが少ないような気がします。
和食だとあるんだよね。
例えばさんまの塩焼きは、シェアする気にはなれません。
一尾をそのまま食したいと思う。
串焼きも、一本を数人でシェアしたいとは思いません。
ところがピータンなんて、せいぜい2片くらいでいいんだよね。
餃子も5個とかはいらなくてもいい。
RF1あたりで売っている、中華のおかずのちょっとづつ盛りとかが、
私の中では一番うれしいものかもしれません。

エビは、お寿司屋さんでも頼まないものの一つ。
テレビの旅番組などでは、伊勢海老やら、花咲ガニなどをありがたく食べていますが、
私はそこまでの執着がありません。
ちょこっとだけいただければそれで十分。
中には甲殻類アレルギーで、じんましんが出ちゃったり、
あげく呼吸困難になっちゃったりするお人もいるようだから、お気の毒さまです。

エビチリのあのソースが、中華のお皿に残っているのが、ガマンならないのも、
主体的に発注しないことの一因かもしれません。
フレンチであれば、パンを頼んでぬぐって食べられるけど、
エビチリのソースを完全にぬぐおうとしたら、
やっぱり白飯を頼むしかないじゃない。
でも、酒の席で白飯は、私は頼まないものの一つだからNG。
だからと言って、舌を出して舐めあげちゃうのもダメでしょ。
お皿の深みのきわの部分に、ソースと刻みねぎかなんかが残っているのを、
悶々としながら下げてもらう消化不良もまた、納得ならぬというものです。

思うんですけど、エビチリを頼む人って、
中華を「食事」としてとらえている人に多いのかなって。
回鍋肉とかも、そりゃビールに合わせる人もいますが、
どちらかというと白飯に映えるアイテムかなと思います。
でも、青椒肉絲になると、ちまちま系の肴になるのかな。
――こうなると、かなり主観が入りますけどね。

あ、ここまで甲殻類をディスっていますが、
フレンチにおける「アメリケーヌソース」は好きです。
っていうあたりが、首尾一貫していなくてすみません・・。



タグ:ワカコ酒
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ぺこりん

中華屋さんなら、エビチリよりも豆妙炒めとかピータンのほうが好きです。青菜系の炒め物はシンプルですが、スープでも入っているのか、絶対に家では出せないおいしさだと思います。紹興酒との相性もいいですよね。
エビチリのソースを拭うなら、あるお店は限られますが「花巻」というアイテムがよいと思います!
by ぺこりん (2017-03-29 12:38) 

式守錦太夫

ぺこりんさま、青菜系は私も好きです。
シャキシャキした歯ごたえが味わいたくて。
味が濃いなあと思いつつも、家ではくどさのないあの味は出ませんよね。

ぬぐうソースに花巻、ああ、その手もありましたね。
あるお店だとだいたい頼んでいます。
「花巻きにしっぽく?、じゃあしっぽくを熱くしてもらおうか」っていう落語の花巻きとは違いますよね(笑)
by 式守錦太夫 (2017-04-01 00:32) 

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