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2月17日、アマチュアの吹奏楽を心から堪能、音楽に分け隔てなんかないね! 春日部 [見る]

2月17日(日)、アマチュアの吹奏楽を心から堪能、音楽に分け隔てなんかないね! 春日部

この日は仕事を中抜けして、コンサートを聴きに行きますよ。
「杉の子吹奏楽団」さんの、第18回定期演奏会が、
地元の春日部市民文化会館で行われる。
20130217杉の子吹奏楽団.jpg
最近お知り合いになった方が、ここの吹奏楽団で長く演奏されているとのことで、
先日、演奏会のお誘いを頂いたの。

この方と知り合うまでは、実は吹奏楽ってちょこっと聴かず嫌いだったところがありました。
個人的に弦楽が好きなので、どうしても管弦楽中心のオケを聴くことが多かった。
それに短調の物悲しい曲を好んでいたので、
吹奏楽の元気たっぷりっていうのも敬遠していた。
ですが、出会ってからテレビやCDでいろいろ聴くうちに、
その奥深さの一端を知る機会に恵まれ、
できれば生演奏を聴きたいなあと思いはじめていた時期だったのであります。
ですからこの日の定期演奏会は、まさに「渡りに船」だったのですよ。

高校の吹奏楽部卒業生たちが結成して23周年とのこと。
当然仕事もバラバラのメンバーさんが、練習を重ねての演奏会。
アマチュアですし入場無料、
「下手な演奏だけど、吹奏楽ならではの『音圧』を感じてほしい」というのが、
お知り合いの弁。
そうか、「音圧」って興味あるなあと思っていました。

開演10分前に到着、ステージでは「ゼロ部」のパートごとの演奏が終わった時間。
これも聴きたかったなあ。
客席は老若男女が思い思いの席に、半分埋まったかなあという感じ。
春日部市民文化会館は、大ホールが1500とハコが大きいから、
埋めきるのは至難の業であります。
ちなみにこちらのハコでは、以前いろいろなステージのスタッフをやってたから、
客席よりバックステージの方が詳しいの
楽屋なんて、よーく知っています、余計な話ですが・・(笑)

開演5分前の1ベル、でも2分前には奏者たちが席に着く
本ベルと同時にコンダクターが登場、まさに時間通りに「開演」です。
これには少しびっくりしました、普段のコンサートなら、
本ベルのあとダラダラと奏者たちが入場するのが常ですが、
時間通りにはじめるというのは素敵だなあと。
そういえば、若かりし頃、教育実習に行ったときに、担当教官から、
「時間厳守、チャイムと同時に授業をはじめ、チャイムで授業を終える!」って教わったなあ。

第1部は吹奏楽をしっかり楽しめる、ある程度の長い曲が3曲。
1曲目はコンクールの課題曲という、内藤淳一の「ブライアンの休日」
課題曲らしく、どのパートも聴かせる構成、トランペットの伸びが心地よく感じた。

2曲目は超有名なビゼーの「カルメン組曲」から、4曲。
有名な「第1幕へのプレリュード」は、
トライアングルがちょこっと萎縮しちゃったかなとは思うけど、前述の音圧を存分に感じられる。
これまた有名な「ハバネラ」、男性を誘うあのシーンでの主題は、
下支えしている低音パートの響きが絶妙でありました。
チューバ・ファゴット・バスクラリネットなどの縁の下の力持ちチームが、
とってもいい味出していました。
お知り合いさんもこのパートの人ゆえ、懸命の奏では見事でした~。

面白かったのは、複数の楽器を担当する「持ち替え」で、
フルートとピッコロ、AサックスとTサックスなどはよくありますが、
なんとトロンボーンとピアノ(爆)、途中でひょこひょこひな壇から降りてきたと思ったら、
ピアノにちょこんと座って、演奏しだした、これは驚きでした(笑)

3曲目、アルフレッド・リードの「エル・カミーノ・レアル」
この作曲家は、吹奏楽では有名な人で、
初心者の私でも、「アルメニアン・ダンス」などは知っています。
3楽章からなるこの曲、聴きどころは第2楽章でした。
オーヴォエの独奏が実にいい、オーヴォエは好きな楽器の一つなんだけど、
オケでは弦楽パートの後方だから、音も遠いけど、
吹奏楽では前列ですから、とってもよく見えるし、音も直に入ってきます。
マイナーの入りから途中で転調し、クラリネットのサポートもあって映える映える!
第3楽章は転拍子が頻繁で、エンディングに向けて勇壮な調べ
メリハリのある曲に聴き入ってしまいました。

