1月19日、見たい取り組みがすべて「変化」ってなに! 両国 [見ると飲む]
1月19日(木)、見たい取り組みがすべて「変化」ってなに! 両国
このブログがアップされる日には、
もう大相撲は終わっているので誰が優勝したかも判明しているはず。
(把瑠都ですってね)
でも今日の内容はまだわかっていない日、それを承知でご覧くださいな。
この日も大相撲観戦で両国へ、一場所に2回行くのが私の流儀。
今日は、もう10年近く一緒に行っている彼との観戦であります。
11日目ということで、優勝争いも混とんとしてきたし、
横綱大関陣が対戦し始めて、盛り上がりもいい感じであります。
入場前の国技館前、幟たちがはためいています、奥にはちょっぴりスカイツリー。

たまには相撲茶屋さんの方から入場してみましょう。

仲見世通りのようです。
私は茶屋でチケットを購入していないから、まったく用無し。

正面の展示部屋には、力士に贈られるトロフィーなどが飾られている。
これは内閣総理大臣杯と、三賞のトロフィー。
いつものように、正面と西方面の中間にあるイス席に向かう、ここはまず埋まらないんだなあ。
同行者はすでに席についている、今年初顔合わせだから、新年のあいさつを。
例によって大量に購入してきたビールをさっそくあけて、楽しい観戦のはじまり~。

ここのところサッポロビールばかりであります。
ちょうど十両の取り組みが始まったところ。
このあたりの力士を裁く行司さんも、呼び出しさんも、実によい声が出ている。
年令的には40でこぼこくらいだから、一番脂がのっているのかしら。
前の日に怪我をしたと言っていた黒海が土俵に登場。
でも痛めた右足はまったくダメのよう、好きな力士さんだけに残念です。
高見盛は往年の盛り上がった筋肉が少なくなり、
ひと回りも二回りも小さく見える。
この日も粘り及ばずに負け、でも肩を落として花道をさがる彼の歩き方が、
実は彼の一番かっこいい姿だと思うので、個人的にはうれしい。
栃乃洋や若の里などの、ベテラン力士が、
若い力士に交じって相撲を取っている姿を見ると、やっぱり応援したくなる。
栃乃洋なんて、いい意味で「いい顔」をしているんだけどな。
十両の取り組みが終わり、幕内の土俵入り。
ここである力士がコールされたとき、突然同行者が
「この前のブログに出ていた、お見合いすると言ってた力士って○○でしょ!」
と思い出したかのように私に言う。
そうそう、よくわかったねと言うと、
「何年一緒に相撲を見に来ていると思っているの!」と同行者。
そりゃそうでした。
横綱・白鵬の土俵入りで、国技館はこのあとの、幕内力士の取り組みが始まる、
いい緊張感に包まれていきます。
勝負審判の交代で、貴乃花親方が正面審判長席に座る。
幕内の審判長はこの貴乃花親方と、増位山の三保ヶ関親方、
富士櫻の中村親方が務めることが多い。
物言いの後に、場内に説明する役目だから、テレビで見ていても目立つ。
この3人の親方の説明は、三者三様で面白い、ここでまとめておきます。
まず貴乃花親方、わかりやすい説明を心がけていたが、最近端折ることが多い。
「ただいまのは確認のための協議でした」だけじゃわからないよ。
今場所はもう少し細かく説明してくれているよう。
中村親方は、品のいい町会長さんみたいな雰囲気。
滑舌が悪く、ごちょごちょ喋る。
言っていることは、中くらい理解できる。
最後の三保ヶ関親方、顔はこわもて、そして歌手としても有名であります。
この人の説明は、日本語になってないのね。
「行司軍配は、西方○○を有利と見て上げましたが、
足が先についているのではないかという意見もありますが、協議の結果、
西方の足より東方の体が先に落ちており、軍配通り西方の勝ちといたします」
あのね、同じ一節の中に複数回否定形が入っちゃうと、
日本語としては崩壊しているわけで英語に訳せないよね。
話しを相撲観戦に戻します。
同行者がエキナカで買ってきてくれたフード。

いつもは駅弁やお寿司のようなものを買ってきてくださるんだけど、
考えてみたら白飯よりつまみの方がいいんじゃないかということで、こういうもの。
なかなかボリュームがあって、食べごたえ十分、ビールが進みます。
この日の前半戦での注目取り組みは、
最軽量96キロの隆の山(チェコ)と最重量199キロの臥牙丸(グルジア)の一番。
両力士が土俵に上がると、お客さんから歓声と爆笑が同時に上がる。
絵としてコミカルですからね。
軽快な動きをする隆の山に、圧で攻め込む臥牙丸、隆の山は吹っ飛ばされてしまいました。
お客さんも大喜び、角界のレディー・ガガこと臥牙丸、今場所は勝ち星を伸ばします。
この日は大関陣はいずれも好取組。
2敗の稀勢の里は、全勝の把瑠都と。
前半調子のよかった琴欧洲は、若手・高安の挑戦を受ける。
調子の上がらない琴奨菊は、白鵬に土をつけた鶴竜と。
結びは横綱・白鵬に、日馬富士。
でも一番面白そうなのは、やっぱり新大関稀勢の里が、全勝把瑠都に土をつけ、
優勝争いを混乱させてくれるかどうかかな。
ちなみに裁く行事は、この前ひっくりかえって一時重篤だった木村庄三郎。
今日も元気に裁いています。
この日のお客さんが最も期待したこの取組み、実はあっけない幕切れでした。
立ち合い、ちょっと間合いを嫌った把瑠都、何か考えているのかなと思ったのですが、
立ち合いの瞬間、さっと右に動き、突進してくる稀勢の里を右手ではたく注文相撲。
そのまま土俵に落ちる稀勢の里、一瞬でのはたき込み、把瑠都の勝ちであります。
お客さんからうめき声のようなブーイング。
立ち合い変化なんて見たくないという、お客さんの強烈な意思表示です。
私はね、立ち合い変化っていうのは、やられる方にも問題があると思うのね。
だって相手のことを見てないで、猪突猛進しちゃうからやられるの。
反則じゃないんだから、変化もまた堂々とした作戦です。
でも、目先の一勝でしかないのね、相撲って勝ち負けだけじゃないものだと思うから。
たしかに把瑠都は今場所、勝ちっぱなしだし、
嫌な相手・稀勢の里に勝ちたい一心での作戦だと思うけど、
少なくともこの日のお客さんはこの一勝を認めてくれないと思う。
残念だったし、失望した。
これで優勝には近づいたんだけど、お相撲さんとしての格は落ちたよね。
騒然とした国技館、一部では「帰れ」コールまで、でもそれはやりすぎ。
反則じゃないんだから、そういって罵るのはいただけません。
ところがこの日、もっと大荒れになります。
横綱・白鵬と、大関・日馬富士の結び。
日馬富士はこの時点で3敗だから、優勝戦線からは大きく後退している。
白鵬は鶴竜に負けた1敗をそのまま守り、千秋楽で直接対決を目指す腹積もり。
がむしゃらなガチンコ相撲を期待しちゃいます。
ところが、ところが、日馬富士も立ち合い変化!
とったり気味に回り込み、虚を突かれた白鵬は体勢が完全に後ろ向き。
そこに日馬富士が送り出すと、もう土俵に残る力はありませんでした、日馬富士の勝ち。
横綱相手の注文相撲、この星勘定でやるべきものではありません。
怒号すら飛び交う国技館、座布団が舞いますが、本来座布団が飛ぶのは、
横綱相手に格下が勝ち、それを祝福するためと言われています。
ですからこの日はそんなには飛びません、誰も納得しない結びの一番でありました。

白鵬にとって、変化はまったく考えなかったはず、それを気の緩みと言ってもいいかもしれない。
でも、日馬富士関、そんな勝ち方をして、あなたはうれしいの?
そんきょをしている時、日馬富士は横綱の目を見ていなかった。
実際は見られなかったんだろうな、そんな勝ち名乗りは、見たくなかったな。
私たちの座席の前には、ものすごい高齢のおばあちゃんと、その息子さんが観戦していた。
足腰がかなり不自由なおばあちゃんを、それなりのお年の息子さんは、
その両手を腰にあてがい、ゆっくりと座席に着いて見ていた。
おーいお茶のペットボトルを飲みながら、見ている姿は、
勝手ではあるけれど、最後の親孝行をしているのかなと思い、胸がキュンとした。
そんな一組の親子、もしかしたら最後のナマ観戦になるかもしれない人たち。
そういう人に、1日1番を懸命に、相撲を取る姿を見てもらうのが、
あなたたち相撲取りの「プロフェッショナル」なのではないですか?
目先の一勝にこだわり、多くの人を落胆させることになる一番が、
その高齢のおばあちゃんの「最後の一番」にならないことを祈ります。
大いに憤慨した私たち、この憤りをおさめるすべは、もはや飲むことしかありません!