インターミッションのあとは、第2部「どこかで耳にしたメロディ」
演者の服装も、ぐっとカジュアルになり、アクセサリーもカラフルに。
帽子をかぶったり、サングラスをしている人もいるぞ。
「大改造劇的ビフォーアフター」のテーマから、ジャズのスタンダード「A列車で行こう」
観客も知った曲になると表情もにこやかに、
A列車などは、しっかり裏拍子で手拍子を取っている。
そして、「カーペンターズ特集」「風の谷のナウシカ」
恥ずかしながら、アニメが不得手な式守は、ナウシカも見たことないの。
だから曲自体もよく知らなくて、あまり感銘を受けなかった。
でも、カーペンターズはよく知ってます。
あの切なくも牧歌的な曲調は、ちょこっと涙が出ちゃった。
困りましたね、年をとるとどんな曲でも泣けちゃうんですよ。

アンコールも盛りだくさん、コンダクターと観客の発声で「乾杯!」のあと、
「酒にまつわる曲」メドレー・・
どうやら、このあとの怒涛の打ち上げの前奏曲になるようであります。
(噂では、こちらの楽団は打ち上げの時間から逆算して、開演時間を設定しているという、
やっぱりどの世界も呑兵衛はいるんですね!)

そしてアンコール2はスネアドラムの独奏から、お約束の「ラデツキー行進曲」
約90分間の演奏は、思いのほか上手で素敵でありました。

フルート・オーヴォエの優雅な奏で、サクソフォンの深い音色、金管チームの迫力、
パーカッション、特にティンパニとヴィブラフォンの鮮やかな音。
そのいずれも堪能しました。
そして、上はアラフォーから下は高校卒業くらいの年齢幅男女が、
実に楽しそうに演奏している光景は、見ていてほのぼのとさえしました。

子ども連れの家族で子どもがリズムを取っているのが微笑ましかった。
うしろに座った、元教師のような年配の男性などは
「このくらいのレヴェルの演奏が一番安心して聴いていられる」って言っていた。
日曜の午後、入場無料で、そこそこの演奏を楽しめる。
この気軽さがやっぱり音楽には大事なんだなあ。
大枚を払って聴く一流の演奏もいいけど、
「音楽=音を楽しむ」のが日常にあるっていうのも、やっぱり至福なんだと思いました。

出口では演者さんたちがお見送りをしている。
お知り合いが来ていたのでしょう、キャッキャッと弾けた笑顔は、
やっぱり栄達を遂げた満足感に満ち溢れていました。
ステージでの緊張と、お見送りの弛緩の対比が心地よく、
アマチュアの吹奏楽っていうのもいいもんだな!って思いました。

きっと、私が関わっているプラネタリウムの投影会なども、はた目にはこんな感じなんだろうな。
なにかを生み出す現場っていうのは、活気があっていいですね!

これまで聴かず嫌いだった私を恥じ、これからも隔てなく、
いい音楽に貪欲に向き合いたいなあと思います。
それを教えてくれたお仲間と、杉の子吹奏楽団の皆さんに感謝です!

きっと大々的な打ち上げが続いたことでしょう。
でも私はもう一度仕事場に戻り、そのあともう一度春日部に来ることに。
イエローノートさんの冬のお約束、ボウリング大会です。
その模様はまた明日。



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コメント 6

りつか

お久しぶりです

私の学校が吹奏楽部ではなく管弦楽部なので
吹奏楽もう随分と聞いてないですね~

音楽は好きなのでそういう機会があれば聴きに行ってみたいです^^
by りつか (2013-02-24 13:15) 

式守錦太夫

りつかさま、受験終わってよかったですね!
思い通りの結果、本当におめでとうございます!
正直、今年一番うれしいニュースでしたよっ。

音楽にしてもこれからどんどん聴きに行けますね。
謳歌してください、春を自分で手に入れたんですから!
by 式守錦太夫 (2013-02-24 18:00) 

caveruna

オーボエ、そうそう前列でしたね^^
自分で持っている楽器はクラリネットだけです。
本当はオーボエも欲しいけど~。
by caveruna (2013-02-25 17:43) 

式守錦太夫

caverunaさま、担当パートはオーヴォエでしたっけ?
難しいんでしょうね、尊敬します、楽器演奏できる人。
無事に帰ってこられてよかったですね!
by 式守錦太夫 (2013-02-25 23:29) 

caveruna

そうです。
練習時間より、リード作りに費やした高校三年間でした(笑)
by caveruna (2013-02-27 12:45) 

式守錦太夫

caverunaさま、まだ今からでも遅くないですよ!
また演奏、はじめたらいかがですか?

by 式守錦太夫 (2013-02-27 17:35) 

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