ということで、どうこの怒りを鎮めたのか、その話はまた明日。
このブログがアップされる日には、
もう大相撲は終わっているので誰が優勝したかも判明しているはず。
(把瑠都ですってね)
でも今日の内容はまだわかっていない日、それを承知でご覧くださいな。
この日も大相撲観戦で両国へ、一場所に2回行くのが私の流儀。
今日は、もう10年近く一緒に行っている彼との観戦であります。
11日目ということで、優勝争いも混とんとしてきたし、
横綱大関陣が対戦し始めて、盛り上がりもいい感じであります。
入場前の国技館前、幟たちがはためいています、奥にはちょっぴりスカイツリー。
たまには相撲茶屋さんの方から入場してみましょう。
仲見世通りのようです。
私は茶屋でチケットを購入していないから、まったく用無し。
正面の展示部屋には、力士に贈られるトロフィーなどが飾られている。
これは内閣総理大臣杯と、三賞のトロフィー。
いつものように、正面と西方面の中間にあるイス席に向かう、ここはまず埋まらないんだなあ。
同行者はすでに席についている、今年初顔合わせだから、新年のあいさつを。
例によって大量に購入してきたビールをさっそくあけて、楽しい観戦のはじまり~。
ここのところサッポロビールばかりであります。
ちょうど十両の取り組みが始まったところ。
このあたりの力士を裁く行司さんも、呼び出しさんも、実によい声が出ている。
年令的には40でこぼこくらいだから、一番脂がのっているのかしら。
前の日に怪我をしたと言っていた黒海が土俵に登場。
でも痛めた右足はまったくダメのよう、好きな力士さんだけに残念です。
高見盛は往年の盛り上がった筋肉が少なくなり、
ひと回りも二回りも小さく見える。
この日も粘り及ばずに負け、でも肩を落として花道をさがる彼の歩き方が、
実は彼の一番かっこいい姿だと思うので、個人的にはうれしい。
栃乃洋や若の里などの、ベテラン力士が、
若い力士に交じって相撲を取っている姿を見ると、やっぱり応援したくなる。
栃乃洋なんて、いい意味で「いい顔」をしているんだけどな。
十両の取り組みが終わり、幕内の土俵入り。
ここである力士がコールされたとき、突然同行者が
「この前のブログに出ていた、お見合いすると言ってた力士って○○でしょ!」
と思い出したかのように私に言う。
そうそう、よくわかったねと言うと、
「何年一緒に相撲を見に来ていると思っているの!」と同行者。
そりゃそうでした。
横綱・白鵬の土俵入りで、国技館はこのあとの、幕内力士の取り組みが始まる、
いい緊張感に包まれていきます。
勝負審判の交代で、貴乃花親方が正面審判長席に座る。
幕内の審判長はこの貴乃花親方と、増位山の三保ヶ関親方、
富士櫻の中村親方が務めることが多い。
物言いの後に、場内に説明する役目だから、テレビで見ていても目立つ。
この3人の親方の説明は、三者三様で面白い、ここでまとめておきます。
まず貴乃花親方、わかりやすい説明を心がけていたが、最近端折ることが多い。
「ただいまのは確認のための協議でした」だけじゃわからないよ。
今場所はもう少し細かく説明してくれているよう。
中村親方は、品のいい町会長さんみたいな雰囲気。
滑舌が悪く、ごちょごちょ喋る。
言っていることは、中くらい理解できる。
最後の三保ヶ関親方、顔はこわもて、そして歌手としても有名であります。
この人の説明は、日本語になってないのね。
「行司軍配は、西方○○を有利と見て上げましたが、
足が先についているのではないかという意見もありますが、協議の結果、
西方の足より東方の体が先に落ちており、軍配通り西方の勝ちといたします」
あのね、同じ一節の中に複数回否定形が入っちゃうと、
日本語としては崩壊しているわけで英語に訳せないよね。
話しを相撲観戦に戻します。
同行者がエキナカで買ってきてくれたフード。
いつもは駅弁やお寿司のようなものを買ってきてくださるんだけど、
考えてみたら白飯よりつまみの方がいいんじゃないかということで、こういうもの。
なかなかボリュームがあって、食べごたえ十分、ビールが進みます。
この日の前半戦での注目取り組みは、
最軽量96キロの隆の山(チェコ)と最重量199キロの臥牙丸(グルジア)の一番。
両力士が土俵に上がると、お客さんから歓声と爆笑が同時に上がる。
絵としてコミカルですからね。
軽快な動きをする隆の山に、圧で攻め込む臥牙丸、隆の山は吹っ飛ばされてしまいました。
お客さんも大喜び、角界のレディー・ガガこと臥牙丸、今場所は勝ち星を伸ばします。
この日は大関陣はいずれも好取組。
2敗の稀勢の里は、全勝の把瑠都と。
前半調子のよかった琴欧洲は、若手・高安の挑戦を受ける。
調子の上がらない琴奨菊は、白鵬に土をつけた鶴竜と。
結びは横綱・白鵬に、日馬富士。
でも一番面白そうなのは、やっぱり新大関稀勢の里が、全勝把瑠都に土をつけ、
優勝争いを混乱させてくれるかどうかかな。
ちなみに裁く行事は、この前ひっくりかえって一時重篤だった木村庄三郎。
今日も元気に裁いています。
この日のお客さんが最も期待したこの取組み、実はあっけない幕切れでした。
立ち合い、ちょっと間合いを嫌った把瑠都、何か考えているのかなと思ったのですが、
立ち合いの瞬間、さっと右に動き、突進してくる稀勢の里を右手ではたく注文相撲。
そのまま土俵に落ちる稀勢の里、一瞬でのはたき込み、把瑠都の勝ちであります。
お客さんからうめき声のようなブーイング。
立ち合い変化なんて見たくないという、お客さんの強烈な意思表示です。
私はね、立ち合い変化っていうのは、やられる方にも問題があると思うのね。
だって相手のことを見てないで、猪突猛進しちゃうからやられるの。
反則じゃないんだから、変化もまた堂々とした作戦です。
でも、目先の一勝でしかないのね、相撲って勝ち負けだけじゃないものだと思うから。
たしかに把瑠都は今場所、勝ちっぱなしだし、
嫌な相手・稀勢の里に勝ちたい一心での作戦だと思うけど、
少なくともこの日のお客さんはこの一勝を認めてくれないと思う。
残念だったし、失望した。
これで優勝には近づいたんだけど、お相撲さんとしての格は落ちたよね。
騒然とした国技館、一部では「帰れ」コールまで、でもそれはやりすぎ。
反則じゃないんだから、そういって罵るのはいただけません。
ところがこの日、もっと大荒れになります。
横綱・白鵬と、大関・日馬富士の結び。
日馬富士はこの時点で3敗だから、優勝戦線からは大きく後退している。
白鵬は鶴竜に負けた1敗をそのまま守り、千秋楽で直接対決を目指す腹積もり。
がむしゃらなガチンコ相撲を期待しちゃいます。
ところが、ところが、日馬富士も立ち合い変化!
とったり気味に回り込み、虚を突かれた白鵬は体勢が完全に後ろ向き。
そこに日馬富士が送り出すと、もう土俵に残る力はありませんでした、日馬富士の勝ち。
横綱相手の注文相撲、この星勘定でやるべきものではありません。
怒号すら飛び交う国技館、座布団が舞いますが、本来座布団が飛ぶのは、
横綱相手に格下が勝ち、それを祝福するためと言われています。
ですからこの日はそんなには飛びません、誰も納得しない結びの一番でありました。
白鵬にとって、変化はまったく考えなかったはず、それを気の緩みと言ってもいいかもしれない。
でも、日馬富士関、そんな勝ち方をして、あなたはうれしいの?
そんきょをしている時、日馬富士は横綱の目を見ていなかった。
実際は見られなかったんだろうな、そんな勝ち名乗りは、見たくなかったな。
私たちの座席の前には、ものすごい高齢のおばあちゃんと、その息子さんが観戦していた。
足腰がかなり不自由なおばあちゃんを、それなりのお年の息子さんは、
その両手を腰にあてがい、ゆっくりと座席に着いて見ていた。
おーいお茶のペットボトルを飲みながら、見ている姿は、
勝手ではあるけれど、最後の親孝行をしているのかなと思い、胸がキュンとした。
そんな一組の親子、もしかしたら最後のナマ観戦になるかもしれない人たち。
そういう人に、1日1番を懸命に、相撲を取る姿を見てもらうのが、
あなたたち相撲取りの「プロフェッショナル」なのではないですか?
目先の一勝にこだわり、多くの人を落胆させることになる一番が、
その高齢のおばあちゃんの「最後の一番」にならないことを祈ります。
大いに憤慨した私たち、この憤りをおさめるすべは、もはや飲むことしかありません!
ということで、どうこの怒りを鎮めたのか、その話はまた明日。
2012-01-23 13:00
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こんにちは!
私はすぐとなり、浅草橋の酒場のテレビでみていました♪
1キロも離れていない場所にいたってことですね☆彡
お相撲の盛り上がる時期の酒場の雰囲気が大好きで、まるで会場にいるような一体感でテレビを見つめています。
開拓史ビールを飲みながらの鑑賞、いいですねー。
私は残念ながらアサヒでした(涙
RF1やなだ万などエキナカの定番ブランドも最近は1000円前後の丁度良いオードブルセットが用意されていて便利ですね!
by なゆ (2012-01-23 13:48)
なゆさま、お近くでしたね。
川の向こうとこっちで、同じ時間に飲んでいられるのは幸せです。
私も酒場にテレビがあって、相撲中継をしている雰囲気は好きです。
できればHUBさんあたりでもやってくれたらいいのに・・。
オードブルセットは美味しかったのですが、量が多すぎました(涙)
by 式守錦太夫 (2012-01-26 00:18)